昨夕のニュースで、宇都宮さんが立候補を取りやめると発表したと流れた。ホット安心した。
これで、分かりやすい3局構造の都知事選になる。大きい選挙ほど「分かりやすさ」が大事。
今回の都知事選で一番心配していたのは、「安倍と橋下が組んで、橋下都知事」を画策したら・・ということ。今年の春前ごろから一部ではその懸念も指摘されていた。
橋下選挙は分かりやすい選挙。今回の3人と比べれば、ダントツに抜け出る。
実質3人の争いになる今回の都知事選。まさか、一晩で橋下氏の立候補もないだろうからと安心。
デイリースポーツ★≪前大阪市長の橋下徹弁護士(47)が13日、ツイッターで、14日告示の東京都知事選について「しかし東京都知事選候補者は、コメンテーター候補が多いな。政治の実行プロセスを知らない人ばかり」とツイートした。≫
橋下氏だって、最初の選挙の時は「政治の実行プロセスを知らなかった」のに。
ともかく、今日の朝告示なので私の観点で幾つかのニュースを記録しておく。
状況を端的に示しているのは次。
産経★≪都連所属の中堅議員は「小池氏は与党票も野党票も一定程度取る。鳥越氏が野党票の大半を固めた上に、浮動票を得て自民分裂の『漁夫の利』を得る可能性はある」と話す。知名度の高い小池氏と鳥越氏による劇場型選挙に巻き込まれ、増田氏が埋没することを懸念している。小池氏側は、俳優の石田純一氏の出馬断念で解消されたはずの浮動票奪い合いの懸念が、鳥越氏の出馬で再燃した格好。「政権への批判票は、小池氏ではなく鳥越氏に向かうのでは」(自民党幹部)と鳥越氏の“脅威”は小池氏にも及んでいる。≫
加えて、増田氏は、原発事故の東電にも平気で取締役をやっていたらしい。
読売★≪増田氏、東電HD社外取締役を辞任…≫
なお、組合系の連合は割れる。
時事★≪2014年の前回選挙では、民主党が細川護熙元首相を実質支援したのに対し、連合東京は自民、公明両党が推した舛添要一氏を支持している。≫
●東京都知事選 宇都宮氏が立候補取りやめ/NHK 7月13日 19時31分
●【東京都知事選】与党、鳥越俊太郎氏出馬に危機感 分裂選挙で浮動票も流出/産経 7.13
●増田氏、東電HD社外取締役を辞任…選挙集中か/読売 7月13日
●連合は自主投票=民進と対応分かれる【都知事選】/時事 7/13
●橋下氏 都知事選候補らをバッサリ「コメンテーター気分」…会見より先に政策協定を/デイリースポーツ 7.13
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●東京都知事選 宇都宮氏が立候補取りやめ
NHK 7月13日 19時31分
14日告示される東京都知事選挙に立候補を表明していた日弁連・日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏は、13日夜、記者会見し、野党4党が支援するジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、立候補することを受けて、「大局的な観点から撤退という判断をした」と述べ、みずからの立候補を取りやめることを明らかにしました。
14日告示される東京都知事選挙を巡って宇都宮氏は、11日記者会見して立候補を表明していましたが、12日、野党4党が支援する鳥越氏が立候補することを受けて、支援者らと対応を協議していました。
宇都宮氏は、13日夜8時前から都内で記者会見し、「立候補を取り下げるという判断をした」と述べて、みずからの立候補を取りやめることを明らかにしました。そのうえで、「きのうになって、野党の方々が、ほかの候補者を立てたことで、市民運動を担っている方々にも、非常に悩ましい対立的な状況が生まれかねない状況になった。
一方で、今回の都知事選挙は、保守の候補者が分裂している状況にあり、都政を都民生活に優しいものに転換していく千載一遇のチャンスと考えている」と述べました。そして鳥越氏と12日と13日の2回会ったことを明らかにしたうえで、「鳥越氏から私たちの政策を参考にしていくとうかがい、大局的な観点から考え、撤退という判断をした。多くの都民に心よりお礼とおわびを申し上げる」と述べました。
また宇都宮氏は「野党は責任を持って政策論争ができるよう鳥越さんを支えていかなければいけない。態勢作りや政策作りが急務だ」と述べ、鳥越氏に対する野党の支援態勢が重要だという認識を示しました。また鳥越氏から支援の要請を受けた場合の対応については、「そのとき考えたいと思う」と述べました。
宇都宮氏が、立候補を取りやめたことで、東京都知事選挙は、告示前日の夜にようやく構図が明確になりました。
民進都連会長「宇都宮氏に敬意」
民進党東京都連の会長を務める松原元拉致問題担当大臣は、13日夜、記者団に対し「宇都宮氏が都民のために大きな決断をされたことに心より敬意を表したい。鳥越氏に一本化できたことが何よりも重い。鳥越氏に、幅広く都民の思いを結集し安倍政権の暴走を止めるための象徴的な戦いとして勝利を目指して頑張っていきたい」と述べました。
