トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

バンダイの超竜神

2011-12-26 22:01:21 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

2011年もあとわずか・・・

本年度はイロイロとありすぎて、拙者自身もクリスマスだ正月を迎える準備等できない主夫業に負われる日々でなかなかブログが更新できないでござる。

故に今回は販売日最速レビューを狙ってバンダイのスーパーロボット超合金・超竜神(スーパーロボット超合金、超竜神、5040円)を通販で購入したのでござるが・・・ いろいろと遅れてしまう要因があり本日に至ったでござる。 (笑)

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さて、本品は2011年12月16日にバンダイより販売された非変形のアクションフィギュアでござるが、元ネタは1997年にタカラが展開した勇者シリーズ第8作の「勇者王 ガオガイガー」に登場したGGG所属のヴィークルロボ氷竜(G-05、DX左右合体RIGHT 氷竜、3000円)と炎竜(G-06、DX左右合体LEFT 炎竜、3000円)が左右合体(シンメトリカルドッキング)を行い完成した救助支援型の超竜神(G-04、DX左右合体 超竜神、6000円)でござる。

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相変わらずライバル会社が開発した商品さえ、自社ブランドで製品化してしまう図太い神経でござるが、本家タカラの超竜神は劇中と同じ変形合体と商品ボリュームを押しにした商品だったでござるが、本品は合体機能を廃止してTVアニメ作画イメージを重視した商品でござる。

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拙者のようにタカラ派の玩具コレクターの拘りでは複雑な商品でござるが、玩具メーカーに捉われないアニメファンにとっては当時の勇者ロボ最高傑作玩具に例えられる超竜神でさえ、劇中のイメージを再現できていない玩具だったので本品の登場を14年越しに待ち望んでいたかもしれない一品でござるな?

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まあ、確かに当時のアニメ人気と玩具流行の流れは逆だったかもしれないでござるが、本品は間違いなく当時のアニメファンにとっては問題ない商品で、メタリック塗装の仕上げも許容範囲でござろうな。

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何より、変形昨日は再現されていないものの左右に分割されたシンメトリカルドッキング構造による設計は販売予定の撃龍神(スーパーロボット超合金、撃龍神&SPパック+クライマー1、?円)との組み合わせを考慮したものでござろうな。

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更に本品は交換用手首(右4種+左3種)及び胸部パーツ(ミラーシールド)3種の交換により劇中のアクションを再現できるでござるな。

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確かに棒立ち状態のままだった本家超竜人の事を思えば少々クセの有る可動範囲でも十分魅力は伝わるものでござるし、別売りの専用台座(魂STAGE ACT.5、1365円)に対応した補助パーツが2個付属するので浮遊感の演出もバッチリでござるな。

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ただ、拙者的にはパワークレーン&パワーラダーの収縮ギミックは延長パーツ交換方式であることが少々残念なのでござるよな?

大きさ的に収縮ギミックを仕込むのはプロポーション両立的に難しいのでござるかな・・・

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まあ、その為に巨部パーツは通常状態の中型と腕の可動を妨げないアクション用の小型及びミラーシールド展開用の大型が付属するでござる。

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ミラーシールド展開ギミックは再現される事が少ないので嬉しいでござるよな・・・

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そして、パワークレーンとパワーラダーを外してダブルトンファーを再現できるのも嬉しいでござる。

トンファー用グリップを取り付けて握り手に交換する訳でござるが・・・

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拙者・・・ 手首交換時に手首のボールジョイントを飛ばしてしまい探し出すのに3日かかってしまったでござる。 (笑)

いや~ 本品の欠点と呼べるか設計ミスと云うか、手首のボールジョイントは左右に1づつなので交換用手首にはボールジョイントが無い訳なのでござるよ、しかも硬くて手首パーツから外しにくくボールジョイントごと外れてしまい材質にも若干不安を覚えたりするのでござるが、何より部品が小さくて紛失が一番怖いものでござるよ!

本品の手首パーツはボールジョイントと一体化させた方が初心者にも優しい設計だと思うのでござるよな?

