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チャイムが鳴る。紺色の作業服を着た男性が1人写る。以前にも同じ作業服の男性がチャイムを鳴らした。応対の様子も前と同じ。
電気工事会社を連想させる会社名に続いて「この付近で電化工事がありますのでご挨拶に伺いました。玄関までお願いします」丁寧なもの言い。「なんの電化工事ですか」「どこのお宅の工事ですか」と問うが近所を繰り返す。
「その工事が我家にどんな影響があるのか」と問うが答えないで玄関までを繰り返す。誰だっておかしいと思う。「影響がないのなら説明は要らない」と断る。門扉を力いっぱいぶっきらぼうに閉め出て行った。
何かを売りに来たことは間違いない。うかつに玄関は開けない。2度あることは3度ある、また同じ訪問があるかも知れない。どんな来意を言うのだろう。不信なときは絶対に戸を開けない、気をつけよう。
有名な百科事典のブリタニカの営業マン。お知り合いの紹介で伺いましたと知人の名前を言う。知人には違いない。購入を断ると「あんたは勉強しないのか。子どもさんに残してやらないのか」といきなり怒鳴りだした。ブリタニカが泣くだろう。
もともと買う気はないが気持ちの良いわけがない。すると「訪問した証拠にサイン」をしてくれという。売れなくても訪問したことで幾らかになるという。今でいう個人情報を求める。キッパリと断った。小型の軽自動車に負けない値段だった。
(写真:小さいが訪問販売お断りに役立つチャイム)