トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

恐竜王に俺はなる!

2010-07-29 20:59:36 | マスターピース

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ごきげんようでござる!

前回に続いてグリムロックのネタでござるが、どうも日本人はグリムロックと言えば「トランスフォーマー」におけるコミカルキャラクターの代表で悪く言えば、おバカキャラのイメージが強く人気もあるのでござるが、その人気ゆえに海外ではグリムロックを神格化(?)して、実はバカを演じているだけで本当はコンボイ(01、コンボイ、3900円)以上の実力を持ったハードなキャラクターであるとする考え方もあるのでござるよな?

ちゅー事で今宵は、コンボイ(海外名、オプティマスプライム)亡き後サイバトロン(海外名、オートボット)総司令官に就任した、サイバトロン指揮官キンググリムロック(MP-8X、キンググリムロック、13000円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2009年にスピンオフプロジェクトの第1弾として、マスターピース版グリムロック(MP-08、グリムロック、13650円)を1980年代のアメコミ版をイメージして仕様を変更された商品で、トイホビーマーケットより2009年に販売されたでござる。

一応パッケージはアメコミ風な新パッケージで作り起こされており、ロボットモードで収納されている為に一回り小さくなったでござる。

しかし、付属の説明書やカードは新規に作られ、モトネタも紹介されているでござるがモノクロ印刷なのでござるよな・・・

う~む・・・ e-HOBBY限定販売商品の様に書き下ろしコミックを封入してもらいたかったでござる。

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さて、本品はMP-08版マスターピースグリムロックより、脳波転送デバイスやエプロン・ウェイターセットなどのコミカルな装備を排除した変わりに金メッキされた王冠を付属し、本体もコミックをイメージしたカラーリングに変更した商品でござる。

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王冠は被せてあるだけで特別なジョイントが在る訳でもないでござるが、銀色の塗装処理に変更されたボディとメッキパーツの組み合わせは大変ゴージャスでござる。

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が! ダイキャスト製パーツの使用箇所が少ない為に、大きさに比べると軽く感じてしまう欠点と恐竜モードでの連動ギミックの為に腰部の安定がやや弱いでござる。

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なお、本品は目の色をとTVアニメをイメージしたに変更が可能でござるが、イメージ的にはい目の方が似合っているでござるな。

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更に商品は右腕に発行装置(ボタン電池LR44×2個使用)を内臓しており、剣(エネルゴ・ソード)や二連スタナー・レーザーを発行させる事が可能でござる。

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商品的なカテゴリーではマスターピースでござるが、レーザーロッドでも通用するでござるよな。 (笑)

しかしまあ、リアル思考な御仁だと発行ギミックによる銃身の透明化は完成度を落とすので反対でござろうな。

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さて、キンググリムロックの詳細でござるが、拙者も最初に存在を知った時はまだインターネットなど無い時代の話で海外事情は皆無で、何故にグリムロックコンボイの死亡後に総司令官に就任したのか謎であり、ロディマスコンボイ(C-77、ロディマスコンボイ、2200円)の存在とかの疑問点が難題だったでござる?

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まあ、TVアニメによるシリーズ展開が中心な日本では、海外のアメコミ展開によるシリーズは知る由も無いので日米展開がドレだけ違うものになったのか知るのにも時間が掛かったでござる。 

しかしまあ、それでもグリムロックオートボットの総司令官にしちゃうのは、人気ゆえのテコ入れで、日本の様に一応司令官としての器(心・技・体)を建前にする人選とは大きく異なるのは、強ければ少々社会のルールを破ろうと正義になる如何にも米国らしいでござる。

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なお、アニメでは滅多に使わなかった剣(エネルゴンソードとか合金サーベルとか呼ばれる?)は、当時の米国人は剣は野蛮な武器で、戦争に使うのは剣よりも銃だろういという妙なリアル思考で極力使わなかったそうでござる。

まあ、その米国人も今じゃ剣が大好きで日本以上に無茶苦茶な使い方をしているでござる。 (笑)

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さて、グリムロックと言えば恐竜モードで、人によれば「ロボットモードイラネ!」とまで言わせる存在でござるが、アメコミ派のグリムロック信者(アクションマスター推進派?)になると恐竜モードは見るに耐えない黒歴史とまで言われるでござる?

同一人物ながら何なのでござろうな?

