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てらまち・ねっと



 舛添氏は、結局、疑惑について何も語らぬままに、都庁を去った。しかも、最後の最後まで何も説明しないままに。
 正式には、21日の辞職。あまりに厚顔無恥(こうがんむち)。
 そのあたりの報道を記録。

 と思ってネットを見ていたら、今度は、都議がリオ五輪の視察に大挙して出かけるという。
 しかも、ホテル代が暴騰している。静岡の知事は、「確保したホテルが1泊8万円と規定の4倍を超える見通しとなったことから、リオ五輪視察を取りやめた」(日刊スポーツ)というのに、都議の感覚が疑われる。

 そこで、以下を記録した。
●笑い止まらぬ舛添氏 都知事辞職でも“条件成立”で勝ち逃げ/日刊ゲンダイ 2016年6月19日
●舛添知事、無言のまま都庁去る 退職金約2195万円/zakzak 6.20

●舛添都知事の海外出張経費、9回で計2億4700万円 /日経 6/20
●舛添都知事辞職 疑惑への説明責任は/日テレ 6月21日
●失うものナシの舛添知事 「五輪利権」全暴露でリベンジも/日刊ゲンダイ 6月17日

●リオ五輪 都議団視察、予算大幅に上回る可能性/日テレ 20日
●都議会議員「アゴ足まくら付き」リオ五輪視察!税金1億円かけて27人ゾロゾロ/j-cast 6/20
●舛添知事非難したのに…都議団リオ視察1億円超!?/日刊スポーツ 6月17日

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●笑い止まらぬ舛添氏 都知事辞職でも“条件成立”で勝ち逃げ
      日刊ゲンダイ 2016年6月19日
 21日に都知事を辞職する舛添要一(67)。17日の定例会見をすっ飛ばし、退任会見もナシ。「公金タカリ」の疑惑は闇のままだ。知事の椅子から引きずり降ろされたショックで人前に出られないのかと思いきや、そうじゃないらしい。舛添は「してやったり」と高笑いしているというのだ。

「舛添知事と都議会自民は13日の議会総務委の開催前から、密かに辞職について話し合っていた。そこで、舛添知事は辞職を受け入れるための“ある条件”を示していたとささやかれています」(都政担当記者)

 “ある条件”とは①告発状が出ている政治資金規正法違反容疑の捜査を検察にさせない②百条委員会は開かない③20日の集中審議を開かない④辞職してほとぼりが冷めたころ、政界復帰を含めた何らかのポストを用意する――だったという。

 これが事実なら何とも身勝手極まりない話だが、さすがの自民も当初、すべての条件をのむのはムリ――と突っぱねたらしい。

その“膠着状態”が急展開したのは14日夜。舛添が知事室を出て都庁玄関前から公用車に乗り込み、わずか2分後に都庁に戻った時だ。

「“条件”をのまない自民に業を煮やした舛添知事は『解散』とケツをまくった。そこで都庁を後にしたワケですが、これに慌てた自民が折れた。『すべての条件をのむ』と公用車に電話を入れ、舛添知事は都庁に引き返して辞職が決まったらしい。しかし、自民はそんな話を表にできるわけがなく、それで、有権者ウケを狙って『ついに不信任決議案提出』のアナウンスを流したようです」(前出の都政担当記者)

 舛添が会見を開かないため、コトの経緯や真偽は確認できないが、なるほど、確かに百条委の設置は自公の反対で否決され、20日の集中審議も消えた。一部メディアでは早くも検察幹部の「違法性を問うのは難しい」との談話が報じられている。“条件”通りだ。注目のポストは、私大教授のほか、東京五輪絡みの新設組織の役員――なんてウワサも流れている。2000万円超の退職金も手にする舛添にとっては「完全勝利」だ。

政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「『クビになったんだから後は知らねェ』と言わんばかりの態度で、まんまと逃げきったような印象ですが、このままウヤムヤで終われば、舛添氏にとっても自民党にとっても大きな闇を抱えることになるでしょう」

