AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

『AKB48 SHOW』が終了。(ときめき研究家)

2019-04-13 10:25:18 | ときめき研究家
NHKで放送していた『AKB48 SHOW』が3月末で終了した。
NGT48のゴタゴタとは直接の関係はないだろうが、AKB48グループの退潮を象徴する出来事であることは否定できないだろう。
この番組はAKBグループへの愛情に溢れ、楽曲は基本的にフルコーラスで聴ける貴重な番組だった。シングルの新曲はもちろん、隠れた名曲も取り上げる真面目な音楽番組だったと思う。コンサートのレポートなども有益な情報だった。私はコントや予防接種中継などにはあまり興味なく、その代わりに1曲でも多く曲を聴きたかったが、逆のニーズの視聴者もいたと思うので仕方ない。いずれにせよ終了は非常に残念だ。

最終回で歌ったのは『少女たちよ』と『約束よ』。
『少女たちよ』は、恵まれない境遇のメンバーたちの心境を歌った曲で、押しつけがましい気がして当時はあまり好きな曲ではなかった。今回は、各メンバーが1コーラスずつソロで歌い継いでいて、結構感動した。推され、干されを問わず、全員ががむしゃらだった当時のAKBグループのことを思い出した。
『約束よ』は、渡辺麻友の卒業コンサートでも最後に歌われた曲だ。明るい別れにふさわしい選曲だ。間奏では各グループの代表が一言述べていたが、SKE48からは山内鈴蘭だったのは意外だけど嬉しかった。

最終回の1回前で、柏木由紀が横山由依に語っていたが、「最近の若いメンバーは優等生で、皆と同じでいようとする」そうだ。だとしたら、それこそがAKBグループ退潮の兆しに他ならないのではないか。
AKB48が既にトップアイドルになってから加入した子ばかりだから、ゼロから立ち上げた初期のメンバーと意識が違うのは無理からぬことかもしれない。しかし、アイドルになろうという時点で、「皆と同じ」では満足できない意識の持ち主ばかりのはずだ。言うならば「黒い羊」のはずなのだ。いや、それぞれが個性的で「黒い羊」だったり「赤い羊」「青い羊」「紫の羊」「金色の羊」「虹色の羊」・・・・・等々、それぞれが個性を主張し合うようなグループ、それがAKBグループだったように記憶している。それともそれは美化された記憶なのだろうか。
私自身の熱意が醒めて来たこともあるのだろう。今も熱心なファンには、現在も個性的なメンバーぞろいに見えているに違いない。

そんなことを考えながら、1つの番組の終わりを惜しんだ。
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