トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

何でやねん!

2006-06-26 22:36:53 | BW・リターンズ

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ビーストウォーズ第三弾!ビーストマシーンズは、何をどう思ったか、トンでもないことになったでござる。 元々米国人主体のシリーズでござるから日本人と感覚が異なる事は百も承知でござるが、まさか、デザインがアソコまでぶっ飛ぶとは・・・

アニメと玩具のプロポーションが異なるのは少々許すでござるが、元のデザインが前作のデザインを打っ壊していて更に玩具とも掛離れたデザインで個性的すぎるデザインに衝いていけない場合はどうするでござるか? 如何に物語が優れるとも、肝心のキャラクターが愛されないと作品としては失敗でござる。

そしてビーストマシーンズの日本TV放送は見送られたでござる・・・

否!彼らは4年の月日を置いて帰ってきたでござる。 それが!

ビーストウォーズ リターンズ

ケーブルTV放送に玩具はトイザらス専用販売というマニアックな展開でござるが、彼らは帰ってきたでござる。 いや~まさか、日本でビーストマシーンズを正式に観られるとは・・・まあ、拙者の場合はDVDで観賞したでござるが。 はっきり言って感想は、「何じゃこりゃ~!」これじゃ怖くて子供に見せられないでござる。 当時、放送しなかったのわ解るでござる。 しかし、日本版ビーストウォーズの魅力は多彩な声優さん達の吹き替えでござる。 リターンズも更にテンションを上げたアドリブが暗い画面を楽しませてくれたでござる。 今回はコンボイ(子安武人)も暴走しまくりでござるよ。

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ちゅー事で、今宵紹介するテクノオーガニック・チーターに変形するサイバトロン戦士(司令官代理?)チータス(BR-02、チータス、2999円)はビーストマシーンとして海外で販売された商品の小型の方・・・とはいっても大型の方は無駄に大きいサイズで日本の住宅事情をまったく考えていないが顔はアニメに似ているでござるか? 小型といえコンボイ(BR-01、コンボイ、2999円)より大きかったりする。(背が高いとも言う?)

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日本の商品版チータスは残念ながら顔はアニメに似ていないでござる。 デザインも若干異なるし、武器(チーメラン?)も付属せず、ビースト戦士お馴染みの尻尾が武器になる造りで、ミサイル発射ギミックも無いでござる。(細身だから、仕方ない・・・されど大型にはギミック有) まったく何を考えてシリーズ構成をしたのやら?

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しかし、ビーストマシーンの特徴であるクリアパーツを使用しているために後ろ(上)から光を当てると目が光っている様にみえたり、連動ギミックで首を回せば両モードの口が開いたりもするでござる。(嬉しいか?コレ)

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が・・・ ビーストモードでは、可動範囲の多い商品の部類にはいるのでござるよ。

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そう・・・ 右前脚にアクションギミックが仕込まれているでござるが、丸くなって寝る等のポーズが可能なのは評価したいでござる。

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が! 更に問題なのがロボットモードでござる。

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そう!、ロボットモードでは只でさえ背が高くバランスが悪いのに更に足を伸ばす・・・立たせにくい(怒)!

ポーズを取らせ難い! 嬉しいか?米国人!貴公らはコンナ物が欲しかったのか? 日本人はカッコイイと思わないでござるよ。

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今回のアニメではチータスコンボイに代わりビースト劇団を指揮する立場でパッケージイラストでもメインに成っているでござる。

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然るに、顔が似ていない!

まあ、ビーストモードと同じく、首を左右に動かすと口が開くギミックを有するのでござるが、もっと工夫ができなかったものでござるかな?

付属武器も尻尾(テールウィップ)だけと言うのも情けないでござるな。

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さて、このテールウィップを持たせた右手でござるが、連動ギミックで左肩カバーを抑えると前足が動く!肘から先が回転する為に武器を振り回すアクションが可能なのでござるよ!

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無論!このギミックはビーストモードでも活かされ右前脚が動き、引掻き攻撃(ネコパンチにあらず!)が可能でござる。

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しかし、拙者にはコレが「何でやねん!」とツッコミを入れている様にしか見えないでござる。 日本版ビーストを観た人なら誰でも感じるかもしれないが、はたして、設計者は知っていたのか?故意にこのギミックを入れたのか?日本人にしか解らないギミックでござるが、これもソレも日本版の声優さん達の頑張りが有った事だと思うでござるよ。 まあ、販売した物に突っ込んでもしかたなし、コレはこれで善しとするしかないでござるか。


つい買っちゃった!

