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てらまち・ねっと



 都知事選の政策の見え方で出遅れた鳥越候補。不満な人たちが結構多いだろう。
 それが、昨日のNHKの夜のニュースで、鳥越氏が「『原発ゼロの社会』を作ろう」と演説したと映像が流れていた。

 まず鳥越氏の表し方の経過。
 ★朝日 7月24日 ≪第一声では言及しなかった護憲や脱原発、東京都の非核都市宣言など、野党支持者を意識した新たな主張も加えた。陣営関係者は「鳥越さんの主張に共感する市民団体や勝手連など支援の手を挙げてくれる人は増えている」と話す。終盤戦は、街頭演説の回数を増やし、無党派層へのさらなる浸透をはかる。≫

 でも、それ以前から原発ゼロについて触れていたらしい。
 ★産経 7月22日 鳥越候補は≪原発ゼロの世界に一刻も早くしたいと思っております。先頭に立つつもりでいます。そういう意味を込めて、原子力爆弾、核兵器はいらない。核を使った原子力発電所もいらない。≫

 そこで、3候補の原発への姿勢を比較して見た。報道の主要部はブログに記録しておく。
 ★NHK 7月24日 ≪鳥越候補は「一刻も早くできるだけ原発に依存しない社会、『原発ゼロの社会』を作ろう」と訴え≫
 ◆赤旗 7月18日 ≪増田候補は、筋金入りの原発推進派。安倍政権下で原発政策を議論した経済産業省の各種審議会のメンバーに名を連ね、原発の新増設を促す発言を繰り返し、その主張は財界とそっくり。≫
 ◆日刊スポーツ 7月18日 ≪小池氏は、「国内で使用されている13億本の白熱球、蛍光灯があるが、これをLEDに変えることで、原発13基が不要になる。原発の問題は、すぐ今できることからやらないとだめだ。原発を批判するだけでは、現実的ではない。≫

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●東京都知事選 投票日まで1週間 各候補者が支持訴え
       NHK 7月24日 19時32分
・・・・・(略)・・・舛添前知事の辞職にともなって今月14日に告示された東京都知事選挙は投票日まで1週間となりました。
日曜日の24日は各候補者が駅前や繁華街を回るなどして支持を訴えています。

鳥越俊太郎候補は「東京都は、核のない世界、『非核都市宣言』をしたい。太陽光や風力、地熱、バイオマスなどさまざまなエネルギーがあり、それをぜひ活用して、一刻も早くできるだけ原発に依存しない社会、『原発ゼロの社会』を作ろう」と訴えました。

増田寛也候補は「高齢者が健康寿命をのばして活躍してもらいたい。そのために医療、福祉の垣根を越えて24時間安心してケアできる体制がしっかり整備されれば、生活の安全、安心につながっていく。一人一人の生活を東京都が支えていきたい」と訴えました。

山口敏夫候補は「今後は、女性が活躍できる社会にすることが必要だ。男女の賃金格差を是正すれば、少子高齢化社会も怖くない」と訴えました。

小池百合子候補は「オリンピック・パラリンピックの費用は膨れあがっている。もっと情報公開をして何だか分からないうちに請求書が回ってくるような事態にストップをかけたい。スリムな行政を実現するため知事の報酬を半分に削りたい」と訴えました。

上杉隆候補は「施設に入れない待機老人、待機児童をゼロにする。弱者に配慮することで社会に多様性が生まれ、東京は成熟した街になる」と訴えました。

中川暢三候補は「江戸城の天守閣を再建して観光名所にしたい。税金を使うのではなく民間資金を引き出せれば建て直しはできる」と訴えました。

東京都知事選挙は1週間後の今月31日に投票が行われ、即日開票されます。

●【東京都知事選】鳥越俊太郎氏が安倍首相批判「某総理が…某って言わなくていいか、幻想振りまいている」 演説詳報(21日)
  2016年7月22日 7時3分 産経
 <東京・JR中野駅前 午後5時ごろ>
・・・・・・・・・(略)・・・
あの3・11で福島で第1原子力発電所がとんでもないことになった。今でも手に負えない、広島・長崎と福島の核は同じなんですよ。皆さんは別物だと思っているかもしれないけれども、同じなんです。

 核分裂、核を分裂するときのエネルギーで爆弾を作るか、原子力発電をするか、どっちかの問題ですが、この原子力発電も実は大変、人間の手に負えないものであるということは福島のことで皆さんお分かりになったでしょう。こういうものはできるだけ、一つずつ一つずつ早くなくして、原発ゼロの世界に一刻も早くしたいと思っております。先頭に立つつもりでいます。そういう意味を込めて、原子力爆弾、核兵器はいらない。核を使った原子力発電所もいらない。この両方の核はいらないという意味で非核都市宣言というのを、東京都から、日本中に向けて、世界中に向けて、発信していきたい。

