フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

やっと晴れた

2015-04-12 07:22:44 | Weblog
花見の時期に思いのほかの長雨でうんざりしていた。菜種梅雨とはいうけれどなにも櫻が満開のときに降らなくてもいいのに。一週間くらいでしたか雨が続いたのは。この一週間が大事だったんだよな花追い人にとっては。結局どこにも行けずじまいだった。今年くらい櫻がきれいだったことはなかったのに。それでも未だ残ってる桜を求めて山のほうへ行こうかと思っている。もうつつじが満開で藤も咲いているんだけど。まだ櫻が見たいというのは何なのでしょう。青空を見上げ「やっと晴れた」とにっこり。このところ精神が春なんでしょうかね。鄙びた田舎の景色より色とりどりの花の里に心惹かれます。あの色この色こんな色もあるのかと自然の色にうれしくなってしまう。やっぱり色気って大事だよな。とへんなところで感心する。人も自然に枯れていくまで色気を持ち続けなければいけないのか。気になるとか関心があるとかそういうことなんだ。ボケ防止の活をいれるかのように背筋を伸ばす。髪は薄く腹は出て色気の欠片もないなと苦笑。でも自分だけの本当の色はあるはずだからと気を取り直してlike a rainbow「人生雨のち晴れだ」とひとり言い聞かす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする