【会場BGM】
開場から開演までの約30分。この日、会場で流れていたのは、『北川謙二』等…NMBシングル曲のオルゴールヴァージョンだった。
僕は、常日頃から、また、自分の経験から、″流すんだったら、オルゴール曲!″だと思っていたので…。
理由は、まあ、簡単にいうと、癒し,和み→心のリラックス→少し会話とか…増えたりする→″みんなで″(対1に近い感じではなく)聴いてもらえる雰囲気が芽生えたりする→何割増しかの拍手→いい時間→コンサート成功へのお膳立て…ってことだ。
でも、無し or オルゴール曲、これは、合っているような気がするよ…たぶんね。
とにかく、この日の会場は、いつもよりも、そんなムードに包まれていたな。
【影アナ】
″かなきち(門脇佳奈子)…なんか、ベテラン(の雰囲気)になってきた…かな?″と、チョト思う。
【overture】
声、出てんな。今日のお客さん、元気やわ。
【寸劇】
″みんなー!集合ー!″
ぞろぞろぞろぞろ…。
″集合ー!″
ダダダダダダダダ。
″はい! じゃ、人数確認するで。いちにぃさん・・・じゅうしぃじゅうごぉ…。ちょ!1人足りへんやん! って、実はですね~、その足りない1人とは?! 今日、お誕生日を迎えました、はい!(客席に向かって)みんなで呼びたいと思いますっ! せ~のっ!!″
″えーり~~ん!!!″…
舞台上手ソデからセンター中央に向かって駆けてくる、その「えーりん」(安藤愛璃菜ちゃん)の動きが面白くてね。もう…面白かったよ~。
要するに、どこを見ながら(あっちこっちキョロキョロ)出てきてんの? どこに向かって(あっちこっち適当に?)手を振ってる? あ、ちょっと行き過ぎた…。そして、戻った…よね? 今…。
おそらくは、初めての生誕祭。とはいえ、あのテンパリ方、そして、ド緊張感…。ゼンマイで動いてる? でも、それはそれは、なんとも可愛らしい光景でね~。
で、この時、こんなことを少し思ったんだな…″もしかしたら、「アイドル」ってのは、この時のこの子のような「素人っぽさ」が、実は大事、生命線で、それが1ミリも…つまり、本当に「素人っぽさ0」になってしまったら、そうじゃなくなってしまう…″んじゃないのかな?と。なんとなくね…。
とにかく、この後も続く、この子の一連の行動が、この日の公演のムード…非常に影響してた。間違いなく、功を奏してた。″支配″の一歩手前ぐらいの掴み方だよ、あれは。
文化祭っぽい感じ…に、(基準を)チョイ引き下げたような気さえした。ある意味、非常に大切なことだったりもして。この種のコンサートとしてはね…。とにかく、出来そうで、なかなか出来ないこと…だよ。
まだ歌う前…ってのが、最大のポイントだ。
【前半4曲】
ほ~ら、やっぱり。こちら側にいたら分かること。思った通りだ。一体感が、順調に滑り出した。
でもね…。あっちゃ~。ただ1つ、苦言をね…。
ま、別のことなんだけどさ。
大変申し訳ないんだけど、このチームは、他のチームと比べて、あんまり、歌…上手い方ではない。合唱スキル,ユニゾンセオリーの問題だ。
正直、このチームは、″ブレス(息継ぎ)で、(タイミングを)合わそう合わそう…″と、しがちになってまうところがあるよね。クセ?
違うよ~。違う違う。
″音のしまい方,(1つ前の音の)処理の仕方…″だろ。合わせるには、そっちだろ? ま、そんなことは、分かってんのかもしんないんだけど、このチームは、その徹底力が、なんか…弱いような気がする。
だから、『掌』の高音部に入ってきたところで、″出るかな?″的な多少のプレッシャーに負けてまうんだ。まあ、出らんのは、分かったりもする部分あるけど、問題は、その前後が、ぐちゃぐちゃになってしまうことだ。音程も含め、ものすごく乱れる。そして、その崩れた状態から脱するのに結構な時間…かかるのよね~。なかなか戻ってこない。ガタガタかよっ!
ストレスに弱い。立ち直りもきかない。・・・タフじゃないわ~。
この曲以外では、結構、声を大きめに出す…まあ、ノンプレッシャーなんでしょうね、″10吸うよりも10吐く方に!″という大前提…ちゃんと意識が、無意識にいってるから、けっして、ぐちゃぐちゃになったりはしないんだな。そこそこ安定してる。出来ては…いるんだよ。それが、(逆に)ストレスに弱い…っていう、その証拠でもある。
ブレやすい基本、スピリッツ…。
ただ、このセットリストは、『掌』で、静かにテイクオフしていくのが面白い構成+キモなんだな。だけど、この『掌』って楽曲は、誤魔化しが効かない!ときた。やられちゃってるわ~、ボコボコに…。
でも、周りの大人たちも、あの『掌』の出来を見て、何も感じてないのかな? いやいや、感じてるでしょう…。そして、知ってるでしょ? どうやったら、もっと高音…出やすくなるのか? あの痩せ細った声…で、いいの? あれで? いやいやいやいや…。
ホント、もったいないわ~。せっかく、エエ雰囲気で突入していったオープニングの1曲目。
あそこは(あの部分は)、さすがに、指導してやった方がいいと思った。チェックしてやるべきだよ。イメージトレーニング,声の配分調整,音符を上からそっと等々等々等々…とか、そんなこと…思い巡らしていたら、あ、曲、終わっちゃったよ…。
でも、なんでしょう? あの何人かの眉間のシワだけが、どうも忘れられないでいる…今もね。本人たちも″出来てない(どうしたらいいか?)″的なこと…思ってんじゃないの?
