トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ウイッチパープル

2011-09-19 00:32:54 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

現在のトランスフォーマーは映画の影響で米国車中心のトランスフォーマーが多く販売されているでござるが、やはり日本人として日本車のトランスフォーマーが見たいところでござるし、円高で日本車が売りにくい今だからこそ日本車をアピールしたいものでござる。

今宵は2010年販売の「TRANSFORMERS ALTERNITY」より光岡オロチに変形するデストロン軍団クエスターズ部隊・クエスター兵士、スカイワープ(A-04、MITSUOKA OROCHI / スカイワープ・ウイッチパープル、4725円)の紹介でござる!

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本品は2010年5月に同時販売されたオルタニティ版スタースクリーム(A-04、MITSUOKA OROCHI / スタースクリーム・ホワイトパール、4725円)の頭部及び成型色変更品でござるが商品番号は共通でござる。

なお、商品名及びパッケージイラストや説明書は個別のモノが用意されているでござる。

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さて、オルタニティのシリーズは日本車メーカーと正式ライセンスを交わした1/32スケールで設計された商品で完成度は大人の鑑賞に堪えうる変形ロボット玩具ではあるのでござるが、肝心な設定は「厨二病」全開の恥ずかしい商品でござる。 (笑)

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いや~ 拙者も当初は、ジェットロン兵士を航空機ではなく自動車にしていてしまうのは如何なものかと思ったでござるが、悪役商品にも関わらず、光岡オロチという珍しい車種で設計されたのでござるから後世に黒歴史と呼ばれようともトランスフォーマー玩具の歴史では名を残すであろう一品でござる。

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実際問題に映画等で登場する車は、自動車メーカーにとっては良い宣伝には成るでござるが、悪役が使用した場合や実際の事故事件で使われてしまうとマイナスイメージが付いてしまうので悪役なら敬遠するメーカーもあるでござる。

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「バイナルテック」では外国車ともライセンスを取ろうとしたのでデストロン商品に関しては難しい状況だったようでござる。

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光岡自動車としては、たとえ悪役商品でも映像化が無いオルタニティに関してはマイナスイメージよりも話題性を優先したのかもしれないでござる?

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そう、トランスフォーマーも本品の場合は一般人を客層に捉えたのではなくコアなトランスフォーマー及び自動車ファンを狙ったものでござるから冒険できたのでござろうな? (笑)

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しかしまあ、それでもジェットロンを自動車にしてしまうのは強引な設計でござる。

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違和感を無くす為のフライトモード導入も、ダブルチェンジャー系オートボットのイメージが強いでござるから付け焼刃なイメージにしかならないでござる。

大人の鑑賞(対象年齢15歳以上)に絶えられる変形ギミックじゃないでござるよな。 (笑)

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そう、羽さえ有れば空でも飛べる子供だましなデザインでも、大人を騙すためには其れなりの理由が必要となるでござる・・・

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それが、通常空間内を超高速移動するエンジンと星間航行機関を併用したティオマス・ドライブによる力場の発生に乗る推進翼(インパルス・スラスター)だそうでござる?

難しい事を言って誤魔化そうとしていても自動車である必要を全く説明していないのでござるよな? (笑)

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しかし、ヴィークルモードでの大きさ完成度はコレクションに最適なのでござるが、販売価格と商品サイズからくる変形の難しさは素人御免の設計思想で完全に初心者置いてけぼりな商品でもあるでござる。

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ロボットモードはヴィークルモードを重視したカラーリングの為に違和感があったのでござるが、いざ変形させてみるとスカイワープ(23、スカイワープ、1980円)らしいイメージに仕上がるから驚きでござる。

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そう、デザインは全く別物でござるが雰囲気は似せており頑張った設計であることが伺えるでござるな。

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デザイン的には全く異なるリメイクでも元キャラのイメージを残せていれば違和感の少ないリメイクデザインになるでござるな。いやホント、リメイクデザインはさじ加減一つで変わるものでござるよな?

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さて、オルタニティ版スカイワープの能力設定は、体力(7)、知力(6)、速度(10)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(8)、火力(7)、技能(7)と設定されており、武器は超圧縮保存されたリザーブ物質から、様々な弾丸の投射体を自己生成・発車する実体平気のスポーン・ガン(×2)でござる。

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特殊能力の瞬間移動(スペシャルワープ)は「現実を操作・歪曲する」リアリティワープ能力が追加され、デストロン屈指の卑劣な技をえたようでござるが、彼自身が知性の欠如ゆえに高次元世界の概念を理解しておらず、新たな機能を使いこなすには誰かの指示がなければ使いこなせないそうでござる?

