庭を歩いていて遭遇、こんなチャンス。
すなわち「あぶらぜみ」の羽化直後。
抜け殻「モズ」はたくさん見ていますが、
これほど完全な羽化直後は初めて、
真っ白で、まだあぶらぜみの茶色には程遠い。
何とか、うまく育って欲しい、
というのは突然の「ジイッ」、
これはカラスなどに捕まったときの悲鳴。
地上に出て、木や、今回は菜園の網の陰などで羽化、
この動作、夕方が多いらしい。
そして1週間(地上での寿命)、この間に交尾相手を見つけ子孫を残すのだ。
それよりも幼虫時代は、土の中で約6年間も。
ようやく地上へ、だそうです。
「ジィッジィッ」と、灼熱の声を出して鳴いているのは
子孫を残す交尾相手を探していたり、ここに居るぞと、存在を知らせる合図。
この弱弱しい姿を見ていると、うまく1週間を過ごして欲しい思い。
羽根の色が変わり、飛び経つまでは、見極めませんでした、
武士の情け。