トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

炎髪の黒獅子

2008-09-29 23:46:44 | トランスフォーマー

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ごきげんようでようでござる!

今宵も、ちょっとレアな黒いライオンさんの紹介でござる!

トランスフォーマー及びビーストウォーズの公式文章じゃ、あまり語られる事が少ない、タカラ以外より販売された、ライオジュニア・ブラックバージョン(300ピース・ジグソーパズル、映画版ビーストウォーズ・スペシャル「トランスメタル登場」、2000円)の紹介でござる。

Photo_2 本品は、1998年にセントラルホビー(株)より、販売された300ピースのジグソーパズルに同梱されていた商品であり、同年に公開された映画「ビーストウォーズ・スペシャル」を記念して製作され、当時スポンサーであったイオン系の店舗でのみ販売された限定商品でござる。 (?)

無論、企画・協力はタカラであり、ライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)の成型色変更品であり。

同時に販売された、ライオジュニア・ホワイトバージョン(300ピース・ジグソーパズル、映画版ビーストウォーズ・スペシャル「コンボイ&ライオコンボイ」、2000円)と対に成る商品でござる。

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何故に、ライオジュニアが、同梱商品に選ばれたのか不明でござるが、手ごろな大きさと、ライオンという人気動物であったことと、成型色変更によりライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)や、ブラックライオコンボイ(C-16、ブラックライオコンボイ、2980円)をイメージさせる事が優先されたのでござろうな?

無論、マグナボス(X-4、マグナボス、2980円)にも合体可能でござるが、本品は合体商品ではなく、単独の商品として販売されたモノでござる。

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そう・・・ 単品販売であるが故に、本品にはビーストウォーズ本編と連動した設定が無いのでござる。

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商品は、ジグソーパズルの付属品(オマケ)である為か、キャラクター設定のカードなぞ、勿論付属せず、変形方法の説明書すら無いのでござる。

「自分で考えろ」ちゅー事でござるな。 (笑)

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まあ、本品はライオジュニアと同じく、アタックモードとなるのでござるが、このタテガミの大きさは・・・

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ミクロマンを乗せたときのハンドル位置にピッタリなのでござるな。 (笑)

赤いタテガミ~黒い腕~♪

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そう・・・ 漆黒のボディに赤いタテガミが印象的で、明らかにブラックライオコンボイとは、異なるイメージなのでござるが、ロボットモードのカラーリングは、コンボイ(C-1、コンボイ、2980円)ぽいのでござるよな?

なるほど・・・ ライオジュニア・ホワイトバージョンライオコンボイと見立てた場合は、対になるダブルコンボイの再現でもある訳でござるな。 

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そうなると・・・ 赤いタテガミが、ロボットモードでは燃え上がる炎の翼に見え、ライオジュニア・ホワイトバージョンの黄色いタテガミは、光の翼的なイメージでござるかな。

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キャラクター設定が無いだけに、イロイロと深読みができる商品でござる。

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しかし・・・ 本品にもシークレットエンブレムが付属しており、サイバトロン(マキシマルズ)のマークが浮かび上がるので、サイバトロン所属のビースト戦士であることは間違いないでござる。

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ライオジュニアの潜入用ブラックコーティングとか、パワーアップであるとかも考えられるし、全くの別人である可能性もある訳でござるな。(?)

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なお、尻尾が変形する武器でござるが、ライオビュートと呼ばれる多用途武器でござるが、巨大手裏剣ちゅー見解が一番似合っていると思うのでござるが・・・

黒いからニンジャ・・・ ちゅーのは直接でござるな・・・

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まあ、拙者としての脳内設定は、ライオジュニアとは別人の、ライオコンボイの隠し子とみているでござる! (笑)

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更に本品は、マグナボスの顔も塗装されているので、合体モードに変形でき、別売りのサントン(C-28、サントン、1200円)とスカイワープ(C-27、スカイワープ、1100円)と合体ができ、通常と異なるマグナボスを完成させることが可能でござる。

さて・・・ この合体モード・・・ 否! 変形途中形態で、遊べる事を御存知でござるかな?

