ごきげんようでござる!
1991年展開の日本展開「トランスフォーマー」は「RETURN OF CONVOY」と副題が付けられたものの、商品展開は復活するコンボイ(C-372、スターコンボイ、6800円)とマイクロトランスフォーマーを絡めた基地遊びを主軸としており、TVアニメのタイアップは行われず児童雑誌展開にて「ザ★バトルスターズ」の名が定着したシリーズでござる。
今宵は、サイバトロン所属のマイクロトレーラーズ
ジェットタンクWチーム(C-369.ジェットタンクWチーム、1200円)の紹介でござる!
本品は1990年に米国でデストロン商品として販売されたマイクロマスター6体チームのバトルスクワッド(日本未販売)より、装甲車(ダイレクトヒット&パワーパンチ)を削除し、マイクロトレーラーを付属して1991年にマイクロトレーラーズ商品として日本販売されたでござる。
商品上は海外販売品と同じでござるが、日本販売版ではサイバトロン所属のマイクロトランスフォーマー(マイクロマスター)でござる。
う~む・・・ 彼らほどデストロン商品として販売していれば違和感が無かったのでござるが・・・ 1991年展開のトランスフォーマーは「敵側商品は売れ行きが悪い!」とか「基地遊び充実の為に商品数が欲しい!」などの理由でサイバトロンに編入されたのでござるな。
なお、タカラは同年に「太陽の勇者 ファイバード」を展開しており新規に敵側デストロン商品を開発する余裕が無かったことも事実でござる。
結果、1991年度の日本展開「トランスフォーマー」はデストロン商品が販売されない異常事態が発生したでござるよ。
さて、マイクロトレーラーズはマイクロトランスフォーマー4体と他商品との連結やマイクロトランスフォーマー収納及び射出ギミックを備えたマイクロトレーラーで編成されているでござる。
なお、ジェットタンクWチームは迎撃任務のジェットチームとタンクチームで編成されており、マイクロトレーラーはMT-9でござる。
先ずは、二人一組で前後合体を行うジェットチームでござる!
ジェットチームは、高々度偵察ジェット機ブラックバード(SR-71)に変形合体するでござるが、完成度はマイクロトランスフォーマーであり合体構造なので造形的には厳しいでござる。
なお、設定上ジェットタンクWチームは空中と陸上から敵を挟み撃ちのして攻撃するそうでござるが・・・ 実機のSR-71は偵察機なので武装は無く、空中戦を行うには厳しい機体だったそうでござる?
しかしまあ、そこはトランスフォーマーでござるから、武装も内蔵しているハズでござるし、設定上の武器もグレードミサイルだそうでござる?
なお、ジェットチームは前後合体でヴィークルモードと成る為に単独のでのヴィークルモードは使い勝手が悪そうでござる?
高々度偵察ジェット機の前部を担当するのがジェットチームのリーダーであるファイアショットでござる。
設定上は両チームとも特殊火薬を持っている攻撃戦士としか記されていないので個人設定は分からないでござる?
一応海外名もファイアショットなので元デストロン兵士だったら面白いでござるな。 (笑)