トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

破壊ドローン

2011-02-03 20:59:40 | BEAST MACHINES

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ごきげんようでござる!

何時のころから分からぬでござるが、節分の日に恵方巻きと呼ばれる太巻き寿司を食べる文化が日本中に広まったでござる?

ゆえに今宵はパクっと恵方巻きを食するイメージで、1999年に海外で展開されたビーストウォーズ3部作の「BEAST MACINES」より、ヴィーコン軍団・破壊兵、スカベンジャー(日本未販売)の紹介でござる!

Photo_2 「BEAST MACHINES」の日本展開は2004年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」として展開されたでござるが、本品は劇中に登場しない玩具オリジナル商品ゆえに日本販売される事がなかったでござる。

しかし、2002年に日本でも成型色を変更して「ROBOTS IN DISGUISE」商品に転生したオートボット仕様のスカベンジャー(USAエディション、サイバトロン3体セット、2499円)がe-HOBBYより販売されていたでござる。

ドチラのバージョンも詳しい設定が存在しないので同一人物か同型タンクドローンなのか不明なうえに玩具展開のトランスメタルス商品スカベンジャー(日本名、D-46、メタルス・インフェルノ、2500円)との関係も謎なのでござるよな?

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さて、本品のヴィークルモードはタンクドローンに属するパワーショベル型ヴィークルで、デザインは地球製のものではない異星(セイバトロン星)の建設車両というか破壊車両でござるな。

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なお、本シリーズのヴィーコン軍団のヴィークルモードは機械でありながな生物的表現を取り入れており頭部らしきデザインを有するヴィークルモードとなるでござる。

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そう、商品のパワーショベルのアームは首長竜のように可動し、バケットも口の様に開閉するでござる。

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武装の施されたショベルアームの上に配置されたライトが目のようでござるよな。

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なお、本品のアクションギミックは転がし走行以外にレバー操作によるパワーショベルのバケット開閉と、車体側面部ハッチを開閉してスパーククリスタルを見る事ができるだけでござる。

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ロボットモードのデザインは頭部が胴体にめり込んだ所謂ザコ系ヤラレ役のデザインで、個性もなにもない量産型ドローンらしいデザインでござる。

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そう、単体ではお世辞にもカッコイイとは言えないデザインでござるが、無表情なデザインゆえに同型の数が揃えば威圧感タップリの絵になるデザインと化すでござる!

劇中でヤラレ役として登場しなかったのが残念な商品でござるよ。

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なお、タンクドローンは自己意識を制御されたトランスフォーマーで上司の指示がなければ行動ができない存在でござる。

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スカベンジャーにも体力(8)、知力(2)、速度(4)、耐久力(6)、地位(4)、勇気(9)、火力(7)、技能(5)の能力値が設定されているでござるが、スカベンジャー本人の能力なのか破壊ドローンの基本能力値なのか分からないでござる?

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そう、何処まで自意識が残っているのか不明でござるが、劇中で死亡したインフェルノ(D-11、インフェルノ、2280円)の玩具版であるメタルス・インフェルノとトランスメタルス版スカベンジャーが別人と考えた場合はスカベンジャーのスパークが使われたのかもしれないでござるな?

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なお、ロボットモードでは手持ち武器を持たずに胸部のミサイルとバルカン砲以外の武器しかないようでござる。

両腕も3本指の爪であることからも不器用で応用が利かず、要らぬ考えを持たせない為の設計のようでござるな?

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道具としての量産型ロボットらしいデザインは拙者的に好きでござるが、やはりトランスフォーマーのデザインとしては残念だと思うでござる。

そう、トランスフォーマーはロボットではなく超ロボット生命体でござるから個性は必要なのでござるよな。

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ビーストマシーンズ(トランスフォーマーリターンズ)本編登場キャラクターは奇天烈なデザインとなり不評でござるが、本編に登場しない何処かで戦うトランスフォーマーは普通に良いデザインの商品も多いでござる。

やはり映像デザインに畑違いのクリエーターが加わるとろくな事が無いと証明されたシリーズでござるよな。 (笑)


あれ? 何処かで見たような・・・

2010-09-17 12:29:14 | BEAST MACHINES

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ぼんじゅーるでござる!