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設定上はオルタニティ候補者でメガトロン(A-02、NISSAN フェアレディZ / メガトロン・ブレードシルバー、4725円)の直属部隊エクスターズの一員であり、準オルタニティ並の力である単独星間航行と次元移動も可能なようでござる。

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まあ、度を越した馬鹿な設定さえなければ「オルタニティ」も評価できるのでござるがユーザー置いてけぼりの完全な自己満足のシリーズに成ってしまったのが痛いでござるよな・・・

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そう、アホな設定と現行日本車に限らず世界観を広げていけば、もっと成功するはずだと思うし、現行車の売り上げを気にして契約が出せないメーカーでも旧車ならイロイロと大丈夫だったのではないでござるかな?

拙者はいまだにオート3輪に変形するショウキ(C-125、ショウキ、850円)とかスバル360に変形するバンブル(11、バンブル、500円)のようなレトロ系トランスフォーマーが欲しいと思うのでござるよな。 (笑)


ダイヤモンドブラック

2011-03-09 14:28:42 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

実在するメーカー車種で日本展開した「TRANSFAORMERS ALTERNITY」は商品的には対象年齢15歳以上を狙った商品としての完成度は評価するものの、いかんせんシリーズ設定が厨二病というか何と云うか・・・ 難しい専門用語を使えばSFに成るとでも思ったのか理解しがたい世界観でござる?

う~む、拙者も「オルタニティ」の世界観を簡単に説明せよと云われても説明できなかったものでござるが・・・

「ボクと契約してオルタニティになってよ」 

言えてて妙な言葉ででござるがコレで説明できる事が最近分ったでござる! (笑)

ちゅー事で今宵は日産フェアレディZに変形する「トランスフォーマー オルタニティ」版デストロン破壊大帝、メガトロン・ダイヤモンドブラック(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン ダイヤモンドブラック、4725円)の紹介でござる!

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本品は2009年6月に販売されたメガトロン・ブレードシルバー(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン ブレードシルバー、4725円)、メガトロン・プレミアムルマンブルー(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン プレミアムルマンブルー、4725円)に次ぐ3色目のカラーバリエーションで2009年10月に販売されたでござる。

なお、商品番号は共通でござるが、箱やキャラクター設定が記された説明書は専用のモノが用意されているでござる。

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さて、本品のヴィークルモードはデストロンには似つかわしくない日産フェアレディZ34型だったりするのでござるが、そこは大人の事情諸々で実車メーカーとのタイアップであり、何より悪側商品として販売許可を出してくださった日産には感謝したい商品でござる。

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特に漆黒ボディの本品はメガトロン(16、メガトロン、2300円)のイメージとは異なるでござるがダークヒーローぽいイメージがあるでござるな。

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なお、本品のカラーイメージとしては2001年にe-HOBBYより限定販売されたメガトロン・ブラックバージョン(16-S、メガトロン・ブラックバージョン、5000円)でござるかな?

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そう、本品は成型色の関係で車内にもいパーツが配置されてしまったでござるが、これはコレでオシャレな内装だったりするでござる。

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1/32スケールモデルで展開されオルタニティ商品らしい完成度は万人にお勧めしたい商品でござるが販売価格や変形の複雑さ等々で初心者には敷居が高く勧められない事が残念でござる。

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それにオルタニティのシリーズ設定も初心者に説明するのは恥ずかしいでござるよな~

せめて、「ボクんちの車はトランスフォーマーだ!」くらいのホノボノ日常系な設定にするほうが一般ウケすると思うのでござるが・・・ 

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何故に難解なストーリーにしたがるのでござろう?

意味は分らずとも専門用語カッコイイ!

簡単に説明できないほど難しい話の方がSFらしいと考えているのであれば、絶対ほころびがでてきて叩かれるのがオチだったりするでござるな。

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さてさて、ロボットモードの変形は直感的にユーザーに、次に何処を変形させる部分を伝えるシンクロテック連動機能なのでござるが、本品の場合は変形説明書をを見た上で不適切な説明をユーザーの直感に頼る変形と云う方法が正しいでござろうな。

そう、初心者御免の変形機能でござる!