 新聞テレビが次期知事候補選びに躍起になっている状況も舛添にとっては好都合に違いない。つくづく許せない男だ。

●舛添知事、無言のまま都庁去る 退職金約2195万円
      zakzak 2016.06.20
 政治資金流用問題などの責任を取り、東京都の舛添要一知事が21日付で辞職する。都によると、同日は登庁しない予定で、舛添氏は20日午後、無言のまま公用車に乗り込み、都庁を後にした。

 花束贈呈などのセレモニーもなく、知事の車を見送ったのは知事補佐官ら幹部数人。舛添氏はこの日、午前10時前に登庁し、残務整理などをしていたという。今後、退職金約2195万円が支払われる。

 舛添氏を巡っては、高額な海外出張費や公用車での別荘通いが公私混同と指摘され、政治資金の私的流用疑惑が次々に浮上。疑惑に対し、記者会見や都議会で曖昧な釈明に終始する姿勢に批判が収まらなかった。

 一連の問題発覚後も、舛添氏は強い続投の意思を示し続けていたが、都議会で不信任決議案が可決される見通しとなり、辞職を決断。本会議で「これ以上都政の停滞を長引かせることは耐え難い」と述べた。

 その後、辞職の記者会見を開かず、定例の記者会見の出席も拒否し、報道陣の問い掛けにも一切答えていなかった。

●舛添都知事の海外出張経費、9回で計2億4700万円
     日経 2016/6/20
 東京都は20日、舛添要一知事の在任中に行った計9回の海外出張の経費の詳細を公表し、総額は約2億4700万円だったと発表した。舛添氏は2014年2月の就任以来、ロシアや英国、フランスなど7カ国を訪問。4月に米国を訪問した経費は約3400万円で、最高額は知事含め計20人で出張した14年10~11月のロンドン、ベルリンの約6900万円だった。

 舛添氏は4月、海外出張経費の見直し検討会を都庁内に設置。6月末に検討結果をとりまとめ、公表する予定だったが、都は「新しい知事と相談したい」とし、公表は当面見合わせる。

●失うものナシの舛添知事 「五輪利権」全暴露でリベンジも
        日刊ゲンダイ 2016年6月17日
「何とか9月まで続投させてほしい」――と涙を流して懇願したのに、自民党に冷たく切り捨てられた舛添要一。本人が「人格的に辱められ、失うものは何もない」と発言したように、もはやこの先、人前で活躍することは絶望的だろう。

 しかし、プライドが高く攻撃的な舛添知事が、このまま黙っているのかどうか。政界関係者は「失うものがなくなった」舛添氏のリベンジを警戒している。東京都の巨大な利権構造、中でも「オリンピック利権」について洗いざらい暴露されることを懸念しているという。

「五輪招致のために2億2000万円の怪しいカネが使われていたように、東京五輪は一大利権となっています。何しろ3兆円規模のビッグイベントです。街の再開発を含めると、動く額はもっと膨らむ。2年半、東京都のトップを務めた舛添さんは、誰が儲けているのか、どんな利権があるのか把握しているはず。舛添さんはカネに汚く、みみっちいですが、利権づくりはヘタな上、五輪招致が決まった後に就任しているので、本人は利権に関与していない可能性が高い。それだけに、知っていることを暴露しても不思議ではないとみられているのです」(都政関係者)

「五輪利権」の全貌を握っていることは、舛添氏にとって大きな武器になるとみられているのだ。ただ、その一方、身の破滅を招きかねないという声もある。

「伏魔殿と呼ばれる都議会の利権や五輪利権には、暴力団も関わっていておかしくない。もし、舛添さんがすべて表にしようとしたら、何が飛んでくるか分からない。最近、舛添さんのSPが3人から5人に増えましたが、身の危険を感じている可能性があります」(政界事情通)

「失うものは何もない」舛添氏は、リベンジに動くのか。

●舛添都知事辞職 疑惑への説明責任は
     日テレ 2016年6月21日
自らの政治資金の使い方などの問題を受け東京都の舛添知事は21日辞職する。しかし、数々の疑惑への説明責任は果たされないままとなる。舛添知事の在任期間は猪瀬前知事に次いで2番目に短い2年4か月で、約2200万円の退職金が支払われるという。