前回に続き、今宵も恐竜ネタで、1999年(?)に米国で販売された「DINOBOTS」より、パキケファロサウルスに変形するマキシマルズ所属のダイノボッツ部隊、陸上歩兵、ダイノトロン(日本未販売)の紹介でござる!

Photo_29 「DINOBOTS」は日本販売の「ビーストウォーズ・ネオ」などのデストロン恐竜型兵士を流用して「BEAST MACHINES」商品として販売されたわけでござるが、TVアニメ本編にには登場しない玩具オリジナル商品でござる。

しかし、シリーズ設定としてはセイバートロン星の単一機械化を目論むメガトロン(BR-05、メガトロン、2999円)とヴィーコン軍団を打倒する為に戦うマキシマルズの独立部隊で、オプティマスプライマル(BR-01、コンボイ、2999円)達とは合流せず、ヴィーコン軍団相手に別の場所で戦い続けているそうでござるな。

なお、商品上は通常のビースト戦士なのでござるが、設定上は機械と有機生命体が癒合したテクノオーガニックなビースト戦士らしいでござる?

う~む・・・ 商品デザイン上、説得力が無いでござるよな?

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さて、本品は「ビーストウォーズ・ネオ」商品として販売されたデストロン商品であるハードヘッド(D-37、ハードヘッド、1500円)の成型色変更品でござる。

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恐竜らしからぬハードヘッドの体色を思えば、やや恐竜ぽい体色と思われるでござるが・・・ 現在の恐竜学ではパキケファロサウルスの体色が判明していないのでドレが正解とは言えず、ひょっとすると更に度派手な体色である場合もあるでござる。 (笑)

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商品は恐竜の口を開くと頭パーツ(ダイヤモンドメッキ・ヘルメット)がせり上がる連動ギミックを内蔵しており、パキケファロサウルスの特徴である頭突き攻撃を再現しているでござる。

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恐竜の特徴を取り入れたアクションギミックは面白いのでござるが、やや地味でござるよな?

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さて、ダイノトロンのロボットモードは別系統のカラーリングが変わった事により、ハードヘッドとは完全に差別化していたりするのでござるが・・・

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本品のカラーリングは何処かでみたような・・・

そう! アレだ、某ドラゴ〇ボールの誰かさんでござる。 (笑)

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う~む・・・ 百歩ゆずって元ネタであるハードヘッドの同名のハードヘッド(C-102、ハードヘッド、2300円)をイメージしたカラーリングで有る事にしておくでござるかな?

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さて、本品は元々日本未販売商品である「ビーストウォーズ」版グリムロック(日本未販売)の金型を流用し、頭部パーツを変更した商品なので、腹部にはエナージョンチップ(シークレットエンブレム)を貼り付ける窪みが設けられているのでござるが、ダイノボッツはトリケラトプスの頭骨をデザインした専用のスパークエンブレムを使用しているのでござるが、本品は専用エナージョンチップが作られる事無く未装備なのでござる。

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なお、ダイノトロンの性格設定は、現在の姿(テクノオーガニックビースト?)は気に入っておらず、無愛想で頑固な性格に加えて、ダイノボッツでは非協力的な戦士でござる。

が、メガトロンを倒す事には利害が一致しているようでござるな。

ふむ、なんとなくダイノボッツ専用エナージョンチップが無い事を正当化しているような設定でござるよな?

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頑固な性格はハードヘッドと同じでござるが、体力(7.5)、知力(6.3)、速度(4.2)、耐久力(6.8)、地位(5.0)、勇気(8.6)、火力(7.1)、技能(8.5)と能力値は異なり、ハードヘッドよりもダイノトロンの方が賢いでござる。

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まあ、下手に知恵が有るぶんダイノボッツ部隊に馴染めないのかもしれないでござるな。 (笑)

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なお、尻尾に隠された武器パーツである回転シールドとスピニングブレードは、パッケージ裏に記された説明書では右手にスピニングブレードを保持し、左手に回転シールドでござるが、パッケージ写真では逆でござる?

