フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

家猫宣言

2010-02-04 10:30:46 | Weblog
ウルーなんかはじめから家猫として飼われていたから自分とこに来た時も家猫としてふるまっていた。今思えばだけど。しかるにフィガロは、どういう過去があったか知らないけど野良に近かったんだね。ハマダのおばちゃんとこで保護されてから日が浅かったのか、あそこは沢山の猫がいるから身を守っていたのか野良の期間が長かったのか分からないけどうちに来た時からあまり鳴かない猫だった。声を出さないというのは野良の特徴で自分の居場所を知らせないという傾向なんだそうな。ここでもウルーに猫パンチされたり追っかけられたりしているのに居心地がいいらしくハマダのおばちゃんとこへ帰らない。だから昼間は外にいて夜は家に入ると言うスタイルなんだけど昨日のこと朝ごはんにベランダから「フィガロ」と呼ぶといつもなら音もなくすっと寄って来るのにこの日は違っていた。「ミヤ-ォ」と大きな声でお返事。「ワーァやったー。家猫宣言だ」と感激。ついにうちの猫の仲間入りをはたした一瞬です。それから、少し硬さが取れたような気がします。「ミワーオ」と言って寝坊のウルーがやってきました。こいつはこいつですごいおしゃべり猫なんです。「朝ごはんですか。ハイハイ」と朝ごはんを食べさせています。結構忙しいんです。
コメント
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