AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

オマケなしCDは売れるか?ゴールデンボンバーの実験が痛快。(ときめき研究家)

2014-07-07 22:26:07 | ときめき研究家
報道によれば、8月20日発売のゴールデンボンバーの新曲『ローラの傷だらけ』は、特典を一切つけず、「音楽だけを売る」ことに特化すると言う。ジャケット写真もなく、白一色のジャケットで、6曲入り(歌入り3曲とカラオケバージョン3曲)461円(税抜き)は安い。歌入り1曲160円くらいなので、一般的な配信購入より安い。「CDの価値が以前と違うことを知ってもらいたい」という意図のようだが、CDの音楽部分は配信と同価値(かそれ以下)、特典の方が価値が高いと解釈するべきだろう。

彼らもCDの特典として握手会をしたこともあったが、それは辞めて、「握手はまた別の機会でやりたい」とのことだ。なお、他のアーチストを批判する意図はないとのこと。

色々な意味で面白い試みだと思う。
まず、エアバンドとして有名なゴールデンボンバーが「音楽だけを売る」と言っているのが面白い。もちろん歌は歌っているだろうが、レコーディング時に演奏はしているのだろうか。
『ローラの傷だらけ』というタイトルは、西城秀樹の『傷だらけのローラ』のパロディと思われ、ちょっと聴いてみたいという気もする。
それから、何より、「特典なし」という話題性が特典になっていることが興味深い。「特典がなくても曲音楽に自信があるから」とは言っていない。斬新な特典により売り上げ確保を狙っているようだ。それはそれでしたたかさを感じる。

前作の売り上げが15.8万枚に対し、今回の初回プレスは3万枚だという。5分の1になると見込んでいるということか。
その試算に当てはめると、AKB48のミリオンシングルCDに特典がついていないと20万枚だろうか。そして私がいつも批判する複数タイプ発売をやめると更に減少するだろう。
批判する意図はないと言いつつも、おなじみAKB商法への強烈なアンチテーゼになっている。痛快だ。
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3 コメント

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no title (xxxxx)
2014-07-08 00:10:19
こちらのブログはいつも拝見しています。
AKB48の楽曲もゴールデンボンバーの楽曲も普段から聞いている1ファンです。

ゴールデンボンバーはエアバンドといっても、ほとんど全ての楽曲をボーカルの鬼龍院翔さんが作詞・作曲されています。
ただ、CDの演奏はボーカル以外、外注としてプロの方にお願いされているようですが…。
また、シングルCDとしてではありませんが、今までも『urtla PHANTOM』(B'zっぽい曲)、『TSUNAMIのジョニー』(桑田サウンドっぽい曲)など、他にもパロディ化したような曲を作曲・音源化しています。
もとのアーティストさんが有名な方というのもあって、ネタで終わらせるのが勿体ないくらい普通にいい曲です。

個人的に、鬼龍院さんは単なるボーカリストというより、アーティスト気質が強い方だと思っています(エアバンドでも口パクはしない等)。
普段ならこのニュースは「彼らしい」と思って流してしまいがちでしたが、その事を認識していない方から見ると、「面白い」と思われることが興味深かったのでコメントしてしまいました。
長文失礼いたしました。
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Unknown (北の方)
2014-07-08 18:41:12
この記事からして偏向報道ではないでしょうか。
昨日の本人出演のめざましテレビのインタビューによると、複数枚だの特典だの批判する人はいるが、今の時代いかにCDが売れないかわかってもらいたい。
これを見て特典等がつけやすくなってほしいという意図と語っていましたが。
変な特典等をつけるからCDが売れなくなったのではなく、CDが売れないからこそ売れる努力をしてるんですよと言いたいのでしょう。
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握手会をしないアイドル (ムクドリ)
2014-07-08 22:46:27
昔、オフコースが文字しか印刷されていない白いジャケットのLPを出したことがあった。そのセンスに関心もしたけど、何だか損した気分にもなった。というのもジャッケトのデザインもLPを買う楽しみのひとつだったからだ。

握手会をしないと言えば先ごろヨーロッパツアーを終えたBaby Metalに最近すごっくはまっている。まだ若いのに歌やダンスのレベルが非常に高く、アイドル戦線からひとつ飛び抜けた印象だ。
うまくいかないことも多いがアミューズはアイドルを育てるのが本当にうまいと思う。コンセプトはもちろん違うが、Baby Metalを見ていると近いうちにAKBグループは飽きられるのではないか、もしくは世の中の嗜好はまたかつてのようにソロもしくはユニットのアイドルの方向に向くのではないかという気がしてくる。
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