tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「さくら」の話題、今1品「ドライフラワー」。

2013年04月07日 | ちょつぴりの薀蓄
これは造花でなく、乾燥フラワー「ソメイヨシノ」本物です。

この種の花は、百貨店の贈答品売り場や、
趣味の会の創作物など、ブリザーブドフラワーの名称で、
目にしますが、その製作手法は、いろいろあります。
乾燥剤シリカゲルの雰囲気に入れる・温風乾燥・ヒーター乾燥・化学処理などありますが、
これはヒーター乾燥の一つで「遠赤外線照射」による、
直接乾燥でできたものです。




もう15年もたち、保存は難しいのですが
(特に紫外線、太陽光に弱く5年間くらいが寿命)、
まだまだ形はしっかりしています。
このシーズン、お軸や絵と一緒に家族が出してくれるものです。
(平素は、くるんで箱に入れ光の当たらない場所に保管しています・直径12cmの小品)

この花、横浜のヒーターメーカの社長婦人の余技から商品化されたもので、
私の技術顧問先の一つであり、買い入れて配布などに使ったものです、
この会社、本業の経営不振で今はなくなっているのが、つらい思い出です。



当時伺った話では、バラ等大きな花は比較的容易にできるのですが、
「さくら」のように
「花ビラが薄く、小さなものは乾燥・完成させることは難しいもの」
「遠赤外線照射」による、直接乾燥でのみできた技術だと
聞かされたことが何時までも記憶に残り、大切にしています。

今は色が褪せましたが、上からの写真でご覧ください、
「桜の花の茎」がしっかり見えるのが、
よくできていると思っています。



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あぁ、「かわいそう、3日間」でした。

2013年04月07日 | 季節の便り(北陸、福井)
全国的な春の嵐、当地でも強い西風の風雨。

隣家の「江戸ひがん桜」、
太陽に輝く美しい姿はわずか3日間でした。
路面に落ちた花びら。

それでも雨に濡れた花たちは
必死に枝しがみついているようで、
それも美しい。






今朝の強い風雨は、「花チラシ」になりました。
「ソメイヨシノ」は遅れて咲いたため、
まだしばらくは大丈夫そう。



桜花は、8日間くらい満開が続くといわれており、
もう一度、晴天による陽光を注いであげたい。
明日の晴天を祈りつつ。

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借景の中央公園の「ソメイヨシノ」も満開。

2013年04月07日 | 季節の便り(北陸、福井)
央公園の「ソメイヨシノ」ほぼ満開でしょう。
あふれるように開いた一重の「雪柳」や、「花壇」の借景に桜があり、
居ながらにして庭から桜見の贅沢。












桜は、開花から8日くらい花の美しさが持つようですが、
ここのところの嵐のような風雨は、「花散らし」になる
地域も多いことでしょう。
気温が低く、比較的遅く開花した勝山では、
この風には耐えてくれそう。










今日は、「桜の花蜜を吸う小鳥」も。






この後1週間くらいで、福井県では一番遅い
桜名所、九頭竜河畔堤に咲く「一目1000本の弁天桜」
が、満開を迎えます。

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