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更に、固体差だと思うのでござるが、拙者の購入品は右肩のダイキャスト製ボールジョイントが恐ろしくユルユルでちょっと動かしただけで外れてしまう代物だったでござる。

おかげで、肩カバーも無くすはポージング写真を撮るために時間がかかるなど大変だったでござるよ・・・

無変形ゆえに写真撮影は数時間で済むと思っていた自分が甘かったでござるな。 (笑)

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しかし、拙者的に一番評価したいのは大きさ的に再現されにくいメガトンツールのイレイザーヘッド(E-99)を付属させたサービス満点の劇中再現は嬉しいものなのでござるよな。

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そう、まさかのイレイザーヘッド射出後の再現やイレイザーヘッド(E-999)の交換まで再現してくれるとは思わなかったでござるよ。

無論、E-999はサイズ的に付属の補助スタンドは使用するでござるが、本品の劇中再現度には恐れ入るでござる。

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それゆえに、イレイザーヘッド保持には専用右手が付属し本体にもジョイント隠しのカバーが付属するわけでござるが、何故かパッケージ写真の様に上手に構えられず右手のジョイントも機能していない(?)本品が残念でならないでござる・・・

これはイレイザーヘッドのグリップと一体化になった左手首や右手ジョイント位置を変更していればよかったのではないでござるかな?

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初心者にはちとキツイ商品でござるが、本品は対象年齢15歳以上のコレクター向け商品なので購入者を限定して設計されているのも事実でござるな。

動きを犠牲にして変形合体を特化させたタカラの超竜神は購入者を選ばず商品強度を高めた正反対の設計思想とは異なっているでござる。

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しかしまあ、本年度のバンダイが展開する「ガ〇ダムA〇E」は大失敗しそうなので、巨大ロボットアニメを知らないお子様達には是非とも勇者シリーズを見てもらい新規ファンを開拓してもらいたいものでござるが・・・

もし、勇者シリーズが新しく製作されるとなるとバンダイ作品になってしまいそうなので怖いと思うのも本音だったりするでござるよな。 (笑)



全開バリバリ!

2011-10-15 18:57:26 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回は、シボレー・サバーバンのネタだったでござるが、拙者的にはシボレーちゅーと・・・ シボレー・コルベットC3が最初にイメージしてしまうでござる。

日米国展開のトランスフォーマーにも公式・非公式のシボレー・コルベット(各型改造車含む)をモデルにしたトランスフォーマーも多いでござる。

まあ、米国産車であるシボレー・コルベットはトランスフォーマーに似合うのは仕方が無い事実でござるが、実は日本展開の勇者シリーズにもシボレー・コルベットC3をベースにデザインされた勇者ロボが存在していたりするでござる。

今宵は1992年展開の勇者シシーズ第3作「伝説の勇者 ダ・ガーン」より、赤いスポーツカーに変形する陸の勇者・ランダーズのターボランダー(陸の4体合体2、ターボランダー、1000円)の紹介でござる!

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本品はランダーズ4体合体セット(陸の4体合体、ランドバイソン、5900円)と単品販売が行われたでござるが、仕様は同じで説明書も共通でござる。

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登場エピソードではイギリスの名門ヘンリー家の娘ジュリアの車にターボランダーの魂が宿り復活した訳でござるが・・・

一般公道を走れるような車じゃないでござるよな。 (笑)

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まあ、エピソード的には米国車より英国車か欧州車の方が合いそうなのでござるが・・・

これも、製作者側の趣味でストーリーは後付けなのでござろうな?

