トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

オートボット・スペースシップ

2013-08-25 13:54:14 | TF・ユナイテッド

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オートボット・スペースシップのアクサロンで~す!

司令官、いっしょに戦いましょう。

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前回、ちょこっとビーストウォーズの宇宙船アクサロン(ビーストウォーズ10周年記念・オプティマスプライマル、日本未販売)の事を触れたので、今宵は「トランスフォーマー ユナイテッド」版のオートボット・スペースシップ、アクサロン(UN-28、アクサロン、2940円)の登場でござる!

いや~、拙者もね成型色変更の流用商品については容認派なのでござるが、如何しても本品の流用は許せない一人なのでござるよな。 (笑)

Photo_6本品は、2012年に「トランスフォーマー ユナイテッド」商品として数量限定販売された商品でござるが、商品自体は2004年度販売の「TRANSFORMERS ENEROGN」商品、ディセプティコン兵士、シャークティコン(USAエディション、シャークティコン、2625円)であり、エネルゴンポケットのデセプティコンのエンブレムがオートボット仕様に変更された成型色変更品でござる。

成型色変更の流用品でも拙者的にはOKでござるが、ディセプティコン商品をオートボット商品として販売する事に疑問をもっていたりするのでごるよ?

まあ、キャラクター設定的に納得ができれば容認できるのでござるが・・・

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ユナイテッドの設定では、ビーストウォーズ時代(?)のオプティマスプライマル(UN-30、オプティマスプライマル、3740円)指揮下のスペースシップなのでござる。

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確かにカラーリングはソレっぽいのでござるが、シルエットが全然別物なので無茶ぶりにもほどがあるのでござるよ!

昔、宇宙戦艦ヤ〇ト風のイラストが描かれたプラモデルが有り、中身は戦艦大〇だったりした商品が存在していたでござるが、それはまあ似ているから許せたものの、中身がモーターボートだったら流石に許せないでござる!

商品流用するならするで、モトネタを大事にしてほしいのでござるよな。 (笑)

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そもそも本品の元であるエネルゴン版シャークティコンは、「トランスフォーマー・ザ・ムービー」登場のシャークトロン(シャークトロン・ノー、2500円)を元ネタにするリメイク商品で、ずんぐりむっくりなシャークモンスターより変形する量産型トランスフォーマーをスマートなサメ型宇宙戦艦にリメイクしたのでござるから、エネルゴン版シャークティコンもかなり違和感がある商品だったでござる。 (笑)

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なお、本品のヴィークルモードをサメ型戦艦と公称される場合が多いでござるが、拙者的には戦艦と云うよりもサメ型駆逐艦と呼ぶ方がいいんじゃないかと思うのでござるよな?

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エネルゴン版シャークティコンには、エネルゴンウエポンやエネルゴンスターが付属しないので同型機が多数存在するテラーコンの部類にならないでござるが、ムービー版のシャークトロンは同型が多数存在していたので、エネルゴン版シャークティコンも同型が多数存在してほしいでござるし、同型艦多数による存在は絵に成るし、高速移動で敵を攪乱し、必殺の魚雷を打ち込むギミックは駆逐艦そのものでござるよ!

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そう、本品のギミックは着陸脚等は無く転がし走行もできないでござるが、各砲塔が回転し、艦首部分より船体が開いてミサイル発射姿勢(ハイパーモード)となり、スプリング発射方式でミサイルを2発(予備無)発射するでござる。

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艦船系トランスフォーマーとしてみれば、悪くない設計なのでござるが・・・

キャラクター性に問題が有るのでござるよ? (笑)

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変形方法は艦橋部より前方を背面に折りたたみ、船体後部々分がロボットモード本体と成る設計でござるが・・・

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イマイチ巨大感に欠けるデザインでござる?

まあ、本品はデラックスクラスの商品でござるし、エネルゴンの販売促進用コミックでは他のディセプティコン兵士と同じくらいに描かれていたので、一般的なサイズのトランスフォーマーなのでござろうな?