 自らの政治資金の使い方などの問題を受け東京都の舛添知事は21日辞職する。

 舛添知事は、先々週の定例会見を最後に報道陣の取材に応じていないが、20日も応じず午後4時すぎに無言で都庁を後にした。20日が最後の登庁とみられたが職員による見送りのセレモニーはなく、最後は幹部職員8人が知事の車を見送った。

 自らの政治資金の使い方などの問題を受け、舛添知事は21日辞職するが、数々の疑惑への説明責任は果たされないままとなる。舛添知事の在任期間は猪瀬前知事に次いで2番目に短い2年4か月で、約2200万円の退職金が支払われるという。

 次の知事を選ぶ選挙は、来月14日に告示、31日に投開票され東京都は今回の選挙費用を50億円程度と見積もっている。

●リオ五輪 都議団視察、予算大幅に上回る可能性
     日テレ 20日
 リオオリンピック・パラリンピックの視察をめぐって、都議会で新たな問題が浮上しています。

 JNNが入手した資料。都議会は視察のための経費として6200万円を予算に計上していますが、関係者によりますと、この費用が予算を上回る可能性があるというのです。

 視察はオリンピックとパラリンピックの開会式、閉会式に合わせて、延べ27人の都議が4回に分かれて行うことになっています。しかし、東京都によりますと、リオ市内のホテルの予約や航空券の確保もできておらず、直前に高騰した価格で予約すると、予算を大幅に超える可能性があるというのです。

 都によりますと、その場合、議会で経緯を説明すれば予算オーバーは許されるといいますが・・・。

 「知事のスタンスに懸念を示しております。知事は全く聞く耳を持たず、大名行列とも言われる高額海外出張費案などは、まさにその心配が現実のものとなったものであります。今回が苦言を呈する最後の機会になるかもしれません。都民はもはや、あなたを信用などしていません」(都議会自民党 堀 宏道 議員)

 これまで高額な出張経費問題では舛添知事を厳しく攻めた都議会側。今回の視察には、どう対応するのでしょうか。

 「8月から9月にかけて行くわけですよね、行き帰りの時間もかなりかかりますし、開会式に出たり閉会式に出たりということ。相手の五輪組織委員会の方たちから話を伺うといったって、(五輪)開催中ですから、これはかなり困難」(都議会共産党 大山とも子 幹事長)

 今回、共産党の議員は経費削減を理由に視察を辞退しました。自民、公明、民進などの今後の対応は分かっていません。

●都議会議員「アゴ足まくら付き」リオ五輪視察!税金1億円かけて27人ゾロゾロ
          j-cast 2016/6/20
全米オープンゴルフの中継放送が延長になり、「モーニングショー」は45分遅れて始まった。司会の羽鳥慎一が「お待たせしました」と番組がスタートし、取り上げたのは「都議会議員たちがリオデジャネイロ・オリンピックを1億円かけて視察する可能性が出てきました」ということだった。

都議27人をリオ五輪へ4回に分けて各7日間視察に送るという。視察議員ははじめは20人で、随行職員分も合わせて予算は6200万円だったが、共産党、生活者ネットワーク、かがやけTOKYOの3会派が辞退したため、そのぶんを自民党、公明党、民進党に回して、新たな参加者を加えて膨らんだ。

現地のホテル代はオリンピック価格で高騰していて、当初予算の1人238万円が260万円、さらに300万円を超えそうだ。「モーニングショー」が都議会議会局にホテルや航空券の手配状況を問い合わせると、「調整中です」とはっきり答えない。どうにも不自然で、あまりに高額になったために発表を控えたのではという疑惑も起きる。

住田裕子(弁護士)は「民間企業なら、ホテル代が上がったら、まず人数をカットしますよ」と呆れる。日本大学の岩渕美克教授も「ちょっとあり得ない話です。議会がオリンピックにどう関与しているのかも明確でない」と話す。