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そう、変形・合体を簡易に行う設計の為に要らぬモノを取り付けた改造車(商標対策?)に成ったおかげで一応メイン舞台の日本では目立ちすぎて行動できず、おとなしくしているしかなかったのでござるよな・・・

せめて、シボレー・コルベットC4をベースに設計されたトランスフォーマーのホットスパーク(C-314、ホットスパーク、580円)並みの改造車であれば若干普通に一般公道を走れたのじゃないでござるかな? (笑)

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なお、3連マフラー(ターボランチャー)を前方に展開したアタックモードは再現できるものの、武器パーツ(ターボライフル)はは余剰パーツ扱いであり、高速走行中(最高速度610キロ)に腕を展開するターボラリアットの再現は不可能でござる。

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ロボットモードは当時の玩具技術の標準的な設計である為にいまいちプロポーションがよろしくないでござる。

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なお、「伝説の勇者 ダ・ガーン」より目が光って見える集光パーツが採用されたでござるが、単体ロボット時までは採用されず、本品は両腕と同じく銀メッキのみで目の塗装は行われていないでござるな。

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今の玩具技術であれば部品数を増やしてプロポーションも充実しそうでござるから、是非に元デザインを生かしてリメイクしてほしいものでござるよ。

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さて、ターボランダーは、「全開バリバリ」が口癖のランダーズで一番加速スピードに優れた戦士のようで、ロボットモードでは身長10メートル、体重18.5トンで設定されており、武器は両腕のターノランチャーと1億ボルトの電撃ビームを発車するターボライフルでござる。

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なお、本品のロボットモードではほとんどポージングができず、ランダーズを4体集めて合体させる遊びに主眼をおいていたりするでござる。

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ターボランダーは4体合体ではランドバイソンの頭部及び胸部を担当するでござるが、主導権はビッグランダー(陸の4体合体1、ビッグランダー、2900円)にあるためか、アニメではターボランダーを演じた梁田清之氏ではなく、ビッグランダーを演じた島田敏氏がランドバイソンの声を担当するでござる。

なお、ターボライフルは他の武器と合体して大型ライフルになるでござる。

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しかしまあ、拙者は「伝説の勇者 ダ・ガーン」は作品的には好きな部類なのでござるが、ターボランダーの印象が薄くてベストエピソードと呼べる活躍が思い出せないのでござるよな?

せっかくシボレー・コルベットC3をベースにしているのに勿体無い存在でござるな。


4段変形 轟龍

2011-09-14 02:25:21 | 勇者シリーズ

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ぼんじゅ~るでござる!

サイバトロン司令官の成型色変更黒色商品は数あれど、ある意味本家以上に目立ちトランスフォーマーファン以外の知名度があると思われるのが1993年展開の勇者シリーズ「勇者特急 マイトガイン」商品として販売された、雷張ジョーが駆る有人式4段変形ロボ、轟龍(4段変形、轟龍、4980円)の紹介でござる!

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本品は1990年日本展開の「トランスフォーマーZ」サイバトロン総司令官、ダイアトラス(C-348、ダイアトラス、4980円)の成型色で、電動ギミック(単3乾電池4本使用)や付属品は残されたまま別デザインのシールで別固体を表現した商品でござる。

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もともとのダイアトラスはOVA1本の主演だけでござるが、轟龍は有人式とはいえライバルキャラのパワーアップ版機体で26話~最終回の47話まで活躍したライバルロボでござるから勇者シリーズだけしか観ていない御仁には轟龍しか知らなくて当然なのかもしれないでござるよな?

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しかし、OVA1本で4段変形のパワードアクションを紹介したダイアトラスと異なり、TVアニメでは4段変形を活用できなかった轟龍の演出には残念としか言いようが無いでござるよ・・・

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しかしまあ、元々が流用商品でござるから世界観に合いにくい商品設計故に使いやすいジェットモードを多用したがるのも理解はしているでござる。

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そう、電動パワードアクションにより機首のドリルを回転させキャタピラ走行する面白さは演出次第では効果的に活かせるでござるが、機内に格納できる白いスポーツカーオオワシ(大鷲号)については演出泣かせ以外の何物でもないでござるよ。 (笑)

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オオワシのアニメ本編での設定は轟龍のコクピットを兼ねるスポーツカーなのでござるが・・・

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元々がマイクロトランスフォーマーのスピーダーでござるから、ロボットモードに変形してしまうでござる。

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しかも、余剰パーツを組み合わせたミニマシン(小)に乗せる事が可能であり、更にパーツを組み替えてミニマシン(大)を完成させることも出来るでござる。

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玩具では「玩具のみのオリジナルギミック」として紹介しているので、トランスフォーマーを知らない御仁には謎のギミックだったでござろうな。 (笑)

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しかも、オオワシやミニマシンなどは塗装どころかシールまで貼られていない状態だったので、完全なオマケ扱いでござるよ。

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そして、アニメ本編では登場しなかったバトルタンクモードでござる!

