実は1月に、三重県からこんな公表がありました。
石原産業株式会社との共同研究時における研究用サンプルの加熱試験結果について
平成18年1月24日・三重県発表
なお、私たちは昨年11月14日に、共同研究の問題や不透明なことを指摘しました。 これを受けて(?)の三重県の発表を 12月26日のブログ に紹介しまた。
その続編の発表になるのでしょうか。
詳しくは上記のリンク先を見てください。別表にデータもあります。
(要点)
● 科学技術振興センターは、石原産業株式会社の説明を検証するため、200℃程度で高温乾燥して六価クロム溶出試験を行ったところ、溶出量が大きく増加することを確認しました。
1 センターによるフェロシルト加工品の加熱試験結果について
(3)・・結果は、加熱時間が長くなるほど、またpHが高いほど六価クロム溶出量が多くなりました。(別表 表1)
3 今後の対応について
・・土壌環境基準を超える六価クロムが検出されたことへの対応を反省し、当該共同研究を実施した産業廃棄物抑制産官共同研究事業の規定を見直し、研究資材等の安全性確認など改善の徹底を図り、的確な研究推進に取り組んでまいります。
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この1の(3)の加熱試験結果「加熱時間が長くなるほど、またpHが高いほど六価クロム溶出量が多く」って、そんなこと、素人でも予測できるでしょう ! と言いたいですね。
最後の 3 今後の対応について は、期待したい。
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