トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

強化合体 スピードドリルガッタイオー

2011-04-28 13:10:11 | デンチマン

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ごきげんようでござる!

ブラック仕様の誌上通販品4連発!と行きたいところでござるが、流石に連投するネタが無いのでので通常販売品で更新したいでござる。

ちゅー事で今宵は2001年にタカラが展開した「電動作戦 ガッタイオー」より、黒色のボディが生えるスピードドリラー(2、スピードドリラー、1600円)の登場でござる!

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さて、本品は電池BOX(単三電池1本使用)と作動スイッチを兼ねたロボットのスピードデンチマンとモーター内蔵マシンのスピードドリラー及びカタログを兼ねたミニ絵本とブロック(3個)が付属する商品で、合体セットのガッタイオー(1、ガッタイオー自動変形合体セット、4980円)を強化合体させる為の拡張商品でもあるでござる。

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しかし、商品自体は合体セットに同梱されるパトパンチャーの一部ギミックを変更したカラーバリエーション商品であり、同時に同型のポリスドリラー(4、ポリスドリラー、1600円)まで販売されてしまった為に合体パートナーを変更した強化合体でも大してシルエットが変わらない結果となってしまったでござる。

手軽なカラーバリエーションで商品数を増やしたのは好いが、安易すぎて子供だましにも成らなかったことがデンチマン・シリーズの敗因の一つでもあるでござる。

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さて、スピードドリラーを操縦するスピードデンチマンは、何時もかっこよく悪者を倒そうと思っているちょっとキザなデンチマンでござる。

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商品は2001年型デンチマンの共通デザインであることは仕方が無いにしろ、塗装箇所が少ない為にスタイリッシュなブラックボディもチープ感が強い商品に成ってしまているでござる・・・

本品もソソソコ塗装を行えば見栄えがよくなるはずでござるが、販売コストを下げる為に塗装を削ってしまったのも敗因にとつでござる・・・ 

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なお、スピードドリラーの車種は同型2台がパトカーなのに対し、スポーツカー表記になっているでござる。

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まあ、この場合は多少派手でも覆面パトカーとして捉える方がよいかもしれないでござるな?

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そう、タカラにかぎらず黒いスポ-ツカーの覆面パトカー商品は多数販売されており、トランスフォーマーではe-HOBBY限定で販売されたディープカバー(91、クランプダウン&92、ディープカバー、6000円)やアニメイテッド版のエリートガードバンブルビー(TA-31、エリートガードバンブルビー、2415円)などが販売されているでござる。

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なお、スピードドリラーの設定は、凄いスピードで地面を掘って進むスーパーマシンだそうでござる。

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そう、スピードドリラーは、単三乾電池一本を収納したスピードデンチマンをコクピットにのせ、奥まで押し込むとモーターが作動して走り出すでござる。

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付属のブロックに体当たりする遊び方も出来るでござるが別売りの合体セットのデンチマンベースを使えば児童変形するでござる。

なお、単体でも車体裏の変形スイッチを動かせば児童変形は可能でござる。

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しかしまあ、自動変形とは言っても、フロントカバーが持ち上がるだけのアタックモード(合体モード)でござる。

なお、メッキ処理されたドリルもモーター作動により回転するでござるが、変形前でも変形後でも回りぱなしになるでござる。

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なお、スピードドリラーの能力値はスピード★★★★、パワー★★、破壊力★★で、設定されているでござる。

その名の通り、スピードに優れたデンチマンでござるな。

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ガッタイオーファイヤーアタッカーを中真にパトパンチャーキュウキュウパンチャーが合体して完成する大型ロボpでござるが、状況により合体パートナーを入れ替えるのが強化合体でござる。

では、スピードドリラーとの強化合体でござる!

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強化合体 スピードドリルガッタイオー

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スピードドリラーの合体位置は左右ドチラでも可能で、ファイヤーアタッカーパトパンチャーorキュウキュウパンチャースピードドリラーの組み合わせがスピードドリルガッタイオーと呼ばれており、他の組合わせだと別の名前になるでござる。

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ただ、残念な事にスピードドリルガッタイオーの能力設定が記載されていないので如何様なパワーアップなのか分らないでござる?

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まあ、「キミの好きな組み合わせで最強のガッタイオーを作り出せ!」な強化大作戦でござるから、オフィシャルが最強形態を決めてしまうのは無粋と云うものでござるかな?

