フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

オランダから8時間

2014-08-21 07:05:17 | Weblog
オランダから西へ8時間飛行すると到着するアメリカでも秋にはオランダにあるようなヒマワリの種が入ったえさ箱が見受けられます。しかし、アメリカの鳥は実にアメリカ的です。自分達にとってアメリカ大陸がいかに劣悪な大陸であるか、はっきりと態度で示すのですから。マロリンバスティンが描く「花と鳥の四季」のなかにフランスバイシンクが書いていたのが今回の黒人射殺事件に関しての暴動と重なって劣悪という文字に目がいった。ミズリー州ファーがソンって町でその事件は起こったのだ。かつては白人の町でいまは黒人が70%住んでいる町。いわば白人が逃げ出した町だけど町の統治機構は少数の白人が握っている典型的なアメリカの町だ。アメリカの民主主義は「排除」を基盤に成立してるだけのエセ民主主義だから排除の考えでいけばかつてはこれが正義であり撃たれた黒人が悪く撃った警官は悪くないで一件落着だったけど黒人も逆差別ができるくらいの力がついてきてるからただでは済まさないのだろう。しかし未だにアメリカって劣悪だね。オバマが黒人のために何ができるかと考えた黒人はいるのだろうか?たぶんそんな黒人はいないと思う。彼らはオバマが何も出来ないことを知ってるから。しかし白人も黒人や異民族に街を乗っ取られてだんだんと行く先が限られてきたように思うけど町の統治機関の権力を手放したら白人社会の崩壊だから守る方も必死なんだろうな。だんだんと日本もこんな国に近づいているような気がしてならない。こんな劣悪な国のまねしてなんでうれしいんだろう。
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事実はスリリングだね

2014-08-20 07:40:51 | Weblog
どんなエンターテイメントの小説よりも映画よりもFOXのドラマよりも事実のもたらす緊張感って凄いもんだね。「スノーデンが私に託したファイル」の中に書かれている事実に鳥肌がたった。特に香港での著者グループとスノーデンが接触面会の場面には手に汗にぎった。ごく普通の強いて言えばパソコンができる青年が、社会の片隅で些細な幸福を見つけて一生を過ごすだろうと見られていた青年が堂々と社会正義のためにNSAの監視体制を暴露した。ここまでアメリカによって世界が監視されていたことも知らなかったしアメリカ国民のプライバシーもなかった事実に驚愕した。テロを予防するためにと憲法解釈を変更し法律を作り監視体制を進めていったアメリカの権力者。その一員としての仕事に携わっていたスノーデンが論理的に考えこの国は間違っていると意思決定し素顔をさらして「暴露」という形で内部告発。巨大な権力に対し小さな人間の正義が世界を変えた瞬間だった。彼は教えてくれた。特別な人間でなくても論理的に考えて自ら意思決定ができる人間ならば誰でも世界は変えられると。いま日本はどんどんアメリカ化していきアメリカの悪いとこばかり真似しているように見える。秘密保護法なんてまさに監視体制の一端だね日本の技術を持ってすれば国民一人一人のプライバシーを覗き見るなんて簡単にできるシステムを構築可能だが果たしてその時日本の政府内部からスノーデンが出てくるか疑問だね。自ら意思決定できない教育だからかな。
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ずっと雨が

2014-08-19 07:19:09 | Weblog
ずっと雨が続いてるっておかしいだろう。夏の日差しを見ないで秋雨前線といわれても。
そりゃぁ夏だって突然来ていつのまにか夏になるんだけど今年は夏になりかけて雨というパターン。気温は高い日もあったけどなんかギラギラした日を感じなかった。残暑っていうのも堪えるけど青空、入道雲見たいよな。梅雨の延長のままで夏終りみたいになってきた。雨や雷よりこの湿度が堪らないよ。お肌しっとりでいいのかもしれないけど少ない髪が頭にへばりついてイヤだな。雨の表現は日本語には沢山ある。雪の表現はエスキモーの言葉に沢山ある。どちらもモンゴロイドで形は違うが自然と共に生きてきたからかな。地域や環境が違ってもモンゴロイドの特性は残されているって面白いね。エスキモーって差別性が強いからイヌイットと呼称せよとカナダ政府がいたとかでカナダの方ではイヌイットが定着してきたらしいけどアラスカではエスキモーが一般的なんだって。エスキモーに誇りを持ってるんだろう。自然と共に生きてきた証だからかな。ちなみにエスキモーって「生の肉を食う人」という意味らしい。日本人って「生の魚を食う人」の意味なのかなと思わず考えてしまった。モンゴロイドは平べったい族あの顔は寒さに強い顔なんだってね
北欧はなぜ平べったい族にならなかったんだろう。同じく寒さに強い民族ならあちらのほうが美的だと思うけどとないものねだりしてもしかたがないか。今日も降雨率50%。平べったい族は雨にも強いのか。
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露地トマト