北野武ビートたけしを別人として語るようなものでござるか・・・

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で、本品はコミカル要素を無くしたのでウェイターモードには変形(?)出来ない仕様で、ロボットモードで収納されているのは、恐竜モードはメインじゃないとアピールしている商品だったりするでござる。 (笑)

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しかしまあ、変形しないトランスフォーマーはアクションマスターと云うか、トランスフォーマーとしての矛盾した存在になるので変形は仕方が無いでござろうな?

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さて、商品の恐竜モード(ビーストモード)の変形は下半身は多段に折りたたまれた尻尾の変形は難しいものの、あっさりとした上半身の変形にくわえて胸部(股間)のサイバトロンのエンブレムがスライドする連動ギミックは関心するでござる。

しかも、恐竜モードは二足歩行の怪獣体系で、これぞグリムロックと大声に出したい完成度でござる。

恐竜モードでも目の色は変更可能でアゴが手動開閉し、安全対策くそ食らえな噛み付きアクションを再現されており、メッキされた牙と喉チンコ・・・ 否、レーザーファイヤーの造形もすばらしいでござるな。

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しかも、怪獣体系な姿勢なだけでなく近代恐竜学説的な姿勢にも対応できる心憎い商品でござる。

変形・合体不要論者は損をしている商品でござるよな。

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なお、恐竜モードでは尻尾と首の連動可動(横振)や腰と首の連動可動(縦振)が可能でござるが、武器パーツや王冠は取りつけられないでござる。

恐竜モードで王冠は流石にマンガ的でござるが、背中に武器(2連スタナー・レーザー)くらいは取り付けたかったでござるな。

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なお、基本的にグリムロックの性格は恐竜でもロボットでも「俺グリムロック」で同じなはずでござるが、キンググリムロックは違うらしいでござる?

拙者もコミック版を読破した訳でもないので、どこまで本当か分からないでござるが、日本展開の「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版グリムロック(C-03、グリムロック、2100円)は2重人格らしく、より戦闘的に成るロボットモードを嫌っているようでござる?

まあ、日本側としてはグリムロックは恐竜モードの方が好いという事でござるかな。

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なお、拙者的にはグリムロックサイバトロン司令官代行ちゅーのは許せないのでござるよな、特に本品の場合は恐竜モード胸部に描かれたサイバトロンのエンブレムを割って変形してしまうとは、何処かの国の政権与党並みに自国の国旗を破って党旗を作ってしまうような売国政党と同じで、サイバトロンをまとめるならエンブレムを大事にしろと言いたいのでござるよな!

しかしまあ、グリムロックの総司令官代行は性格に問題があったらしく短期で終わったらしいでござる。

・・・何処かの国の総理大臣と同じでござるな。 (笑)


原始のパワー 恐るべき錠前 

2010-07-28 19:58:53 | TF・アニメイテッド

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暑い・・・

ここ数日の猛暑で熱中症気味でござる。

暑い時には涼しいネタと行きたいところでござるが、「心頭滅却すれば火もまた涼し!」の意気込みで今宵は暑苦しい火を吐く超ロボット生命体、2010年展開の「トランスフォーマー アニメイテッド」版ダイノボット部隊の指揮官グリムロック(TA-17、グリムロック、3780円)の紹介でござる!

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本品は2008年に販売された海外版商品をメタリック塗装に変更して販売されたヴォイジャークラスの商品でござる。

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商品は初代グリムロック(26、グリムロック、2300円)を元に漫画的にアレンジしたデザインながら近代恐竜論の二足歩行姿勢で設計されておりバランスよく自立するだけでなく、旧G1版玩具を思わせるアレンジが多く見られるでござる。

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うむ、グリムロックのファンであれば商品サイズとシルエットには問題のない玩具と呼べるはずなのでござるが・・・ 顔が如何にも漫画的特長で、「アゴメイテッド」と日本人ファンに称されるだけあり賛否が分かれるところでござる。

拙者もロボットモードの頭部は仕方がないとしても、恐竜頭部まで下顎を強調しちゃうのは如何なものかと思うのでござるよ。

まあ、本品を最初に観た印象は・・・ ハリウッド版G〇DZILLAの悪夢再び! 

だったでござる。 (笑)

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なお、商品ギミックは首のスイッチ操作で顎が開閉するだけで、ミサイル発射ギミックはおろか武器パーツ(サーマルソード)は余剰パーツ扱いになるなど、やや遊び応えのないイメジが強いでござる?