●増田知事候補 繰り返し 「原発新増設」/安倍政権下で財界提言を代弁
      赤旗 2016年07月18日
 都知事選に出馬した元総務相の増田寛也候補(自民、公明、こころ推薦)は、筋金入りの原発推進派です。安倍政権下で原発政策を議論した経済産業省の各種審議会のメンバーに名を連ね、原発の新増設を促す発言を繰り返し、その主張は財界とそっくりです。(三木利博)

 安倍政権は2014年4月に「エネルギー基本計画」を閣議決定し、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけました。さらに、15年7月に決定した「長期エネルギー需給見通し」では、2030年度の電源構成(全発電量に占める各電源の割合)で20~22%を原発で賄うとし、原発固執政策を推進しています。

基本政策分科会で
 増田氏は野村総合研究所顧問などの肩書で、「エネルギー基本計画」策定に向けた経産省の「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」をはじめ、国内の電力を何で賄うかの電源構成を議論する同調査会「長期需給見通し小委員会」、エネルギー基本計画策定後の原子力分野の方針を具体化する同調査会「原子力小委員会」などのメンバーでした。

 増田氏は、どの審議会でも原発の新増設を促す発言を繰り返しています。

 基本政策分科会では「新興国が原発を増設していくことを前提に、冷静に受けとめた原子力政策をわが国で考えていく必要がある」(13年8月)と主張。同年10月の審議会では、原発のリプレース(建て替え)を「中期的な問題として考えなければいけない」などとして、新増設を促す方向に原発政策を持っていかなければならないと述べています。

 原子力小委員会の「中間整理」骨子案が示された時(14年11月)も、増田氏は、「(原発の)新増設やリプレースの方針もこの中に入れていかないといけない」と主張。その後も、新増設やリプレースの記載を求め続けました。

 2030年度の電源構成を議論していた長期需給見通し小委員会で増田氏は、「原子力発電の再稼働を含め、あらゆる施策を総動員し、25%程度の確保を目指すべきである」と明記した文書を提出(15年4月)。文書を説明した審議会で、最新の原発を運転する方が「原子力を認める上でも必要」と強調しています。

災害から学ばずに
 増田氏の主張と酷似しているのが、経団連が15年4月に発表した提言です。そこでは、電源構成で原発比率を「25%超」とし、既存の原発の最大限の活用と「リプレースを視野に入れるべき」だとしています。増田氏の主張は財界とうり二つです。

 増田氏の主張は筋金入りです。同氏が座長を務める「日本創成会議」が出した提言(11年10月)に、原発は「最新のものにリプレースしていくことを検討する」と明記。東京電力福島第1原発事故からわずか7カ月後の提言です。

 都知事選告示直前に東電社外取締役を辞任した増田氏。原発による類を見ない深刻な災害から何も学んでいないかのようです。

●小池氏応援に野口健氏「真っ先に手を上げた」と評価
      日刊スポーツ 2016年7月18日20時48分
 東京都知事選(31日投開票)は18日、都心で最高気温33・3度を記録する炎天下の中、各候補者が連休最終日の都内を駆け回った。

 環境相の経験がある小池百合子氏(64)は、・・・・・・(略)・・・
 環境対策では、無電柱化を主張したほか、「国内で使用されている13億本の白熱球、蛍光灯があるが、これをLEDに変えることで、原発13基が不要になる。原発の問題は、すぐ今できることからやらないとだめだ。原発を批判するだけでは、私は現実的ではないと思う」とも訴えた。

●最後の選挙サンデー、主要候補が街頭で訴え 都知事選
      朝日 2016年7月24日22時00分
 31日投開票の東京都知事選で、最後の日曜日となる24日、主要候補は都内各地の街頭で支持を訴えた。演説内容にも10日前の告示日とは変化が見られ、終盤戦に向けて各陣営はそれぞれの戦略を練っている。

 鳥越俊太郎氏(76)はこの日、多くの人でにぎわいを見せる都心の銀座4丁目の交差点で最初の街頭演説をした。告示2日前に立候補を表明した鳥越氏は「最初は『政策がない』とも言われたが、今は都が抱える問題をわかっている」と自信をみせた。

 序盤戦では父親や自身のエピソードを交えた演説が多かったが、ジャーナリストの経験を生かして選挙期間中に介護施設や保育施設を取材し、現場の声を交えながら福祉充実の訴えに力を入れた。また、第一声では言及しなかった護憲や脱原発、東京都の非核都市宣言など、野党支持者を意識した新たな主張も加えた。

 陣営関係者は「鳥越さんの主張に共感する市民団体や勝手連など支援の手を挙げてくれる人は増えている」と話す。終盤戦は、街頭演説の回数を増やし、無党派層へのさらなる浸透をはかる方針という。

・・・・(略)・・・

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