しかし、本品はエネルゴン版シャークティコンよりも巨大感のあるカラーリングでござる。

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一応、ビーストウォーズ版宇宙船アクサロンをイメージしたカラーリングでござるからソレっぽいのでござろうな?

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元々本品には手持ち武器が付属せず、少々物足りない感じでござるが巨大トランスフォーマーを演出するのであれば、手持ち武器が有る事のよりスケール感が崩壊するので、これはこれで仕方ないでござろうな?

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さて、本品の設定は物質世界に復活を遂げたアークユニクロン(UN-29、アークユニクロン、3740円)と戦う為に、オートボットの宇宙船アクサロンが超ロボット生命体に進化した姿だとされるでござる?

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それ故か、能力値が全てUNKNOWNだったりしてイレギュラーな存在を演出しているでござる?

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拙者的には土壇場の御都合主義で、未知の力によるパワーアップとか巨大化ちゅー今までのモブキャラ(脇役・ヤラレ役)の苦労を無駄にする陳腐な演出は好きに成れないでござるが、ユナイテッド版もアークユニクロンに蹂躙されるオートボット艦隊の残存艦が突然トランスフォーマーに成る(主人公補正)のでござるからオイシイところだけ持っていく創意工夫丸投げの結果なのでござるよ・・・

見ている方とすれば、残存兵力で如何に戦うかが見たいのにコレじゃ興ざめでござるよな・・・

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しかも、本品は元ディセプティコン商品でござるから違和感バリバリなのでござるよ!

せめてオートボット側のキャラクター流用であれば、それっぽいのでござるが何故に本品が選ばれたのでござろうか?

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トランスフォーマーユナイテッドでは、日本未販売商品を優先して再販するはずでござるが、本品はUSAエディションで日本販売もあり、まだまだ日本未販売商品が有る中での再販が気に食わなく、しかも所属陣営変更というモトネタ無視も気に食わないのでござるよ!

何でござろうな~

タカラトミーって、たまに変な事をするでござるが、ワザとファンに反感を食らうような仕様って、マゾなのでござろうか?

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拙者的には、シャークティコンディセプティコン宇宙軍主力艦隊の形成する駆逐艦で、同型艦が多数存在し、アクサロンオートボットが鹵獲して改造した宇宙船と解釈する方が納得できるでござるし、突然トランスフォーマー化したとか巨大化したとかは前例が有るので納得できるでござるが・・・

アクサロンの場合は元々艦船サイズなのかもしれないでござる? (笑)

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基本的に拙者の場合は大鑑巨砲主義者なので宇宙戦艦とかも大好きでござるから、艦船ネタくらいは、しっかりと凝った設定にしてほしいのでござるよ!

まあ、トランスフォーマーの場合は艦隊決戦が主要じゃなく殴り合い中心でござるから、艦船系トランスフォーマーは本来の力が発揮できなく雑な扱いになるのも仕方ないでござろうな?

トランスフォーマー史のなかで、またひとつ黒歴史が生まれたと感じた一品でござるよ・・・


波乗りオプティマス

2013-08-16 13:22:19 | TF・ユナイテッド

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暑中お見舞い申し上げます!

暑い日々が続くでござるが、本年度は海にも行けず、水着のねーちゃんフィギュアも買えず、日焼けができない体なので長袖で過ごす日々でござる・・・

気分的にも涼まりたいと思い、何かないかと探してみた結果・・・

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「トランスフォーマー ユナイテッド」より、ゴリラに変形するオートボット総司令官、オプティマスプライマル(UN-30、オプティマスプライマル、3780円)を召喚してみたでござる!

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本品は2012年2月に数量限定として販売された「トランスフォーマー ユナイテッド」商品でござるが、商品自体は2006年に「ビーストウォーズ10周年記念」商品として販売されたオプティマスプライマル(日本未販売)の商品流用で、付属されたコミックや宇宙船アクサロンのミニチュアは削除されているでござる。

しかも、本品はデラックスクラス相当の商品でござるが、ユナイテッド版ではヴォイジャークラス扱いで販売されたので、箱がスカスカでござる・・・

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本品のビーストモードのデザインおよびギミックは、2005年度展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」(海外名、トランスフォーマー サイバートロン)に合わせて設計されており、海外ではビーストウォーズ10周年記念版とは別に、2006年度のトランスフォーマーサイバートロン商品として、一部成型色の変更およびコミックやアクサロンを削除してオプティマスプライム(日本未販売)名で販売されていたりするでござる。

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残念ながら拙者は、ビーストウォーズ10周年記念版やサイバートロン版は入手していないので詳しく比べられないでござるが、本体はビーストウォーズ10周年記念版と同じで、ホバーボードにペイントが追加されているくらいでござる?

