トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

お掃除プライム

2014-06-30 19:10:21 | ビークール

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ごきげんようでござる!

今宵は、タカラトミーより販売されたビークール商品の、清掃車(B12、清掃車、714円)の紹介でござる。

拙者、本品を見たとき、「ウルトラマグナスだ!」と思ったでござるが、よくよくロボット名を見ると、クリーンオプティマスだったでござる・・・

「なんじゃそりゃ~?」が、拙者の正直な感想でござるな。 (笑)

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さて、本品は2013年3月にタカラトミーより販売された商品で、先に販売されたトレーラーさん(B03、トレーラー、714円)の成型色変更品でござる。

なお、商品番号のB12は、シリーズ第1弾商品として販売された、スペシャルスポーツカー(B12、スペシャルスポーツカー、525円)の番号でござるが、スペシャルスポーツカーが初回限定商品( おためし価格!)だった為に 本品に変更されたでござる。

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さて、この商品は一応日本限定カラーだそうで、コンボイ(01、コンボイ、3900円)の白い成型色変更品はウルトラマグナス(Cー69、ウルトラマグナス、3980円)のトランスフォーマーの世界観に縛られず、オプティマスプライム(B03、トレーラー、714円)の同型バリエーション(?)であり、別人としての位置づけのようでござる?

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もともとトレーラーである商品を清掃車に仕立ててしまうには強引でござるが、6輪仕様の真ん中ダミーのタイヤを塗装しない事により4輪車ぽく演出し、カラーリングでそれっぽく見えるでござる。

ディフォルメデザインならではの荒業でござるが、やはり清掃車と言うからにはコンテナ後部にもソレなりの工夫がほしかったでござるよ・・・

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ロボットモードにびっくりヘンケイ!

クリーンオプティマス

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ロボットモードは、思ったより白色が目立たなく、ウルトラマグナスの中の人ポくない感じでござるが、最近のウルトラマグナスは青だったり頭部が変更されているので、現役のチビッコを対象にするのであれば、色替えでウルトラマグナスをネタにするのは難しい事なのでござるかな?

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何故に本品を清掃車に設定したのか分からないでござるが、「トランスフォーマーアニメイテッド」劇中(第18話・ヘッドマスター、再び!)にて、センチネル(TA-28、センチネル、2415円)がオプティマスプライム(TA-01、オプティマスプライム、3780円)の事を「お掃除プライム」と揶揄したネタに関係あるのではないでござろうか?

そう考えると、本品も十分マニアックな商品でござる。 (笑)

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なお、本品の胸部パネル(ビークールマーク)は、清掃車、ゴミ収集中(?)、Cleaning(クリーニング)の3種類でござる。

クリーニングの意味は良く分からないでござるが、収集完了とか「気分スッキリ!」という意味でござろうな?

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そう、このクリーンオプティマスでござるが、何やら妙にドヤ顔に見えてしまうのは拙者だけかもしれないでござるが、強引な商品成れど妙に味のある商品なのでござるよな。 (笑)

日本未販売のボットショット版ネメシスプライム(3体セット、日本未販売)の日本販売も待ち遠しいでごるが、しばらく、ビークール商品の販売がストップしているようでござる。

う~む・・・ 新作映画やネタ的にも、まだまだ行けそうなので、地道に細々とシリーズ展開してもらいたいものでござるよな!


新人警官と悪徳警官

2013-07-12 00:46:40 | ビークール

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夏の交通安全週間のさなか、外回りのお巡りさんごくろうさん!

市民の安全を守ってもらう日々には感謝しているでござるが、いくら暇な田舎とは言え、些細な事での点数稼ぎで善良なドライバーをいじめないでくだされ! (笑)

たとえノルマが有るにしても、営業職じゃないのでござるから違反者ゼロの世の中が理想でござろう?

本当に悪質なドライバーは巻き込み事故の危険性があるからと見逃し、気の弱そうなドライバーならシートベルトだけでも追いかけて行ってキップを切るような仕事熱心な警察官には頭が下がるでござる。

今宵は、タカラトミーのビークール・シリーズより、パトカー(B01、パトカー、714円)の登場でござる!

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本品は2012年12月にビークール商品として販売されたシリーズ第1弾商品でござるが、商品自体は2012年度に海外でセット販売された「BOT SHOTS」商品、プロール(ボットショット・3パック、オートボット、日本未販売)の仕様変更品でござる。

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ビークールは対象年齢3歳以上を狙った低年齢層向けの商品で、トランスフォーマー色を薄めた販売戦略で展開中でござる!

故に、トランスフォーマーのキャラクター性ではなく、ディフォルメされたミニカーがロボットに瞬時に変形(びっくりヘンケイ!)する事に重点を置いた商品でござる。

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なるほど、日本展開でトランスフォーマー色を薄めるなら確かに、日本男児には働く車の代表格であるパトカーをシリーズNo1に据えて主要キャラクターにする事も理解できるでござる。

しかし・・・

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びっくりヘンケイ!させたロボットモードは、プロールなのでござるが・・・

何か違う雰囲気なのでござるよな?