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コレが勝利の鍵セットだ!

2011-08-23 05:24:49 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

今宵は前回紹介したバンダイのスーパーロボット超合金、ガオガイガー(スーパーロボット超合金、勇者王ガオガイガー、5250円)と同時販売された勝利の鍵セット1(スーパーロボット超合金、勇者王ガオガイガー対応・勝利の鍵セット1、2100円)の紹介でござる!

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さて、本品はスーパーロボット超合金と名乗っておきながらダイキャスト姓パーツを一切使用しないゴルディオンハンマー&マーグハンド本体とマーグハンド用手首3種、ガオガイガー用左手首2種、釘状エフェクトパーツ3種及び魂STAGE用の補助パーツ2個の装備品セットでござる。 (笑)

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しかし、細かいツッコミは別にしてもパッケージは対になっており、側面の絵が完成するなど心憎い演出が行われているでござる。

拙者的には一箱販売してもらいたかったでござるが、ゴルディオンハンマーを別にしてガオガイガー単体の販売価格を下げて買いやすくし、物足りない人の為に装備品セットを追加販売する実に商売上手な商品でござる。 (笑)

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正直な話、本セットのみで2100円の販売価格は疑問でござるが、パワーアップ用拡張セットとして上手に騙されているのでござろうな?

そう、おそらく本セットの出荷数はガオガイガー本体より少ないはずなので販売価格の調整は行われているはずでござる?

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さて、本品のゴルディオンハンマー及びマーグハンドにはゴルディマーグ及びタンクモードへの変形機能はなく、アクションギミックも仕込まれていない設計で、付属の魂STAGE用補助パーツを使ってディスプレーさせる事が可能でござるが、前回も書いたように魂STAGEは未入手なのでfigma用の台座で代用しているでござる。

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無論、マーグハンドも非変形で、肘部分には間接が儲けられているでござるが、手首は交換式でござる。

大きさ的には可動指を採用しそううでござるが、アクションフィギュアとしての設計を重視したのでござるかな?

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なお、マーグハンドの釘抜きは展開出来るもののタイヤは回転せず、パーツ交換により釘状のエフェクトパーツを取り付けて必殺技ハンマーヘル・アンド・ヘブンの再現は可能でござる。

釘状エフェクトパーツの採用は流石に後発メーカーらしい差別化を狙った完全版(?)らしいアクションフィギュアでござるよな。

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では、別売りのガオガイガーの連動ギミックを見てみると、ブロウクンマグナム(右腕)は手首パーツ(ボールジョイント含む)を外して、折りたたまれたステルスガオーのジョイント部に差し込むでござる。

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ハンマーコネクトーーー

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ガオガイガーとマーグハンドの合体波通常ジョイントだけでせっぞくされる訳でござるが、右側にパーツが集中してしまう為にステルスガオーの翼に可動軸が儲けられており角度を付ける事により右腕の可動を邪魔しない設計になっているでござる。

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うむ、流石にプロポーションと可動を充実させたバンダイの設計は上手いと認めざるを得ないでござるよな。

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なお、本品は右側に重量が集中するでござるが補助パーツ無で自立させることが可能でござる。

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ただ・・・ 問題なのは個体差なのかもしれないでござるが、拙者の入手したガオガイガーの右肩のボールジョイントが画ずれやすく、重量を増した右腕はポーズを変更するためにポロポロ外れてしまう欠点があるのでござるよな?

