これから何回も聴くと評価も変わるだろうが、最初に聴いた印象を記す。
渡辺麻友『ラッパ練習中』。
当然のように生歌は立派。まだ少しこなれていない感じもしたが、それもまた生歌の醍醐味だ。一方、周りで楽器を演奏しながら踊っているバックダンサーは、明らかにエア演奏。
タイトルの意味をあれこれ想像していたが、好きな女の子への告白を練習中という意味のようだ。ユーフォニウム演奏歴のあるまゆゆにも因んだタイトルでもある。
「夏の恋は続かないと 恋愛の教科書に書いてある」というフレーズは、かつて記事にしたことがある定説。「恋愛の教科書」とは「歌謡曲の歌詞」と読み替えてもいい。
彼がファミレスで注文するのが「かき氷」というのも、AKBグループの夏の歌の系譜を継いでいる。
まゆゆは、歌唱も、表情も、仕草も、高値安定のパフォーマンスで、意外性がない気もして、それが1位になれない理由なのかもしれない。いずれにせよ、早くCDでフルコーラス聴いてみたい。カップリング曲も含め、楽しみだ。
AKB48『恋するフォーチュンクッキー』。
『さよならクロール』に続いて、いいタイトルだと思う。フォーチュンクッキーは、ちょっと珍しくてお洒落な小道具だが、何のことか判らないほどではない。それに「恋する」を付けたのが心憎い。
「恋する」シリーズは、『恋するブランニューディ』(芳本美代子)、『恋するメトロ(三田寛子)』、『恋するカレン』(大滝詠一)、『恋するニワトリ』(時東ぁみ)、『夏に恋するAWATENBO』(中山忍)、『恋する夏の日』(天地真理)、『恋する女たち』(斉藤由貴の映画)、「恋するハートに酸素が足りない」(『さよならクロール』より)。まだまだありそうだ。
曲調は、80年代ディスコミュージック調だが、何だか地味な曲だ。サビ部分すら、あまり耳に残らない。ディスコで何となく流れているような曲だ。何回も聴けば心地よいのかもしれない。
「地味な子でも信じていれば奇跡は起きる」という歌詞の内容は、明らかに指原への当て書き。『それでも好きだよ』『アボガドじゃねーし』でも書かれたようなテーマで、新鮮味はない。
しかし、ミュージックステーションでのパフォーマンスはよかった。センター指原中心のカメラワークなのは想定どおりだが、そわそわして照れくさそうな表情は評価が分かれるところだろう。センターなのだからもっと堂々としていろという意見と、それができないのが指原の魅力だという意見。私は後者だ。
他のメンバーも、キメ表情をしっかり見せていて、魅力的だ。中でもAKBシングルでは初選抜の須田は、いつもの「笑い袋が壊れたような」破格の笑顔とダンスで、最後列ながら存在感を放っていた。
それにしてもCD発売日が8月21日とは、あまりに遠すぎる。週間1位を取らなければならないとか、握手会の日程とか、色々事情はあるのだろうが、CDが発売される頃にはもう飽きてしまう。
もはや、曲を聴くためにCDを買う人がいるということは想定していないように思われる。
渡辺麻友『ラッパ練習中』。
当然のように生歌は立派。まだ少しこなれていない感じもしたが、それもまた生歌の醍醐味だ。一方、周りで楽器を演奏しながら踊っているバックダンサーは、明らかにエア演奏。
タイトルの意味をあれこれ想像していたが、好きな女の子への告白を練習中という意味のようだ。ユーフォニウム演奏歴のあるまゆゆにも因んだタイトルでもある。
「夏の恋は続かないと 恋愛の教科書に書いてある」というフレーズは、かつて記事にしたことがある定説。「恋愛の教科書」とは「歌謡曲の歌詞」と読み替えてもいい。
彼がファミレスで注文するのが「かき氷」というのも、AKBグループの夏の歌の系譜を継いでいる。
まゆゆは、歌唱も、表情も、仕草も、高値安定のパフォーマンスで、意外性がない気もして、それが1位になれない理由なのかもしれない。いずれにせよ、早くCDでフルコーラス聴いてみたい。カップリング曲も含め、楽しみだ。
AKB48『恋するフォーチュンクッキー』。
『さよならクロール』に続いて、いいタイトルだと思う。フォーチュンクッキーは、ちょっと珍しくてお洒落な小道具だが、何のことか判らないほどではない。それに「恋する」を付けたのが心憎い。
「恋する」シリーズは、『恋するブランニューディ』(芳本美代子)、『恋するメトロ(三田寛子)』、『恋するカレン』(大滝詠一)、『恋するニワトリ』(時東ぁみ)、『夏に恋するAWATENBO』(中山忍)、『恋する夏の日』(天地真理)、『恋する女たち』(斉藤由貴の映画)、「恋するハートに酸素が足りない」(『さよならクロール』より)。まだまだありそうだ。
曲調は、80年代ディスコミュージック調だが、何だか地味な曲だ。サビ部分すら、あまり耳に残らない。ディスコで何となく流れているような曲だ。何回も聴けば心地よいのかもしれない。
「地味な子でも信じていれば奇跡は起きる」という歌詞の内容は、明らかに指原への当て書き。『それでも好きだよ』『アボガドじゃねーし』でも書かれたようなテーマで、新鮮味はない。
しかし、ミュージックステーションでのパフォーマンスはよかった。センター指原中心のカメラワークなのは想定どおりだが、そわそわして照れくさそうな表情は評価が分かれるところだろう。センターなのだからもっと堂々としていろという意見と、それができないのが指原の魅力だという意見。私は後者だ。
他のメンバーも、キメ表情をしっかり見せていて、魅力的だ。中でもAKBシングルでは初選抜の須田は、いつもの「笑い袋が壊れたような」破格の笑顔とダンスで、最後列ながら存在感を放っていた。
それにしてもCD発売日が8月21日とは、あまりに遠すぎる。週間1位を取らなければならないとか、握手会の日程とか、色々事情はあるのだろうが、CDが発売される頃にはもう飽きてしまう。
もはや、曲を聴くためにCDを買う人がいるということは想定していないように思われる。