何を調べに行くのか・・・気分は観光・観戦ツアー
都議が税金を使ってなぜリオ視察に行くのか。各会派に聞いた。議員数56人のうち16人が参加し、視察団の半分以上を占める自民党は「議会で決めたことだから、議会局に一任している」。なんだか他人事のような答えだ。公明党は「知事辞任の後、いったん白紙にしている」。民進党の旧民主党系は「議会局で調整中」、旧維新系は「参加を予定しているが、今後よく調整する」

こんな時に!
参加を辞退した共産党は「最小限の人数にすべきだ。参加辞退分の人数枠を他の会派が出すのはおかしい」といい、生活者ネットワークは「もともと東京オリンピックに反対」。かがやけTOKYOは「大きな会派の視察では参加議員が現地で質問しない『美学』がある。観光旅行の域を出ない」とバッサリ切り捨てた。

石原良純(タレント)「舛添知事の高額出張への批判があったのに、なんで行くんでしょうかね。何を調べに行くのか」

住田裕子「役得なんです。我も我もと」

羽鳥慎一「もしかしたら、こういうことがあるので舛添知事を厳しく追及できなかったのか。都議会議員の視察がどうなるか注目していきたいと思います」

かりに都議の視察が必要だったとしても、各会派から1人か2人派遣すれば十分だろう。議席数に合わせて人数を配分するのは、アゴあしまくら付きの「リオ五輪観光ツアー」にご招待ということではないか。それも税金で・・・。

●舛添知事非難したのに…都議団リオ視察1億円超!?
      日刊スポーツ 2016年6月17日
 東京都の舛添要一知事(67)が高額出張費などの問題で辞職を決める中、厳しく追い込んだ都議が今夏実施する、リオデジャネイロ五輪・パラリンピック視察の出張費が、予算を大きく上回る可能性があることが16日、分かった。8月5日の開幕まで2カ月を切り、リオ中心部のホテル代は4倍以上に高騰しており、東京都議会は派遣する都議27人と随行員のホテルを押さえておらず、宿泊費が膨大に増える見込みとなった。

 舛添氏を厳しく指摘した都議会自体が「大名視察」となる可能性が出てきた。都の規定によりリオ地域における都議1人の宿泊費は1泊1万7400円。旅行代理店関係者によると、リオ市内のホテル代は4倍以上に高騰しており、規定額の4倍は1泊約7万円となる。議会局によると現時点でホテルを確保できておらず、さらなる高騰に巻き込まれる可能性も出てきた。

 視察に行く都議27人は五輪とパラリンピックの開・閉会式4回に分け、それぞれ3泊7日の旅程。最も高騰する五輪中は2度に分けて7人ずつが行くが、リオに詳しい旅行関係者は「これから、7人が同じ日程で泊まれるホテルを取るのは非常に難しい」と断言。

 需要過多によりホテルも強気で「1泊いくら」ではなく宿泊日固定の「パック売り」が常識で「最近、普段1泊2万円のホテルが4泊30万円以上というのを見た」という。視察予定日に合わない可能性すらある。

 各会派の振り分けは自民16人、公明5人、民進系6人。経費削減などの理由から共産と生活者ネットが計5人を辞退したが、枠は削減されず自民に3人、民進系に2人が再分配された。

 リオ視察の本年度予算では都議20人、随行職員6人の派遣を想定し、計6200万円を計上。しかし派遣人数増に加え、ホテル未確保の状況から、かなりの増額が見込まれる。議会局も予算について「実態とかけ離れている」と話した。

 都議のフライトは全員ビジネスクラス。この座席確保も完了していないという。ある都議は「海外視察は都議1人300万円ほど使っていいとされている」と話し、随行職員の旅費など全経費を含めると1億円に迫ると指摘する声もある。

 また、高額出張費が問題となったことで知事の飛行機、ホテルも確保できていない。政策企画局は「新知事と相談する」としたが、知事選開票日は五輪開幕の6日前となる7月31日が有力で、高騰幅も予測不能。

 14日には静岡県の川勝平太知事が、確保したホテルが1泊8万円と規定の4倍を超える見通しとなったことから、リオ五輪視察を取りやめたばかり。

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