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しかしまあ、ロボットモードのデザインは鎧武者を思わせるデザインであり、漆黒のボディも漆塗りの鎧のようで実に通向きのデザインでござる。

拙者的には赤銅色のテセラクタルソードの色合いが何ともいえない味があると思うでござるよな。

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さて、オルタニティ版メガトロンとは多重次元に君臨する高次の生命体に進化したメガトロンであり、各次元に存在するメガトロンと精神を共有するメガトロンの集合体だそうでござる?

各次元の地上にて猛威を振るう再に使われるのがオートアバターと呼ばれる本品でござる?

一応能力値は体力(10)、知力(10)、速度(9)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力(8)、技能(10)でござるが、武器は空間距離を無視して斬ることができるテセラクタルソード二本と空間を切裂き、時間流を止める両腕のグラビタルブレードとチート武器のオンパレードでござる。 (笑)

まあ、カラーバリエーション全てを本人であるために考えだされた強引な設定でござるが、はたしてどれだけの御仁が納得しているのでござろうか?

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設定上のメガトロン・ダイヤモンドブラックは1986年販売のファミコンゲーム「トランスフォーマー コンボイの謎」(4900円)出身のメガトロンのようで、ゲーム中無茶苦茶強いデストロン軍団はオルタニティがテコいれしたと設計されているでござる。

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拙者ゲームは未プレ-でござるが、トランスフォーマーファン以外にも難易度が高いゲームの代名詞にされる「コンボイの謎」を絡ませるとはなかなかにニクいマニアックな設定でござるが、初心者置いてけぼでござるよな。

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しかし、拙者も本品の二刀流が気になっていたのでござるが、よくよく考えれば「ビーストウォーズⅡ」のガルバトロン(D-16、ガルバトロン、2980円)とか「アニメイテッド」版メガトロン(TA-26、メガトロン ライト&サウンド、7140円)の意匠を含んだ奥深いデザインでもあるのでござるよな。

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これで脚部関節の保持力が強ければ立たせやすいのでござるが、ダイキャスト製ボディの重量で膝と踵がヘタってしまうのでござるよな・・・

商品的欠陥を除いても本品は濃いトランスフォーマーファン向けの商品なのが残念で仕方が無いでござる。

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そう、最初から天上知らずのチートキャラを登場させた時点で、「オルタニティ」の世界観は行き詰まってしまったわけでござるから、より強いキャラクターなど登場ができないと新商品すら開発ができないものでござる。

まあ、「トランスフォーマー オルタニティ」の終焉は最初から決まっていたも同然でござる。

もう少しシリーズ設定を柔軟に考えていたらシリーズも続いていたと思うだけに残念でござるな。


プレミアムルマンブルー

2010-10-31 21:37:24 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

さあ前回に続いて今宵も青いスポーツカーでござる。

日産自動車のフェアレディZといえばサイバトロン御用達のスポーツカー的なイメージが強いだけに「TRANSFORMERS ALTERNITY」ではメガトロン様のオートアバター(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン・プレミアムルマンブルー、4725円)として販売されたときには大いに驚いたものでござる。

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本品は2009年に「トランスフォーマー オルタニティ」商品として販売されたメガトロン・ブレードシルバー(Aー02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン・ブレードシルバー、4725円)のカラーバリエーション商品として同時に販売されたでござる。

なお、箱は個々に作られているでござるが説明書は共通でござる。

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青いボディメガトロン・プレミアムルマンブルーはどの次元のメガトロン様のオートアバターか分からないでござるが、イメージカラーである以外のカラーリングである場合、日本版である初代メガトロン(16、メガトロン、2300円)の脚部カラーリングやG2のゴーボット版メガトロン(ゴーボット、メガトロン、280円?)とかロボットマスターズ版のリバースメガトロン(RM-24、リバースコンボイ、1600円)に加えてマシンウォーズ版メガトロン(日本未販売)があげられるでござるかな?

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しかし、青いメガトロンと言えばメガトロン様のクローン兵士(93、メガプレックス、6000円)(マシンウォーズ、メガプレックス、日本未販売)としても販売されているので単純にメガトロン様本人のオートアバターであるとは言い切れないでござるよな?

