2010年3月27日、日本での「トランスフォーマー アニメイテッド」商品が制式販売されたでござる!
海外より遅れる事2年と数ヶ月・・・ 拙者は日本展開は必ず有ると確信していたので、海外販売品には手を出さないので、少々塗装が強化されるくらいの日本版を待っていたのでござるが・・・
まさか日本販売版がメタリックカラーで塗装されるとは思ってもみなかったでござるな。
う~む・・・ 名前は海外表記のまま販売されるであろうと推測していたでござるが、カラーリングまでは見抜けなかったでござる。 ・・・露骨に塗装が異なると海外版も買っておくべきだったと後悔するでござる。
まあ、販売次期をずらした為に海外版も日本版もコレクターに買わそうとするイヤらしい販売戦略は認めるでござるよ。
ちゅー事で、「トランスフォーマー アニメイテッド」商品一発目は、ディセプティコン航空参謀、スタースクリーム(TA-07、スタースクリーム、3780円)の紹介でござる!
本品は2008年に販売されたヴォイジャークラス版海外販売品の塗装をメタリックカラーに変更した商品で、付属の日本オリジナルカードは2010年夏ごろに稼動予定のSEGA製アーケードゲーム対応らしいでござる。
昨今の玩具展開としては、御子様にアピールするカード筐体ゲームとの連動は間違っていないでござるよな。 「トランスフォーマー アニメイテッド」の国内商品展開としては「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」以上にタカラトミーの力が入っていることが感じられるでござる。
なお、日本販売ではバンブルビー(TA-02、バンブルビー、2415円)とのVSセット(セットB、音速の対決、5985円)も販売されたでござるが本体仕様には違いがないようでござる。
さて、商品はクセの有るディフォルメされたアニメのデザインを見事に再現された事には驚かされるでござる。
今までの後発日本販売商品は、映像中のイメージに近づける為に、海外販売よりも劇中に近いカラーリングで販売されていたので、本品も劇中のような濃いグレーになるのでござるかな・・・ と、思っていたらメタリックカラーなのでござるよな。
アニメ作品でメタリックカラーは如何かと思ったでござるが、実物を手に入れるとコレはコレで合っているでござるよな。
むしろ、玩具ぽいデザインをカラーリングで見栄え良く誤魔化している事でターゲット層を広げたと見るべきでござるな。
なお、ヴィークルモードでの商品ギミックは着陸脚が折りたたみ可能で、クリアオレンジのミサイル(2発)を発射することができるでござる。
オーソドックスなギミックでござるが、着陸脚の後輪は引き出しにくいデザインだったり、スプリング発射式のミサイルは個体差かもしれないでござるが、ミサイルは暴発しやすい欠点があるでござる?
ロボットモードへの変形は一発変形を拡大したような連動変形機構を搭載しており、ボイジャークラス商品ならではの迫力があるでござる。
無論、変形工程は一発変形ではないもののリベンジ系商品などよりも簡易でトランスフォーマー初心者にも薦められる商品でござるな。
そして何より、賛否両論あるクセの強いアニメデザインで見事に再現したロボットモードは御見事の一言に尽きるでござるよな。
拙者の場合はアニメイテッドのアニメデザインはイマイチ好きになれないのでござるが、シリーズとして完成してしまった以上は全力で支持させていただくでござる。
本シリーズほどの完成度の高い商品をデザインだけで嫌っていたらトランスフォーマーファンとしては勿体無いでござるよな。
そう! 「トランスフォーマー アニメイテッド」が成功すれば再び日本主導の新シリーズも製作される可能性も高いので応援するのがファンの勤めでござるよな。
ただ・・・ タカラトミーが販売戦略を間違えなければの場合でござるが・・・ (笑)
さて、本品のロボットモードでのギミックは両腕のミサイルをスプリング式で発射できる他に、ミサイルランチャー(?)を前方に引き出す事で腕のサイドパネルが開くなどヴォイジャークラス商品らしいギミックが備えられており、ミサイルランチャー自体も折りたたみが可能だったりするでござる。
しかも、ミサイルパーツはクリアオレンジでござるから、玩具ぽいハズなのに・・・ なんとなく両腕に装備されるとビームサーベルのような感じで、ツインソードのようで歴代スタースクリームをイロイロとリスペクトしている事が感じられるでござる。
しかも、両手は開閉可能なので保持力はないが、イロイロと保持できそうでござる。
が・・・ 指パーツは金属ピンで接続していないので外れる欠点があるのでござるよな。
安全対策で外れやすくしたのでござろうが、小さい部品でござるから暴発したミサイル共々紛失しやすいでござろうな?
なお、欠点ついでに本品の不備な部分はロボットモードからヴィークルモードに変形させる場合でござる。
本品は通常ならば説明書の逆手順を辿れば良いのでござるが、連動変形機能のおかげで、ヴィークルモードでの両腕収納位置が描かれておらず、初心者には分かりにくい説明書なのでござるよな。
う~む・・・ コレはロボットモードに変形させても、ヴィークルモードに戻せない子供も居るはずでござる? 説明書を細かく書くと、めんどくさがったり、初心者の敷居が高くなったりするので簡略化が親切(?)だというい米国論もあるのでござるが、日本版の説明書くらいは変形ポイントを多めに記載しても良いと思うのでござるよな?
なお、本品は連動変形機能の御蔭でパーツ固定が完全ではないでござるが、お約束の変形中間形態も再現できたりするでござる。 (笑)
拙者はまだ「トランスフォーマー アニメイテッド」アニメ本編は見ていないので如何な活躍をするのか分からないでござるが、てれびくん4月号の付録に付いていたトランスフォーマー アニメイテッド&スーパーホビーDVD」に収録されている映像だけ見ても、アニメーション作品としてはソコソコ楽しめそうでござるな。
ただ・・・ タカラトミーが「トランスフォーマー アニメイテッド」に力を入れるのが良い事でござるが、同時進行である「トランスフォーマー / リベンジ」を極端に縮小するのは如何なものでござろうか?
3月販売のリベンジ商品は販売数が少なかったようなので拙者も大部分が未入手状態でござる。 (残念)