中国大陸から台湾への個人旅行を停止してから半年。新型肺炎(COVID-19)拡散防止と相俟って、台湾の人たちはこれ幸いとしているかと思いきや、そうでもなさそう。
日本でもそうだが、台湾の観光地も中国人旅行者の姿がうそのように消えて閑散としていた。
台湾の旅行業界はもちろんのこと、ホテルや飲食店などへの影響かなりのようだ。
台湾の人々の中国への好感度は低いように思う。年配の人たちは「嫌いだ!」と言ってはばからない。だが、台湾の経済が中国に大きく依存していることから、年配の人たちには表立って「嫌い」とは言いつつも中国とは適度な距離感をもってなんとかやって行こうとする人が多いようだ。
一方、若い人たち。米国と中国の間でバランスが取れる場所を探している様子。一国二制度の香港の反中デモを土台に、中国に対し根強い不信感を持っているのは明らかだが、なかなか本音がでてこない。かなり中国を警戒している。
台湾には日ごろお世話になっているぼくだ。ぼくのYoutubeの動画は台湾の人々がよく見てくれている。個人的には中国の人々に対し反感は持っていないが、台湾には良好な未来があってほしいと願っている。がんばれ台湾。美式餐庁。