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確かにグリムロックの名前は「恐ろしい錠前」、とかトラバサミとかの罠の意味が有、顎を開閉されるギミックを強調したいのは分からないでもないでござるが、下顎の方が前に出たデザインは攻撃的で噛み砕くな肉食恐竜じゃなく、魚等をすくい上げて捕食(丸呑み)する動物の特徴なのでござるよな?

しかしまあ、本品の噛み付きギミックを安全対策だとしたら納得がいくでござる。

このてのギミックは絶対に自分の指を噛ませたくなるもので、子供の指くらいは噛ませられるスキマは生じるでござる。 (拙者の手は小さい方なので小指しか噛ませられないでござる。)

そう! 子供とは自分より同等か大きなモノには本能的に死を感じるので、手を出さないでござるが、自分より小さなものだと痛みを体感したくなる困った生き物でござる。

拙者の知人にも、幼少期にクワガタに自分のチン〇ンを噛ませていた馬鹿がいたでござる・・・

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故に、子供の指切断のような事故を無くす為に顎の力は弱く、噛ませにくいデザインを採用しているのでござろうな?

なお、噛み付き攻撃を玩具で再現する為には、ダージ(TA-11、ダージ、1260円)の様な小型商品が手ごろで、顎を固定するにはセロテープを使って固定させる方法を試みたでござる。

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ロボットモードの変形はG1版玩具を彷彿とさせるなか、尻尾の先や踵部分などなど改良が加えられており関心するのでござるが・・・

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両腕(後足)の収縮が硬く、説明書のイラストやパッケージ写真を見る限りでは、もう一段ほど収縮しそうなので押し込んだら・・・ 亀裂音がしたでござる。 (驚)

う~む・・・ 大丈夫なのでござるかな?

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しかしまあ、ソレは置いておくとして、視覚的にもパワー重視で乱暴者なイメージを漫画的に表したデザインは賞賛したいのでござるが、ロボットモードの顔もサングラスにモヒカンに加えて馬鹿丸出しの下顎・・・ 本当にアゴ好きでござるな米国人は。 (笑)

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なお、商品はロボットモードでは可動範囲が広い方でござるが、昨今の大型商品では珍しく足首が造形されていないでござる。

しかし、接地性は高いでござるな。

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さて、本品に付属するサーマルソードはの力を宿した剣で、右腕の可動に合わせてのエフェクトパーツが噴出すギミックを有するでござる。

なお、左手にも保持は可能でござるが、連動ギミックは無いでござる。

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う~む・・・ 初代グリムロック以来武器は剣(エネルゴンソード)が中心なので問題はないのでござるが、デザインは少々マンガ的でやりすぎでござるよな。

まあ、武器としてみればバスターソードとかアーマーキラー的な打撃系の剣で切れ味や貫通能力は二の次のように見えるでござるな?

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なお、拙者の地方でも「トランスフォーマー アニメイテッド」の放送が遅れて始まったものの、ダイノボットのエピソードは特番(?)などによる放送時間帯の変更で見逃している状況なのでござるよな。 (笑)

いや~地方局でござるから、新聞の番組欄は小さく、アニメとしか表記されていないので高確率で見逃したり、早朝放送時には新聞到着時には番組が終わっているなど散々でござるよ。

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う~む・・・ DVD販売まで待たねばアニメ本編での、グリムロックやダイノボット部隊の活躍は分からないでござる。

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故に現在の拙者的な本品のイメージは大きさの割には遊べない大味な商品でござるが、TVアニメ本編を見れば印象が変わる商品だと思うでござるな。


怒りの第三形態!

2010-07-26 23:44:08 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」は、日本でのビーストウォーズ人気が高まり、米国での新シリーズ展開期間までの穴埋めとして急遽製作された日本オリジナルのシリーズは玩具の大部分は日本未販売のビーストウォーズやマシンウォーズ及びG2商品などなどで構成されており、完全新作であるライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)などはアニメ放送開始に間に合わず、アニメ本編での当初のは行方不明などという楽屋落ち的なストーリーだったでござる。 (笑)

そこで今宵は、ライオコンボイ総司令官(サイバトロン宇宙警備隊・部隊指揮官)の不在をサポートした副指令のアパッチ(C-12、アパッチ、2280円)の紹介でござる!