これで、カラーバリエーションではなくシルエットも大幅に変われば違った結果が出されたかも知れない商品でござる。


強化合体 パワークラッシュガッタイオー

2011-04-04 08:16:34 | デンチマン

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「がんばれ日本!」

「日本には世界に誇る技術がある!」

と・・・ 云いたいでござるが、残念ながら現日本では現行法律既得権益大人の事情モロモロで最先端技術が活かせないのが現実でござる・・・

復興税は仕方が無いにしろ、今こそ超法規的処置で東日本の復興と日本全体の雇用景気対策行うべきでござるな。

そう、タカラも世界に誇る玩具技術をもちながら販売戦略が下手なだけに玩具技術を活かせないのでござるよな・・・

今宵は2001年にタカラが展開した「電動作戦 ガッタイオー」よりパワークラッシャー(3、パワークラッシャー、1600円)の到着でござる!

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本品は電池BOX(単三乾電池1本使用)と作動スイッチを兼ねたロボットフィギュア・デンチマンとモーター内蔵マシンを組み合わせた画期的な商品なのでござるが・・・ 本シリーズは基本構造は共通のバリエーション商品で展開されてしまった為に人気がイマイチな商品なのでござる。

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本品も合体セットに付属するキューキューパンチャー(1、ガッタイオー自動合体セット、4980円)の一部パーツを変更した成型色変更品で、同時にカラーリングの異なるレスキュークラッシャー(5、レスキュークラッシャー、1600円)も販売されているでござる。

なお、本品にはカタログを兼ねたブックレットとブロックが3個付属するでござる。

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パワークラッシャーを操作するデンチマンは動物が大好きで、いつものんびりしているが、どんなときにもへこたれない性格のパワーデンチマンでござる。

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本品も2001年販売型デンチマンの成型色変更品でござるが、目のシールが変更されているものの塗装部分が少ない為にチープな仕上がりになっているでござる。

そう、デザイン的には子供受けしそうなディフォルメ体形でござるから塗装を強化していれば商品的にも魅力を出せたはずでござる。

販売コスト削減の為に塗装を省いてしまうのは自ら商品の魅力を下げているマイナス要因なのでござるよな・・・

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さて、パワークラッシャーの車種はワンボックスカーという事でござるが、救急車であるキュウキュウパンチャーの成型色変更商品が黒いワンボックスカーという事実はダイアクロン・カーロボットの遺伝子を受け継いだ商品であるなとタカラファン的には関心してしまうでござる。

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しかし、古参のファンでもない御仁にとっては手抜きの色換え商品でしかないわけでござるな。

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そう、本来男の子というのは電動玩具が好きなもので、同じような玩具が幾つもあっても困らないものでござるが、女の子の場合は同じ物を複数買う感覚がない故にサイフを握るお母さんが「これ持っているから他のモノにしなさい!」で買ってもらえない場合もあるのでござるよな。 (笑)

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合体セットにはオリジナルアニメビデオが付属するでござるが基本的にはTV放送の無いキャラクターの知名度は低いモノで商品の差別化が感じられないでござる。

バンダイ提供の特撮ドラマではイケメン俳優を起用し、「お母さん」にアピールする事によって玩具の売り上げにも貢献しているでござるが、タカラの場合はソレが出来ないうえにヒットアニメを提供したにも関わらず玩具が売れない状況を作ってしまったトラウマもあるので、TVアニメに消極的な面もあるのでござる。 (笑)

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確かに「ガッタイオー」のオリジナルビデオ作品は面白いものではないでござるが、「ビーダマン」「ベイブレード」などの様に本気で製作すれば十分販促効果はあったはずでござるよな・・・

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さて、本品ギミックはパワークラッシャーパワーデンチマンを乗せて押し込む事によりスイッチが入り走り出すでござる。

更に車体裏の変形スイッチを動かす事によりアタックモード(合体モード)に自動変形するでござるな。

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自動変形と言ってもフロントカバーが持ち上がるだけでござるが、メッキ処理されたハサミを開閉させながら走り続けるでござる。

単品販売品では付属のブロックに当てるなどして遊べるでござるな!