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ビークール設定では、プロールが本名の様でござるがトランスフォーマーの世界観設定は持ち込まれず、「パトカーさん」と呼ばれる新人警官のようでござる?

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日本版(ビークール)プロールと海外版(ボットショット)プロールの違いは胸部パネルのシールで、日本版は海外版にあるゲーム要素が廃止され、回転搭、信号機、ロープの3種に変更されているでござる。

ビークールの胸部パネル回転ギミックについては、感情表現などとも説明されているでござるが、詳細は記されていないでござる?

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まあ、基本設定が少ない理由には、購入者に自由に遊んでもらうための配慮でもあるでござるが、一応キャラクターもの(?)でござるから、もうすこしオープンな世界観を示してほしいのでござるよな?

そう、たとえば本品がプロールである理由でござる?

プロール(09、プロール、1800円)はトランスフォーマーを代表するパトカー系のオートボット戦士で、確かに本品もプロールらしい特徴をとらえているでござるが、何かが違う違和感を接命してほしいのでござるよな?

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ビークール版プロールは、成型色を変更して2013年1月に、アメリカンパトカー(B17、アメリカンパトカー、714円)として販売されたのでござる!

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無論、海外版の「BOT SHOTS」でも、バリケード(ボットショット・バリケード、日本未販売)として単品販売されていたりするでござる。

そう、「BOT SHOTS」は劇場版「TRANSFORMERS」を元ネタに製作されており、足りないところは過去のトランスフォーマーのキャラクターイメージを組み合わせた商品でござる。

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故に本品は、プロールの成型色変更品ではなく、バリケードの成型色変更品がプロールなのでござる。

元々、バリケードとして作られた商品流用なので、劇場版ともG1とも異なる玩具設定なのでござるよな?

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ボットショットは米国主体で企画された商品でござるから、日本式のパトカーであるプロールより、米国式パトカーであるバリケード(MD-02、ディセプティコンバリケード、2310円)の方が親しみがあるでござろうな?

ただ、悪役としてのディセプティコンに親しみが湧くのか疑問でござるが、結局映画3部作で商品化されたりするのでござるから、人気はあるのでござろう。

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ロボットモードの顔もマイルドに仕上げられ低年齢層受けしやすくなっており、この顔でござるからプロールへの流用も決まったのでござろうな? (笑)

なお、ビークール版でのロボットモードの名称は、ディセプティコンバリケードと成っており、他のバリケード商品と同じく版権上海外表記が異なっているでござる。

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なるほど、本品もロボットモード自体が劇場版バリケードを忠実にディフォルメしたデザインではないが、最低限の特徴だけでバリケードとして見えたり、色を変えただけでプロールに見えたりするのでござるから、ディフォルメは恐ろしいでござる。 (笑)

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ビークール版ディセプティコンバリケードの胸部エンブレムも、ボットショット版と異なり、停止標識、信号、パトライトの3種に変更されているでござる。

なお、ディセプティコンバリケードのキャラクター設定はビークール公式HPでも記されていないでござる?

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ビークールの設定ではオートボットディセプティコンの対立関係は紹介されておらず、一応に平和な世界観のようでござる。

ディセプティコンバリケードの設定を劇場版に求めるのであれば、悪徳警官になるはずでござるが・・・

一応、日本展開で低年齢層向け商品で悪徳警官は無いと思うのでござるよな?

日本は性善説の国でござるから、低年齢層向き商品で警官が悪人という皮肉が分かり辛いというか、教えたくない存在でござるよな。 (笑)

まあ、プロールの先輩ちゅーところくらいが妥当でござるかな?

トランスフォーマー色を薄めて、玩具を売りたいのであれば、子供に媚びるだけ媚びる反面、大きなお友達にもフォローできる仕掛けが欲しいのでござるよ。

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ビークールの公式HPでの動画(びっくりワールド)の更新が止まっており、パトカーコンビの活躍が見れないでござるが、6月にマクドナルドで配布されたDVD(トランスフォーマー・スペシャルDVD2013、ハッピーセット景品)とか、7月よりの「てれびくん」8月号付録などでも、ビークールの、おもしろムービー新作が見れたりするので今後の活躍が期待できたりするでござるが・・・

ビークールの新作が問題なのでござるよな?

いい感じに売れていれば新商品の投入も有るはずでござるから、頑張ってほしいでござる!


トレーラーさん

2013-05-11 19:25:38 | ビークール

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ごきげんようでござる!

最近のオプティマスプライムは販売価格を抑える為にコンテナを牽引しない状態で商品化されることが多いでござる。

トラック部分だけだと何かマヌケな感じがするので如何にかしてほしいものでござるが、解決策の一つにディフォルメ化があったりするでござる。

今宵はビークールのトレーラーさん(B03、トレーラー、714円)こと、ビークール版オプティマスプライムの連続召喚でござる!

