tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「ヤブコウジ」は、草でなく常緑の小低木。

2018年11月29日 | 季節の便り(北陸、福井)

今、実が赤く美しい、ちょっと不思議、この結実は

初夏に可憐な花をつけたものが実るはず、

今、実と同時に「花が見られる不思議」、

今年はどうしたのでしょう。

 

「ヤブコウジ」は、自然の林内などでに生育し、

赤い果実をつけ美しいので、よく庭などで栽培もされる。

日陰や寒さにも強く、栽培は放置でも良く育ち地下茎で増える

 

我が家では、正月の寄せ植えなどに活用しています。

センリョウ(千両、)や、マンリョウ(万両)、カラタチバナ(百両)

と赤い実が似ており、別名「十両」とも呼ばれる。

この花、『万葉集』にも「山橘(ヤマタチバナ)」の名で詠まれている

すなわち、古くから日本人に愛されてきた植物。

ちょっと見、地面に這うように生え、草のようにも見えますが

れっきとした、サクラソウ科の常緑木本植物です。


江戸時代から、明治末期にブームが有り、

投機の材料になったこともある木。

我が家の物は平凡で、沢山増えているので

並みの物でしょう。

鉢にもあります。

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