そして、2,3,4曲目は、あのオープニングの出来が、まるで、ウソだったかのように…良かったな。プレッシャーから解放された感…多少なりともあるわ、あれは。でも、あの1曲目をなんとかしないと、なんとか克服しないと、このチームの成長はないよ、絶対にさ。
″無かったこと″にしたら、アカンよ。
【自己紹介MC】
この日は、スペシャル版だったのかな? 生誕祭…ある意味、主役の安藤愛瑠菜の放った「6年3組2番」…この一言が、お客さんの、いや、メンバーもだな…、とにかく、会場全体の空気を完全に掴んでいた。やっぱ、現役の「6年3組2番」は、スゴイわ。威力あるわ。それに、その一言をあんまり恥ずかしそうに言うもんだからさ…。
あと、注目したのは、市川美織。
なんちゅうか? 彼女って、自ら…「フレッシュレモン」のキャラを崩壊してしまってるのね。″さっ、ここからは、ちゃんと喋らなきゃ…″とかね。真面目ベクトルの方に向かう時、意識的に変化させてる。
僕は、この子の「フレッシュレモン」って、それこそ、デーモン小暮閣下の「10万36歳」とか、小倉優子の「こりん星」とか、嗣永桃子の「いつでもどこでもアイドル」とか、そういうのと同じだと思ってたんだよ。
でも、違ったな、と。ぶっちゃけ、もっと徹底した方がいいような気がしたんだ。
そして、同時に、″じゃなかったら、誰だろう? 誰なんだろう? なんか、こういう人…居てた気もするけど…″、この自己紹介の間…ずっと、そんなことを考えたりしていた。誰だっけ?って。
あ、ユニット曲が始まった…。
開場から開演までの約30分。この日、会場で流れていたのは、『北川謙二』等…NMBシングル曲のオルゴールヴァージョンだった。
僕は、常日頃から、また、自分の経験から、″流すんだったら、オルゴール曲!″だと思っていたので…。
理由は、まあ、簡単にいうと、癒し,和み→心のリラックス→少し会話とか…増えたりする→″みんなで″(対1に近い感じではなく)聴いてもらえる雰囲気が芽生えたりする→何割増しかの拍手→いい時間→コンサート成功へのお膳立て…ってことだ。
でも、無し or オルゴール曲、これは、合っているような気がするよ…たぶんね。
とにかく、この日の会場は、いつもよりも、そんなムードに包まれていたな。
【影アナ】
″かなきち(門脇佳奈子)…なんか、ベテラン(の雰囲気)になってきた…かな?″と、チョト思う。
【overture】
声、出てんな。今日のお客さん、元気やわ。
【寸劇】
″みんなー!集合ー!″
ぞろぞろぞろぞろ…。
″集合ー!″
ダダダダダダダダ。
″はい! じゃ、人数確認するで。いちにぃさん・・・じゅうしぃじゅうごぉ…。ちょ!1人足りへんやん! って、実はですね~、その足りない1人とは?! 今日、お誕生日を迎えました、はい!(客席に向かって)みんなで呼びたいと思いますっ! せ~のっ!!″
″えーり~~ん!!!″…
舞台上手ソデからセンター中央に向かって駆けてくる、その「えーりん」(安藤愛璃菜ちゃん)の動きが面白くてね。もう…面白かったよ~。
要するに、どこを見ながら(あっちこっちキョロキョロ)出てきてんの? どこに向かって(あっちこっち適当に?)手を振ってる? あ、ちょっと行き過ぎた…。そして、戻った…よね? 今…。
おそらくは、初めての生誕祭。とはいえ、あのテンパリ方、そして、ド緊張感…。ゼンマイで動いてる? でも、それはそれは、なんとも可愛らしい光景でね~。
で、この時、こんなことを少し思ったんだな…″もしかしたら、「アイドル」ってのは、この時のこの子のような「素人っぽさ」が、実は大事、生命線で、それが1ミリも…つまり、本当に「素人っぽさ0」になってしまったら、そうじゃなくなってしまう…″んじゃないのかな?と。なんとなくね…。
とにかく、この後も続く、この子の一連の行動が、この日の公演のムード…非常に影響してた。間違いなく、功を奏してた。″支配″の一歩手前ぐらいの掴み方だよ、あれは。
文化祭っぽい感じ…に、(基準を)チョイ引き下げたような気さえした。ある意味、非常に大切なことだったりもして。この種のコンサートとしてはね…。とにかく、出来そうで、なかなか出来ないこと…だよ。
まだ歌う前…ってのが、最大のポイントだ。
【前半4曲】
ほ~ら、やっぱり。こちら側にいたら分かること。思った通りだ。一体感が、順調に滑り出した。
でもね…。あっちゃ~。ただ1つ、苦言をね…。
ま、別のことなんだけどさ。
大変申し訳ないんだけど、このチームは、他のチームと比べて、あんまり、歌…上手い方ではない。合唱スキル,ユニゾンセオリーの問題だ。
正直、このチームは、″ブレス(息継ぎ)で、(タイミングを)合わそう合わそう…″と、しがちになってまうところがあるよね。クセ?