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なお、ビーストモードのデザインはギャラクシーフォースのアニマトロス(海外名、ジャングルプラネット)型トランスフォーマーの特徴でデザインされており、ゴリラよりもヒヒとか類人猿に似ている造形でござる?

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ユナイテッド版設定では、ビーストウォーズ時代(?)のオプティマスプライマル(C-1、コンボイ、2980円)にあたるキャラクターで、各バージョンのオプティマスプライマルを一まとめにしたイメージでござるかな?

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そう、本品付属のホバーボードはメタルス版(C-40、メタルス・コンボイ、2500円)ヴィークルモードのリスペクトだったりするでござる。

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ホバーボードはサイバープラネットキーをチップスロットに差し込む(イグニッション)事で、ブレード(?)が展開し、ミサイル発射ボタンが現れ発射可能になるでござる。

付属のサイバープラネットキーはジャングルプラネットの通常型で、ビーストウォーズ10周年記念版と同じでござる。 なお、本品ではサイバープラネットキー(日本語名、フォースチップ)は海外名称で記されているので、海外版との距離は近くなったでござるな?

お国柄によるローカライズも大事でござるが、共通できる名前は統一してもらう方が、コレクターとしては助かるでござる。 (笑)

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ただ・・・

本品はビーストモードでホバーボードに乗る事を前提にしているでござるが、ホバーボード自体に車輪が造形されていない為に、転がし走行が出来ないでござる・・・

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オプティマスプライマルのビーストモード本体とホバーボードは接続ピンで固定できるでござるが、ゴリラの首や腰に回転軸が無いのでポージングがイマイチなのでイロイロと物足りないでござる・・・

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しかしまあ、某シルバーサーファーに代表される米国ヒーローはサーフボード乗りが多いので、米国の代表ともいえるトランスフォーマーにもサーフボード乗りがいても可笑しくないでござるし、初代コンボイ(01、コンボイ、3900円)もサーフボードには縁があるのでネタとしては悪くないでござる。

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ロボットモードへの変形は胴体部に収納された頭部を転回し、上半身と下半身の部位を入れ替える簡易方法で、歴代オプティマスプライマルとはイメージの異なる変形方法でござる。

なお、本品のビーストモード背部パーツの裏側に


DXオートチェンジビークル

2013-08-07 09:49:40 | 劇場版・TF3

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ごきげんようでござる!

日本産商品は商品本体を守る為に過剰梱包(包装)されていると言われるでござるが、海外の箱とて過剰すぎるパッケージもあり、店頭ディスプレーを重視しすぎてパッケージの意味を無くしているものもあり、イロイロとお国事情が見られたりするでござる。

今宵は、展示性を重視しすぎだと思われる劇場版「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」より、ステルスフォース版オプティマスプライム(TF3 ステルスフォース・DXオートチェンジ・ビークル、5040円)の登場でござる!

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本品は2011年にハスブロより販売された電動変形(単三電池×3使用)で、日本販売では他の商品と同じく海外パッケージに日本語表記のシールを貼りつけ、日本語説明書とメックテックカードを1枚封入して、映画公開前の5月に販売されたでござるな。

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トランスフォーマー商品では珍しくプラスチック製のパッケージだったりするでござるが、他のステルスフォース商品と同じく、変形ギミックお試し仕様(TRY ME)である為に、作動スイッチ(ファンクションシンボル)を押す為の穴が設けられているので、通気性が良く、埃よけのケースとしては機能していないでござる?

