ハナショウブやカキツバタ、あやめは梅雨の訪れを知らせる花だ。
中でもあやめは、他と比べてすっきりしていて写真写りがいい。
奈良時代に中国から渡来し朝廷に仕えた漢女たちは、「あやめ」と呼ばれていたらしい。このことから、彼女たちが端午の節供に用いた草を「あやめ」と呼ぶようになったと言う説がある。
ぴんっと立ち上がり咲き誇るあやめ。強い香気が邪気を祓うだけでなく薬性の面でも重用された。武道や武勇を重んじる尚武(しょうぶ)精神は「菖蒲(しょうぶ)」に通じるとも。
あやめには女性の名前が多いが、花は男性向き。ジェンダーレスの時代には不似合いなのかも。
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