●【東京都知事選】与党、鳥越俊太郎氏出馬に危機感 分裂選挙で浮動票も流出
産経 2016.7.13 23:23
東京都知事選告示を目前に控え、増田寛也元総務相を推薦する自民、公明両党に危機感が広がっている。自民党の小池百合子元防衛相が出馬して分裂選挙となったうえ、知名度の高いジャーナリストの鳥越俊太郎氏が野党統一候補になったことで、一定の浮動票が流れるとみられるからだ。
「都知事選と憲法、国政と都政の問題は分けるべきだ」。増田氏は13日、日本記者クラブでの記者会見で、改憲阻止を出馬理由に挙げた鳥越氏を牽制(けんせい)した。
自民党都連幹部が注目するのは、参院選東京選挙区の投票結果だ。当選した自民党候補2人のうち都連が組織を総動員した現職候補に公明党候補の得票を足した約165万票が増田氏の“基礎票”と分析。前回平成26年知事選で舛添要一前知事が獲得した約211万票を勝敗ラインとみれば、どこまで浮動票を上乗せできるかがカギを握る。
都連所属の中堅議員は「小池氏は与党票も野党票も一定程度取る。鳥越氏が野党票の大半を固めた上に、浮動票を得て自民分裂の『漁夫の利』を得る可能性はある」と話す。知名度の高い小池氏と鳥越氏による劇場型選挙に巻き込まれ、増田氏が埋没することを懸念しているのだ。
自民党都連は11日付で小池氏を念頭に党が推薦していない候補者を応援した場合、「除名などの処分対象になる」との文書を所属国会議員や地方議員に配布した。ただ、露骨な組織の引き締めは、小池氏への同情票につながりかねない。
一方の小池氏側は、俳優の石田純一氏の出馬断念で解消されたはずの浮動票奪い合いの懸念が、鳥越氏の出馬で再燃した格好。「政権への批判票は、小池氏ではなく鳥越氏に向かうのでは」(自民党幹部)と鳥越氏の“脅威”は小池氏にも及んでいる。(沢田大典)
●増田氏、東電HD社外取締役を辞任…選挙集中か
読売 2016年07月13日 17時47分
東京電力ホールディングスは13日、社外取締役の増田寛也・元総務相が8日付で辞任したと発表した。
増田氏は東京都知事選への出馬を表明しており、選挙戦に集中するためとみられる。
同社によると、11日に増田氏から辞任の申し出があり、理由の説明はなかったという。増田氏は2014年6月から社外取締役を務めていた。
●連合は自主投票=民進と対応分かれる【都知事選】
時事 2016/07/13-18:55
民進党最大の支援団体である連合は、東京都知事選(14日告示、31日投開票)で特定候補を支援せず、自主投票で臨む方針を決めた。地方組織の連合東京が13日の執行委員会で正式決定した。前回の都知事選に続き、連合東京と民進党(旧民主党)の対応が分かれた。
連合東京の岡田啓会長は執行委員会後の記者会見で、自主投票とした理由について「候補者それぞれの政策を検証する時間もない中で、1人を選ぶのは困難と判断した」と説明した。
民進党本部は13日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の推薦を決定。これを受け、同党都連会長の松原仁衆院議員が連合東京を訪れ、鳥越氏への推薦を要請したが、岡田会長は自主投票の方針を伝え、要請に応じなかった。
2014年の前回選挙では、民主党が細川護熙元首相を実質支援したのに対し、連合東京は自民、公明両党が推した舛添要一氏を支持している。
今回も連合の一部には自公両党が推す増田寛也元総務相(64)について「政策的に近い」として、民進党に「相乗り」を促す動きがあった。しかし、同党執行部は参院選で共闘した他の野党と共に鳥越氏を擁立。連合側は民進党と真っ向から対立するのを避け、傘下労組の判断に委ねることにした。
●橋下氏 都知事選候補らをバッサリ「コメンテーター気分」…会見より先に政策協定を
デイリースポーツ 2016.7.13
前大阪市長の橋下徹弁護士(47)が13日、ツイッターで、14日告示の東京都知事選について「しかし東京都知事選候補者は、コメンテーター候補が多いな。政治の実行プロセスを知らない人ばかり」とツイートした。
橋下氏は「まず最初にやるべきは記者会見ではなく都議会各会派との政策協定」と指摘。「僕も知事選挙のときは自民党・公明党と政策協定をやった」「政党の推薦を受けない候補者は自分が語っていることが実行できるのか確認。コメンテーター気分ではダメ」と記した。
また都議会との対決姿勢を打ち出している小池百合子元防衛相についても「小池さんや他の候補者もまずは都議会との協議だよ。小池さんは課題意識を議会にぶつけて合意できなければそこで宣戦布告」と求めた。
都知事選を巡っては12日に、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が出馬表明の会見を行ったが明確な政策は示されなかった感がぬぐえず、急な出馬決定のためか、他の出馬表明者の公約を把握しておらず、争点など問われても「わかりません」を連発していた。
また元ジャーナリストの上杉隆氏(48)も出馬表明している。
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