空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「査読論文」に係るいくつかのメモ

2024-08-23 17:51:40 | Weblog
 見かけたので。



 同じ分野内部であればその比較は宜しいが、別分野―というか大分離れた分野―についても同じ基準で押し通そうという向きにしばしば出会い、あまり面白くないのである。
 仕事場の同僚からもそんな風なことを言われることがあり、まあいいから研究費稼いで来てくれやとか、ど文系より総額低いんならちょっと黙っといてくれるか、とかそんな風なことはちょっと思う。



 主観的なものも相当入ることもあろう、困ったことなのである。とはいえ



 隣接分野に一歩入ると流儀が異なりもするのである。
 …ドメスティック領域でドメスティックに生き続けるって、ふつう不可能なんじゃねえかなあとか考えてみると、「わたし査読です」一本鎗で生きてる人たちの見識の狭さも危ういとは思う。

 出版については



 こうした事情もあり、であるから(その領域の)一流出版社から出すことに権威なり何なりがつくのである。
 …まあねえ、キリキリ自分を律して適切に自分の仕事を進めるため査読だなんだと他律を自らに課するのは自律の一種だと思うんだ。なにしろ



 …地方のちっちゃいところだとほんと困るのよぅ…。



 とある人に、君のプロジェクトはえらい先生に名前を借りて大きな予算を当てたら、とか言われたが、ウチはこれまでそういうことしてこなかったんですよねえ。余所さんでは普通の手法なのかしら。なんか科研費の規定のどっかに引っかかりそうな気がするけど、その手法。
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