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てらまち・ねっと



 都知事選は小池氏リードの世論調査が出てきた。むろん、まだ流動的な段階。
 ネットで見ていて、鳥越氏への批判がヒドイ。それだけ、鳥越都知事への脅威が広がっているのだろう。
 増田氏はまるで「護送船団」での選挙、しかも本人がそっくり乗ってしまっている様子から、首都にふさわしい政策は実行できそうにないことが一層うかがえる。
 今日は、次を記録。特に、小池候補の右翼っぽさが目につく。

●7月18日 毎日/小池氏、鳥越氏競り合い 増田氏が追う 毎日新聞序盤情勢
●7月24日 東京/小池氏を2氏が追う 鳥越、増田氏 高齢層で健闘 

●「少子化は頼りない男が増えたから」。小池百合子からうかがい知れる強烈な自己責任論/メッシー 7.23
 ★≪頼りない男性はダメ。女性もガツガツ活躍しなくてはいけない。私は「総理よりも忙しい」くらい頑張ってきた。皆がそうあるべきだ。社会保障に頼るのは甘えでしかない。家族で育てられないはずがない。よっぽど「かわいそう」な事情がない限り、国は手を差し出さない。それが「頼もしい日本人」の姿だ。――これが小池氏の主張なのだろう。・・小池氏が「発達障害は親のせい」というトンデモ思想を主張する親学の推進議連に所属しているのも恐ろしい。≫

●前回の知事選時 舛添氏に政策要請 小池候補 責任逃れ許されない/赤旗 7月23日
 ★≪(舛添氏の)前回都知事選への対応として、「舛添都知事候補選挙事務所開き」(14年1月23日)、「都連都知事選対幹部会」(同2月4日)に参加した・・投票日前の同2月6日には、燃料電池自動車を促進する議員連盟の会長として、小池氏が舛添氏に直接、要請した写真が掲載されています。≫

●小池百合子候補を支持する声明を発表/新しい歴史教科書をつくる会
 ★≪新しい歴史教科書をつくる会は、7月19日、緊急理事会を開催し、小池百合子候補の支持を決定≫
●【小池百合子氏出馬会見詳報】「韓国人学校 都の土地提供、貸し出しは撤回」/産経 2016.7.7

●宇都宮健児氏「現場の声を聞いて」鳥越氏に注文/日刊スポーツ 7月22日

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●小池氏、鳥越氏競り合い 増田氏が追う 毎日新聞序盤情勢
       毎日 2016年7月18日
都知事選の投票で最も重視する基準は?
31日投開票の東京都知事選について毎日新聞は16、17の両日、都内の有権者を対象に電話による世論調査を実施し、取材結果も加えて序盤情勢を分析した。元防衛相の小池百合子氏(64)とジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が競り合い、元総務相の増田寛也氏(64)が追う展開となっている。ただ4割以上が投票先を決めておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 主要候補で唯一の女性の小池氏は50代以下の女性に幅広く浸透し、40代は男女とも支持を集める。鳥越氏は60代女性や70代以上を中心として、高齢層に人気が高い。増田氏は30代で一定の支持を集めている。

 自民党が17年ぶりの「分裂選挙」となり、自民党都連との対立姿勢を鮮明にしている小池氏は自民支持層の4割弱の支持を集めた。おおさか維新支持層や無党派層にも浸透している。

 鳥越氏は推薦を得た民進、共産の支持層の6割近くを固め、同じく推薦する社民、生活の支持層や無党派層からも支持を得ている。自民、公明、こころの推薦を受ける増田氏は公明支持層の6割近くを固めたものの、自民支持層では3割の支持となっており、分裂選挙の影響が見える。

 投票する際に最も重視する基準を選択肢で尋ねたところ、最も多かったのは「政策」で37%だった。「行政経験」13・5%▽「お金に対するクリーンさ」13・4%▽「人柄」13・1%▽「政治経験」9・9%−−と続いた。

 行政経験と回答した人の6割弱が増田氏、人柄の5割弱が鳥越氏、政治経験の6割が元衆院議員の小池氏をそれぞれ支持しており、有権者が自身の選択基準に合った特徴の候補者を支持している傾向が見られる。

 政策と回答した人の支持は小池氏が約3割、鳥越氏が約2割、増田氏が2割弱で、約3割は態度をはっきりさせていない。

 都知事選には3氏を含め過去最多の21人が立候補している。【林田七恵】

●都知事選 小池氏を2氏が追う 鳥越、増田氏 高齢層で健闘 本紙世論調査
   東京 2016年7月24日
 世論調査によると、都知事選の情勢は、元防衛相で前自民党衆院議員の小池百合子氏(64)がリード。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=が続き、前岩手県知事で元総務相の増田寛也(ひろや)氏(64)=自民、公明、こころ推薦=が追う。ただ、四人に一人が「まだ決めていない」としており、情勢は流動的だ。

