発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

試運転

2018年09月17日 | レイアウト
久しぶりにレイアウトに電気を流した。

たまりつつある近鉄特急の第1回目の試運転をようやく実施。

まずは、新ビスタカー(10100系)軍団。

A編成1本、B・C編成各2本の計5本。
動力は、A・C編成にあるのが基本だが、だいぶ前にA・B編成の動力を入れ替えたため、今の動力は、B編成1本とC編成2本、A・B各1本が増結用付属編成の陣容。
これだとA+C、B+C各1本のビスタ編成と、B単独1本となる。

このB単独に12200や18400をつけて混結編成候補を作る。


手前から18400+30000、A+C、B+12200、あおぞらの4本で試運転。

18400は30000との連結を目論んですでにTN改造されていた。動力は18400にあるので、30000の方は他力本願編成仕様に改装済み。


B編成に引っ張られるスナックカーだが、特に問題はない。ビスタカーの動力台車が片側だけなので、負荷を考えると、引くのを2両ぐらいで抑えるのがいいかもしれない。

また18400(M)を使うと12200との4連とA編成の7両編成が組め、楽しみが増える。18400、TNから再改造するかだな。

その一方、空中分解したカプラーを改造した「あおぞら」、走らせてみるととんでもない「くそババぞら」になっていた。なんとレイアウト3分の1周で6両編成が綺麗に3分割。それも1度ならず2度までも。

原因は、台車マウントのアーノルド。

手前の車両、台車はまっすぐなのにアーノルドが傾いている。どうやらカプラー取付け部本体とスプリングとの問題があるようで、1度目は修正したものの、2度目もカーブに差し鰍ゥると、カプラーがねじれた状態になり、後部開放。下り坂を逆走し目の前を「リニアあおぞら」並みの速度で通過。
私の「アーノルド神話」を崩壊させた罰は大きいぞ、マ・イ・ク・ロ!
ということで「あおぞら」は2度目のカプラー改修に。
今回思い立って試運転したのは、車両増備をしたため。

もちろん増備した車両は、近鉄特急。



スナックカーとビスタカーとアーバンライナーに挟まれ、サニーカーという愛称すら定着したか疑わしいサニーカーグループの、たった2編成しかない12600系(動力付き)。

サニーカーといえば12400系だったはずなのだが模型化されておらず、手に入るといえば12410と12600。

外観上の最大の特徴が、その塗分けライン。スナックカー全盛期にあって、この塗分けラインはインパクトがあった。

その流れを汲み、かつサニーカーグループの最終増備車が12600系。
12600の登場が、あの驚異の吊り鰍ッ特急車18000の代替新造というのだから、感慨深いものがある。

動力付きを買ったのは、GMの動力に興味があったから。GMの旧動力は、その低性能に定評があり、今まで手を出さなかったのだが、新動力は一転して高評価になったため、興味は持っていた。サニーカーグループは4両単独での運転もよく目にしたため、それも考慮し動力付きに。






アーバンライナーは、増結2連を外した6連で。

試運転はどれも快調。「ババぞら」のカプラートラブルを忘れさせる走り。

うれしい誤算だったのが、点灯試験。



なんと12600の行先表示が点灯している!

GMでは長い間、行先表示は非点灯だった(はず)。
HPで調べても、12600の行先表示が点灯するなんてどこにも書いてないから、非点灯だとばかり思っていた。少し前に出た12410(新塗装)が行先表示点灯と記載されていたので、「光物大好き」な私は、もう少しでそちらを買うとこだった。また同時期に出たリニューアルされた22000も同様に点く。

模型屋さんで買った時に、この12600の出来が案外よかったので、増結4連も頼もうとして問屋さんの在庫を調べてもらったら、増結4連は在庫なし。おまけに22000の方は、基本・増結とも在庫なし。しかし12410(新塗装)は在庫たっぷり。これって今どきの消費者の動向かね。

在庫リストを見ていると、面白い近鉄電車があったので、10月購入と断ったうえで予約発注。来月は久々に一般車の増備ですわ。

ちなみにサニーカー、驚くほど静かに滑らかに走ってくれました。

あ~~~あかん、GMの近鉄が、、、。