地元の最寄のスターバックスはあれだ。ドライブスルーじゃないけど、郊外のファミリー向けの店。
ロードサイドで駐車場完備。
スタバは「おしゃれな空間でゆっくりとティータイムを楽しむ場」から、マックのように「お子様向けのメニューがあるファミリー向けの場」に変わりつつあるのかも。
スタバにお子ちゃまが?とかいう議論はここではしない。
子育て中の母親なら、つかの間でいい、ママ友とかと一緒にコーヒータイムをゆっくりとスタバで過ごしてみたいとか・・・そう思う気持ちはわかる。
かつての日本の「喫茶店」は、オジサンだらけで煙草の煙が充満する場所だった。だから、全店禁煙のスタバは女性たちを中心に受け入れられたのだ。
・・・でもね。小さな子が歓声をあげてすぐ隣のソファーの上で飛び跳ねてると、なんだか落ち着かない。
小さいうちからスタバデビューさせて、都会のおしゃれな場所を学ばせるという英才教育なのかもしれないが、このままだと他人のことなど気にかけないモンスターが増殖しそうな気もする。
「・・・教育てえのはそんなもんだ。わかるかえ。つまり、良識だの常識だのてえもんは、教えられるもんじゃあなくて、娑婆の苦労で身につけるもんだってことよ」
(昭和侠盗伝 浅田次郎)
なので、マック化した郊外のファミリー向けの店を嫌って、都会のフラッグシップ・ストアへ。
さて、こちらは相変わらず、激込み。
こちとら、まず席確保っていう風習は田舎にはない。
なので、トレーもったままうろうろ席探すことになる。
マックも混んでる時とかは不安だけど、あそこは回転が速いから、ずっとトレー持ったままうろうろということはない(原宿のマックは除く)。
たぶん、アメリカとかでひとりで来店して荷物置いて席確保したら置き引きにあうんじゃまいか。
日本だからこそ出来る関取・・・じゃなくて席取り。つうか、中国もそうかあ。
ということで、ぼくのような田舎者のスタバ難民に朗報でつ。
コーヒーのサードウェーブ。ブルーボトルコーヒーが日本に進出したことで日本のカフェ好きにムーブメントが起こっている。
あのスタバでMacBook Airを持ち込んでドヤ顔してる連中が、ブルーボトルコーヒーへなだれこんでいるのだ。
客が分散することで、都会のスタバは自分はできる人間だってドヤ顔する場所じゃなくて、本来の「コーヒーを楽しむ場所」に変わっていくのかも。。
んで、MacBook Air持ってなくても、ぼくのような仕事ができない田舎者でも、ドヤ顔はできる。
どや。『キャラメリー さくら チョコレート フラペチーノ』。日本限定。どや。超ださいっすか?そうですか。
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