フレンチ・キスの『思い出せない花』をダウンロードして聴いた。それ程期待していなかったが、とても気に入った。
1960年代のフォークソングのような曲で、ベッツィ&クリスの『白い色は恋人の色』とか、あみんの『琥珀色の思い出』などを思い出す。南野陽子の『涙はどこへ行ったの』も。
イントロから、アコースティック・ギターのアルペジオとストリングスのアレンジが懐かしい雰囲気を醸し出す。歌唱の最初は、柏木がソロで結構長く歌う。その後、3人のハモリがふんだんに盛り込まれていて美しい。生歌で同じように美しくハモれるかどうかは疑問だが、ぜひ一度生歌も聴いてみたい。
歌詞の内容は、昔付き合っていた彼女に教えてもらった花の名前を思い出せないというもの。今は別れてしまった彼女と、その花を重ね合わせて歌っている。シンプルな比喩の歌詞だが、素朴なフォークソング調の曲調に似合っている。
ところで、その花は一体何なのだろうと推理してみる。
「白い小さな花」「道端に咲いている」「子どもでも知っている簡単な名前」と、結構ヒントは多い。しかし、「子どもでも知っている」というのがかえって難しくしている。チューリップやパンジーだと子どもも知っているが、花のイメージが派手過ぎて違う。ナズナとかカスミソウとかはイメージが合うが、子どもは知らないだろう。
もしかしたら創作上の設定であって、実際の花の種類は想定していないのかもしれない。
ところが、2番の歌詞を聞いて閃いた。
「線路脇にそっと雑草の中」と歌われている。線路の脇に咲いていると言えば、松田聖子の『赤いスイートピー』だ。スイートピーには白いものもあるし、確かに雑草の中に紛れて咲いていることも多い。80年代アイドルポップスのスタンダードである『赤いスイートピー』へのオマージュなのだ。これが私の結論だ。
もちろん正解は1つではない。違う答を見い出した人もいるだろう。このように歌詞を聞いてあれこれ考えるのも、アイドルの楽しみ方の1つである。
1960年代のフォークソングのような曲で、ベッツィ&クリスの『白い色は恋人の色』とか、あみんの『琥珀色の思い出』などを思い出す。南野陽子の『涙はどこへ行ったの』も。
イントロから、アコースティック・ギターのアルペジオとストリングスのアレンジが懐かしい雰囲気を醸し出す。歌唱の最初は、柏木がソロで結構長く歌う。その後、3人のハモリがふんだんに盛り込まれていて美しい。生歌で同じように美しくハモれるかどうかは疑問だが、ぜひ一度生歌も聴いてみたい。
歌詞の内容は、昔付き合っていた彼女に教えてもらった花の名前を思い出せないというもの。今は別れてしまった彼女と、その花を重ね合わせて歌っている。シンプルな比喩の歌詞だが、素朴なフォークソング調の曲調に似合っている。
ところで、その花は一体何なのだろうと推理してみる。
「白い小さな花」「道端に咲いている」「子どもでも知っている簡単な名前」と、結構ヒントは多い。しかし、「子どもでも知っている」というのがかえって難しくしている。チューリップやパンジーだと子どもも知っているが、花のイメージが派手過ぎて違う。ナズナとかカスミソウとかはイメージが合うが、子どもは知らないだろう。
もしかしたら創作上の設定であって、実際の花の種類は想定していないのかもしれない。
ところが、2番の歌詞を聞いて閃いた。
「線路脇にそっと雑草の中」と歌われている。線路の脇に咲いていると言えば、松田聖子の『赤いスイートピー』だ。スイートピーには白いものもあるし、確かに雑草の中に紛れて咲いていることも多い。80年代アイドルポップスのスタンダードである『赤いスイートピー』へのオマージュなのだ。これが私の結論だ。
もちろん正解は1つではない。違う答を見い出した人もいるだろう。このように歌詞を聞いてあれこれ考えるのも、アイドルの楽しみ方の1つである。