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てらまち・ねっと



 昨日5月30日の岐阜新聞の一面に、情報公開の特集があって、びっくり。なぜビックリかというと、先日、取材を受けて、「いずれ書くのだろう」程度に思っていたテーマだから。それが第一面の特集。そのテーマとは、私が 5月9日の投稿で示した知事の交際費の関係。
 岐阜新聞第一面の約1/4を使っての「フォーカスぎふ」で、見出しを入れて12段抜き。
 記事の前書きと冒頭の2段の17行だけはインターネット出に掲載されている(なぜか ? 全文ではない)。
   2005年5月30日付け岐阜新聞 「フォーカスぎふ」

 知事と県内市長の交際費の公開状況などのまとめ。岐阜県知事の交際費の公開は北海道に次ぐ透明度、と記されている。私のコメントは、記事の最後の結びの14行。 

 「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」の事務局の寺町知正さん(五一)は「公文書の情報公開が最高裁で狭められていく流れの中、県の対応は画期的」と評価。市長交際費の公開が進まない点には「世界中で瞬時に見ることができるところに懸念があるのでは。今後の進展は市長の決断にかかっている」と話している。

 補足① 「今後の進展は市長の決断」の意味は、変なところに交際費を出している市長は公開したくないのは当然、ということ

 補足② 私の「最高裁で狭められていく流れ」とのコメントの趣旨は、情報公開の場合、地裁や高裁で公開命令が出ても、最高裁が後ろ向きに修正することが少なくないこと、特に個人情報については、これが著しいことを話したもの。
 この知事だけでなく、地方公共団体の情報公開は行政の運用としても、判決としても、確実に広がっているのは事実(国はともかく)。

 きのう「もんじゅ」判決で高裁の住民勝訴を取り消した最高裁、これら後ろ向きの最高裁でも、6月14日には、知事の非公開処分に対して、私たちを逆転で勝たせてくれるみたい(乞・ご期待)

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