日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

冬支度

2008年11月07日 | 生活・ニュース
               

立冬、お決まりの言い方をすれば「暦の上では今日から冬」になる。この地では山の麓で紅葉が見られ始めたばかり。暖冬傾向のこのごろ、この冬はどんな冬になるのか。

北海道西部にお住まいの方のブログでは「ストーブが活躍中」「雪囲が完成しました」と冬支度は終わっている様子がうかがえる。すでに雪も降ったとか。

錦帯橋から吉香公園にかけて、害虫駆除で知られる松の木へのこも巻きが冬至の今日から始まった。人の肩ほどの高さから下にこもを巻き、上部と下部の2カ所をわら縄で縛る。

その時、上部はゆるめに縛り虫が入りやすく、下部はきつく縛って籠もった虫が逃げないように、そんな縛りかたをすると聞いた。松の害虫のマツケムシは暖かいとこを好む、その習性を利用するのだという。啓蟄のころ取り除く。長く続く風物詩のひとつだ。

最近いろんな事で、後回しにすると滞ることが多くなる。できるとき、気付いたときに済ましておかないと溜まるばかりになる。明日の最高気温予想は14度、そろそろ「暖房の準備を始めろ」、そんな合図かもしれない。

ボーナスの噂もちらほら、年金生活にそれはない。定額給付金という花火を打ち上げたが、どこを遊泳しているのかまだ開かない。「慌て者半人足」という諺がある。どうして根本のところが分からないのに答えを先に出すのか、慌て者はしょせん半人前、ということだ。

しっかり考えた舵取りを期待するしかないのだろうか。

(写真:冬支度を終えた松、吉香公園で)
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イエス・ウイ・キャン

2008年11月06日 | 生活・ニュース
                

今日のある新聞の1面見出し。「米大統領 オバマ氏」「初の黒人47歳、大勝」「8年ぶり民主政権」「『変革』実現へ結束促す」、同じ面の解説では「迷える大国指導力期待」と超特大文字が並ぶ。

社説では「傷ついた大国どう再生」とし「新政権に負の遺産」「不満の渦 地殻変動」と幾つかの課題記事が連なる。他の面も米大統領のニュースが載る。

「マケイン氏 大敗」「長い旅が終わった」と共和党候補の記事は僅か。「選挙戦 落ちればみんな ただの人」と笑わせた噺家がいたがまさにそのとおりの扱いだ。

勝利宣言の中継を見た。カットなしの演説を初めて聞いた。その上手さは故ケネディー大統領以来との報道そのものだった。演説内容は同時通訳で知るわけだが、言葉が分からなくても「うまい」と思わせる。

大統領としての資質や力量はこれから評されるが「何かやってくれそうだ」という期待感を持たせる。わが国の総理以下各閣僚の演説、いや朗読とは桁違いで比較にならない。

オバマ氏の訴えた「チェンジ」、新自由主義のもたらした矛盾と難問をどう転換し超大国としての舵を進めるのか注目したい。また、人種差別を乗り越えた米国民の歴史的な1歩がチェンジを支える力になるだろう。

アメリカ国民はオバマ氏に「イエス ウイ キャン」と答えた。何をやってくれるのか、世界が期待をしながら見守っている。
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朝はどこから

2008年11月05日 | 生活・ニュース
                

  ♪ 朝はどこから 来るかしら  あの空越えて 雲越えて
    光の国から 来るかしら いえいえそうでは ありませぬ
    それは希望の 家庭から  朝が来る来る 朝が来る
    「お早よう」「お早よう」

今朝の最低気温は6度台。慣れないせいもあるが凛とした寒さを感じた。それでも日の出前の東の空を見たときなぜか「朝はどこから」を口ずさんでいた。あとから思えば「どうしたんだろう」と不思議に思っている。

この歌は戦後間もない昭和21年3月、朝日新聞社が戦争で疲弊した人たちに明るい光を当てようと企画し懸賞募集したもので、その中で1等に当選した作品という。

「作詞:森まさる 作曲:橋本国彦  歌唱:岡本敦郎  制作:滝野細道」で、のちにNHKのラジオ歌謡として取り上げられたという。子どものころ聞き覚えたのかもしれない。

47歳のオバマ氏がアメリカの次期大統領に決まった。わが国はアメリカの同盟国だといいながら、実感として対等でない感じのするとき、アメリカにどんな朝が訪れるのか関心を持たざるを得ない。

オバマ氏の勝利宣言を聞いた。驕ることなく自らの主張を宣言する姿は何かやってくれそうだ、と思わせる。TVでは日米でなく米中の時代になると語る人もいる。今は見守るしかない。

「朝はどこからくるの」という問いに、歌詞の1番では「希望の」2番では「働く」3番では「楽しい」家庭からくるという。贅沢な願いではない。日本丸の操舵手はいつ決まるのか。

(写真:今朝6時ころの東の空)