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これが、人面獣モード(?)ちゅーか・・・ スフィンクス・・・・ 

はりつめた~弓の~♪ 震える弦よ~♪ な、もの〇け姫的な、変形モードなのでござるな。

まあ、コレはネタとしては序の口であり、更に本品はカラーリングを生かした変形モードが存在するのでござる!

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コレでござるが・・・ 分かるでごさるかな~

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コレでござる!

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友好珍獣モード! (笑)

と・・・まあ、キャラクター設定が無いパズル商品だけにイロイロと試せるのでござるな。


限定販売の黒獅子

2008-09-28 03:10:51 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

さあ!今宵も黒い猫系動物ネタで、1998年に児童雑誌コミックボンボン9月号にて、10名にプレゼントされた、伝説の~ブラックライオコンボイ(非売品)の紹介でござる!

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と、言いたいでござるが・・・

クジ運の悪い拙者に、10名にプレゼント等という競争率の高い商品は当るわけが無く・・・

同年に、トイザらスにて限定販売された、ブラックライオコンボイ(C-16、コミックボンボン オリジナル・ブラックライオコンボイ、2980円)の紹介でござる。

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本品は、ライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)の成型色変更品であり、箱・付属カード、説明書は、同じでござるが、箱に「トイザらス限定版・コミックボンボン オリジナル・ブラックライオコンボイ」のシールが貼られており、箱の裏にあるバーコードも変更されいるでござるが、販売表示価格は2980円のままでござる。

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が、実際にトイザらスで販売されていた2980円よりも割り引かれて販売されていたので、定価とは異なるでござる。

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さて、ブラックライオコンボイは、TVアニメ「ビーストウォーズⅡ」、18話に登場した、ライオコンボイのコピー(複製とかクローンの可能性もあり?)であり、黒色仕様のコンボイに初めて別人格が与えられた記念すべきキャラクターなのでござる。

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渋い黒と銀灰色の体色に銀青色の配色が、これまでの黒色仕様のコンボイ商品とは、明らかに魅力の有るカラーリングは、多くのビーストウォーズファンを虜にしたでござるな。

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それが、児童雑誌のプレゼント品とあっては、悔しい存在でござる。

拙者も、プレゼント版の実物は見たことがないのでござるが、シリアルナンバーが入っていたそうでござる。 ・・・・う~む、只の白箱仕様だったのでござろうか?

で、本体はサンプル写真(?)を見るかぎりでは、販売版と異なり・・・ ドチラかと言えば、ペイントによるカスタム品のような気がしたでござるが・・・ 真意は不明でござる。

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まあ、ドチラにしろブラックライオコンボイが販売された事は嬉しいかぎりでござるよ。

無論! 販売版にはシリアルナンバーは付属しないでござる。

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さてさて、本品には、予備(×2)も含めてミサイルが6発付属するのでござるが、ミサイルランチャー4基は、タテガミの内側に折りたたまれいるのでござるが、ミサイルをセット(×4)したままだと、ビーストモードではデザイン上、変になるので、取り付けていないでござる。

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前脚に格闘戦用の、ライオンクローを収納し、ミサイルランチャー4基、タテガミが回転する「必殺技・ライオタイフーン」の再現や、ライオンの口がボタン操作により開閉する等、上半身にギキックを集中しており、素直にカッコイイと呼べるデザインでござる!