2014-08-18 08:13:37 | Weblog
始まりは無であった。138億2000万年前に無が爆発して宇宙が始まった。爆発があったということは分かっているんだってね。ほんの小さな綻びのようなものだったらしい。光があって電磁波があって熱せられ冷やされ光が質量に変化して素粒子が生まれとかややこしいことを繰り返しながら銀河が生まれ僕らの地球もできたということらしい。そんなことを思いながら田舎の道をあるいているとトマトが植えられているのを見つけた。トマトの実を取り囲むように白いビニール紐が張られいたるところにビールの空き缶がぶら下げられていた。

面白いので絵に描いた。いのしし?鹿?サル?除けかな。なんせここらは人の数より彼らの方が多いというところだからひとさまの口に入るのは難しいんだろうなと思いながら田舎のトマトを描いた。山の畑ではなく道端に無造作に植えられているトマト。これも人の知恵なんだろうなと微笑ましく思った。それをかいくぐり盗りに来るサルや鹿。この攻防もまた見ものだね。何より惹かれたのは昔ながらのトマトが植えられてるってことだ。どこか懐かしい思いがして、あの夏を思い出して・・・・・。
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一月の河

2014-08-17 08:12:57 | Weblog
ポルトガル語なのかどうか知らないけど「一月の河」って「リオデジャネイロ」と言うんだって。あの「レヴィ=ストロース」の「悲しき熱帯」を読んでいて初めて知った。「生成(ジェネレーション)」ということを「思考(パンセ)」した哲学者で構造主義とやらの人としか知らなかったけどたまにはこういう本もいいかなと思って読んでいる。calmと言う言葉の語源はギリシャ語でkauma(太陽の炎熱)という。炎夏の下で静まる空気。ほら誰もが感じることあるだろう。それが彼の思想だという。「私は存在する。だが少しも個人としてではなく」よく意味が分からないけど本を読んでいけば分かるようになるのかな?こうやって僕らが若い頃にあった知的財産を受け継ぐという伝承的な教育基盤ってまだあるのかしら?どうもないような気がしてならないけどな。経済優先でいかにスキルアップして金儲けをするかに教育が邁進してるような気がする。その世代が消え若者が彼らの残したものを熱情に変えることができるのだろうか。
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ターザンの住む村

2014-08-16 07:59:40 | Weblog
噂で聞いていた。そこにターザンが住んでいると。
まだ行ってはいなかったが鬱蒼としたジャングルなんだろうと
想像していた。
遂に昨日足を踏み入れた。

やたらと蛇が多いその村に。
道路でシマヘビの大きいのが死んでいた。
子供たちが恐々みたいというので引き連れて
見に行くと跡形もなく消えていた。
「死んでなかったのかな」
「カラスが取っていったんだろう」と
ここに住むヨシロウさんが教えてくれた
ターザンが持っていったのかと思っていたのに。
軒先から「ここぶ」がたれている。
ここがターザンの家だと子供たちに教える
「ターザンってなぁに?」
そうかこの子達はターザンを知らないんだ
「ターザンと言うのはこんな森や川のあるところに
チンパンジーと住んでる野生児なんだ」と教える。

「チンパンジーなんかいないのに」
「お前たちには想像力というものがないのか」
と誤魔化す。
そしてここをターザンの住んでいる村にした。

ほんとうはノンビリとした山里で遠い昔一条家が
往路を整備したという由緒正しい村なんだけど。
「夏も思いっきり遊んだね」
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the end of a war