コレさえなければアクションフィギュアとしては最高峰の評価をしたいだけに残念でござる。

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そう、アニメ作画によるハンマーヘル・アンド・ヘブンの工程を再現できる設計はファンとしては大きく氷解したいのでござるよな。

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なお、ゾンダーコアは勇者王ガオガイガーに付属しており、勝利の鍵セット1の釘状エフェクトパーツと組み合わせて使う設計に成っているでござるな。

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いや~ ここまでやってくれるのであれば、直接ゴルディオンハンマーを握れるガオガイガーの手首パーツとゴルディマーグの変形も再現してほしかったでござるが・・・

これはガオガイガーとのバランスを取るためなのかはたまた、変形合体は本家のタカラに遠慮したのかと考えたいところでござるが・・・ バンダイの事でござるから変形合体も可能にした超合金魂版ガオガイガーを考えているかもしれないでござるな。 (笑)

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そう、本品とて勝利の鍵セット1でござるし当然セット2も販売される事でござろう。

そうなるとセット2は次に販売を控えている超竜神(スーパーロボット超合金、超竜神、5040円)に対応したイレーザーヘッドや宇宙用ブースターとか、スターガオガイガー用のステルスガオーⅡとかガトリングドライバーのセットかもしれないでござるな?

う~む・・・ 悔しいかなバンダイはファン心理を計算して商売しているので、タカラ支持者としては簡単に卑怯者と言えないのが辛いところでござるよ。 (笑)


バンダイの勇者王

2011-08-22 00:04:52 | 勇者シリーズ

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「君達に最新情報を紹介しよう!」

あの、タカラが誇るロボット玩具販売促進アニメ勇者シリーズの終焉を飾った勇者王 ガオガイガーが何とライバル会社のバンダイより2011年8月にスーパーロボット超合金(スーパーロボット超合金、勇者王ガオガイガー、5250円)として販売されたでござる!

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アニメ制作会社のサンライズ経由でバンダイのゲームソフト「スーパーロボット大戦・シリーズ」に参戦したとはえ、ライバル会社の育てた人気キャラクターですら自社ブランドで販売するバンダイの図太さというか無神経というか、商売の為なら他社商品でも売っちゃう商魂たくましいプライドは、現、タカラトミーも見習って欲しいところでござるが・・・ タカラトミーのプライドは技術者ゆえに他社の技術は参考にしてもキャラクターまではパクれない技術者のプライドなので版権を買い取って販売しちゃうまでの商売はできないでござるよな。 (笑)

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さて、本品はスーパーロボット超合金を名のっているでござるが、ダイキャスト製パーツは少なく、一部にダイキャスト合金を使用したアクションフィギュアに近い商品でござる。

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そう、変形・合体・ミサイル発射などのアクションギミックなどを廃して各部関節可動とパーツ交換によるディスプレーに特化した商品でござる。

いわば、超合金魂の簡易版ともいえるでござるが、プロポーション重視の完成度は流石としか言えないでござるな。

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そう、頭部パーツはマスク有・無の二択に加えてアンテナも硬質タイプと軟質タイプに交換可能でござる。

う~む・・・ 同デザインのアンテナ交換の意味が良く分らないでござるが、胸部ギャレオンの顎が開閉したり、タテガミ部分も必殺技ヘル・アンド・ヘブン再現用に交換するなど、他社のアクションフィギュアで用いられたギミックが採用されているでござる。 (笑)

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そう、後発メーカーだけにオイシイところを参考に設計しているわけでござるから、自然と完成度も高くなる訳でござるから、今回は流石にバンダイ自社開発と強言していないでござるよな。 (笑)

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右腕のブロウクンマグナムに射出ギミックがないでござるが、エフェクトパーツを取り付けて射出状態も再現できるでござる。

なお、射出状態は魂ステージ用補助パーツを付けて別売りの魂ステージ(魂STAGE ACT.5 1365円)が必要になるでござるが、拙者は未入手なのでfigma用のディスプレー台で代用してみたでござる。

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無論、ステルスガオーのスラスター部分もパーツ交換で開閉状態が再現され、浮遊状態を演出する補助パーツも付属するでござるが、こちらは専用台ではないかぎり自重を支えきれないでござる。