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しかし・・・ ボールジョイント使用による前脚の保持力が弱い事と、デザイン上後足が獣脚のデザインを再現していない欠点が存在するでござる。

拙者的には尻尾はボールジョイントにしておくべきだったと思うでござる。

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が・・・ それを差し引いても、元のライオコンボイと同じく、カッコイイ商品でござる。

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そう、本来ライオン系変形ロボとは、ライオンの顔が胸部に収まる王道的なデザインでござるが、獅子頭を右肩に配置する大胆なアレンジは、同時期に展開された「勇者王・ガオガイガー」との差別化に成功しつつも、コンボイらしさを表現した日本的なヒーロー風デザインでござるな。

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さらに、ブラックライオコンボイは悪役と呼ぶよりも、よりスマートなダークヒーローな感じなのでござる。

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胸部ハッチは開閉し、マトリクス(?)を見る事ができ、ハツチの裏側には、サイバトロン(マキシマルズ)のシークレットエンブレムが貼られているでござる。

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商品自体の設定は、パッケージ等で説明されていないでござるが、間違いなくTVアニメと同じ、「デストロンの手により作られた、ライオコンボイのコピー」であり、デストロンに所属しないが、敵対する存在でござる。

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武装面等では、ライオコンボイと全く同じで、ライオンクローをトンファーの様に使用する格闘戦が中心となるでござる。

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ミサイルランチャーは両腕に収納される2基と、右肩のミサイルランチャー(×2)を取り外して、手持ち武器とする方法があるでござるが、手持ち火器としてのデザインは少々貧弱でござる。

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故に、ミサイルランチャーを片手に集中させれば、ボリュームがでるでござる。

なお・・・ 記載はないのでござるが、拙者の脳内では、ブラックライオコンボイは、鏡に写る反転した姿のようなモノなので、「左利き」ちゅー事にしているでござる。

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なお・・・ 腕に収納されたミサイルランチャーも使用すれば、片腕で3連装のミサイルランチャーとなるでござる。

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如何も拙者は、ブラックコンボイ(スカージ)系は銃火器重武装が似合う気がするのでござるよ。

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そう・・・ 黒いからって忍者のような身軽な存在じゃなく、弾は避けずに弾き返し、力で強引にねじ伏せるイメージが強いのでござる。 (笑)

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まあ、ブラックライオコンボイの御蔭で、ブラックコンボイ(スカージ)系のカラーリングは、確立され、ネメシスプライム系とは別の悪のヒーロー像が出来上がったでござる。

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まあ・・・ コピーネタとか同型対決ちゅーのは、制作費が安上がりで済む話だったでござるが・・・ コレがなかなかに、理にかなっており、見ているほうも心躍る展開でござるな。

そう・・・ 成型色変更品は、一概に「手抜き品」と呼べないのでござるよ。

後は、ソレをどうフォローするかで、商品価値が変わるのでござるな。

故に本品こそ箱やカード等は流用品でござるが、プレゼント品だけで終わらず販売された事が最大の意義なのでござるよ。 (笑)

まあ・・・ 御蔭で、ブラックライオコンボイのプレミア的価値は下がったものの、プレゼント品だったらマダマダ高価な買取値が付くのでござろうな・・・

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無論、ブラックライオコンボイのタテガミの色を変えても初音ミクとコラボレーションできそうでござる。 (笑)

そう・・・ この配色は、ブラックライオコンボイから始まっているのでござる。


カセットの黒豹

2008-09-26 05:51:30 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

以前、拙者は「ミュージックレーベルのコンボイ初音ミクとのコラボレーションが現実すればいいな?」と・・・ 記したでござるが・・・

次の、ミュージックレーベルのコンボイのコラボレーションは・・・

EXILE

何故に?

EXILE × TRANSFORMERS(11月販売予定?)だそうでござるが・・・ 商品は、ミュージックレーベル版コンボイ(MUCIC LABEL CONVOY playing iPod speaker、15750円)の成型色変更品のようでござるが・・・ コレは、EXILEの宣伝用トラックをイメージしたものでござろうか?

普通は、販売価格等を考えれば、トミカとかチョロQで作りそうなものでござるが・・・何故にトランスフォーマーなのでござろう?

普通に考えれば・・・EXILEのファンがトランスフォーマーを買うとは思えないのでござるが?

タカラトミーは、EXILEとのコラボ企画により、更に名前を売り、ガ〇ダム並みに、一般人に知名度を植え付けようとしているのでござるかな?

それとも・・・ EXILE側の方から話が来たのでござろうか?