しかも、日本版はパッケージ正面部分にメックテックカード封入表記のシールを貼ったものでござるから、自動変形ギミックが見えにくい欠点があるでござる。

折角の店頭ディスプレーも見せたい部分が見えにくいのでは意味が無いでござる・・・

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しかも、メックテックカードはランダムで封入されているらしく、拙者のカードはレッカーアイアンハイドだったでござる?

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なお、パッケージ内側の中台紙は専用パーツで本体に固定されており、そのまま飾る事が可能でござる。

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さて、肝心の本体は、ロボットモードに変形できないヴィークルモードからヴィークルアタックモードにのみ自動変形する商品でござる。

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全長約23センチのボディに販売価格5040円の完成度としては大味で、大人向け商品ぽい感じなのでござるが、本品は対象年齢4歳以上と云う、日本の販売戦略とは全く異なる事情で販売された商品でござる。

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如何しても日本市場だと劇場版トランスフォーマーは高年齢層向き(?)なイメージで、対象年齢4歳以上向きの商品じゃないのでござるよ?

そう、反対に米国だと高年齢層(対象年齢15歳以上)は少なく、低年齢層向きの商品に重点がおかれているでござる。 コレは、お国事情を考えれば仕方がなく、如何に日本人の子供が玩具を買わないかを示す実例でもあるでござる。

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本品の箱は高年齢層向きにも作られている理由は、高年齢層向き商品が無い故に、低年齢層向き商品でも高年齢層が買いやすい配慮なのでござろうな?

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さて、本品のヴィークルアタックモードへの変形ギミックは、天井部分のオートボットのエンブレム(ファンクションシンボル)を押す事で、変形音と共にキャビン内部が発光し自動変形するでござる。

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本品のヴィークルモードでは手動での転がし走行と、ファンクションシンボルの後ろにあるスイッチを押す事で、劇中のセリフ及びミサイル発射・エンジン音・ブレーキ音が再生しさせるでござる。

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ヴィークルアタックモードでは、ファンクションシンボル後ろのボタンを押す事で、キャビン内部及びエンジン部のライトが点滅し、劇中セリフやミサイル発射音・ブレーキ音が再生され、再び、ファンクションシンボルを押す事で、ヴィークルアタックモードよりヴィークルモードに自動変形する仕様は流石に見応えのある一品でござる。

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なお、本品底面の電源スイッチは、ON / TRY ME / OFFが有り、ONではファンクションシンボル(変形)と後ろのボタン(効果音)が別々に作動するでござるが、TRY MEだとどちらのボタンでも変形と効果音が作動するでござる。

パッケージ収納状態では常にTRY ME状態であり、最初からお試しモード全開の商品でござる。 本品は電池付でござるが、店頭に並んだ状態で電池を消費しており、お試し機能で更に消費してしまうでござるから、後に成ればなるほど品が落ちる・・・

本品最大のセールスポイントである自動変形も、購入せずに、お試しで体感できるのでござるから、販売価格と相談すれば・・・ 購入意欲が下がってしまうでござる。

悪く言えば、店頭に並んだ時点で中古扱いという困った商品でござるな? (笑)

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しかし・・・

本品のミサイル発射ギミック(×2)だけは、購入して開封しないと試せないギミックでござる! (笑)

スプリング式ミサイル発射ギミックは手動操作なので、購入して試すほどの価値は無いので、セールスポイントにはならないでござるが、購入者だけが体感できるギミックとして誇れるモノでござる。 (笑)

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更に、購入しなければ試さないギミックの一つが、パッケージ側面のプラスチック製パーツを組み合わせてディスプレー台として使えるギミックでござる。

台座自体にはジョイントが無いので、オプティマスプライムを載せているだけでござる。

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欧米のフィギュアの場合は台座が必須アイテムだった事も有りハスブロ企画である本品も分からない訳でもないでござるが、ディスプレー状態を多様に飾れる仕様はやりすぎだと思うのでござるよな?

もっと普通の箱にしておけばよいのに、何故にこんなパッケージに成ったのか謎の一品でござるよ?

少なくとも、日本じゃ受けない部類の玩具であり、何故に日本販売したのか謎な商品でござる。