海外販売品では毎度のNG写真だと思われるでござるが、何故に海外販売商品は間違った変形例でも公式パッケージに採用するのか謎でござるよな?

まあ、写真はプロのカメラマンが撮るでござるが、そのカメラマンが玩具の素人であれば説明書通りに変形できなかったりするのでそのままなのでござろうな?

パッケージは捨てるが前提の米国では、パッケージの資料性を重視しないのでござろう。

コレも日米の商品管理の違いでござる。

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しかしまあ、パキケファロサウルスは呼びにくい名前もありイマイチ知名度がない恐竜なのが残念でござる・・・

拙者の知る限りでは、ストーリーに絡まないエピソードは多くあるものの、パキケファロサウルス属性が主人公の作品は無いのでござるよな?

何方か何か知らないでござるかな?


ダイノボッツ副指揮官

2010-09-15 06:00:22 | BEAST MACHINES

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ごきげんようでござる!

恐竜の学問的調査は日進月歩で進み、かって5大恐竜と称えられたブロンドサウルスが実はアパトサウルスであり、存在しない恐竜となった訳でござる。

ふむ・・・ 他の御当地サウルスも絶滅の危機的状況なのでござるが・・・ まさか!

まさか・・・ トリケラトプスまで学術的に名前が消えそうな状況に成っているとは・・・

なんでも、トリケラトプスとはトロサウルスの成長過程だったとかで同一種だそうでござるな。

で、トリケラトプスがトロサウルスの名に変更されるのか・・・ はたまた最初に命名されたトリケラトプスの名前が残るのか議論されているそうでござる?

う~む・・・ 一番いい解決策は出世魚と同じように形状別で呼んでみてはと思ったりするでござる。 (笑)

ちゅー事で今宵は1999年(?)に米国で販売された「DINOBOTS」より、マキシマルズ所属のダイノボッツ部隊、原野戦闘員(?)、トリケラドン(日本未販売)の紹介でござる!

Photo_2 本品は1999年日本展開の「ビーストウォーズ・ネオ」デストロン商品、ガイルダート(D-29、ガイルダート、1800円)の成型色変更品で、スパーククリスタルをダイノボッツ専用エンブレムに変更した商品でござる。

「DINOBOTS」はビーストウォーズ3作目にあたる「BEAST MACHINES」(日本名、ビーストウォーズ・リターンズ)と世界観を同じとする玩具オリジナル商品で、劇中には登場しないでござるが、オプティマスプライマル(BR-01、コンボイ、2999円)達とは合流せず、別の場所(?)でメガトロン(BR-05、メガトロン、2999円)の脅威と戦っていたそうでござる?

まあ、彼らはマキシマルズ(日本名、サイバトロン)所属と言っても独立部隊のような存在で、パッケージには、「BEAST MACHINES」のシリーズ名表記が無いでござる。

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さて、本品はガイルダートと同じトリケラトプスのビーストモードでござるが、カラーリングは茶褐色で健康的なイメージでござる。 (笑)

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今現在の恐竜学説では体色まで断定できないので、無難な体色だと思うのでござる・・・ そう! ユニバース版(USAエディション、トリケラドン、1980円)やアルマダ版(トリケラドン&スラッパー、日本未販売)の体色を思えば十分OKでござるよな。 (笑)

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さて、本品は米国販売に当たりブリスターパックのパーッケージで販売された訳でござるが、説明書を付属させず、変形方法は台紙の裏に簡単に印刷された為に、ガイルダートの第3形態である前代未聞のデッドフェイクモードが紹介されていないでござる。

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う~む・・・ トリケラドンでは、「死んだふり」が無かった事にされているのか知らないでござるが、商品では変形可能でござる。

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まあ、流石に正義陣営で「死んだふり」は如何かと思ったのか、説明書面積の都合で紹介されなかったのか謎でござる? (笑)

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さて・・・ ロボットモードは・・・ 日焼けしたガイルダートでござる。 

ガイルダートの存在を知らなければ、マキシマルズ所属の恐竜戦士なのでござるが・・・ 我々日本人が見るとガイルダートでござる。 (笑)

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しかしまあ、ガイルダートのネタは置いておいて、トリケラドンの尻尾(テールランチャー)に取り付けられているダイノボッツのスパーククリスタルはトリケラトプスの頭骨をモチーフとしたデザインなので、トリケラトプスは重要なキャラクターである事は間違いないでござるな?