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無論、左腕のプロテクトシェードも左手首ごとエフェクトパーツに交換して再現可能でござる。

手首パーツは右手首3種と左手首4種に加えてヘル・アンド・ヘブン用の組み手が用意されているでござる。

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拙者の購入品は右肩のボールジョイントが外れやすいのが欠点でござるが、両腕の可動範囲や透明で成型されたパーツを塗装してクリアパーツを活かしたり、メッキされたドリルニーブロックのスライドギミックなどアクションフィギュアとしては申し分ないでござる。

ただ・・・ 股関節が緩いので片足立ちができないのが残念でござるよな。

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そして、先端部分がメッキ処理されたディバイディングドライバーの完成度も忘れちゃいけないでござるよな。

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付属のディバイディングドライバーはサスペンションギミックが再現されておらず、左手首交換式の装着方法でござるが雰囲気はよくできているでござるな。

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手持ち武器の無いガオガイガーをかっこよく見せるのは必殺技のヘル・アンド・ヘブンで、このポージングを上手く再現できるか否かで本品の価値が決まってくるでござるからアクションフィギュアとしての完成度は本家タカラのガオガイガー(G-1、DX超人合体 ガオガイガー、7200円)より完成度が高いと認めざるを得ないでござる。

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いや~悔しい!

TVアニメ放送中にタカラが変形合体とは別にプロポーション&アクイション重視のガオガイガーを販売していればシリーズを終わらせることが無かったのに残念でござる。

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そう、「勇者王 ガオガイガー」は勇者シリーズを潰した作品として嫌われているでござるが、タカラ以外のメーカーから多数のガオガイガー商品が販売されているので最も愛された作品でもあるのでござるよな。

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拙者が知るだけでも正規の版権を得たメーカーはKabayaの食玩に始まりカプセルフィギュアやアクションフィギュアを販売したユージンのマスターアクションDXシリーズ、CM’sコーポレーションのBRAVE合金シリーズ、コトブキヤの壮絶合金、マックスファクトリーのMAX合金、海洋堂の山口式可動シリーズなどが販売されており、明らかにタカラの玩具が売れずに撤退した「勇者王ガオガイガー」は人気があった事を証明する事実でござる。

アニメは人気でも玩具が売れない状況を作ってしまうのがタカラの悪しき伝統ででござるが、ここはホントにタカラトミーのマスタピースブランドで見返さなければ、バンダイが変形合体機能を持たせた超合金魂版ガオガイガーを販売しかねないので根っからのタカラファンを裏切らないで欲しいでござるよ・・・

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なお、拙者が本品を購入した理由は地元玩具店にて初回販売分には「スーパーエフェクトキャンペーン」第一弾のオーバーロードエフェクト(非売品)が付属すると云うので予約しておいた訳でござるが、別にガオガイガー専用パーツと云う訳でもないでござる。

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拙者も地方在住者として地域振興の為にも地元店で購入したいのでござるが、なにせ人口減少の過疎化により玩具店も縮小しトランスフォーマー商品などは、拙者が全種購入したところで最低発注数に届かないので置かれていない状況でござる。

まあ、地方でも全国放送のアニメ作品を販売するバンダイは強く、一定の発注数が確保できるので入荷する状態でござる。

定価販売とはいえ地元で買えるものは買わないと、ほんと潰れてしまえば玩具屋過疎地区にもなってしまうくらい深刻な話でござるよ・・・

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いやホント、タカラトミーには頑張ってもらわないとバンダイに玩具市場を独占されてしまうでござるよ・・・ ベイブレードとポケモン及びトミカ&プラレールなどの定番商品は残っているでござるがホント地方は新商品を購入するには予約取りよせしてもらわないと入荷しないヤバイ状況なのでござるよ。

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いやほんと、バンダイは商売が上手だわと感心するばかりでござるよ・・・

なお、スーパーロボット超合金・勇者王ガオガイガーには更なる秘密があるのでござるが、それはまた次回にファイナルフュージョンでござる!