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縄とび

2008年11月04日 | 生活・ニュース
         

    お昼休みの小学校の運動場
    その全体から大きな叫びや名前を呼ぶ元気な声が秋空に拡がる
    サッカーのゴールめがけて蹴りこむ ブランコを思い切り振る
    走る、蹴る、投げる、飛ぶ思い思いに動き回る

    そんな中で場所を動かずに先生を含めた数人のグループ縄とびをしている
    この前、見たのはいつのころだろう
    しばらく見ていたが引っかかることなく続く
    汗だろうか、先生は腰のタオルでときどき額を拭う

    こんなに動いているが給食だけで夕方までお腹は持つのだろうか
    いらぬ心配をしながら子らを見ている

    (写真:綱とびをする子ら)        
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8ちゃろう

2008年11月03日 | 生活・ニュース
                

市街地から40分、ダム湖の近くにあるスポーツ公園で「サンチャロウまつり」が開かれ地域住民の何倍もの人が訪れた楽しんだ。

サンチャロウとは「みちゃろう」「くうちゃろう」「あるいちゃろう」が代表されているがほかに「こうちゃろう」「つばえちゃろう」「さわっちゃろう」「うっちゃろう」「つくっちゃろう」の5チャロウが楽しませてくれる。

「ちゃろう」の前に付く言葉はこの地方で使う、見る、喰う、歩く、買う、騒ぐ、触る、売る、作るの意味のようだ。よく工夫され面白いネーミングと思った。

この地区の特産品のひとつに「岩根栗」がある。品評会に出された優秀品には1個70グラム近いものがるという。大正2年に品種登録され国の奨励品種として国内外に知られているそうだ。

収穫は10月の中旬以降という。会場では「焼き栗」「なま栗」「栗飯弁当」「栗菓子」と幾つもの栗の味覚が楽しめる。まだこの栗を味わったことがない。訪れた楽しみのひとつでもある。

生の栗1キロを千円で購入した。この栗は艶のないことが特徴と教えられた。持ち帰った粒を見て「わー大きい」と家内の感想。お土産に買った弁当にも勿論しっかりと栗が入っていた。

(写真:1キロ千円の岩根栗)
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キラリ

2008年11月02日 | 生活・ニュース
               

ひとりのある後輩。職場の異動先で若い彼を知ったときからその仕事ぶりには一目置いた。「上司や先輩の片腕」「縁の下の力持ち」とその実力は光っていた。年齢や社内ランク制から上司や先輩の前に出ることはなかった。当人も周りもそれを不思議とは思っていない。

その彼はある実務に関して全社のトップクラスに成長した。ある年、企業合併に関する全社プロジェクトの一員に高卒の彼が選ばれた。自分のことように嬉しかった。

合併後も細部の修正や調整業務の一員として重要な役目を担った。本社へ出張したとき2度か3度顔を見に立寄った。大きな成長を感じたのは、どちらかというと相手に同調的だった話の仕方が一変し、ハッキリした自己主張をしていることだった。

愚痴を言わない彼に「たまには怒れ」と言ったこともあったが「大丈夫です」と答えた。そんな彼はある職場でチームリーダーとして勤務している。目立たないが存在感のある、そんな管理職のひとりになっていた。

先日、彼と酒を飲みながら仕事の四方山話をした。成長を信じた彼と酌み交わしながら、自分の勘があたったことにも酔っていた。

(写真:雑草の中でキラリとする1本の花)
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11月

2008年11月01日 | 生活・ニュース
                

「インフルエンザーの予防注射受付」という張り紙を医院の待合室で見つけた。最低気温が10度を下回る朝もあり今年もそんな季節になった。そう言えば紅葉の便りも南下している。

いつからかその呼び名が「インフルエンザー」になった。子どものころは「流行性感冒」略して「流感」と呼んだ。高熱を発し頭痛や倦怠、食欲もなくなる。

高3のとき流感で学校閉鎖になった。閉鎖の前日下校後に発症したので欠席にならず、卒業のとき3年間皆勤ということで賞を受けた。ラッキーだったが格別に得をしたという覚えはない。

北日本では初冠雪、関東でも木枯らしが観測されたと小さな記事を目にした。冬の初めかもしれないがまだ北風の寒さは感じない。陽がさせば小春日和といわれる暖かい日もある。

油断はできない。落葉が日ごとに数を増していくように11月も下旬になると冷たく寒い日が増し本格的な冬が到来する。この冬はそれに加わるように生活への隙間風が舞い込むかもしれない。どんな防寒対策がよいのやらと頭を悩ます。

高校卒業後に風邪は引いたが流感の猛威からは逃れている。予防注射のお蔭だろうか。前期高齢者は少し補助されるのかそうでない人より接種料が安い。今年はどうだろうか。流感に罹るよりは痛い予防注射を早めに済ませておこう。

(写真:人のいない公園の物憂いそうな落葉)
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