しかし! 同じ知名度を上げるのであれば、EXILEにトランスフォーマーの主題歌(次のシリーズで!)を歌ってもらう方が上がるような気がするでござるが?

否!、それより知名度を上げるのであれば、まず店頭に商品が無い事には、知名度だけ一人歩きして商品が売れない結果も十分に考えられるでござる。

う~む・・・ 不可解・・・

しかし・・・ このコラボ販売で、販売価格も上乗せされるのでござろうな。 (笑)

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なるほど・・・流石に、洗脳マシーンの設定がある、サウンドウェーブは、使えない訳でござるな。 (笑)

まあ、しかし! 初音ミクなら、ドチラでも商品化できそうなので、ソチラに期待したいでござる。 

別にミュージックレーベルの商品を使わなくとも、今なら市場は確実に狙えるでござる!

ちゅー事で今宵は、2003年に販売された、極小変形版サウンドウェーウ(GTF05、サウンドウェーブ、380円)の紹介でござる。

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極小変形シリーズ第1弾は、共通パッケージで全6種類+シークット?種が販売されたでござるが、中身が確認できず、BOX買いしても全種(シークレットを含む)揃わない厄介な商品であり、拙者も全種集める事ができなかった商品でござる。

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しかも!商品は箱に比べてスカスカでダブった商品も一まとめにできる余剰スペースを持った箱なので、流石に拙者も箱の半分は捨てたでござるな。 (笑)

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しかし、商品は怖ろしく精巧に作られた、ミニチュアであり、御丁寧に付属のジャガーも、カセットテープから変形するのでござる。

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更に驚くべき事は、カセットモードのジャガーも収納でき、武器と成る振動ブラスターガン(バッテリーガン)も収納できでござる。

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商品は、ほぼサウンドウェーブ(17、サウンドウェーブ、2980円)のギミックをスケールダウンさせた傑作でござるが、細かすぎるために、カセットを収納する為には精密ドライバーが必要とされるでござる。

が・・・ このカセット収納は説明書には紹介されていないでござる。

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そう・・・ 変形の際には指先で部品を起こす等は限界が有るので、爪楊枝とか精密ドライバーが必要になるので、道具を使い破損とかケガをする恐れがあるので、記載していないのでござろうな。

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変形パターンや可動箇所も、略忠実に再現しており、実に良く出来た一品でござる。

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なお、極小変形シリーズは、「一部ダイキャスト使用!」とあるのでござるが、本品の場合は爪先部分がダイキャストなのか如何か、小さすぎて判別が付かないでござる。 (笑)

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通常のジャガー(19、ジャガー、680円)と比べると、コレくらい小さい訳でござるな。

ミニチュア好きの拙者にとって、本品は大変意義のある商品でござる。

ちゅー事で、本日の本題である1986年に販売された、デストロン軍団、カセットロン・諜報破壊兵、ジャガー(D-59、ジャガー、680円)の紹介でござる!

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本品は、1983年に販売されたミクロチェンジ・シリーズのミクロカセットロボ(MC-02、ジャガー、?円)のトランスフォーマー転用品であり、外見上の違いは、シークレットエンブレムの有無でござる。

当初の日本販売では、ヘッダー付BOX仕様の箱だったでござるが、第二期販売時にはブリスターパックに変更され、商品ナンバーも変更されているでござる。

19版とD-59版の外見上の違いはないでござるが、ブリスターパックに変更されたD-59版には、バリアケースが付属しないでござる。

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本品はマイクロカセットと同サイズであり、別売りのサウンドウェーブに収納可能なのでござるが・・・ 実物のマイクロカセットと同サイズである為に、実物のマイクロカセット用レコーダーに入れてしまう事故が頻発したそうでござる。 (?)