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本品は1998年に「ビーストウォーズⅡ」商品として単品販売とメガストーム(D-12、メガストーム、2980円)との対決セット(VS-12、大砲の対決、5200円)の2種が販売されたでござるが、商品自体は1997年に海外で販売されたバムームをそのまま箱と名前及び玩具設定を変更して販売された商品でござる。

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本品は前シリーズの司令官コンボイ(C-1、コンボイ、2980円)がウルトラサイズで販売されたゴリラである為か同じ類人猿であるマンドリルもリーダーに近いメガサイズで販売されたでござる。

う~む・・・ マンドリルがメガサイズでバッファロー(C-13、ビッグホーン、1500円)がデラックスサイズなのは納得がいかないでござるが、商品サイズは人気に比例していたりするので、日本での人気動物が海外でも人気という訳でもない文化の違い実感させられる商品でござる。 (笑)

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しかも、マンドリルのイメージも異なるようで、海外設定ではゲリラ戦スペシャリストでマクシマルズ(日本名、サイバトロン)屈指の荒くれモノで密林では敵なしのようでござるが、日本設定だと普段は冷静沈着な重鎮でござるが、キレると牙をむくエキセントリックな性格で酒癖(オイル癖)の悪い親父キャラなのでござるよな。

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商品も日本人がサルに懐くユーモラスナイメージよりも凶暴なイメージで設計されており、マンドリルの右耳を押すと下あごが開き目をむく、かなり怖いギミックを内蔵しており、更に背中のレバー操作で口内の大砲(アパッチバズーカ)が迫出しミサイルを発射する強烈な玩具なのでござるよな。

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しかも、ビーストウォーズ商品では珍しく予備ミサイルも付属し、口内に2本収納が可能なのでござるが・・・

誤飲防止の為に長いミサイルを搭載せねばいけない安全対策のはずが、マンドリルの口内にミサイルと武器を収納するブラックユーモアーは流石というか皮肉が利きすぎているでござる。 (笑)

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う~む・・・ 日本人向けでマンドリルを設計していたらメガサイズにも成らなかったでござろうな?

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さてさてロボットモードのデザインは同じ類人猿のコンボイとの差別化もあり、身軽そうな体系と胸部のミサイルボット(アパッチランチャー)や背中に背負った武器・ミサイルなどの造形はゲリラ戦スペシャリストの役職にふさわしく、数あるビースト戦士のなかでもモヒカンでたるんだシワ顔は怖い部類の悪人顔でござる。

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まあ、日本側はアパッチの顔を頑固親父と捉えたようでござるが、日本名のアパッチは何だかアパッチ族を侮蔑したような感じでござるが・・・ 捉え方の違いでござろうな?

しかしまあ、海外名のバムームもヒヒ(Baboon)と砲声(Boom)の合成語らしいでござるからヒネリがないでござるかな?

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さて、日本設定でのアパッチは、その昔、訓練時代にライオコンボイに助けられた事があり、以来ライオコンボイへの忠誠心は揺ぎ無いものとなったそうでござるが・・・ この二人って同期なのでござろうか?

明らかにアパッチの方が老けているのでござるが・・・ 当時は立場が逆だったとか?

う~む・・・ 考えれば面白い人間関係になるのが「ビーストウォーズⅡ」の魅力でござるな。

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まあ、接近格闘戦を主体とするライオコンボイを強力な火器で援護アパッチは良いパートナーであり、まったくのイエスマンではなく自分の意見も主張する良い関係のようでござる。

「ビーストウォーズⅡ」がヤオイ好きのお姉ちゃんに人気が高かったのも納得できるでござる。 (笑)

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ロボットモードでの商品ギミックは背中に収納されたアパッチバズーカにミサイルをセットして発射させる他にはアパッチランチャーに収納された砲身を引き出すことが可能でござる。

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なお、アパッチバズーカは口内収納式でござるから、面白みのないデザインでござるが、持ち方を逆にすればトンファーぽくなるでござる。

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しかし、残念ながら商品はクセのある開き手でござるから逆手に保持できないのでござるよな。 (残念)

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更にアパッチにはメガサイズ商品に採用された第3形態のアタックモードが組み込まれており、日本版アニメでは隠し必殺技として披露したのが印象深いでござる。

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そう! アパッチの怒りいが頂点に達した時!

本人すら知らない封印が解かれる!

それが、究極の砲撃形態!

