ギョウザって日本の「ぎょうざ」が主流と思っていたが、中国の料理だから「ギョウザ」なのかも。
中国ではギョウザはおかずではなく、主食の一種。つまりメインディッシュなわけだ。中国のギョウザは丸っこい半月形。歯ごたえがしっかりとあり、食べでがある。数個食べたらお腹一杯に。
春節などおめでたい時や親族の集まりなどで食べる。
具は豚肉や羊肉のひき肉とニラなどの野菜。しょうがと塩、ゴマ油や酒などを加えてこねる。大きな鍋に湯をわかしてそこにギョウザを入れ、アツアツのできあがり。
日本のぎょうざは、戦後中国の東北部から引き揚げてきた満蒙開拓民や軍人が伝えた。そんなに歴史があるわけじゃない。
ただ、「包:パオ」は中国語で「包む」という意味。台湾では「刈包(カワパオ)」と呼ばれる屋台などで手軽に食べられるのがあるし、韓国も含めた東アジア、ベトナム、タイなどの東南アジア、いんど、スリランカなどの南アジア、中央アジア、はてまた西アジアと広く「パオ文化」は分布する。
小麦粉の生地を利用するそれぞれの国の伝統料理だ。
さて、今宵はパオ文化を訪ねて夢はアジアの各地へ。コロナ禍での幸せなひととき。。