空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2014-11-22)

2014-11-22 15:40:16 | Weblog
BBC Deadly Myanmar shell 'mistakenly hit' Kachin rebels 20 November 2014

 カチン州で、ミャンマー軍の「警告射撃」と説明される迫撃砲弾がカチン反政府派のキャンプにクリーンヒット。23名死亡。(さらにカチン独立機構側の主張では15名負傷)。

 …ここまでのクリーンヒットだと、本気で”狙ってなんかないですよ!”という言い訳を信じたくなる。が、カチン側は、停戦対話の努力を放棄するぞと脅す。そりゃそうだ…。

 …大騒ぎにならないでくれるとうれしい。


BBC North Korea responds to UN with nuclear test threat 20 November 2014

 こちらは例の如くであるが、いつもと違うのは、国連がKim Jong-unをICCにかけようかなあ、という話をしたことに対しての脅しという点。

 確かに最近、粛清のやりようが目に余るとはいえるが、なんで今、このタイミングでICCかなとは。いつでもいいじゃないか(むしろなんで今までしなかったんだ、ともいう)。

 …まあどうせ、核実験を計画していたのは明らかなようだし。国連安全保障理事会では中国・ロシアあたりがICCの件に反対票を出すだろうし。


BBC Sewol ferry firm head imprisoned for 10 years 20 November 2014

 韓国司法の危機の一端であった、一連の流れ。フェリー会社の責任者が収監10年。


BBC Japan PM Shinzo Abe dissolves parliament for election 21 November 2014

 日本、衆議院解散。安倍首相は自己の経済成長戦略と不人気な消費増税の延期について可否を問うというが、世論は彼の選挙に否定的であると報じる。朝日新聞によれば安倍首相の支持率は39%であるぞ、という。

 …しかし、そこまでの支持率を維持していれば大したものだ、とも思われる。


BBC Madagascar plague outbreak kills 40, says WHO 21 November 2014

 マダガスカルで腺ペストっぽい症状の流行病、40名死亡、80名感染。困ったことに、主たる殺虫剤にノミたちが耐性をしめし、対策が間に合っていない様子。


BBC Two Britons 'killed in Islamic State fighting' in Syria 22 November 2014 Last updated at 00:25

 ロンドン出身のAbu Abdullah al-Habashi(21才、ISプロモーションヴィデオにも出演したことで知られる)及びAbu Dharda(20才)がシリア、Kobaneで、米国の空襲により戦死したとのこと。計27名のBritonsがjihadistsに参加して死亡したとあり、これはその最新の例ということになる(政府は、参加総数は500以上と見込んでいる模様)。ただ、この時点では、IS側の報告によっていて、別の確実なソースはなし。

 Abu Abdullahはエリトリア系。16才の時に改宗したのだという。Abu Dhardaはソマリ系。


BBC Floods fear as snowfall in north-eastern US subsides 21 November 2014

 一年分が三日で降っちゃったくらいの大豪雪。このうえ、雨が降ったら、建物がつぶれちゃったり洪水したりしちゃうかも、と戦々恐々の様子。


朝日新聞 早大准教授、論文盗用で懲戒解雇…不服申し立て 21 November 2014

早大によると、学内機関誌「早稲田商学」に2001年と03年に掲載された英語の論文2点で、蛭田准教授が米国の大学院在学中の1995~98年に入手した論文の大半を盗用していた。元の論文は当時未刊行だったがその後公開され、学内の複数の教員の指摘を受けて今年7月に調査を始めたところ、それぞれ7、8割が盗用だったという

 明らかに「窃盗」の事実が認められたというなら、相応の処置が下されるだろうというわけだ。
 某小保方氏の場合は、このたとえで言えば「詐欺」かどうかということであって、最初から詐欺行為として計画されたものか、それとも過失であるのか、慎重に捜査せねばならぬ、という点、一応、構造は異なる。

 その点、例の連続毒殺事件(推定):

BBC Japan woman arrested for 'poisoning husband with cyanide' 20 November 2014

 …を思い起こす。この推定連続毒殺事件も、実は本当に老齢で死去した夫がいたかもしれず、既に2件は超有罪確定っぽいのだとしても、もしかしたら1例はほんとに不幸な事故かもしれず、という。
 小保方氏もこの類例であって、9割9分がハズレでも、最後の1分は真実の情報が含まれているかも、というわけだろう。



 小中学校と同じスタイルで、公開研究授業の場合は相当作りこんで行います。学生の反応を見て、どれだけずらすかも予め織り込んで、タイムキーピングほぼ完璧にしてみました。

 質問項目等々、タイミングも何もかも予定に埋め込んでしまいます。

 そうして作ったヴィデオ教材を放映して、現場の教員はティーチング・アシスタントに徹する―というのも、上層部には微妙に視野に入りつつあるようで…。

 …なので、現場の教員には割と危機なのですが。特に教育重視というほうの学校の、研究してない人たちは、『君たちに高度な教育なんか期待していないよ。でも、ヴィデオを選んで、教室に放映して、ま、学生の質問にちょっと答えるくらい、できるだろ?』と、近々言われる恐れががが。

 10年くらい前にだったかな、英語の単位をTOEICとかで間に合わすなんて動きが起こったときには、『あっはっは、研究できない語学教員なんか要らないよ、TOEICのほうがどう役に立つか分かるだけマシだよ』みたいな雰囲気があったかと記憶するが―

 ―そうして文系常勤教員の数を減らし、しかし理系教員の数が増えるということもそうなく、事務員の数も人件費削減ということで減らした結果…事務作業が増えて「これじゃ研究できないよ!」と唸るようになり…

 そこで『なら研究費はなくていいんだよね、研究できないんだし?』と研究費を削られ(大体、いま)、『なら、教育くらいやってくれるかな?』といわれ(いまの段階、このくらいか)、『でも研究できない人に高等教育できるわけないし…あ、そうだ! ヴィデオを流せばいいよね! ヴィデオの解説するくらい、できるでしょー?』と―

 …少なくとも、仄めかしはありました。

「…まあ、いずれ、そうなっちゃうんじゃないかなあ」というのが、ボクの今の感想かなあ。

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