アングリーファイヤーでござる!

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アパッチも持つ火力武器すべてを集中させる真のアタックモードでござるが・・・

そのデザインは内側から崩壊した物体Xでグロいとしかいえないでござるよな。 (笑)

なお、説明書の変形順はビーストモード→アタックモード→ロボットモードの順で変形レベルも難しい方に分類いされるでござる。

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設定では、アタックモード展開中はアパッチの記憶が全くないそうで、アパッチ自身も自分の意識で故意に変形できないそうでござる。

はた迷惑な必殺技でござるが、早々簡単に必殺技を連発されても有り難味がないので拙者的には賛成でござるな。

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なお、商品のアタックモードでは専用の頭部が造形されているでござるが、ミュータントヘッド(ビーストマスク)に相応する進化したギミック(?)らしいでござる。

まあ、設定上ライオコンボイ部隊最強の火力を有したことで、戦車であるメガストームとはライバル関係の商品と成ったのは恐ろしい偶然でござる。

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そう、「ビーストウォーズⅡ」商品は別シリーズの玩具を組み合わせて急増したシリーズながら、人間関係や商品のライバル関係など考え抜いて組み立てられている侮りがたいシリーズでござる。

まあ、アニメ本編の完成度は抜きにしてもDVDかBlu-rayでBOX化してもらいたいでござるよな。


瞬速合体 スーパーヒカリジェット

2010-07-23 21:22:00 | チープTOY

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日夜暑い日々が続いているでござるが、皆様は夏ばてになっていないでござるかな?

夏本番はこれからなので、ここでバテていたら今夏は死ぬでござるな。 (笑)

まあ、気分だけでも避暑地に行って涼みたいものでござるから、前回は「TOYストーリー」なネタだったので、今宵は久々のチープTOYなストーリーで暑苦しくない合体ネタ!

2010年(?)に㈱ウィングより販売された合体ロボット玩具

SUPER ヒカリジェット(瞬速合体 SUPER ヒカリジェット、オープン価格)の紹介でござる!

Photo_2 本品は、元々はトラベルガー(旅行合体 トラベルガー、販売年不明、オープン価格?)の名で販売されていた合体ロボット玩具で、チープなカラーリング(販売時期によりバリエーション有)とシール柄を変更した商品でござる。

なお、パッケージは大型化しカラーリングも落ちついた事で別物の様な感じでござるが基本は同じものでござる。

そう、本品には片面印刷したカードが付属するもののキャラクター設定などが描かれているわけでもなく、元々は外箱の切り抜き部分に印刷されていたと思われ、パッケージ収納の穴埋めに使われているものでござるよな。

ふむ、スカスカのパッケージを隠すエコな仕様といいたいでござるが、箱を大きくした分の原料費削減はできていないでござる。

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さて、本品はディフォルメされた造形のスーパージェットと2両編成のスーパーヒカリおよびスーパーコスモで編成されており、買ってそのまま合体が楽しめる合体セットでござる。

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先ずはたまご飛行機を思わせるスーパージェットでござる!

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本品は、トラベルガー時代(旧名、ジャンボ)には明るい青色だったり水色なボディにエンジン部が赤色な造形でシールも紙製だった等などチープ色前回だった商品でござるが、ジャパンブルー的なカラーリングと日の丸が大変良い味をだしているでござる。

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なお、転がし走行は可能でござるが、車輪は折りたたみできないでござる。

部品強度は少々不安でござるが、丸みのある造形は低年齢層向きの商品でござる。

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ディフォルメ系ロボ全盛時代に開発された商品かもしれないでござるま?

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続いて2両編成の特急列車スーパーヒカリでござる!

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本品もトラベルガー時代((旧名、スーパーひかり)は300系新幹線がモデルだっただけに、白いボディだったでござるが車輪が黄色などチープな造形だったでござる。

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車輪が黒くなり、シールもメタリック仕様になったので、ファンシーでチープな感じはなくなったものの、相変わらずLRの社名が良い味を出しているでござる。 (笑)

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まあ、ディフォルメされた造形であれ合体ロボット玩具で2両目が存在する珍しい商品でござる。

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最後が2両連結の通勤列車(?)のスーパーコスモでござる!

