ごきげんようでござる!
本日紹介は、1996年ごろに㈱ウイングより販売された、リモコン変型 スカイジェット(オープン価格?)でござる!
単3電池2本使用し、リモコン操作で前進、後進が可能でござる。
しかし、「リモコン変型」と商品名には記されているものの、リモコンによる自動変型は出来ない誇張商品でござる。
そう、「リモコン操作で前進・後進、変型は手動変型」でござる。
ジェット機で走る! ロボットで動く! な商品でござる。
しかし・・・ このジェット戦闘機どこか変でござる?
SFジェット機だから少々変でも・・・と言うか・・・垂直尾翼が無いでござる?
パッケージイラストを見るかぎるでは、垂直尾翼風のモノが描かれているでござるが、コレは商品の水平尾翼を立てた状態では?
商品は主翼が引っ掛かり尾翼を立てられないでござるから、コレは水平尾翼でござろうな?
まあ、「リモコンジェット戦闘機が走る!」でござるから、飛行能力が無い地上走行用ヴィークルの可能性もあるでござるな(笑)
しかし、ロボットモードは走行ギミックを内蔵しているものの、程よいプロポーションでござる。
やはり目立つポイントはジェット機系変型ロボとは思えない胸部のローラーでござるが、背中の羽や脚部のデザイン等はジェット機系変型ロボの特徴的なデザインなのが嬉しいでござるな。
腕も肘、が曲がり拳まで回転するものの、肩パーツのデザインがアレな為に翼に引っ掛かり腕が上がらないのがチープTOYらしい設計ミスでござる。
下半身は腰を回転させシルエットを変えてカッコよくしているでござるが、リモコンTOYとしては致命的な失敗をしているでござるよ!
直立走行系玩具には転等防止用にストッパーが付いているでござるが、スカイジェットの場合はストッパー(踵)となるべきパーツが腰を回転させた事で前(爪先)に行ってしまったでござるよ。 開発者は肝心な所もチェツクせず、よく商品化したものだと思えるでござる。
商品キャッチコピーにある。「ロボットで動く!」は「ロボットで倒れる!」でござるよ。
まあ、そこがチープTOYらしい大らかさかもしれないでござる。
しかも、この商品は今日でも入手可能でござる。
果たして改良されたのか、そのままなのか不明でござるが、ロングセラー商品として店頭(?)に陳列されているでござる。 一部成型色の異なる商品も確認したでござるが、未入手な為に改良点があるか分からないままでござるよ。
ジェット戦闘機モードで走らせるのならリモコンTOYとしては問題ないでござる(笑)。