 小池氏は自民支持層の四割、おおさか維新支持層の六割に浸透。支持政党なし層にも大きく食い込み、世代別では三十代以下の若者の支持が厚い。
 野党統一候補の鳥越氏は、民進支持層の五割、共産支持層の六割を押さえる。支持政党なし層にも浸透し、世代別では五十代以上の支持が強い。
 増田氏は推薦を受ける自民支持層の三割、公明支持層の五割をまとめているが、支持政党なし層へは浸透しきれていない。年代別では七十代以上の支持を得つつある。

 投票に行くかどうかについては「必ず行く」が75・2%、「たぶん行く」が20・3%で計95・5%となり、関心の高さがうかがえる。
 

●「少子化は頼りない男が増えたから」。小池百合子からうかがい知れる強烈な自己責任論
       メッシー 2016.07.23
・・・・・(略)・・・有力候補者3名の中で、気になる人物がいる。突然、立候補表明を行い、自民党から公認を得られずとも、立候補を取り下げなかった小池百合子氏だ。以下、すべての情報はインターネットで確認できるものだ。気になる方はご自身でチェックしていただきたい。

 小池氏は1992年に日本新党から参議院に出馬し、初当選。その後5つの政党を渡り歩き、2002年に現在の自民党に入閣、環境大臣、内閣府特命大臣(沖縄及び北方対策)、防衛大臣を務めるなど、増田氏と並んで経験豊富な候補者のひとりだ。経歴を見れば、具体的な政策が定まっていない候補者や、到底投票する気になれない他の泡沫候補者に比べて投票先になりうる人物ではあるが、既にメディアでも様々指摘があるように、過去の発言からうかがい知れる家族観・ジェンダー観への懸念がある。

・・・・・(略)・・・「自民党の進める政策は、「自ら努力する人を、国が応援する」ことが基本です。子育ても、一義的には家庭でなされるべきものと考えます。自助の精神です。一方で、民主党は「子どもを社会全体で育てる」ことを第一義とし、家庭における子育てを後回しに公助の考えでしょう。他にも、民主党の政策は高校の無償化を含め、公助を基本とする政策が多数あります。 一言でいうなら社会主義政権です。…まず自らが努力する「自助」。町会などご近所との連携で共に助け合う「共助」。最後に、身体的、社会的障害を抱えた人に対する「公助」。この順番と比率を間違えると、国家の運営だけでなく、社会の維持は歪なものとなってしまいます」(自助、共助、公助…順序と比率が重要)

「家は、結局家族が住む箱です。そこに魂を入れてみようというような税制にしたい。例えば四世代住宅です。四世代一緒に住んで、働く女性も保育園の待機児童にせずに、おばあちゃんに見てもらう。おばあちゃんだって生きがいができる。核家族で育てられた子供たちは、学校で間違った教育を受けて、これは百年の計を間違えますよ。嫁姑問題はありますけどね」(対談 沈む永田町に「喝!」 眞紀子さん、清美さん、宗男さんから小泉首相まで)

 まずは自立。ただし男社会が生み出した歪な構造を解消しなくてはならない。その後は、自力で頑張れ。つらかったら家族・地域で助け合おう。それでも無理なら、最後の最後に「身体的、社会的障害を抱えた人」には施しをしよう。

 「何が問題なんだ」と思う人もいるだろう。しかし生きていく限りなにが起こるかわからない。大病を患うこともあるだろう。ガンにかかったり、子宮筋腫になることもある。どれだけ努力しても、到底生きていくことができなくなることもある。そもそも、もはや努力すらできなくなってしまった人もいる。あるいは努力だけでは解決できない、差別の問題だってある。

 だから小池氏の考えに筆者は賛同できない。よくいる自己責任論者の発言となんら変わらないとしか思えない。頼りない男性はダメ。女性もガツガツ活躍しなくてはいけない。私は「総理よりも忙しい」くらい頑張ってきた。皆がそうあるべきだ。社会保障に頼るのは甘えでしかない。家族で育てられないはずがない。よっぽど「かわいそう」な事情がない限り、国は手を差し出さない。それが「頼もしい日本人」の姿だ。――これが小池氏の主張なのだろう。

 小池氏は7月7日の出馬表明会見で待機児童問題にも言及し、他の候補者と違い、具体的な解決策も打ち出している。それはおおよそ「自助」とは異なるもののようにも見える。だがどうしても不信感がぬぐえない。小池氏が「発達障害は親のせい」というトンデモ思想を主張する親学の推進議連に所属しているのも恐ろしい。

 これから小池氏の支持率がどのように変化するかはわからない。街頭演説を行う中で、徐々に考えを変えていくこともあるだろう。来る7月31日、誰に票を投じるべきか。

●前回の知事選時 舛添氏に政策要請 小池候補 責任逃れ許されない
       赤旗 2016年7月23日
 税金の私的流用や政治資金疑惑で辞任した舛添要一・前東京都知事について、都知事選に立候補している自民党・元衆院議員の小池百合子氏は、「(舛添氏の擁立は)上のほうで決められてしまった」(13日)などといって責任逃れの主張を繰り返し、都民に対し辞任問題の反省も謝罪もしていません。

