ビーストウォーズ第三弾!ビーストマシーンズは、何をどう思ったか、トンでもないことになったでござる。 元々米国人主体のシリーズでござるから日本人と感覚が異なる事は百も承知でござるが、まさか、デザインがアソコまでぶっ飛ぶとは・・・
アニメと玩具のプロポーションが異なるのは少々許すでござるが、元のデザインが前作のデザインを打っ壊していて更に玩具とも掛離れたデザインで個性的すぎるデザインに衝いていけない場合はどうするでござるか? 如何に物語が優れるとも、肝心のキャラクターが愛されないと作品としては失敗でござる。
そしてビーストマシーンズの日本TV放送は見送られたでござる・・・
ビーストウォーズ リターンズ
ケーブルTV放送に玩具はトイザらス専用販売というマニアックな展開でござるが、彼らは帰ってきたでござる。 いや~まさか、日本でビーストマシーンズを正式に観られるとは・・・まあ、拙者の場合はDVDで観賞したでござるが。 はっきり言って感想は、「何じゃこりゃ~!」これじゃ怖くて子供に見せられないでござる。 当時、放送しなかったのわ解るでござる。 しかし、日本版ビーストウォーズの魅力は多彩な声優さん達の吹き替えでござる。 リターンズも更にテンションを上げたアドリブが暗い画面を楽しませてくれたでござる。 今回はコンボイ(子安武人)も暴走しまくりでござるよ。
ちゅー事で、今宵紹介するテクノオーガニック・チーターに変形するサイバトロン戦士(司令官代理?)チータス(BR-02、チータス、2999円)はビーストマシーンとして海外で販売された商品の小型の方・・・とはいっても大型の方は無駄に大きいサイズで日本の住宅事情をまったく考えていないが顔はアニメに似ているでござるか? 小型といえコンボイ(BR-01、コンボイ、2999円)より大きかったりする。(背が高いとも言う?)
日本の商品版チータスは残念ながら顔はアニメに似ていないでござる。 デザインも若干異なるし、武器(チーメラン?)も付属せず、ビースト戦士お馴染みの尻尾が武器になる造りで、ミサイル発射ギミックも無いでござる。(細身だから、仕方ない・・・されど大型にはギミック有) まったく何を考えてシリーズ構成をしたのやら?
しかし、ビーストマシーンの特徴であるクリアパーツを使用しているために後ろ(上)から光を当てると目が光っている様にみえたり、連動ギミックで首を回せば両モードの口が開いたりもするでござる。(嬉しいか?コレ)
が・・・ ビーストモードでは、可動範囲の多い商品の部類にはいるのでござるよ。
そう・・・ 右前脚にアクションギミックが仕込まれているでござるが、丸くなって寝る等のポーズが可能なのは評価したいでござる。
が! 更に問題なのがロボットモードでござる。
そう!、ロボットモードでは只でさえ背が高くバランスが悪いのに更に足を伸ばす・・・立たせにくい(怒)!
ポーズを取らせ難い! 嬉しいか?米国人!貴公らはコンナ物が欲しかったのか? 日本人はカッコイイと思わないでござるよ。
今回のアニメではチータスがコンボイに代わりビースト劇団を指揮する立場でパッケージイラストでもメインに成っているでござる。
然るに、顔が似ていない!
まあ、ビーストモードと同じく、首を左右に動かすと口が開くギミックを有するのでござるが、もっと工夫ができなかったものでござるかな?
付属武器も尻尾(テールウィップ)だけと言うのも情けないでござるな。
さて、このテールウィップを持たせた右手でござるが、連動ギミックで左肩カバーを抑えると前足が動く!肘から先が回転する為に武器を振り回すアクションが可能なのでござるよ!
無論!このギミックはビーストモードでも活かされ右前脚が動き、引掻き攻撃(ネコパンチにあらず!)が可能でござる。
しかし、拙者にはコレが「何でやねん!」とツッコミを入れている様にしか見えないでござる。 日本版ビーストを観た人なら誰でも感じるかもしれないが、はたして、設計者は知っていたのか?故意にこのギミックを入れたのか?日本人にしか解らないギミックでござるが、これもソレも日本版の声優さん達の頑張りが有った事だと思うでござるよ。 まあ、販売した物に突っ込んでもしかたなし、コレはこれで善しとするしかないでござるか。