2014-08-15 06:16:30 | Weblog
今日は終戦記念日。このところ韓国の要請に応じて敗戦記念日というエセ文化人や御用学者が多いがプライドのない言葉に意味はない。日本がポツダム宣言を受け入れてサインして戦争を終わらしたのだから「終戦記念日」で間違いない。それが証拠に以後日本では戦争はない。内乱すらない。世界に誇る平和国家である。「敗戦記念日」であったらリベンジに燃え負の連鎖は断ち切れなかっただろう。このことをもっと自覚する必要がある。別に韓国や中国やロシアに負けたわけではないのだから彼らの策謀に乗って「敗戦記念日」だなんていえるわけがない。日本は江戸時代に260年という平和国家を築いてきた歴史があるから平和国家の基礎は国民にしみこんでいるのだ。だから日本が戦争を終わらせた。平和国家の実現のために。それを次元の低い国が戦争を仕掛けて日本を戦乱の渦に巻き込もうと狙っている。韓国系や中国系の国会議員がなんとか日本人の意識を陥れようと暗躍しマスコミを通じてデマをながしている。されど日本は戦後の平和を構築してきたのは日本人だとの自負を持ってこの難局に立ち向かわなければならない。我々には平和国家のノウハウがある。このことを忘れてはいけない。そして再び戦争ができる国にしてはいけない。そのために歴史から学ぶべきことがあるはずだ。当時の馬鹿な指導者のせいで死んでいった兵隊さんと戦争被害を受けられた世界の人々に追悼の意をあらわします。平和のための犠牲は大きい。その彼らの犠牲を無駄にしてはいけない。勇ましいことをいうのは簡単なことだけど。
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た~ま~や~

2014-08-14 07:05:03 | Weblog
「た~ま~や~」って小さい子が花火が上がるたびに言っている。親が言うのを真似してるんだろうな。「た~ま~や~、か~ぎ~や~」って僕は映画で教えてもらった。東映時代劇。意外と時代考証がしっかりしてたんだよ。江戸時代、隅田川の花火のシーンかな。川に屋形船を浮かべて芸者やなんかとどこかのお大尽が花火見物。そんな場面。若者が里見浩太郎だったかな。大川橋蔵の主演だったかな。一般的に誰もが口にするようになったのはそれからだいぶたってからだったと思う。「た~ま~や~」小さい子が走りながら叫ぶ。子供の浴衣姿が可愛い。



今年は4000発。雨のため9日から13日に延期されて開催された「花火大会」。楽しめました。昔は、人混みが嫌いで、祭りや踊りや花火大会なんて見向きもしなかったのに年取ると変わるんだね。本質は変わってないのかもしれないけど苦痛じゃない。というのが本音かな。それでも一般人への進歩だと思って楽しんでる。僕の意識の中では。まず、絵のモチーフを探しに行くというのが動機だけどね。本当は、静かなところでひっそりとしてるのが好きなんだよ。
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finale

2014-08-13 07:39:42 | Weblog

フィナーレは本会場でと盛り上がるというか燃えつきるというか興奮の坩堝のよさこいを見ました。本会場はさすがお街というか観光客が多いからか見てる人がいつも見てる町内と違って「垢抜けて見える」。僕の横に来た子なんか手足は長くて細くてスタイルよくて可愛くて昔で言えば「どこのモデルだ」ってな子だった。ついでに昔で言えば「服部マコに似てる」のかな。知らないだろうな。今の子は顔が小さくて三次元だからどうしても頭の中でデッサンしてしまう。おじさんは日本画のように二次元で顔がデカイ平べったい族なんだけど。平べったい族のほうが描きにくいというか絵にならない。まぁ、そんな可愛い若者がたくさん見ててこれもまた可愛い踊り子がはじけてフィナーレにふさわしい街の雰囲気でした。もちろんじいさんばぁさんもおっちゃんもおばちゃんもこんびんすも見てるけど横に来た子のおかげでとてもオシャレな空間になって楽しかった。ちょっとしたことで世界は変わるのだ。そう言えば福山クンがラジオで言ってたらしいけど「戦後70年たってもいまだに戦争している。物事の解決には戦争しかないのか。もっと他に方法を考えるべきじゃないか」と。まさにいまだに武力が紛争解決の最高手段だなんて時代に逆行してるよね。紛争地域に「よさこい」を。祭りで実感「高知家はひとつじゃきに」。いつか武器をシンボライズ化して不使用とする平和な世界が実現する。「よさこい」を見れない紛争地域の子供の目を思った。見せてやりたいな、
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スウェーデン人キターッ

2014-08-12 07:01:21 | Weblog
スウェーデン人キターッ。

色シローイ。カワーイイ。なんかファンタジー。うっとりしてるとどんと富士山チームキターッ。雄大だ。



衣装もいいね。締めに来たのはみんな好き勝手にパフォーマンスするこれぞ土佐というアート集団。

勝手な衣装で勝手な踊りで一応前に進む。普通のおじさんありの宇宙人みたいのありのみんなそれぞれ。「まとまらない」というへんな「まとまり」「まぁ、ナンチャー役に立たんけんどね。」「フリーじゃきに」「よさこいよさこい」今年もたっぷりと楽しんだ「よさこい」でした。
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