トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

リモコン変型 スカイジェット

2007-05-31 02:24:40 | チープTOY

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ごきげんようでござる!

本日紹介は、1996年ごろに㈱ウイングより販売された、リモコン変型 スカイジェット(オープン価格?)でござる!

Photo_3218 単3電池2本使用し、リモコン操作で前進、後進が可能でござる。

しかし、「リモコン変型」と商品名には記されているものの、リモコンによる自動変型は出来ない誇張商品でござる。

そう、「リモコン操作で前進・後進、変型は手動変型」でござる。

ジェット機で走る! ロボットで動く! な商品でござる。

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しかし・・・ このジェット戦闘機どこか変でござる?

SFジェット機だから少々変でも・・・と言うか・・・垂直尾翼が無いでござる?

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Photo_3223 パッケージイラストを見るかぎるでは、垂直尾翼風のモノが描かれているでござるが、コレは商品の水平尾翼を立てた状態では?  

商品は主翼が引っ掛かり尾翼を立てられないでござるから、コレは水平尾翼でござろうな?

まあ、「リモコンジェット戦闘機が走る!」でござるから、飛行能力が無い地上走行用ヴィークルの可能性もあるでござるな(笑)

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しかし、ロボットモードは走行ギミックを内蔵しているものの、程よいプロポーションでござる。

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やはり目立つポイントはジェット機系変型ロボとは思えない胸部のローラーでござるが、背中の羽や脚部のデザイン等はジェット機系変型ロボの特徴的なデザインなのが嬉しいでござるな。

Photo_3227 顔も正義側ぽいデザインで肩も某勇者ぽいデザインでござる。

腕も肘、が曲がり拳まで回転するものの、肩パーツのデザインがアレな為に翼に引っ掛かり腕が上がらないのがチープTOYらしい設計ミスでござる。

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下半身は腰を回転させシルエットを変えてカッコよくしているでござるが、リモコンTOYとしては致命的な失敗をしているでござるよ!

Photo_3230 そう! 前進させると、引っくり返る!でござる。

直立走行系玩具には転等防止用にストッパーが付いているでござるが、スカイジェットの場合はストッパー(踵)となるべきパーツが腰を回転させた事で前(爪先)に行ってしまったでござるよ。 開発者は肝心な所もチェツクせず、よく商品化したものだと思えるでござる。 

商品キャッチコピーにある。「ロボットで動く!」は「ロボットで倒れる!」でござるよ。

まあ、そこがチープTOYらしい大らかさかもしれないでござる。

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しかも、この商品は今日でも入手可能でござる。

果たして改良されたのか、そのままなのか不明でござるが、ロングセラー商品として店頭(?)に陳列されているでござる。 一部成型色の異なる商品も確認したでござるが、未入手な為に改良点があるか分からないままでござるよ。

ジェット戦闘機モードで走らせるのならリモコンTOYとしては問題ないでござる(笑)。


ツーインワン (その2)

2007-05-30 01:29:48 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

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ごきげんようでござる!

今宵も2人目のツーインワンであるバトルトラップ(D-96、バトルトラップ、1200円)の紹介でござる。

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バトルトラップは、ヘリコプターと4WDに分離するデストロン攻撃兵士でござる。

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ヘリコプターにはローターが回転するくらいしかギミックは無いでござる。

付属のミサイルランチャーを取り付ける事も可能でござるが、一基のみなので、4WDにに付けるか迷うところでござる。 

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そう、下半身になる4WDには武器らしいものは無いので、空陸の2面同時攻撃は難しいと思うでござる。

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しかし商品は、フライホイール(D-97、フライホイール、1200円)と違い車輪が回転するので、転がし走行可能でござるよ。

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そしてコチラもプロポーションを犠牲にしつつ合体するでござる。

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コレでせめて足が左右に分割されていれば良かったでござるが・・・

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まあ、下半身が4WDそのままでござるから、機動性は良いのでござろう?

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Photo_3215 付属の武器であるミサイルランチャーは左右の肩に取り付け可能でござる。 (2基欲しい処でござるな)

顔の作りは良いでござるが、腕が短いでござる。

腕らしきモノが付いていると言う方が正しいでござるかな?

