フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

黄白の季節

2015-04-23 06:47:25 | Weblog
山は黄白の季節。まるで笑ってるかのようだ、Tシャツとアームスパッツ、コロンビアのセミハーフパンツと靴はサロモンの夏山用で行った「手箱山」。今回はどのコースで行くとガムシャラ君が聞くから「名野川コース」の筒状山コースで行こうと答えておいた。ガムシャラ君は手箱直接コースで行きたかったらしいけど道が荒れてるかもしれないから登りは道が分かる方から行こうとなってアンティークと3人で出発した。山はツツジの季節できれいだぞと思ってたらつつじは咲いていない。おまけに北面だから雪が残っている。

まるで雪渓。田中陽希君がしたようにつま先で雪を蹴って進む。この道も人があまり歩いてないからか笹が伸び放題で道が分かりにくい。筒状山の下に到着したときにはバテてた
向こうから若い女の二人組がやってきて「手箱へ行ってきました」という。「随分早かったんだね」というと「朝早くに出発しました」と「手箱までの道は地割れがして危険ですよ」と教えてくれた。手箱の銃走路を進むとなるほど竜が通ったかのように地割れが続いている。途中で道が崩落しているところもあった。この木はどこで見たのかな登るとちゅうだったかな。

頂上についてお弁当。珈琲を沸かしてくつろぐ。

この景色がいままでの苦労を吹き飛ばす。

下りは手箱コース。道が分からない。赤いテープを探しながら手探りで進む。道なき道を進む。倒木を越えて笹が生い茂る道で転倒。笹の枝で目を突いた。眼球ではなかったのが不幸中の幸い。だが目が痛い。早く下りて水で冷やしたい。やっと道があるところに下りる。かなりの傾斜だ。これを登るのは遠慮したい。こっちを登らなくて良かった。とガムシャラ君。遂に下りきったらまた難関。一昨日の雨で川が増水。橋は壊れて渡れない。川幅7~10m位かな。ところどころに岩が頭を出している。普段ならジャバジャバと問題なくわたれるだろうがいまが水がゴーゴーと流れている。さてどうするか。ガムシャラ君が身が軽いからピョンピョンと飛んで向こう岸へ。またピョンと帰ってきて荷物を運んでくれた。そこで僕らもピョンピョンと渡れた。まるでサバイバル。川の水で目を冷やし帰ってから抗菌目薬をさして寝たけど朝目が腫れてないか心配だった。オソロオソロ目を開ける大丈夫。少し目が痛いけど大したことなくてよかった。でも反省の山行きでした。若ぶってキツイコースを行くのはダメだね。
コメント
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