2006-06-22 22:31:15 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

Photo_47 2005年放送のTVアニメ、トランスフォーマー・ギャラクシーフォースにおいて、サイバトロン環境保安員、ジャックショット(GC-05、ジャックショット、940円)は、初期話数において活躍するも、16話で劇的にライガージャック(GC-15、ライガージャック、3000円)に転生する。 実においしい役処でござる。

が!

おかげで以後、ジャックショットの活躍が全く無くなってしまったでござる・・・

転生したのだから、しょうがないでござるが、ハッキリ言ってしまえば、「ライガージャックの繋ぎの姿!」所謂、セイバートロンモードと同じ存在でござる!

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とは言っても、本品は地球のオフロード車をスキャニングした存在でござる。

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コレはコレで、こじんまりとはしているが、ナカナカに良い商品でござるよ!(笑)

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ただ・・・残念なのが、ヴィークルモードでフォースチップによる連動ギミックが作動しない事でござるかな?

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しかし、変形パターンはナカナカに楽しいモノだったりするでござる。

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小さいながらマッシブなロボットモードはカッコいいでござる。

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しかも、TVアニメではジャックショットの声優は勇者王ガオガイガーにて火麻激、そして彼の人格をコピーした勇者ロボ、ゴルディマーグを演じた江川央生氏でござる。

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だから、イメージが重なるでござるよ、しかも2人ともパワーアップ用の腕に変型合体する訳でござるから、コレは狙ったとしか思えないでござる。

拙者としては、このキャスティングはOK!でござるよ。

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これも、ジャックショットの存在が在ればこそ、ライガージャックが生きるというものでござるな。

ライガージャックの商品は小柄ながらプロポーションが個人的には良しで、手持ち武器は無く、両腕の鉤爪で戦う、接近戦主体の戦士で有る事を表現している。

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付属のフォースチップはサイバトロンでイグニッションによるアンカーショット(ミサイル)を発射するでござる。

コレが、ジャックショット唯一の遠距離(?)武器でござるが、ライガージャックに転生したとたん遠距離武器すらも無くなり、接近戦専用の体力バカ、否!ライオンに成ってしまったでござる。

実に、おいしいキャラクターでござる。 (笑)

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さて、ジャックショットの海外版はオーバーホールと言う名でござる。

日本版との違いはサイバープラネットキー(日本名、フォースチップ)がジャングルプラネット(日本名、アニマトロス)に替わっている事でござる。 たった、コレだけの事で比較用に、つい買ってしまったでござる。 あとの違いは本体の首と足(ヴィークルモードのフロント部)の黒いパーツが、日本版では緑色に塗装されているでござるが、オーバーホールは黒いままでござる。

日本橋に行ったおりに見かけたので、つい買ったでござる・・・他に日本未販売商品は幾らでもあるのに・・・条件反射で買ったでござるよ。

しかも・・・密閉式ブリスターパックだから未だに開けられないでござる。(笑)

ちなみに、海外ではオーバーホールの成型色変更品でブラッシュガードというデストロン兵士が販売されているでござる。 コレは水色系のボディにオーバーホールの肩にモールドされていたサイバトロンのエンブレムを削り落として、デストロンマークをプリントして、付属のサイバープラネットキーを地球にした商品でござる。

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本来コレクターならコチラを買うべきでござるが、なにぶん売れ残っていたのがオーバーホールだったでござるよ。 地方コレクターの悲しさで、見つけたら即買う性分でござる。 地元では買えないものは行った時に買え、買える時に買え、あの時買うべきだったと後悔するまえに買えが身に付いてしまったでござるな。 (笑)


バイナルテックに挑みし者

2006-06-18 22:12:25 | チープTOY

Photo_315 2003年、玩具業界に激震が走った。 バイナルテックの登場でござる。24分の1統一スケールダイキャストボディ、実車メーカーとのライセンスを得た精密モデル並の完成度を持ちながら、体系を崩す事無くロボットに変型する至高の変型ロボット玩具でござる。

大手玩具メーカーすら、コレに対抗する商品を見出せないでいた時、多くのチープTOYメーカーが立ち上がった。 バイナルテックへの挑戦でござる。

Photo_316 それが、(株)ザ・アクセスより販売のダイキャスト・カーボーグでござる!