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更に本品は1987年にサウンドブラスター(D-101、サウンドブラスター、2980円)に対応するために、3期販売(D-104、ジャガー、680円)が予定されていたでござるが、販売中止(?)になっているようでござる。

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変形方法はシンプルであり、カセットテープの模様が片面にのみ印刷されているので、ロボットモード(ビーストモード)では、片面しか見れない二次元的な商品であり、武器パーツ(陽子爆弾×2)が後付けとなるのが残念でござるが、実にユニークであり、型トランスフォーマーでは人気も非常に高いキャラクターでござる。

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そう・・・ 動物型のトランスフォーマーでござるが、獣としての咆哮以外に通常会話も可能なのでござる。

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ちゃんと四肢も造形されているでござるが、モノがカセットロンなので、正面から見てはイケナイでござる。 (笑)

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しかし・・・ 可動部が多いので平面でも、ポーズ付けにより、可愛く見えるのは猫型動物の特権でござるな。

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しかし、野生の獰猛さも持ち合わせているので、ヘタなデストロン兵士よりも頼りになる存在でござるな。

なお・・・ カセットロンは、桃太郎の3匹の御供をモチーフにしていると云われているでござるが・・・ 某超能力少年のバ〇ル〇世の3つの僕が元ネタである事は公然の事実でござる。 (笑)

これで、声優が野田圭一氏であればカンペキだったでござるが・・・

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拙者も、なんだかんだ言って、ジャガーは好きなキャラクターなのでござるが、拙者の保有品は1体のみで、メッキも剥げてきたでござる。 保存用に、もう1体欲しいところでござるが・・・

TFコレクション版サウンドブラスター(TFコレクション 18、サウンドブラスター、5775円)は買い逃したので、次の機会を待たなければいけないでござる。

まあ・・・ 何でもコラボレーション企画で、成功するとは言えないでござるが、少なくとも「キスぷれ」の悪夢の再現にだけはならないでほしいでござるな。 (切実!)


お母さん嫌わないでね!

2008-09-25 03:47:53 | BW

ごきげんようでござる!

バンダイの昨今の玩具販売でござるが明らかにタカラトミーと異なっており、今の時代に合わせた上手な販売戦略と言えるでござる。

その1例が、「お母さん」でござるな。

いくら子供に気に入られる商品を作ったところで、過程のサイフを握る「お母さん」に気に入られなければ商品は売れないと言う事でござる。

その為に、某〇面ラ〇ダー・シリーズなどは、「お母さん」受けするイケメンヒーローを起用し、性格設定も男性が描く、汗臭く無駄に熱いヒーロー像などは、無視して「家事ができる」特技をもち、個人主義で戦い、他人の話は全く聞かず、話をややこしくする為に、子供の手本となるような昔ながらの孤高のヒーロ像から脱却し、時代に適したオシャレで普通なヒーローに仕上がっているのでござるな。

しかも、「お母さん」が嫌がる気持ち悪い怪人は商品化されず、敵も仮〇ラ〇ダーにしているから、安心というサービスぶりでござる。

旧来のファンからしてみらば、態々・・・仮〇ライ〇ーと名乗る必要性はない作品でも、商業主義的にみれば、仮〇ラ〇ダー・シリーズの魂を引き継いでいない作品であれ、仮〇ライ〇ーと名乗ってしまう訳でござるよ・・・

まあ・・・ 古い人間からしてみれば・・・ 「仮〇ラ〇ダーは死んだ!」でござるな・・・

しかし・・・ 今の子供にしてみれば、少々問題はあるが・・・新たな(平成)ヒーロー像なのでござろう。

まあ、内容は如何で有れ、売れている事はよいことでござるな。

魂まで売っちゃったとしても・・・

名前だけのシリーズは続いているのでござるから、何時か本来の魂を持ったラ〇ダーが復活するやもしれないでござる。 

・・・まあ、拙者は仮〇ラ〇ダー・シリーズから卒業してしまったでござるが。 (笑)

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ちゅー事で、今宵は「お母さん」から嫌われている率が高い、リアル昆虫系のトランスフォーマーである。1995年販売の「ビーストウォーズ」の、デストロン砂漠戦指揮官・スコルポス(D-2、スコルポス、2280円)の紹介でござる!

