研究者クラスタから「助教で年間21万円の研究費は多いほう」という反応多数で、二重に驚いている。どこが科学技術立国やねんという。
— 小遊三♥江戸西 (@edonowest) 2016, 2月 3
研究者クラスタの虎の尾を踏んだらしく通知欄が鳴りっぱなし
— 小遊三♥江戸西 (@edonowest) 2016, 2月 3
虎の尾というかなんというか。痛いところというかなんというか。な、お話のような。
あるだけ良いよ、外部資金取ってこないと教授だってゼロなんだぜ。。。(((( ;゜д゜))) https://t.co/KhdkCjItVo
— ばり (@cookeryballie) 2016, 2月 3
流石にゼロはマズイと思われる(タネ銭なしじゃ、”賭場”に行くこともできない―学会に行くこともできない)。が、現実的にほぼゼロというところもまあ、あるのではないかなあと思われる。
ウチも絞り始めたからねえ。
ただまあ、
研究は科研費などの外部資金を取ってやるものという感覚もあるんだけどね。理工系だと最低でも年百万からだから、全員分を大学から配るのは無理。基盤校費はそういうカネが取れない人間にも保障する最低給付、という位置付け。https://t.co/KtxKS5M2Wd
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2016, 2月 3
という感覚でいる人も相当数いるわけである。たぶん、研究者クラスタの上位20%くらい。
科研費応募者の、ざっと20~25%くらいが採用組なので、応募しないひとの数を考えたり、まああまり毎年応募はしないよなあということを勘案すると、感覚的にざっと20%ちょっとくらいと思う。なお私はたぶん25%くらいのところにいるものかと思う。
なお私の本年度当初予算は14万円ほど。
科研費に応募したことに対するインセンティブ経費や内部の傾斜配分予算を確保したり…で最終的には38万7千円。これに親方機構様よりの競争的な資金80万(一部は分担者に配分)を得て―ざっと118万が私の本年度予算。
今シーズンの業績は論文3報、モノグラフ1報。1報あたり30万の計算。
ま、悪くないでしょ。
科研費とってくるために、という傾斜配分をうけたので、まあ取れればいいなあと思いますが―それ以外の業績も予定されているので(とある研究費の内定一件とのこと)、まあその点も勘案すれば、悪くないでしょ、きっと。
ところで聞いた話だと、国文あたりは研究費がなくても研究業績は次々出せるのだとかなんとか。じゃあ出してー…。そしてみんなのために科研費とかとってきてー…。
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