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なお、パワークラッシャーは巨大なハサミで硬い岩を砕きながら進むパワーマシンの様で、能力値もスピード★★、パワー★★★、破壊力★★★で設定されているでござる。

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ガッタイオーへの自動変形はファイヤーアタッカーを中心に左右にパトパンチャーキュウキュウパンチャーを配した専用レール(デンチマンベース)上で行われるでござる。

デンチマンベースは場所をとるでござるが自動変形のギミックは圧巻でござる。

もっとTVCMで自動変形の動画を再生していれば本品の実力を知らしめたはずでござるが合体後のデザインがデザインだけに写真だけでは損をしているでござる!

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強化合体! パワークラッシュガッタイオー 

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設定では状況に応じて合体パートナーを交換した強化合体なのでござるが、見た目も変わらないデザインであることが辛いでござる・・・

ほんと、TVアニメによる視覚補正がなければ辛いでござるよな。

自動変形ギミックの技術もデザインも悪さで評価されないのも残念で仕方がないでござる。

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そう、商品は腕部左右を入れ替えて合体可能でござるが、シルエット的に変わらないのも本品の評価を下げている要因でござるし、強化合体用マシンも成型色変更品で済ませているのも合体ロボット玩具としてはダメダメでござる。 成型色変更品で商品数を稼ぐのはタカラの伝統でござるが、本品の場合は数を増やしすぎた敗因があるでござる。

タカラは無駄な拘りを見せるぶん妙なところでコスト削減を行うから商品の完成度を落としていたりするのでござるよな・・・

まあ、拙者的には不器用で職人堅気なタカラというメ-カーは好きなのでござるが。 (笑)

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拙者的にはデンチマンのシステムは評価しているので、このまま眠らせておくのは非常にもったいないのでござるよ。

タイアップ用のTVアニメは製作せずともタカラトミーに合併したことで、ポケモンやディズニー関係の商品化も可能になったのでキャラクター型のデンチマンに関連するモーター内蔵マシン(外輪船とか機関車)と組合せば販売時期を限定しない定番商品になるはずでござるし、プラレールに対応すれば更に遊びが広がるなどの可能性を秘めているのでタカラの財産である玩具技術を上手に使ってもらいたいものでござる。

「がんばれタカラトミー!」

日本の景気対策に一役かってくだされ!


実用! フラッシュデンチマン

2009-11-18 14:05:32 | デンチマン

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ごきげんようでござる!

玩具に実用機能を持たせようとする事は玩具技術屋とすれば、研究心溢れれる野心でござろうが、実際は商品化した場合、ほとんど使えない・・・ 否! 使い辛いだけで、普通の実用品を使う方が便利だったりするでござる。

まあ、「玩具に実用性を求めてはいけない!」、「玩具であるからこそソコソコの実用機能である!」の2択の結果が待っているでござるよな。 (笑)

そこで、今宵は実用機能を有する2000年にタカラより販売された「デンチマン」シリーズの・・・

フラッシュデンチマン・アカデンチマンクリア(7番、フラッシュデンチマン・アカデンチマンクリア、680円)の紹介でござる!

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デンチマンはタカラが開発した電動ロボット玩具のカテゴリーで、電池BOXそのものをロボット化して、搭乗するメカニックを動かそうとする画期的な商品でござる。

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デンチマン本体には電動ギミックが無いでござるが、単三乾電池(1本)を収納しない場合は目が閉じているなどの心憎いギミックを有しているのでござるが・・・

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商品のデンチマンは共通デザインで、成型色の変更と目のシールを変更した商品ばかりを販売したものでござるから、イマイチ魅力に欠けたのでござるかな?

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まあ、ディフォルメ体型で可動部は腕のみの商品には魅力を感じるか感じないかは、キャラクター性にあるのでござるが、本作はやや弱いでござるな。

そう、デンチマンは付属のメカニックと合体(搭乗)してこそ進化が試される商品でござる。

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本品に付属するキーチェーン付きライト本体は、元々キャンペーン用景品(フラッシュデンチマン・クリアデンチマン、非売品)として製作されたのでござるが、好評により販売された商品でござる。

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まあ、タカラの場合は景品用に製作した商品は必ず成型色を変更して販売するでござるから有りがたいでござるよな。 (当選した御仁は有り難くないかも・・・?)