違うよ~。違う違う。
″音のしまい方,(1つ前の音の)処理の仕方…″だろ。合わせるには、そっちだろ? ま、そんなことは、分かってんのかもしんないんだけど、このチームは、その徹底力が、なんか…弱いような気がする。
だから、『掌』の高音部に入ってきたところで、″出るかな?″的な多少のプレッシャーに負けてまうんだ。まあ、出らんのは、分かったりもする部分あるけど、問題は、その前後が、ぐちゃぐちゃになってしまうことだ。音程も含め、ものすごく乱れる。そして、その崩れた状態から脱するのに結構な時間…かかるのよね~。なかなか戻ってこない。ガタガタかよっ!
ストレスに弱い。立ち直りもきかない。・・・タフじゃないわ~。
この曲以外では、結構、声を大きめに出す…まあ、ノンプレッシャーなんでしょうね、″10吸うよりも10吐く方に!″という大前提…ちゃんと意識が、無意識にいってるから、けっして、ぐちゃぐちゃになったりはしないんだな。そこそこ安定してる。出来ては…いるんだよ。それが、(逆に)ストレスに弱い…っていう、その証拠でもある。
ブレやすい基本、スピリッツ…。
ただ、このセットリストは、『掌』で、静かにテイクオフしていくのが面白い構成+キモなんだな。だけど、この『掌』って楽曲は、誤魔化しが効かない!ときた。やられちゃってるわ~、ボコボコに…。
でも、周りの大人たちも、あの『掌』の出来を見て、何も感じてないのかな? いやいや、感じてるでしょう…。そして、知ってるでしょ? どうやったら、もっと高音…出やすくなるのか? あの痩せ細った声…で、いいの? あれで? いやいやいやいや…。
ホント、もったいないわ~。せっかく、エエ雰囲気で突入していったオープニングの1曲目。
あそこは(あの部分は)、さすがに、指導してやった方がいいと思った。チェックしてやるべきだよ。イメージトレーニング,声の配分調整,音符を上からそっと等々等々等々…とか、そんなこと…思い巡らしていたら、あ、曲、終わっちゃったよ…。
でも、なんでしょう? あの何人かの眉間のシワだけが、どうも忘れられないでいる…今もね。本人たちも″出来てない(どうしたらいいか?)″的なこと…思ってんじゃないの?
そして、2,3,4曲目は、あのオープニングの出来が、まるで、ウソだったかのように…良かったな。プレッシャーから解放された感…多少なりともあるわ、あれは。でも、あの1曲目をなんとかしないと、なんとか克服しないと、このチームの成長はないよ、絶対にさ。
″無かったこと″にしたら、アカンよ。
【自己紹介MC】
この日は、スペシャル版だったのかな? 生誕祭…ある意味、主役の安藤愛瑠菜の放った「6年3組2番」…この一言が、お客さんの、いや、メンバーもだな…、とにかく、会場全体の空気を完全に掴んでいた。やっぱ、現役の「6年3組2番」は、スゴイわ。威力あるわ。それに、その一言をあんまり恥ずかしそうに言うもんだからさ…。
あと、注目したのは、市川美織。
なんちゅうか? 彼女って、自ら…「フレッシュレモン」のキャラを崩壊してしまってるのね。″さっ、ここからは、ちゃんと喋らなきゃ…″とかね。真面目ベクトルの方に向かう時、意識的に変化させてる。
僕は、この子の「フレッシュレモン」って、それこそ、デーモン小暮閣下の「10万36歳」とか、小倉優子の「こりん星」とか、嗣永桃子の「いつでもどこでもアイドル」とか、そういうのと同じだと思ってたんだよ。
でも、違ったな、と。ぶっちゃけ、もっと徹底した方がいいような気がしたんだ。
そして、同時に、″じゃなかったら、誰だろう? 誰なんだろう? なんか、こういう人…居てた気もするけど…″、この自己紹介の間…ずっと、そんなことを考えたりしていた。誰だっけ?って。
あ、ユニット曲が始まった…。