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一応の設定値は、体力(9.0)、知力(6.3)、速度(5.9)、耐久力(6.8)、地位(9.0)、勇気(9.6)、火力(7.1)、技能(8.5)であり、地位の高さからも重要人物ぽいでござるな。

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設定上では、性格は暗い(?)そうでござるが、穏やかな性格と自然(?)での戦闘能力の高さからダイノボッツ部隊の副指揮官(隊長)を任されているようでござる。

ふむ、なんとなくガイルダートと似た立ち居地でござるかな?

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武器能力は、トリケラトプスの角より逆エレクトロフィールドを発生させて敵をマヒさせたり、尻尾に隠された2つの手投げ弾(ミサイル?)で攻撃するそうでござる。

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ふむ・・・ 設定は短くて、よく分からないでござるが・・・ トリケラドンの趣味とは、「死んだふり」で誰彼かまわず驚かせるとかではないのでござるかな? (笑)

まあ、何にしろ日本ではデストロン恐竜参謀ガイルダートの方が知名度が高いでござるが、海外ではマキシマルズオートボットの恐竜戦士トリケラドンの名前で3度販売されているでござるから侮れない存在でござる!


マキシマルズ地上戦スペシャリスト

2009-10-20 15:57:12 | BEAST MACHINES

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ごきげんようでござる!

今宵も前回に続いて、ステゴサウルスなネタで・・・

2000年に米国で販売された「DINOBOTU」商品の一体である、マキシマルズ・地上戦スペシャリスト、ストライカー(DINOBOTS、ストライカー、日本未販売)の紹介でござる!

Photo_2 さてさて、「DINOBOTU」のカテゴリーを如何に扱うか悩むところでござるが、設定上世界観は「BEAST WARS」3部作の「BEAST MACHINES」(日本名、ビーストウォーズ・リターンズ)の時代にあたり、オプティマスプライマル(BR-01、コンボイ、2999円)達とは合流せず、メガトロン(BR-05、メガトロン、2999円)の魔の手(ヴィーコン軍団?)と戦う恐竜軍団(ダイノボッツ)なのでござるよな。

部隊所属としては、マキシマルズ(日本名、サイバトロン)扱いの独立部隊のようでござるが、専用エンブレムを有するでござる。

ちゅー事で、拙者は「BEAST MACHINES」商品に加えているでござるが、「DINOBOTU」は独立した別シリーズとして掲載されている場合もあるので注意してもらいたいのでござる。

そう! 「DINOBOTU」の商品展開は既存の恐竜系ビーストウォーズ商品の成型色変更品である為に、ビーストマシーンズのデザインラインとは異なる商品なのでござるよな。

無論、本品も「ビーストウォーズ・ネオ」商品として販売されたデストロン・幻惑兵、セイバーバック(D-30、セイバーバック、1800円)の成型色変更品で、スパーククリスタルをダイノボッツ専用エンブレムに変更した商品なのでござるよな。

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なお、パッケージはビーストウォーズ・ネオの箱よりも大きいブリスターパックで、説明書は付属せず、パッケージ裏に簡易に変形方法が記載されている残念な使用なのでござるよな。

ついでなので拙者のブリスターパックの開閉方を紹介するでござるが、本品の場合は接着されたブリスターの側面をカッターナイフで一部切れ込みいれ、内部の固定用内サラを横から引き抜く方法でござる。

この方法だと、逆に収納可能で、切り込みをいれた側面プラ部分はテープで固定すれば見た目は綺麗に開封できたように見えるでござる。

他のブリスターパックも形状により異なるでござるが、応用しだいで再利用できる開封は可能でござる。

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さてさて、本品はステゴサウルス(復元図)の特長をよく捉えた商品でござるが・・・

拙者的にはステゴサウルスのイメージは緑色だったりするのでござるよ?