しかし、彼の性格は、ふざけながら敵を破壊し、回りの敵をすぐ殴る暴れ者。 とっあるでござるが、殴れるでござるかな? あの腕で・・・

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実は説明書には記載されていないでござるが、フライホイールバトルトラップは交互合体が可能だったりするでござるよ。

ダブルマシンロボには出来ない芸当でござるが、その分プロポーションを犠牲にしていたりする。 見た目より遊びを重視した商品でござるな。

遊びは文化でござる!


ツーインワン (その1)

2007-05-29 02:55:54 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

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ごきげんようでござる!

異なる2台のメカが合体してロボットに成るのは合体ロボの基本でござるが、トランスフォーマーに置いては実は珍しい存在でござる。

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トランスフォーマーの合体とは、個々のトランスフォーマーが(2~6)合体するか、単体のトランスフォーマーがサポートメカと合体する強化パターンでござるが、今宵紹介するデストロン合体戦闘兵フライホイール(D-97、フライホイール、1200円)は合体兵士と呼ぶよりも、分離型トランスフォーマーでござる。

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そう、ヴィークルモードがジェット機(ステルス戦闘機?)とタンクに分離する1人のトランスフォーマーでござる。

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空と陸からの同時攻撃が一人で出き、あらゆる状況に対処できる戦略兵士でござるな。

そのため、手持ち武器(レーザーキャノン)がジェット機にもタンクにも装着できるでござる。 余剰パーツが出ない配慮でござるが、レーザーキャノンは1丁のみ付属でござる。

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しかも、このコンセプトは1986年にバンダイより販売のダブルマシンロボのコンセプトと同じでござる。ミリタリー色が強く下半身が地上担当などと似通った部分がおおいでござる。 しかも悲しい事にダブルマシンロボのほうが先に販売され、デザインもプロポーションも良かったりするでござる。Photo_3176Photo_3177 

更にはタンクには車輪すら付いていないので、転がし走行も出来ないでござる。

が! 本商品はダブルマシンロボにはない自動変型ギミックが再現されているでござる。

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2台のメカを重ねて合体させれば、瞬時にロボットモードに変型できるでござる。

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プロポーションが悪いのは自動変型ギミックでござる。

コンセプトはパクっても、そのまま商品化しないのがタカラ魂でござる!

Photo_3183 御蔭で可動箇所が少なく、ほぼ固定ポーズでござるよ。

変化を付けるには手持ち武器のレーザーキャノンの持ち方を変えるくらいでござるかな?

パッケージ写真では、右持ちでござるが、説明書とパッケージ写真では左持ちでござる。

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フライホイールの性格は分離後も、それぞれ性格があり、敵と戦うよりも自分自身といっも戦っているそうでござる。 

なお、この合体自動変型ギミックを持つトランスフォーマーのカテゴリーをツーインワンと呼ばれるでござるが、後にも先にもツーインワンのカテゴリーはフライホイールバトルトラップ(D-96、バトルトラップ、1200円)の2種のみでござる。 

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TVアニメでも登場は顔見世程度で殆ど印象の無いマイナーな兵士でござる。

次回はバトルトラップの紹介でござる。


好敵手を知れ!

2007-05-28 00:05:57 | マシンロボ

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ごきげんようでござる!

拙者もトランスフォーマー研究家として日々精進しているでござるが、トランスフォーマーを極める為に、ライバル商品であるマシンロボも研究用に保有しているでござる。

そこで、以前より購入を思案していたマシンロボの資料本を購入したでござる。

それが!

ミリオン出版より発行のマシンロボ大全集(3300円+税)

で、ござる。 なるほど・・・ これは大変参考になるでござるよ。 拙者が購入した正体不明の変型ロボもコレに多く載っているでござる。 

チープTOYの元ネタだったり、トランスフォーマーを意識した商品展開等、新事実も明かされたでござる。 ふむ。 この本は買って正解でござるな。

コレを機会にマシンロボのカテゴリーを追加したでござる。

不作為に拙者の保有するマシンロボも紹介していくでござるよ。


オオカミなんか怖くない?