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さて、商品は本体部分にダイキャストパーツを使用し、重量感と塗装仕上げの車体部分は変形ロボット玩具としては完成度が高いでござる。

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しかし、1/24スケールのバイナルテックよりコレクション性を重視した1/32スケールにスケールダウンしたでござるが、販売価格が5229円~6500円の販売価格であるバイナルテックイに対して4725円の販売価格はコレクション性重視の販売価格ではないでござるよな?

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せめて3800円くらいの販売価格じゃないと購入者側の販売意欲が沸かないような気がするでござる・・・ ふ~む、コレクター向け商品は販売数が少ないので販売価格が割高になるものでござるが、新規顧客を得ようとするのであれば少々厳しい販売価格でござる。

オルタニティが長期シリーズ化できない理由の一つに販売価格も上げられるでござろう?

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他にも妙に小難しいチートな設定や日本車に限定してしまったなどの理由もあるでござるが、ヴィークルモードでの商品完成度はトップクラスでござるし、実車メーカーのお墨付きでござるから悪くは無い商品なのでござるよな。

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拙者的には武器パーツであるテセラクタルソード(×2)を車体底面に取り付けられたり、メガトロン・プレミアムルマンブルーのテセラクタルソードの色が金色で塗装されている拘りが拙者的なツボでござる。

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ロボットモードの変形は、直感的にユーザーに次の変形箇所を伝える「シンクロテック」連動変形機構なのでござるが、初心者御免の説明書を見て初めて納得する変形でござる。

初心者だと変形できなかったり、無理してパーツを壊してしまったりヴィークルモードに戻せなかったりする可能性があるのも問題でござる?

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しかし、苦労して変形させた鎧武者的デザインのメガトロン・プレミアムルマンブルーは素直にカッコイイと思うでござる!

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これで、各部位の微調整が無ければ最高なのでござるが・・・

膝、足首がボールジョインである為に自重がささえきれず転倒してしまうので立たせるのが難しいのでござるよな。

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なお、メガトロン・プレミアムルマンブルーメガトロン・ブレードシルバーも同じオートアバターで有る為に能力値は体力(10)、知力(10)、速度(9)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力(8)、技能(10)と設定されているでござる?

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普通は、飛びぬけた能力を持っていた場合10+とか無限大(∞)や計測不可能(UNKNOWN)で記載されたりするのでござるが・・・ 反則的なオルタニティで通常トランスフォーマー的な数値は納得がいかないでござる?

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両腕に装備されたグラビタルブレードは次元に穴を開け、漏れ出たエキゾチック粒子を浴びせるビーム攻撃にしよう可能で、空間を切り裂き、時間流を分断する刀でござる。

更に、超次元生物ハイセリオンの牙より造られたテセラクタルソードは、空間距離を無視して、離れた敵を切る剣でござる・・・ う~む・・・無茶苦茶な設定でござるよな。

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神がかり的な能力なのにヴィークルモードがフェアレディZちゅーのがアンバランスなのでござるよな?

幾らなんでも設定に無理が有り過ぎると思うのでござるが・・・ 少年ジャンプ的なコレって一般的に需要がある世界観なのでござろうか?

拙者には返って引いてしまう世界観でござるよ。 (笑)

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まあ、日本車は優れているから神の如きトランスフォーマーにピッタリだと妄言を言いたい大日本帝国万歳の愛国心は分からないでもないでござるが、一応トランスフォーマーは日本だけじゃない世界展開でござるからコレは暴走しすぎだろうと思うのでござるよ!

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そう、拙者的には国産車を主軸としたシリーズであれば、ボクんちの自動車がトランスフォーマーだった的な「ご近所トランスフォーマー」でも問題が無いように思えるのでござるよな。 (笑)


終焉の雷

2010-10-28 21:16:29 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

「トランスフォーマー・オルタニティ」版サンダークラッカー(A-04、MITSUOKA OROCHI/サンダークラッカー・ソニックブルー、4725円)が販売されたでござる!

拙者的には、商品は好いのでござるが、厨二病でチートな設定は設定はなんとかならないものかと思っていたでござるが・・・ あれ?

ひょっとして本品がオルタニティ最終商品?

何時もにまして文章が多い説明書を見た第一印象でござる。

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本品は2010年5月下旬販売のオルタニティ版スタースクリーム(A-04、MITSUOKA OROCHI/スタースクリーム・ホワイトパール、4725円)のロボット頭部を変更したカラーバリエーション商品で、2010年10月下旬の販売となったでござる。

商品的にはオルタニティ版スカイワープ(A-01、MITSUOKA OROCHI/スカイワープ・ウィッチパープル、4725円)と同じでござるが、箱や説明書は新たに作り起こされているでござるな。

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ヴィークルモードは光岡自動車のオロチなのでござるが・・・

実車にもソニックブルーなカラーリングが販売されたのでござろうか?

