以前、イスタンブールのドルマバフチェ宮殿で現地女性ガイドに、このシャンデリアの下で舞踏会が開かれてたのよと伝えられた。オスマン帝国後期のヨーロッパの影響を受けた白亜の宮殿。
ヘレケ産の絨毯が敷き詰められ、バカラの世界最大のシャンデリアが目を惹いた。4.5トンもあるまばゆいほどの豪華なシャンデリア。折しも、どこかの国のVIPが観覧中で、このシャンデリアがまばゆい光を灯していた。
写真家の目から見て舞踏会のイメージは、女性は床まで届くボールガウン、男性は燕尾服と白い蝶タイ。女性のボールガウンに関しては多少の色の自由があるにせよ、決して豊かな色彩とは違う次元にあるように見える。どちらかと言えば建物の豪華さに負けているようなイメージ。
ところが、今日の即位の礼を見て優雅な洗練されたみやびの美しさを見直した。やるじゃん、日本の国。最高の優美さを達成するための荒さと虚偽を排除した和の心、感性の輝き。
このみやびさ。まさに世界に日本から自信をもって発信していけるものだと強く感じた。
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