最近読んだ本で写真家・竹内うるま氏の「The Songline」に、目的もなく旅に沈没してる旅行者に対する記述があった。彼とて3年をかけて旅した地平線の先で、旅の終わりをどうするか悩んでる最中だった。
旅が長くなれば、旅の非日常性が日常となる。旅先で安ホテルを転々とするだけの毎日。
単なる移動に毎日が水没し、機械的なその繰り返しとなる。
シンクロニシティなのだろうか。日をおかずに観た映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、余命間もない主演の宮沢りえさんが、目的もなく旅を続ける青年に「あなたの腐った時間につき合っていると思うとヘドが出る」とやってたのも観た。
「僕の家は今の母で3人目。目標とか目的を決めたらそこへ向かわなくちゃ、いけないでしょ。旅は飽きたらやめる」
・・・目的はないけど飽きてないから旅を続ける。立派な才能だと思うけどどうなんだろう。
生き急ぐ必要はない。今しかできないことがあるはずと思うのはぼくだけ?
ネタがないと無理やりこんな話だね!!!
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