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まあ、化石骨格より得られる情報で、ある程度の姿は復元できるでござるが、表皮の色や模様などは想像するしかないようで、彩色された復元図にはトンデモナイ模様があったりするでござる。 (笑)

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本品のカラーリングはセイバーバックに準じており、成型色変更品ゆえの少々違和感が有るカラーリングでござるが、実際のステゴサウルスの体色が分からないので、間違いとはいえないでござるよな?

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さて、本品のビーストモードでは特質すべきギミックは無いでござるが、変形は凝っており、ステゴサウルスの頭部外皮を割ると頭骨が現れる変形方法には感心するでござる。

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魔道士とか呪術士を思わせるデザインは健在でござるが・・・

一応、正義のマキシマルズのイメージに合うかが問題でござるよな?

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確かにキャラクター性の高いデザインであり、拙者的にも好きなデザインでござるが・・・

正義側のキャラクターに置いてしまうと違和感があるのでござるよ。

まあ、拙者的には人種差別するつもりはないでござるが、不似合いなのでござるよな。 ・・・拙者的には好きな商品なのでござるが・・・

TPOちゅーか・・・ 比較的マトモな一般人(日本人)が見た場合は正義側のキャラクターには見えないでござるよ。

これも、本品が人種の坩堝たる米国で販売されたわけでござるから、外観は気にしないのでござろうか?

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そう・・・ ストライカーは、マキシマルズの大義に忠実な戦士らしく、マジメな性格のようでござる。

まあ、外観は・・・ マジメというか、趣味なのかもしれないでござるな?

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そう! ストライカーの役職は、地上戦スペシャリストということで、地上戦に長けた戦士のようなのでござるよな。 

しかし・・・ 地上戦闘には不向きなデザインの様な気がするでござるが・・・ おそらくはカモフラージュなのでござろう?

地上戦では戦術的に、奇襲が基本なので隠れておく必要があるのでござるよな。

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武装は、尻尾部分であるグラッピングロケットのみ(?)でレバー操作により開閉が可能でござる。

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武器の性質としては分からないでござるが、ヴィーコン軍団を殴打したり挟み込む格闘武器として使用したりビームとかミサイル(実体弾?)を発射する射撃武器のようでござる?

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なお、ストライカーには利き腕の設定が無いでござるが、パッケージ写真と説明イラストを元に左手保持にしているでござる。

拙者的には右利き(?)のセイバーバックとの差別化を行えるので左利きが良いと思うのでござるよな。

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なお、セイバーバックでは設定されていた第三形態のトラップモードは、何故か本品には一切説明されていないのでござるよな?

まあ、流石に正義陣営が罠を仕掛けるのはイメージが悪くて却下されたのかもしれないでござるが・・・

一番の理由は、パッケージ裏の変形説明書に描ききれなかったので削除されたのではないでござるかな?

付属説明書の印刷代をケチった結果でござろう。 (笑)

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しかし、地上戦エキスパートの設定を活かすのであれば、トラップモードの変形は理に適っており、確かに葉っぱ(背ビレ)が緑色ではないでござるが、赤い葉っぱの植物も多くあり、場所さえ選べば十分姿を溶け込む配色でござる。

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まあ、拙者も本品のトラップモードを見て、形は全然違うがサルビアの花を思いだしたでござる。


キモイ?

2008-05-28 22:08:40 | BEAST MACHINES

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ごきげんようでござる。

前回、バトルモード・バンブルビー(MA-22、バトルモードバンブルビー、2310円)が蜂ぽいデザインである事を記したところ、同意見と、大阪の同士より「キモチワルイモノ?」をリクエストされたので、今宵は1999年に海外で販売されたビーストウォーズ3作目の、「BEAST MACHIHES」より、蜂(テクノオーガニック・スズメバチ)に変形するバズソー(BUZZSAW、日本未販売)の紹介でござる。

Photo_2 本品は、TVアニメに登場しない、玩具オリジナルのマキシマル(日本名、サイバトロン)所属の空中監視員(偵察員?)でござる。

が!