2007-05-27 01:40:38 | トランスフォーマー・超神マスターフォース

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ごきげんようでござる!

本日も前回に続きオオカミ(?)ネタでござる。

が、正確にはオオカミではなく、ウルフモンスター(?)に変型するデストロン指揮官のワイルダー(D-301、ワイルダー、1800円)でござる。

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2足直立の為に熊っぽく見えるでござるが、オオカミでござる・・・多分。

まあ、狼型怪物でござるよ、ビーストウォーズ・リターンズ(海外名、ビーストマシーンズ)に登場したノーブル(BR-11、ノーブルサヴェッジ、1799円)と同じでござるな。 背中に翼も生えているでござる(笑)。

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ビーストマシーンズは機械と有機体の融合がテーマ(?)でござるから、テクノオーガニックビーストなる有機体表現を持つロボットでも良かったでござる(ノーブルはテクノオーガニックビーストと言い難い?)が、ワイルダーの場合は純粋なロボット(トランステクター)なので、生物表現(毛皮)のあるロボットとは如何かと思うのでござるが・・・

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まあ・・・ 後のビースト戦士達の試作品・・・ 否!先祖と考えるべきでござるかな?

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本品のトランステクターはTVアニメの作画と比べると残念な造形で、前脚(腕?)の可動も微妙で殆んど固定ポーズのような商品でござるよな。

なお、モンスターモードでは武器パーツ(分子破壊ブラスター)は余剰パーツでござるが、背中に折りたたんだ脚部のスキマに収納(?)する事が可能でござる。

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さて、ワイルダーの頭部となるヘッドマスターJr.のワイルダーは、ヘッドマスターと比べると簡易造形で背中のロボット顔は露出しており、ヘッドモードの変形も二つ折りにするだけでござる。

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なお、ワイルダーは「今週のビックリ、ドッキリメカ!発進~」な位置にあるコクピットに収納されるでござる。

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う~む・・・ TVアニメでは、ソレなりに描かれていた分、ギャップのある商品でござる(泣)。

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更に、サイバトロン側のヘッドマスターJr.に比べると商品が余りにもチープで、胸部のパラメーターが剥き出しなのは悲しいでござるよ。

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そう、ロボットモードもバランスは悪くないでござるが、可動がイマイチで、変型パターンも引っくり返っただけで、後ろから見てはイケナイ商品でござる。

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せめて、オオカミの頭部が背中のコクピットスペースに収納するような設計だと見栄えが良かったのでござるが・・・ 繋がった両足や肩はポーズが付け辛く可動方法など不満が残るばかりでござる。

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ワイルダーの武器は右手には分子破壊ブラスターを持ち、左手にウィングシールドを装備する姿は奇しくも、ビーストウォーズのハウリンガー(C-9、ハウリンガー、1500円)に引き継がれるとはオオカミの遺伝子とは怖いものでござる。

なお、ヘッドマスターでも盾を装備するのはエイプフェイス(D-99、エイプフェイス、2300円)と彼のみでござる。

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ワイルダーの場合玩具設定ではアメリカ出身の13才だったりするのでござるが、TVアニメでは15才くらいで描かれており、元暴走族のリーダーで親分肌の知的で悪の美少年らしいのでござるが、クールで知的な戦闘業者は無く、ゴーシューター(C-301、ゴーシューター、1800円)をライバル視するなど指揮官と云うよりもガキ大将なのでござるよな。 (笑)

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しかしまあ、一番残念なのがライバルのゴーシューターより小さい事でござる。

否! サイバトロン側のヘッドマスターJr.よりロボットモードの背が低い事が残念でござるよ・・・

ヘッドマスターJr.は海外設定ではヘッドマスターと同格でござるが、商品は小型化された為に日本では見た目で子供の設定が与えられたようでござる。

まあ、拙者的には子供が戦場に赴くのは反対なので日本版設定を素直に受け止めたくないのでござるよな。

しかしヘッドマスターのコンセプトの良さ(?)を証明する為に、リニューアルデザインでマスターピース化でもしてほしいのでござるが・・・

マスターピースに成れる人気キャラクターが存在しないのでござるよな。 (笑)