日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

凸面とドライブ

2008年11月20日 | 生活・ニュース
               

片側1車線、カーブの多い山間部の国道。タンクローリーの後ろをおよそ40キロ追従した。ローリーの運転はカーブや家並み、道幅のせまい所では減速、そうでない箇所でも、も少しスピードを出してくれと言いたいくらいの法定速度厳守。

それもそのはず、劇毒物の標識をつけている。これはひとたび事故を起こせば命や健康を害する恐ろしい薬物なのだ。取り扱い試験に合格して法の許可を受けた者だけが取扱える。追走しながら、運転管理のいい企業だと思った。

タンク凸面の中心に自車を写し安全な車間距離を保ちながら走る。凸面には自車の後方が写されているのに、ふと進行方向と間違いそうになる。運転ゲーム、いやシミュレーターを使った運転訓練を楽しんでいるような錯覚が起きそうだ。

後方の紅葉や道を覆う樹木のトンネルなどが動画のように流れる。運転しながら目にした風景とは広い範囲が流れていく。CMの入らないのがいい。ヘヤピンを曲がるときは凸面から目が離れる。

丸い球面は初冬の風景を切れ目なく写していたが左にカーブしトンネルに入っていく。ハンドルを右に切り、1時間ほどの凸画面とのドライブは終わった。

(写真:後方を写しながら走る安全運転のローリー車)
コメント (2)
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