しかも、今回は4色! (笑)

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まあ、お手軽な成型色変更品のバリエーションで、特別なキャラクター設定もないのでござるが、クリアレッドのボディは美しいでござる。

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中身の電池や電球などが透けて見えるのもスケルトン商品の魅力でござるし、クリアレッドは形状と大きさの関係でグミやキャンディ系の菓子の思わせるでござるよな。

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なお、本品に付属するマクセル単3乾電池は、デンチマン公認乾電池でマクセルアルカリ乾電池とのタイアップでござる。

無論、単純構造でござるから別メーカーの電池でも作動するでござる。 (笑)

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携帯型のライトとしては少々大きいでござるが、ポケットにも入るしキーチェーンでぶら下げる事も可能なので使い勝手は良いのでござるよな。

まあ、発光スイッチは押しっぱなしにするボタンなので、スライド機能で固定する方が良かったかもしれないでござる。

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なお、本品は実用機能を有する玩具では最も実用性が高い玩具だと言えるでござる!

拙者的には実用性は単純で、販売価格に影響しない程度がベストだと思うのでござるが、タカラ及びタカラトミーは実用機能を上乗せする事により販売価格が上昇し、一発ネタで購入するには勇気がいる商品となっているのでござるよな。 (笑)

確かに商品技術は誇るものがあるのでござるが、商品を活かしきれておらず中途半端で販売市場を理解していないばかりか、販売戦略を間違えるなどなど商売が下手としか言えないのでござるよな? 

拙者もタカラの商品が好きなだけに売れそうな商品が売れないのは残念でござる。


自動変形 ショベルキング

2008-12-21 02:54:18 | デンチマン

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ごきげんようでござる!

前回は4輪の建設車両系変形ロボだったので、今宵は6輪のパワーショベルより変形する2002年タカラより販売の「電動作戦 ガッタイオー」のショベルキング(7、ショベルキング、1850円)の紹介でござる!

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本品はデンチマン・システムを更に発展させ、別売り専用レール(1、ガッタイオー自動合体変形セット、4980円)を使用することにより、自動変形及び、ファイヤーロボとの自動合体で、ショベルキングガッタイオーのパワーアップ武装となる商品でござる。

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ショベルデンチマンは、本品の電池BOXとスイッチを兼ねており、頭部より別売りの単三乾電池(1本)を挿入する事により目が開くギミックを持った2002年販売の共通デザインのデンチマンでござる。

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商品設定では、力が強くて動きも素早い、とても頼りになるデンチマンでそうでござる。

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ショベルキングは、6輪のパワーショベルでござるが、自動変形・合体のギミック上ブームが短く造形されており、可動はするものの位置固定ができないのが残念でござる。

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ショベルキングのコクピットにショベルデンチマンを乗せ、ショベルデンチマンを奥まで押し込む事により、モーターに電流が流れて動き出すでござる。

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なお、本品はスピード調整は出来ず、直線走行のみでござるが、専用レールを使用しないと自動変形も行なえない欠点があることが残念でござるかな。

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しかし! ロボットモードへの自動変形は手動でも変形でき、モーター走行中でも車体裏の変形スイッチを触れば自動変形は可能なので、単品でも遊べなくない商品でござる。

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ショベルキング 自動変形!

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まあ、自動変形と言っても、車体前部が持ち上がってロボットぽく成るだけの子供騙しなデザインでござる。 (笑)

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しかし! 実際に自動変形をする所を見れば、「おお! コレは凄い!」と思うモノなのでござるが、見た目のデザインの御蔭で損をしている商品でござる。

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更に、腕や頭部の可動もなく、ミサイル発射ギミック等もない商品で1850円という販売価格が購入を鈍らせた気がするでござるな。

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そう! 本品は単品でのアピール度は非常に低い商品であり、TVアニメなどでガンガン自動変形シーンのCMを流せばよかったのでござるが・・・ 本作はTVアニメ化はせず、OVA(2本?)が製作されただけでござるが、OVAというよりもパイロット版アニメに近い様な気がしたでござるが・・・ コレもタカラの販売戦略の失敗作なのでござるよ。

いや~ほんとタカラは商売が下手でござるな。 (涙)

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さて! こちらが合体モードでござるが、専用レールを使う事により、ファイアーアタッカークレーンアタッカー(8、クレーンアタッカー自動変形セット、3980円)との自動合体が可能でござるが、ミサイルボットのハッチは手動で開閉しなければいけないでござる。

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なお、今回はガッタイオーへの合体写真はパスさせていただくでござる。

自動変形合体セットのレールを広げるだけでもペスースを必要とするし、写真に撮るスペースを確保できなかったので何時か再チャレンジするでござるよ。

そう・・・ ガッタイオーで遊びつくすには平らな屋内スペースを必要とするから、気合がいるのでござるよ。 (笑)


テレビマガジン・スペシャル!

