ごきげんようでござる!
拙者、「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」本編の後半は見ていないでござるから、販売された玩具が番組本編に出るのか出ないのか分からない状況に成っていたりするでござる。 (笑)
ライオンに変形するマキシマル上級司令官、レオプライム(AM-28、レオプライム、4200円)も、てっきり続編の「トランスフォーマープライム ビーストハンター」に登場するキャラクターだと思ったのに、玩具オリジナルだったのでござるよな?
本品は2012年12月に販売された商品で、海外ではサンダートロン(日本未販売)として販売された商品の成型色変更商品にアームズマイクロンのエルピー(M-33、エルピー)を付属させた商品でござる。
商品のモトネタは「超生命体トランスフォーマー ビーシトウォーズⅡ」のライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)をイメージしたモノでござるが、名前などは「トランスフォーマー サイバトロン(トランスフォーマー ギャラクシーフォース)」のレオブレーカー(GC-16、ライガージャック、3000円)の金型を元に仕様変更した「トランスフォーマー ユニバース」版レオプライム(日本未販売)を参考にしたっぽいデザインでござる?
海外で販売された、サンダートロンは第三勢力(スターシーカー)の如何なキャラクターか分からないでござるが、自動車中心のプライム商品では異色とはえ、過去のトランスフォーマー史を知っていれば違和感のない商品でござる。
なお、本品にはオートボットとマキシマルズのエンブレムシールが付属しており、説明書の指示ではオートボットのシールを貼るように指示されているでござるが、レオプライムはマキシマルズ上級司令官の役職で有る為に、マキシマルズのエンブレムに張り替えているでござる。
マキシマルズのエンブレムはボーナスシール扱いでござるが、コチラの方が本命でござるよな。 (笑)
更に、パートナーアームズマイクロンのエルピーのロボットモードのデザインがビーストウォーズⅡのムーン(S-2、ムーン、980円)のロボットモードと酷使しているのでござるよな?
コレも、偶然似たというよりも、意識してデザインしたのでござろうな? (笑)
そう、アームズマイクロンのロボットモードでは小柄でござるし、カラーリングやお尻がウサギの頭部ぽいデザインなど、どうみてもムーンなのでござるよ?
コレは別の意味でファンには嬉しい追加要素なのでござるよな。
エルピーのエネルゴンクリスタルはアタックポイントのマグネで、HP(100)、SP(100)、AP(500)と設定されているでござるが、キャラクター設定は記されていないでござる・・・
エルピーのウエポンモードは剣で、ビーストウォーズⅡのライオコンボイをイメージしたのであれば全く関係ないでござるが、一応は海外版サンダートロンの武器パーツをイメージしてデザインされたようでござるな。
アームズアップは背中のジョイントを使用し、突くではなく、走りがけに切り裂く某ゾ〇ドぽい武装でござる。
ビースト系では珍しい武装といえるでござるが・・・
残念ながら本品のビーストモードはアクションに不向きな設計なのが辛いでござる・・・
まあ、そこは別売りの火器系アームズマイクロンで武装させてみても良いのでござるから問題ないでござるかな? (笑)
ロボットモードは確かにライオコンボイを思わせるでござるが、全体的なシルエットは妙に海賊の船長ぽいデザインでござる。
元々の海外版サンダートロンは、スターシーカーのリーダーらしいのでキャラクター性の強いデザインであってもおかしくなく、もろに海賊船長のイメージでござるな。
頭部もコンボイ・カラーで塗り分けられているでござるが、髭面の顔はコンボイのイメージと全然違うでござる?
レオプライムの設定は、突如現代の地球に現れた別次元のトランスフォーマーで、元の世界ではグレートライオコンボイと呼ばれた、偉大なる上級司令官だそうでござる。
日本版ビーストウォーズの世界ではマキシマルズ(サイバトロン)最高司令官のグレートコンボイ(未販売)が戦死した為に、ライオコンボイが後任(?)に成ったので、改名した姿と解釈すれば良いでござるな。
まあ、接近戦主体のライオコンボイとは趣が異なるでござるが、長老と呼ばれる歳月を経た姿と司令官ゆえのカリスマ性を重視した見た目を強調したのでござろう?
レオプライムの能力値は体力(10)、知力(10)、速度(10)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力(9)、技能(10)で記されており、ビーストウォーズⅡ時代のライオコンボイ及びユニバース版レオプライムと同じでござる。
アニメ本編に登場しない理由も、時空混乱を防ぐ為に、オプティマスプライム(AM-01、オプティマスプライム、4200円)とメガトロン(AM-15、メガトロン・ダークネス、5250円)の戦いに直接かかわる事が出来ないだとかでござる・・・
しかし、玩具設定だとレオプライムの登場により、パートナーアームズマイクロン・エルピーのマグネ属性のエネルゴンクリスタルが揃い、スワーブ(AM-17、オートボットスワーブ、4200円)付属のアームズマイクロン・ソウ(M-21、ソウ)と、スモークスクリーン(AM-26、スモークスクリーン、2100円)付属のアームズマイクロン・エスツー(M-28、エスツー)が合体する事で、スーパーコンボウエポンのレオニードトンファーが完成するようになるので、全くオートボット達と関わりが無い訳でもないようでござる?
確かに、ライオコンボイをイメージしたのであれば、剣よりもトンファーの方が似合うでござるが、拙者はスワーブ未購入である為にレオニードトンファーを完成させられないでござる・・・ (残念!)
なお、本品の脚部は左右非対称なデザインに成っていたりするでござるが、コレは海外版サンダートロンのキャラクター性で、某海賊風に義足(?)に成っているのでござるよな?
しかも、取り外した右足首は右手に武器として取り付けられるでござる。
右手に格闘用クローを装備するのはレオプライムらしい装備でござるが、モトネタのライオコンボイに右脚欠損クラスの負傷ネタが無いかぎり、流石に義足ネタまで容認しかねるでござる?
しかしまあ、語られる事が無い年月において、数々の戦闘が有ったと思えば名誉の負傷くらいは男の勲章なので、歴戦の戦士ぽいといえばソレっぽいのでござるよな?
エルピーも、持ち方次第ではトンファーに見立てる事も出来るので、海外版サンダートロンの武器パーツより使いやすいでござる。 (笑)
後はこれで、ブラックライオコンボイ(C-16、限定盤コミックボンボンオリジナル・ブラックライオコンボイ、2980円)をイメージした成型色変更品が販売されると完全に海賊カラーに成るので、海賊大好きな日本人には受けるかもしれないでござる?
まあ、それ以前にアニメ未登場トランスフォーマーを紹介する企業努力も欲しかったりするでござるな。 (笑)