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う~む・・・ 実車は見たことないでござるが、独特のデザインは外国スポーツカーには負けていないでござるよな。

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ソニックブルーのボディも良い雰囲気でござるが・・・

商品上パッケージイラストが青い背景と同化していて目立たない欠点があるでござる! (笑)

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しかしまあ、商品はドア、トランク、エンジンフードが開閉するので、コレクター向けのミニチュアカーとしても通用しそうでござる。

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が・・・ トランスフォーマーファンの場合は車好きも多いでござるが、カーコレクターとか自動車ファンの場合、トランスフォーマーを如何思っているのでござろうな?

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少なくとも地べたを走り回る自動車がロボットに変形するのは許せても、中途半端な飛行形態で空を飛んじゃうのは許せなかったりするのではないでござるかな? (笑)

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そう! サンダークラッカーの性格設定は逆のパターンで、地べたを這い回るサイバトロンを見下す事で優越感を覚え、空を飛ぶ事を誇りにおもうサンダークラッカーにとっては、フライトフォームに変形できるとはいえ最大級の屈辱なのでござるよな。

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そう、己のプライドをズタボロにされて与えられた特性ボディの性能は計り知れないでござるが、使いこなせていないようでござる。

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まあ、ダレでも気乗りがしなければ本来の力は発揮できないものでござる。

拙者とてトランスフォーマーは好きでござるが、ぶっとんだ設定のオルタニティには気乗りがしないでござる。 (笑)

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ロボットモードの変形は相変わらず複雑で説明書が無いと変形できないうえに、パーツの移動位置が何箇所か分からない部分も多いので初心者には勧められない商品でござる。

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そう・・・ 左右非対称ながらルーフ部分を翼に見立てたデザインは良いのでござるが、ルーフ部分の移動位置を何処で固定していいのか分からないのでござるよな?

移動位置によって翼の表情は変わるでござるからキチット固定できるようにストッパーを設けてほしかったでござる。

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まあ、このへんが対象年齢15歳以上のハイターゲット層を狙ったにも関わらず、一般ウケが悪い商品なのでござろうな?

ようやくタカラトミーもトランスフォーマー商品でハイターゲット層を意識した商品が無駄である事が気が付いたのでござるかな?

そう、トランスフォーマーファンとしてみれば、わざわざハイターゲット層向きの高額商品を買わなくとも、通常商品で十分満足するのでござるよ。

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さて、オルタニティ版サンダークラッカーの能力値は体力(7)、知力(7)、速度(10)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(5)、火力(8)、技能(7)で、武装は火炎砲とドローン・ロケットに加えて敵や施設よりエネルギーを吸収・奪取するパワーザップ能力と強力なライトニングストームガンで、宇宙空間でも使用可能なソニックブームと呼べるノヴァ・コンカッション・ジェネレーターを使用するそうでござる。

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オルタニティでの立ち居地は、メガトロン(A-02、NISSAN FAIRLADY Z/メガトロン・ブレードシルバー、4725円)直属部隊クエーターズの兵士でござるが、デストロンの大儀には確信をもてないでいるようでござる。

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本品に付属する説明書に記されたストーリーでは、何故にオルタニティのオートアバターが現行の日本車であるかの強引な説明とオルタニティの最終決戦(?)が紹介されているでござる。

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サンダークラッカーは最終決戦にて大活躍する訳でもないのでござるが・・・

オルタニティ終焉の引き金となる大役が与えられてしまったのでござるよな。

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う~む・・・ とりあえずはバイナルテック後半より続く一連のストーリーはコレで終了すると思われるでござるが、まだまだスキマのエピソードをイロイロと挿入できそうでござる。

しかしまあ、オルタニティが本品を最後に終了するか、設定を変えて継続するか分からないでござるが今後のサンダークラッカーが気になるでござる・・・


ブリリアントホワイトパール

2010-08-31 16:32:19 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

地方在住の身だと、なかなかイベントにも出かけられず会場限定販売品などが買えずに悔しい思いをするでござるが、昨今は転売屋の横行を防ぐべく一部通販や、抽選販売が行われていたりするでござる。 イベント会場に行けないファンには有りがたい処置でござるが・・・ それでも転売屋さんが頑張って通販商品も買えない場合もあるでござる。 (笑)

今宵は上海で行われた「2010 トランスフォーマー サイバトロンコン」会場にて限定販売された「TRANSFORMERS ALTERNITY」版ウルトラマグナス(A-01U、NISSAN GT-R / ウルトラマグナス・ブリリアントホワイトパール、4725円)の紹介でござる!