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本品はトラベルガー時代(旧名、バス)は赤いボディに黄色いタイヤのファンシーでチープな連節バスだったりしたのでござるが、シールを張替えられたので、なんとなく通勤列車(特急)な感じに変更されたでござる。

まあ、連節バスは日本の場合、道路交通法もあり一般国道ではお目にかかれず、博覧会会場などでシャトルバスとして活躍している存在なので、身近な通勤列車に改良したのも頷けるでござる。

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なお、本品の連結ジョイントはシール処理が施された運転席を回転させてジョイントを展開して前後連結を行ったり、1両編成で行動することもできるようでござる。

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更に本品のジョイントは両方の車両に装備されているので、スーパーヒカリとの4連結も可能でござる。

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うむ、編成車両が変でござるが、列車は連結してこそ列車なので4両連結は大賛成でござる。

しかし、4連結モードに特別な名称はないでござるな。

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なお、連結パターンは先頭車両以外は何処でも連結可能でござるが、スーパージェットが余ってしまうでござる・・・

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まあ、列車に飛行機を合体させるほうが無理があるので、これはこれで間違っていないでござる。 (笑)

一応屋根にスーパージェットを乗せる事は可能でござるが、固定はできないでござる。

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さあ! スーパージェットを中心に合体でござる。

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瞬速合体 スーパーヒカリジェット 

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いや~子供受けしそうな見事なディフォルメ系デザインの合体ロボでござる。

カラーリングは、トラベルガーと違いど派手なコミカルロボより、主人公ロボな感じがイカスでござるよ!

しかし、そこはチープTOYでござるから、左右の腕の合体位置が水平にならないのでござるよな。 (笑)

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なお、シール処理された目もコミカルな丸目よりガン〇ム風な目に変更されているのでござるが、パッケージに描かれた角が全く造形されていないのが残念でござる。

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本品の可動部分はディフォルメ系ロボット玩具と同じく皆無でポージングは難しいでござる。

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しかしまあ、本品は主人公ロボ風にリニューアルされたので可也のチビッコやお父さんお母さんを騙せそうな商品でござる。 (笑)

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なお、拙者は本品を某ファッションセンターし〇むらで780円の帽子を購入したついでに購入したのでござるが、販売価格は帽子よりも安かったでござる。

気になる御仁には是非に御勧めの一品でござるよ、パッケージの中台紙もファンタジーな宇宙絵なので、背景として使いまわしができそうでござる!


君もヘッドマスターだ!

2010-07-22 14:37:31 | TF・DISNEY

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ごきげんようでござる!

「トランスフォーマー・ディズニーレーベル」第3弾は予想を裏切り「TOYストーリー」のバズ・ライトイヤーだったでござる・・・ 何故にバズ? と思ったでござるが、なるほど映画「TOYストーリー3」公開のタイミングに合わせたラインナップだったのでござるな。

ちゅー事でピクサー関連を絡めた事で「トランスフォーマー・ディズニー・ピクサーレーベル」第一弾商品となった

バズ・ライトイヤー / スペースシップ(ディズニー・ピクサーレーベル、バズ・ライトイヤー / スペースシップ、3990円)の紹介でござる!

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本品は2010年販売となった訳でござるが、同時期に映画「TOYストリー3」関連の商品が多数販売されたバズ・ライトイヤー商品では1・2を争う色物玩具だと言えるでござる。

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そう! トランスフォーマーとのコラボレーション商品ゆえに劇中では変形しないバズ・ライトイヤーがスペーシシップに変形する玩具なのでござるよ。

拙者のようにトランスフォーマー耐性のあるこれくたーならいざ知らず、純粋な「TOYストーリー」ファンは本品を如何思うか心配な一品でござる?

拙者も玩具好きの端くれござるから、「TOYストーリー」が好きだと思われているでござるが、実は拙者の場合「TOYストーリ」があまり好きじゃないのでござるよな。 (笑)

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確かに、人知れず玩具が勝手に動き出したり、個々の人格を持っていたりする作品は好きでござるが、ソレを前面に押し出してしまうと引いてしまって観るのが辛くなるだけなのでござるよな。 そう、あくまで拙者はソレっぽい要素があるだけなら好きでござるが、モロにソレだと興ざめしてしまうのでござるよ。

分かりやすく言えば、全裸でモロ見えなエロ画像よりも、普通に服を着ているのに肌蹴ていたりするチラリズムの方がエロと思う心理でござるよな。 (笑)