ちょ~いとココで疑問が湧くでござる?

ビーストウォーズにおけるバズソー(D-9、バズソー、1500円)とは、デストロン(海外名、プレダコン)所属の空中監視兵であり、商品はワスピーター(D-3、ワスピーター、1500円)の成型色変更品で、黄色のボディだったでござる。

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本品は新造形で、ビーストウォーズ版バズソーと同じスズメバチ(?)でござるが、何故か黄緑色のボディでござる。

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ビーストウォーズ版とビーストマシーンズ版のバズソーが同一人物か怪しいところでござるが?

玩具設定では、詳細は不明でござるが、マキシマルズに助けられた事により、彼らの陣営に参加する事となったそうな?

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まあ、メガトロン(BR-05、メガトロン、2999円)がウィルス爆弾を使用し、サイバートロン星を把握してセイバートロンの住人をヴィーコン軍団に作りかえたトバッチリでござろうな?

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さて、デザイン及び商品は、従来のビーストウォーズ商品を更に発展させた、生物と機械の融合である「テクノオーガニック・ビースト」であり、クリアパーツを多用し、生体表現も多く用いられているでござる。

本品の羽部分は生体表現入りのクリアーパーツで、スプリングで繋がった蜂の腹部が目立つでござるよ。

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蜂の針は収縮でき、スプリングによりアタックアクションが再現できるでござる。

また、腹部は開閉してハサミ状となる事でアタックモードに変形した事になるでござる。

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ロボットモードは、細身の昆虫系デザインであり、左右非対称の腕が目立つでござる。

緑色の昆虫風と言うか悪魔的な頭部が、ひじょうに~キモイでござるな。

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しかし、特長である羽パーツを大胆にも脚部とするデザインは、ビーストウォーズ版やメタルス版の蜂系商品とは異なった存在で、差別化には成功しているでござるが、とても正義側陣営とは思えない・・・ 元プレダコン兵士(?)でござるが・・・ ビーストマシーンズの商品はドレもキモチわるいデザインなので違和感は無いでござる。 (笑)

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まあ、この日本人には不向きなデザインとTVアニメには登場しない事でビーストマシーンズの玩具オリジナル商品は、ほとんど日本販売がないでござる。 (残念)

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世界観を知っていればソレナリに楽しめる商品ではあるでござる。

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そう・・・ 本シリーズの特長である、スパーククリスタルでござるが、ビーストウォーズ・ネオ版と違い、体内に隠しているでござるが、コレが様々に工夫されており面白いでござるよ!

因みに本品は、左腕のハサミ内部でござる。

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なお、黄色バズソーワスピーターを思わせる緑色になった理由でござるが、拙者の憶測では、ビーストマシーンズのTVアニメ本編に置いて、ワスピーターの正体を隠す為の処置ではないでござろうか?

まあ、日本語吹き替えで見れば、正体バレバレでござるが、本来のビーストマシーンズは途中経過を演出的に省略した為に人間関係がネジレた謎の展開となったでござるが。 それを更にヤヤコシクする為の戦略と見ていたりするでござる。 証拠となる点はパッケージ写真でござる。海外品は試作写真をソノまま使っている場合が多く、商品とカラーリングが違う事も多いでござる。 本品もパッケージ写真では黄緑色のパーツが黄色だったりするでござるな。 そう・・・黄色い方がスズメバチぽい事は間違いないでござる。

・・・そう、ビーストマシーンズの物語は、一度見ただけでは、話が理解できず、見方により深読みが何処までもできる奥が深い作品でもあるのでござるが・・・ 総合的な評価は低いでござる。 

そう!やっぱりシンプルで解りやすく奥が深い作品が一番でござる。