Photo_2 ビーストウォーズは、本来米国主体である為に、米国の子供(?)の趣向にあわせて製作されている為に、日本では不人気な昆虫が商品化されていたり、必要以上に大型商品で販売されているのも、日米文化の違いなのでござる。

特に、初期販売のサソリに変形するスコルポスや、ハチに変形するワスピータ(D-3、ワスピータ、1500円)とクモに変形するタランス(D-4、タランス、1500円)等は、サイバトロンの動物をシキャニングしたビースト戦士(C-5、ラットル、750円)よりも大きく、イメージは古典的SF映画(?)の定番である「放射能により巨大化した昆虫」であり、同じ放射能ネタであっても、日本だったら・・・ 爬虫類である「怪獣」に成る訳でござる。

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従って、トランスフォーマーにおけるタカラの販売戦略は、「お母さん」に媚びるちゅー行為は最初っから無いのでござるよ。 (笑)

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さてさて、本品はトランスフォーマーでは御馴染みのサソリなのでござるが、ビースト系としては初のサソリとなる商品でござるが、少々リアル差に欠ける造形でござる。

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サソリの頭部形状とか、尻尾、脚等は玩具的にアレンジされており、安全対策の為か、脚は短く一体形成で補強軸まで入っている点が少々不満でござるな。

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しかし、その分ギミック的には優れており、サソリの尻尾はレバー操作で毒針攻撃を再現するアクションギミックが仕込まれているのでござる。

尻尾のアクションギミックは、以後のサソリ系トランスフォーマーには何らかの形で搭載されるようになるでござる。

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そして、右のハサミ内にはミサイル(×2)が仕込まれており、ハサミを開く事によりスプリング式で発射されるでござる。

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左腕のハサミもスプリング式で射出し、射出されたハサミは、ハチ型のドローンである、サイバー・ビーに自動変形するのでござるが、コレがなかなか楽しいギミックでござる。

ライバル商品である、ホワイトクロー(C-2、ホワイトクロー、2280円)とは、ドローン射出ギミックを持つビースト戦士でござるが、セット販売(VS-2、北極の対決、4500円)されたにもかかわらず、TVアニメに登場したのは、スコルポスのみだという事実も米国らしい志向でござる。

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ロボットモードへの変形は簡易なれど、サソリの尻尾が、厄介なのでござる。

一応、頭の上に尻尾を上げた状態が基本のようで、毒針攻撃のアクションギミックも使用可能なのでござる。

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まあ・・・一応は、尻尾を後ろに垂らす事も可能でござるが、バランスが悪い事は変わらないでござる。

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しかし、TVアニメで御馴染みの「おらおらおらあ!」な顔をキッチリ再現している処がうれしいでござるが、本品にはTVアニメでは描写されていないビーストマスクによる別頭部があるのでござるが、コレも捨て難いデザインなのでござるな。

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なお、TVアニメでの設定は、メガトロン様(D-01、メガトロン、2980円)に忠実で、攻撃力も高いのでござるが、自分で物事を決められない性格で、部下としては重宝な存在でござるが・・・

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ビーストウォーズ・メタルスでは・・・

早々に・・・お亡くなりになったでござる。 (合唱)

惜しいキャラを亡くしたでござるな・・・

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さて、それは置いておくとして、商品はロボットモードとビーストモードでは左右の腕の位置が変わりポイズンミサイルは左手になるのでござるが、TVアニメではビーストモードと同じく右手に装着されているでござる。

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CGアニメの腕の位置は、間違いなのか試作品を参考にしたのか、ちと解らないでござるが、本品はロボットモードでは、肩にネジ穴が露出してしまうのでござる。

コレはビーストモードに重点を置いた結果だと思うのでござるが、分解すれば左右の腕を交換して取り付けられるので、CG版風に改造することも可能でござる。

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右腕の、サイバー・ビーは、ビーストモードでもロボットモードでも射出可能でござるが・・・

よ~く観察してみると、サイバー・ビーくらいの大きさのハチは存在するので、普通に転がっていたらビックリするかもしれないでござるな。

なるほど・・・ コレは「お母さん」には厳しいギミックかもしれないでござる。

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その為か、如何か解らないでござるが、本品は成型色変更でイベント販売(サンドストーム、日本未販売や、ダブルパンチ、ボトコン・ジャパンにて7800円にて販売)は、行なわれてもスコルポス(海外名、スコルポノック)として再販されていないような気がするのでござるが・・・?