 小池氏は2007年9月から自民党都連副会長を務めています。都連幹部の一人として、猪瀬直樹、舛添両氏と2代続けて都知事が「政治とカネ」の問題で辞めるという異常事態に責任を負っていることは明らかです。

 実際、小池氏の公式サイトには、前回都知事選への対応として、「舛添都知事候補選挙事務所開き」(14年1月23日)、「都連都知事選対幹部会」(同2月4日)に参加したことが明記されています。投票日前の同2月6日には、燃料電池自動車を促進する議員連盟の会長として、小池氏が舛添氏に直接、要請した写真が掲載されています。

 「政治とカネ」の問題では小池氏自身、政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に掲載していなかった問題や不明朗な会社への政治資金支出が判明しています。

 これでは“クリーンな都政”への刷新を求める都民の願いを小池氏に託すことはできません。

●小池百合子候補を支持する声明を発表
    新しい歴史教科書をつくる会
新しい歴史教科書をつくる会は、7月19日、緊急理事会を開催し、今回の東京都知事選挙について小池百合子候補の支持を決定し、下記の声明を発表いたしました。
会員の皆様には、声明の趣旨についてご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
       「新しい歴史教科書をつくる会」は小池百合子候補を支持します。

●【都知事選・小池百合子氏出馬会見詳報(1)】小池百合子の乱勢い「韓国人学校 都の土地提供、貸し出しはまあ撤回ですね」
       産経 2016.7.7
・・韓国人学校をつくるということで、都の土地を提供する、貸し出すという話が舛添知事のときにあったが、前回も申し上げたように、これについては白紙、まあ撤回ですね。・・・

 ●宇都宮健児氏「現場の声を聞いて」鳥越氏に注文
     日刊スポーツ 2016年7月22日
 東京都知事選(31日投開票)に出馬表明後、野党統一候補の出現により、自ら身を引いた元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が21日、都内で日刊スポーツの取材に応じ、政策論争がないがしろにされている選挙戦に苦言を呈した。宇都宮氏の政策に「賛同する」と言った統一候補の鳥越俊太郎氏(76)には「もっと現場の声を聞いて勉強してほしい」と、プレッシャーをかけた。

 宇都宮氏は厳しい目で都知事選を見ていた。特に、保守分裂の好機に「都政を都民生活に優しいものに転換する千載一遇の機会」として告示日前日に立候補を取り下げた経緯もあり、鳥越氏への提言は目立った。

 街頭演説が1日1、2カ所と少なく「私は2年前の都知事選、1日7、8カ所でやった。土砂災害があった伊豆大島、五輪会場問題があった葛西臨海公園、新国立競技場などに行った。現場で住民の声を聞いてほしい。部屋で政策を読むより勉強になる」とアドバイス。小池百合子氏が八丈島を訪れたことを挙げ、鳥越氏にも「島しょ部にも行ってほしい」と話した。

 告示前の会談で宇都宮氏の政策集を見て「全部賛同できる」と言ったという鳥越氏に「理解されているか分からなかったので重要な3事項を伝えた」という。それが「築地市場移転の中断」「外環道建設の見直し」「横田基地オスプレイ配備反対」だった。しかし、鳥越氏のホームページにそれらの記載はない。あらためて「3つを掲げて(選挙戦を)やってもらえたら、ありがたい」と語った。

 特に11月に移転する築地問題は喫緊の課題。築地市場の関係者団体が東京都に提出した、移転先の豊洲新市場についての公開質問状は、発がん性物質のベンゼン汚染が調査されていない約300カ所が「調査完了」と偽装されていたなどと指摘している。
 宇都宮氏は「震災で液状化現象を起こした場所に汚染物質がある。そこで生鮮食品を扱っても良いのか」と語る。しかし「都議会民進党は移転に賛成。都政について野党4党で政策協定が結べていないのが問題ですよ」と語る。

 そもそも政策論争が少ない現状を嘆く。「小池さんと増田(寛也)さんがグリーンだとか、鳥越さんが森進一さんを呼んだとか、そこだけ見て投票するのは有権者にとって問題だ。人気投票ではダメ」。
 託した鳥越氏へは「普通は勉強してから出馬するが、既に告示された。日々勉強して(知識が)不十分でも論戦して」と訴えた。ギリギリまで選対の中でも出馬の意向が強かった宇都宮氏。3年間、都政を研究してできた自信の政策があった。そう簡単に合格点はあげられない。【三須一紀】

 ◆宇都宮健児(うつのみや・けんじ)1946年(昭21)12月1日、愛媛県生まれ。68年に司法試験に合格し、経済的な事情で東大中退。71年に弁護士登録。83年に独立し、「東京市民法律事務所」経営。10年4月から2年間、日弁連会長。12、14年の都知事選に立候補し、約96万、98万票で、ともに次点。



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