2008-09-23 01:09:06 | デンチマン

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るねっさ~んす!

今宵は当ブログ600本目のネタでござる!

ちゅー事で、全く関係ないでござるが、2000年に販売された、デンチマン・シリーズより、シリーズ唯一の悪役商品である、クロデンチマン(6番、クロデンチマンとブラックドリラー、1500円)の紹介でござる!

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本品は、テレビマガジン・スペシャルの名を冠しているでござるが、限定販売品でもなく通常販売品でござるが、ドリモグラー(1番、アカデンチマンとドリモグラー、2500円)の先頭車両の成型色変更品でござる。

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敵・味方共に共通素体(?)を使用するのは、タカラの伝統であり、安上がりながら魅力的な商品設定と簡易ストーリーにより、決して安易な商品流用による「手抜き!」と称されない、タカラだからこそ許される商品展開でござる。

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デンチマンとは、工作君のおじいちゃんが、製作した単3乾電池で動く、小さなロボットで、みんなの平和を守る事を仕事としており、クロデンチマンは、完成間近に、いじわる博士に盗まれ、改造手術を受け、お調子者で欲張りな性格になった悪のデンチマンでござる。

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ちゅー事で、別売りの単3乾電池(1本)を入れる事により、赤い目が開くのでござる。

如何にも赤い目は、悪役らしく、付属の紙製の的もアカデンチマンに変更されるなど、芸の細かさは、TVアニメとのタイアップのない商品ゆえの嬉しい配慮でござるな。

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そう・・・ デンチマンは、テレビマガジン誌上にて、記事を連載されていたのでござる。

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故に、新幹線500系のぞみ、をモデルにしたドリモグラーは、JRの商品化許諾を得ているのでござるが、500系のぞみ、の成型色変更品であるブラックドリラーは、流石に悪の新幹線だけあり、JRの許可は下りなかったのか、テレビマガジン・スペシャルのブラックライナーと言う、ドリモグラーと同等のスピードとパワーを誇る高性能マシンで、新幹線500系のぞみ、を参考にしたから似ていると言う、中国的な納得の行く理由を与えられた商品なのでござるな。

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と・・・ 言っても、同じ商品でござる。 (笑)

ブラックライナーのパンタグラフを開くことで、クロデンチマンを乗せるコクピットが出現するでござる。

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ブラックライナーに乗せた、クロデンチマンを奥まで押しこむ事により、モーター走行が可能となるでござる。

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一応、連結器があるので、別売りの商品も牽引可能でござる。

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そして、ブラックライナーの先端を開いて変形した姿がブラックドリラーなのでござる。

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赤いドリルは抵抗があるものの、黒を基調に、金と銀を配したカラーリングは、当に悪の新幹線「定刻破って只今参上!」でござるな。

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無論! 本品は、モーターライズによりドリルを回して突き進むでござる。

これぞ!ドリル玩具の醍醐味でござるな。

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残念な事は、中間車両が無い事でござるが、これもロボット玩具ゆえの宿命でござる。

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なお、デンチマン・シリースは、TVアニメにも成れなく、トミーのヒカリアンに人気を取られた様な印象が強く、不人気で評価が低いでござるが、長期シリーズとして発展すれば、鉄道関係以外のデンチマンも出現し、玩具の可能性を広げるシリーズと成りえたハズでござるが・・・ TVアニメと連動しなかった事も敗因の一つだったのでござるかな?

まあ、TVアニメが失敗する場合もあるので、TVアニメ化が絶対条件でないのは確かでござる。 が・・・ 何故かタカラのオリジナル商品には魅力が有っても、販売戦略で失敗する伝統が有るのは何故でござろう? 不憫でござる。

と・・・ 思っていたらタカラとトミーの合併!

驚異の企業合体! タカラトミーーーーとなり、パワーアップ!

バンダイ帝国に対抗しうると思いきや・・・

目に見える販売戦略の失敗を加速を加速しているでござるよ・・・ 何故に?

不憫を通り越して、不可解でござる?