まあ、普段は玩具収集を馬鹿にする一般人が映画を機に話題にし、マネはするが早々に飽きる様を見てくれば「TOYストリー」は罪作りな映画だと常々思うでござる。

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さて、商品は一応劇中に登場するスペーシップを元にデザインされたらしいでござるが、イロイロと異なっているようで、下から見るとNGな商品でござる。 (笑)

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なお、スペーシシップでのギミックは転がし走行とコクピットカバーを手動で開閉し、パイロットフィギュア(ミニバズ)を取り出せる事が可能でござる。

う~む・・・ スタンダードなギミックでござるが、販売価格3990円と低年齢層向き(対象年齢5歳以上)商品であれば、コクピットカバーはスイッチ操作によるスプリング式開閉ギミックを採用すべきでござるよな?

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しかし、本品はディズニー関連の商品故に対象年齢5歳以上に設定しているだけで、低年齢層商品じゃないのでござるよな。 (笑)

そもそも、ミニバズの大きさを見れば対低年齢層向きの誤飲防止サイズじゃないのでござるよな?

否? 誤飲防止措置は3歳以上商品だったでござるかな?

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まあ、本品はまさかのトランスフォーマーファンには嬉しいヘッドマスターギミックを採用してくれたのは良いのでござるが・・・

ミニバズの場合、透明カバーや顔の塗装などは良いのでござるが、後ろから見るとバズの顔がそのまま造形されているのでNGちゅーか・・・ ヘッドマスターJr.と違ってグロイのでござるよ。

う~む・・・ いくらヘッドマスターはクビチョンパなギミックとはいえ、ロボット顔じゃないから生々しいのでござるよな。 (笑)

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玩具だと割り切ってしまえば、それでいいのでござるが、拙者の場合はチト考えてしまうでござる。

マスターピース版スタースクリーム(MP-3、スタースクリーム、10290円)の様なフェイスチェンジ・ギミックは採用できなかったのでござろうか?

設計思想としてはコレクター向き商品であるだけに、低年齢層・初心者向きの簡易構造は子供だましを飛び越えて残念で仕方が無いでござる。

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なお、スペーシシップが変形した胴体部は腹部が収縮された状態でござる。

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ヘッドオン!

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ミニバズの合体と共に翼・胸部・腰が展開してバズ・ライトイヤーが完成するでござる。

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パラメーターギミックを思わせる胸部パネル(?)の展開や、ヴィークルモードではなく、ロボットモードで展開する翼など変形ロボット玩具としては考えられた設計だと思うだけに、無可動のミニバズ造形は残念でござる。

なお、バズ・ライトイヤーのシールドは手動で上げ下げができるでござる。

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うむ、バズ・ライトイヤーモードでは、それほどイメージを損ねぬ造形で、塗装も納得できる状態なのでござるが・・・ 両足は八の字に開くものの左右の大腿部が個々に可動できず、腕部の回転軸が少ないためにポージングが決まらない欠点があるでござる。

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なぜそこまで凝った設計の商品で、何故に単純なソレが出来ないと疑問に思ってしまうでござる。 ・・・う~む。 コレは某玩具メーカーが完璧な商品を作ってしまうと、他の玩具が売れなくなってしまうのでバリエーションを増やすために態とギミックを分散させたアクションフィギュア増産したのと同じ設計思想なのでござろうか? (笑)

まあ、ぶっちゃけ本品は一発ネタ玩具と呼ぶほうが的確でござるかな?

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まあ、コレクターではない「TOYストーリー」ファンであれば、本品ではなく別のアクションフィギュアなりを購入するでござろうな?

無論、拙者もトランスフォーマーとのコラボレーション商品でなければ買っていないでござるよ。 (笑)

しかしまあ、ディズニー・ピクサーレーベルと成ったことで「カーズ」とか「ファインディング・ニモ」など、普通に変形ロボット玩具にするには難しい世界観を如何表現するか見たいものでござる。

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なお、先日「TOYストーリー3」が上映されていた地元映画館に行ってきたにもかかわらず「劇場版ポケットモンスター・ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク」を観てきたでござる。 (笑)

拙者的には最近ポケモンのTVシリーズは見ていないでござるが、ポケモン映画はシリーズ皆勤賞なので観なければならないのでござるよな!

まあ、拙者の本音とすれば「トランスフォーマー・ポケットモンスターレーベル」を実現してもらいたいのでござるよ。 (笑)