新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長による緊急会見。北海道など各地で感染者が増加していることを受けて、政府に踏み込んだクラスター対策や、水際対策の一層の強化などを行うよう求めた。
米疾病対策センター(CDC)もまた、新型コロナウイルスの感染経路に関する指針を再び改訂し、空気感染の可能性に関する情報を追記しはじめた。これまで新型コロナウイルスは、人とのソーシャルディスタンスを維持すれば感染の危険性は低いと言われてきた。しかし「CDC」の発表では、ソーシャルディスタンスでも、感染の危険性が完全に回避されるわけではないとしている。
また、新型コロナウイルスの変異に関する情報も日本ではほとんど見かけない。武漢で拡散した「D614」は、さまざまな変異が起こり、いまでは100を越える変異型が発見されている。その一つには、治癒してすでに抗体を持つ人の再感染も報告されている。
今。世界では再感染による都市封鎖が起こっている。ヨーロッパで始まった第2波のパンデミックのウイルスは、12月に猛威を振るうのかもしれない。ぼくらにできる対策は、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの維持、手洗いとうがいの励行というこれまでの予防策だけだ。
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