680円(拙者が購入した値段)という価格ながら、ダイキャストボディに、Photo_317 緻密なマーキング(?)、ライト、テールランプ、ウィンドー部にはクリアパーツを使用。(ウィンドーはスモークガラスでござる。)バンパーはメッキ仕様。 おまけにメーカーを越えて愛されるメッキライフルが付属するでござる。 だけど、サイドミラーが無いでござる。

Photo_318 しかも、パッケージがコノ手の商品では珍しい、二つ折り挟み込み式のブリスターパックでござる。 変型途中の状態で収納され、表から見るとロボット、裏から見ると車をアピールしているでござる。 商品に自信の有るメーカーの表れでござるな。

Photo_319 しかし!彼らには固有名称が無い!

チープTOYメーカーの悲しさでござるな。 実車の名前を付ける訳にもいかず、名無しでござる。

Photo_320 しかも、彼らパッケージによると「車からサイボーグロボへ完全変型!」と記されているでござる。 て、事は人間?サイボーグ・・・ まあ、人間の生首が付いていないだけ良しとするでござる。

個々のカーボーグ達を紹介するでござる。 まずはディアブロ風カーボーPhoto_321 グから、真紅のボディにホットロッドを想わせるファイヤーパターンのマーキング。謎のゼッケン28・・・? どうやら、この開発者バイナルテックはレースカーだと思ったようでござるな? しかし、カーモードとは逆にロボット形態の緑色がバランスの良いカラーリングでござる。 やや、ガンダム風の頭部も悪くないでござる。 しかし、彼らロボット形態では足元が見えないでござる! 否!コレは変型を単純化するためのデザインでござる。 たった1カットの変型方法のイラストで再現される姿勢は称賛したいでござる。 スモークガラスのウィンドー部分も中を見せにくくして内部を省略するテクニックでござる。 うむ!お見事でござる。

Photo_322 2番目に控えしは、ベンツ風カーボーグでござる。 白銀のボディにレース仕様のオプション、マーキング。珍しいでござるな。

ただ、ホイールが白いままなのが気になるでござる(実車も白いのか?)。しかし、ロボットモードはホットロッドを想わせる赤とオレンジ、しかも高級Photo_323車らしく、肩と頭部がメッキ仕様! しかも頭部デザインは量産型ZZガンダム風ときたでござるよ。 味があるでござるな~

メッキライフルはディアブロ風カーボーグとは異なるデザインの物を装備するでござる。 武器は内蔵する事も外付けする事もできないでござる。コレがチープTOYの醍醐味でござるよ。

Photo_324 そして、トリを飾るのは、ミニクーパー風カーボーグでござる。 お馴染みのラリー風のカラーリングでござるが、前者と比べ、デカイ・・・

デカイ!ミニクーパーでござる。 3体ともロボット体型の大きさが同じであるために、ベンツよりデカイので有る。 統一スケールという概念は開発者には無かったらしいでござるな?

Photo_325 否!大きさは、さて置き全体を見れば悪くないでござる。 カラーリングもコンボイ風(キスぷれ版)みたいだし、頭部デザインがガンダム風じゃない! ロボットプロポーションも悪くない!ただ、車の前部が邪魔なだけ、亀の甲羅を背負ったような後ろ姿も愛くるしいでござる。

3体とも共通の変型方法だが、リアウィングが無いために彼のみ踵(ストッパー)を転回するし、メッキライフル(ディアブロ風カーボーグとドウデザイン)を、キャビンの余剰スペースに入れる事が可能でござる。 過去、販売されたミニクーパー風変型ロボ玩具で一番好きだ!と断言するでござる。

Photo_326 本当に、ミニクーパー風カーボーグはトランスフォーマーに出てきても不思議じゃないデザインでござる。

惜しむらくは3体とも車の前部が邪魔で、「前に倣え」のポーズが出来ない事でござる。 (「小さく前に倣え」のポーズは可能)              両肩の幅を変えるギミックが設計されていれば、バイナルテックに挑戦した歴史的玩具に成るところをチープTOYとしての評価しか与えられないのが残念でござる。

しかし、コレも開発者のチープTOYメーカーの拘りで、チープTOYらしさを表現する為の、最後の砦、チープTOY魂! 究極のチープTOYかもしれないでござる?

 


HT

2006-06-16 19:24:02 | トランスフォーマー

Photo_308 どうも~ハードトップで~す!

トランスフォーマー フー!

