ごきげんようでござる!
さあ! いよいよ今宵は、サイバトロン・ダイノボット部隊砲撃戦士、スワープ(30、スワープ、1980円)の紹介でござる!
と! 言いたいところでござるが・・・
実は拙者・・・ 日本販売のトランスフォーマー版スワープは未入手なのでござる。 (笑)
ちゅー事で今宵は、1984年に販売されたダイアクロン商品の、恐竜ロボ・プテラノドン(恐竜ロボ No.5、プテラノドン、1980円)の紹介でござる!
本品は、ダイアクロン恐竜ロボ唯一、ダイアクロン隊員用のコクピットを持たない無人の恐竜ロボでござる。
そう・・・ その為にダイアクロン隊員は付属しない商品でもあるのでござる。
と、云うわけでトランスフォーマー版スワープとの違いは、ボディのダイキャスト製パーツの塗装が赤く塗装されて、サイバトロンマークとシークレットエンブレムが貼付されて武器パーツのメッキが廃止された商品なのでござるが、TVアニメではダイアクロン版のカラーリングで登場していたでござるな。
ちゅー事で、当時・・・ TVアニメのイメージを優先していた為に、本品を購入していたモノでござるから、トランスフォーマー版は未購入に終わったでござる。
故に、サイバトロンマークを貼り付けて代用していたのでござるな。 (笑)
まあ、それでも本品は本来の付属シールを貼っていないでござる。
さて本品は、プテラノドン(翼竜)系変形ロボとしては初の商品となる訳で、それ以前に存在していたプテラノドン(翼竜)型メカと同じく、折りたたみ式の着陸脚が存在しており、ダイキャスト製の車輪により転がし走行可能なのがロボット玩具の歴史を語るうえで興味深い商品でござる。
故に、ロボットらしいデザインであり、翼にウィング・キャノンが2基装備されており、ミサイル(×3)をスプリング式で発射する当時としては当たり前のギミックが装備されていたでござる。
まあ、このミサイルギミックの御蔭で、トランスフォーマーに転生したスワープは、砲撃戦士の役割を与えられたのでござろうな。
ロボットモードも、他の恐竜ロボと比べれば細身であり、胴体部には車輪とプテラノドンの頭部を収納する為に、ダイアクロン隊員を乗せるスペースが無く無人の偵察用恐竜ロボとなったのでござる。
なお、トランスフォーマー版のTVアニメでは、顔の作画はゴーグルの無いデザインである為に少々印象が異なるでござるな。
付属武器の合金サーベルは翼竜モードでは余剰パーツでござるが、両翼に装備されたウイング・キャノンは取り外して手持ち武器とすることが可能でござる。
変形ロボとしては、索敵と攻撃を併せ持つ、合理的なデザインだったりするのでござるな。
しかし、変形ギミックの代償で、膝と爪先が可動するのでござるが、コレが曲者であり、関節部が固定できず、接地面積の狭さのおかげで立たせにくいのでござるよ。
が、商品的にはスマートなカッコよさが受けて人気商品となったでござるな。
故にトランスフォーマーでも、ダイノボット部隊では人なっこい性格とされ、優遇というか人気の出やすい演出がなされたのでござるな。
まあ、ダイアクロン隊員の付属しないプテラノドンが、人なっこい性格のスワープに成るとは、皮肉と言うか・・・ 「だって寂しかったんだもん!」と云うような裏返しな商品設定は、面白いものでござるよ。
なお、前回紹介した、アルマダ版テラザウラー(USAエディション、テラザウラー、1980円)と同型の「トランスフォーマー・マイクロン伝説」DVD(全13巻)に付属するコミックに登場する、ラヴィナス(未販売)の再構成された姿が、ダイアクロン恐竜ロボである本品のデザインのまま登場していたりするのも面白いところでござる。