いや~ 上海だけに会場限定販売とはシャレが利いているでござるよな。

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さて、本品はオルタニティ版コンボイ(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・バイブラントレッド、4725円)の成型色変更でござるが、オルタニティでは初の会場限定販売品となる為、通常パッケージと異なり、中身の見えない紙製の箱でござる。

日本販売ではe-HOBBY通販限定で、書き下ろしコミック(e-HOBBY コミックVol.03)が付属するでござる。

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説明書や箱は日本語表記でござるが、説明書にはオルタニティの仰々しい設定やストーリーが記載されておらず片面印刷でござる。

上海で販売されたモノと同じパッケージか分からないでござるが、単色印刷のパッケージよりはマシな箱でござるよ。 (笑)

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さて、ヴィークルモードはオルタニティ版コンボイと同型(共通)のオートアバターを使用するために、日産GT-Rでござる。

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以前、銀色のコンボイ(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・アルティメイトメタルシルバー、4725円)が販売された時には、何故にウルトラマグナスで販売しないのかと思ったでござるが、白いボディの方がウルトラマグナスらしいので、これはコレで良いでござる。

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確かに白いボディだと安っぽい感じでござるが、パール塗装が利いていて良いかんじでござる。

何より、ノーマルで無地なボディが良いでござるよ!

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会場限定品だけに「上海」とか「2010 トランスフォーマー」とか協賛企業名、ファイヤ-パターンのマーキングとかイベントキャラクターや関係ない萌キャラのプリントが車体に施されていたら嫌でござる。 (笑)

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まあ、確かに白いボディだけなら寂しいし、ペイントが生えるでござるが、白いボデイゆえの汚されない美しさがあるのでござるよな。

マーキングとかイベント名を記すのであれば、パッケージに存分記載してくだされ! (笑)

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本品で4体目となる日産GT-Rで、未だに説明書を見なければ変形できない複雑な構造だったするのでござるが、白い成型色は部品形状が把握しやすいでござる。

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ロボットモードは間違いなくウルトラマグナスの中の人に見えるから大したものでござるな。 (笑)

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そう! 意外とブリリアントでホワイトパールなボディは悪くないのでござるよ。

いや~上品なカラーリングでござる。

無粋なマーキングは必要ないでござるよな。

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ただ・・・ 本品は外装をホワイトパールな塗装で仕上げている為に、裏側は未塗装の白いプラスチックパーツがむき出しになるでござる。

ゆえに、両手と脚部(側面)の色合いの違いが残念なのでござるよな・・・

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さて、オルタニティ版ウルトラマグナスの能力設定は、まったく記載されていないので、コンボイと同型のオートアバターでも同様の能力なのか異なるのか分からないでござる?

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拙者的には、チートで大人気ない設定を恥ずかしげもなく記載されるよりは、ユーザー個々に考えてもらう方が良いと思うので、決して手抜き設定じゃないと思うのでござるよな。 (笑)

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そう、e-HOBBY通販のみに付属する書き下ろしコミックでは、オルタニティ版ウルトラマグナスの活躍は描かれていないでござるが、ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグマス、3980円)とオルタニティのファーストコンタクトが描かれているでござる。

e-HOBBYコミックは、今回で3冊目なのでござるが話は繋がっているのでござろうか?

非常に気になるので、自然と次回のコミック付き商品は買わざるを得ないでござる。

成型色変更商品を売る為に、オマケ(付加価値)を付ける販売戦略は間違っていないでござるよな。

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因みに拙者は、本コミックのウルトラマグナスの声は速水奨 氏の声で脳内再生してみたでござるが、ウルトラマグナスを演じた声優は何人もいるので、人によりイメージが異なるでござろうな?

拙者の場合は、ウルトラマグナスのイメージは「永遠のNo,2」中間管理職の鏡なので、オルタニティ版ウルトラマグナスも同様のイメージでござる。 (笑)