Photo_309 TVアニメ・ギャラクシーフォース未登場のデストロン戦士でござる。 e-Hobby限定(1260円)で販売されたセイバートロン(海外版)商品でござるな。

サイバープラネットキー(日本名、フォーチップ)は地球で、地球のデストロン兵士でござる。(地球先住デストロンかセーイバートロン移民かは不明?)

Photo_310 ヴィークルモードのバギーはマイクロンのスパイク(MM-16、アドベンチャーマイクロン、980円)のヴィークルモードに似ているでござる。

比較写真のスパイクは、よりハードなカラーリングのエクスディメションズ版(MM-19、アドベンチャーマイクロン・エクスディメションズ、980円)でござる。 限定版フー!

Photo_311 それでは驚異のギミックをみてみましょ~!

武器のライフルは取り外し可能で手に持たせられるでござる。

さあ、ぶっといサイバープラネットキーを、お尻・・・ 否!銃尻に優しくインサート!           Photo_312

バチコーイ! 自慢の銃身が勃〇!ロングバレルに成ってサイバトロンを長距離から狙い撃ち~!

Photo_313 ハードトツプの性格がイマイチ解らないので、拙者の脳内ではハード芸人風な性格でござる。

更にハードトップにはスインドルというマネっ子(同型)の相方がいるそうでござる。 コチラはデザートカラーでハードトップの双子という設定だそうだ? 共に海外版商品でござる。 何時かはコンビを結成させたいでござるな。

どうも~ありがとうございました~!


マイクロンGO!GO!GO!

2006-06-15 23:42:07 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

拙者、常々TVアニメに置けるマイクロン達が道具扱いされている事に不満を感じているでござる。

マイクロン(海外名、ミニコン)は日本販売だけでなく海外販売や非売品、細かなバージョン違いも含めて400体(?)近くになり、今後も更に数が増えるカテゴリーでござるが、数が多いゆえに扱いが雑になり、名前の使い回しや、同一人物のバージョン違い、同型別人の総称など・・・ 

更に一番困るのは日本版と海外版で名前が異なることでござる。 

コレって同一人物か別人か判断するのに苦労するでござるよな?

ちゅー事で今宵は2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」より3体のマイクロンが合体して完成するサイバトロン所属の戦闘員、クリフジャンパー(SC-09、クリフジャンパー、1029円)の紹介でござる!

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本品ははオフロードバイクバイクに変型するホッパーとカートバギーに変型するチャージ、ホバークラフト(?)に変型するランウェイのマイクロン3体が合体セットでござる。

本品はマイクロン商品でござるが、部隊名(チーム名)で商品化されておらず、合体後のクリフジャンパーの商品名で販売されたでござる。

しかし、クリフジャンパーがTVアニメ本編にて戦闘に参加した姿を見たことが無いでござる・・・ 役割は戦闘員でござるが・・・ (笑)

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もっぱら、TVアニメ本編での活躍はマイクロン単体のヴィークルモードでキッカー(SC-14、キッカー、1029円)の移動手段であり、オフロードバイクに変形するチームリーダー(?)のホッパーはオープニングにも登場しているので印象深いでござるな、

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本品は簡易構造のマイクロン商品でござるから、ヴィークルモードではスタンドがないので自立はしないでござる。

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本品のエンジン部(頭部)にマイクロンジョイント凹が設けられており、3体合体時のジョイントも兼ねているでござる。

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ロボットモードは華奢で左右非対称の腕、未塗装の顔など全体的にはチープに見えるでござる。

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なお、本品のロボットモードはヴィークルモード程でもないでござるが、自立させにくく、脚部の接地面積・脚部ボールジョイントの緩み・バランス性の悪さ・クリフジャンパーの頭部パーツ収納位置の明記がないなどの欠点が目だってしまうでござる。

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さて、TVアニメ本編ではヴィークルモードでの行動が多く、ロボットモードでの印象やエピソードが無いのでござるよな?

おまけに個人設定もなく、TVアニメ後半ではエリアル(SC-16、エリアル、1029円)にキッカーの移動手段の座も奪われてしまうでござる。

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なお、ホッパーの3体合体時はクリフジャンパーの頭部を担当するでござる。

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続いてはカートバギーに変形するチャージでござる!

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本品は数あるトランスフォーマー商品の中でも初となるカートバギーでござる!

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ヴィークルモードでのギミックは無いでござるが、車体裏(両腕)にマイクロンジョイント凹を2箇所有するでござる。

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チャージのロボットモードは胴長短足のデザインで如何にもドン臭そうでござる。

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