う~む・・・ 考えすぎでござろうか?

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まあ・・・ この日本販売は、「お母さん」に媚びず、直接の販売対象である子供(?)にのみ向けられた商品展開なのでござろうな?

その辺の販売のヘタさが、タカラらしいでござるが、「媚びないコダワリ」ちゅーところはファンとし評価したいでござる。 (笑)

しかし・・・ そうも言っていられないのが現実でござるから、「お母さん」は大切にしないといけないでござるな。


ドリル番長

2008-09-24 02:00:14 | 勇者シリーズ

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ドリルまわしまーーーーす!

ド~リルがルンルン♪ く~るルンルン~♪

全国のドリル好きの皆々様お待たせでござる!

今宵は、勇者シリーズより1996年販売の「勇者指令 ダグオン」の、黒岩 激が変身する、ドリルゲキ(DXダグテクター 6、ドリルゲキ、1500円)の紹介でござる!

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顔は悪いが、義理人情に厚い!

絵に描いたような、時代錯誤の番長キャラクター!

美形キャラ揃いのダグオンチームに加わった6人目の熱血感でござる!

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いや~勇者シリーズで、ドリル担当は数々いれど、彼ほどインパクトの強いデザインは無いでござる。

両肩に分割したドリルのおかげで、従来のDXダグテクター・シリーズの箱よりも幅が広くなり、値段も1350円から1500円にアップするボリュームは、嫌でも目立つ存在でござる。 (笑)

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アタマのドリルが~ちょっぴりダサイけど~♪

実用性は低そうでござるが、オシャレなツインドリルでござる。

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よく漫画で、やたらとデカイ肩アーマーを着ているキャラクターを見るでござるが・・・

それ・・・ ジャマでござろう?

無論、本品も肩アーマーの御蔭で可動は制限されるし、大腿部のボールジョイントが緩いのでポーズを付けて立たせにくいのでござるな。

まあ、劇中の「ダグオンくらぶ」に登場した着ぐるみは、本品ほど肩のドリルは大きくなかったでござる。

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まあ、玩具ではボリューム不足に成る事が多いでござるが、ドリルゲキのセールスポイントであるドリルは劇中以上のボリュームなので、ドリラーとしては満足でござるな。

そして・・・ 極めつけは・・・ 

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必殺技ドリルクラッシュを完全再現!

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腰部にあるスイッチを押す事と、内蔵ギアにより上半身ごとドリルが大回転するのでござる。

ドリル系の体当たり技でござるが、これほど強烈なデザインは無いでござるよ。

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そう・・・ アニメでは、体全体(?)を回転させる描写だったりして、一応人間らしいアクション(?)なのでござるが・・・ 商品では、人体構造無視のギミックを取り入れているのでござるな。

これもタカラの伝統と云うか・・・ 中に人間が入っています的なプロテクタースーツ商品でも、内蔵ギミックを入れてしまう芸当は、ロケットパンチを導入するバンダイでも採用していない思い切ったアクションギミックであり・・・ ドチラかといえば米国製アクションフィギュアに近いノリでござる。 (笑)

しかし・・・ 拙者は、「勇者指令 ダグオン」で一番好きなのが、黒岩 激なのでござるよ。

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因みに、黒岩 激を演じた、声優の江川央生氏は、後の「勇者王 ガオガイガー」で、GGG戦闘アドバイザーの火麻 激ゴルディマーグ(G-12、ゴルディマーグ、3000円)を演じており、異質なシリーズ展開なれど細かいところで、マニアックに繋がっている勇者シリーズは、後になればなるほど見直してみれば面白いシリーズでござる。

やっぱり、ドリルと番長の組み合わせは最強でござるな。 (うん!)