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本品は2012年12月に販売されたシリーズ第一弾商品でトランスフォーマー色を薄められたパッケージで販売された商品であり、海外で先行販売されたボットショット版オプティマスプライム(日本未販売)の胸部シール等の一部仕様変更品だったりするでござる。

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さて本品のデザインは劇場版オプティマスプライム(DA-03、オプティマスプライム・メックテックトレーラー、6825円)をイメージしており、コンテナを牽引しているというよりもトラックに直接コンテナを乗せているような感じでディフォルメされているでござる。

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少々強引なデザインでござるが、軽トラックぽくも、これはこれで有りなデザインでござる。

惜しむらくは中央の車輪がダミーにされた事でござるが、転がし走行のは支障が無いでござる。

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ロボットモードヘの変形は、フロント部分を押す事で、びっくりヘンケイ!(自動変形)する一発変形ギミックで、ロボットモードのデザインは初代G1版オプティマスプライム(01、コンボイ、3900円)をイメージしていたりするでござる。

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やはり、低年齢層には劇場版デザインでのディフォルメは不評の様で親しみやすいG1デザインの方が良いのでござろう?

玩具を買うターゲット層に人気が無いデザインでは、玩具が売れないので劇場版デザインは不定されても仕方がないと思うでござるよ。 (笑)

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日本の男児にトランスフォーマーが普及しにくい理由も、そこにありトランスフォーマー以上に魅力的なキャラクターが多数存在しており、トランスフォーマーが入りにくい状況が生じてしまっている事なのでござるよな。

故にトランスフォーマー色を薄め、ミニカー玩具扱いのビークールの販売方法は間違っていないと思われるでござるが、少々情報不足なのが残念でござる?

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なお、海外販売のボットショット版オプティマスプライムの場合は単品販売仕様で塗装がメタリック塗装で目が黄色で塗装されていたでござる。

本品は海外で販売されたデラックス版(ボットショット、オプティマスプライム・ランチャー、日本未販売)の塗装パターンで緑色の目から水色に変更されているでござる。

更に、海外版ではゲーム要素が含まれた胸部エンブレムのシールが変更されたことが残念なのでござるよ! 日本版もじゃんけんバトル的なエンブレムを採用すれば良いのに、感情表現(?)を表すエンブレムだとか何とかで中途半端でござる?

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さて、ビークール版オプティマスプライムの設定は、みんなから頼られる力持ちのトレーラーで、よく寝てパワー全開だそうでござる。

なお、公式HPの映像紹介では一人称が「私」で「トレーラーさん」と呼ばれているでござる。

変形の掛け声が「トランスフォーム」ではなく、「ヘンケイ!」なのは残念でござるが、低年齢層向けの場合は、分かりやすいキャラクターの方が好まれるので単純な性格設定の方が良いでござろう。

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続いて、デラックス版のトレーラー基地(BS01、トレーラーとトレーラー基地、1554円)の登場でござる!

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本品は2013年3月に販売された日本版商品で、ビークール版オプティマスプライムトレーラー基地を同梱させたセット商品でござる。

なお、海外販売のボットショット版とはトレーラー基地(ランチャー)の成型色が変更されており見た目の違いが分かる商品でござる。

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更に日本展開のビークールでは、オートボットディセプティコンの対立には触れられていない為に軍団エンブレムはプリントされていないでござるが、本品にはデコレーションシールとして両陣営のエンブレムが付属しているでござる。

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トレーラー基地オプティマスプライムのコンテナをイメージしてろり、海外版ではコンテナ部と同じ色だったでござるが、何故か日本版では青色に変更されているでござる?

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確かにこれで、軽トラック風の造形からトレーラーらしく成ったでござるが、本品のタイヤが後輪を除いてダミーだったりするのでござるよ、転がし走行には問題ないでござるが、造形的にタイヤがダミーだと萎えるのでござるよな・・・

部品数を減らして製造コストを抑えたいのも分かるでござるが、もう一工夫してほしいでござる。

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なお、本品は付属するシールを貼らない状態で撮影してるでござる。

シールを貼る方が見栄えするかもしれないでござるが、拙者的には元の雰囲気を残したかったでござるな。

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トレーラー基地オプティマスプライム専用のドッキングメカでござるが、一部のビークールと連結可能だったりするでござる。

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なお、単品販売のB03版とBS01版オプティマスプライムは、ほとんど同じであり胸部シールが異なるだけでござる。

販売時期が早い単品版を先に買ってしまった後なので、セット版のBS01版も買ってしまったでござるが、もっと本品の販売情報が早く先にセット版を購入していたらB03版は購入していなかったかもしれないと思うくらい同じ商品でござる。 (笑)

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公式HPの方でもBS01版オプティマスプライムのキャラクター説明が省かれており何処が如何違うのか分からないでござるが、胸部パネルのシールがヴィークルモードのトレーラーは共通でござるが、トレーラー基地による攻撃(?)とトレーラー基地牽引の3種に改められているでござる。

なお、何故か本品に付属するシールに予備の胸部パネル用シールが用意されているでござるが、まったく同じデザインなのも不可解でござるな?

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ハッキリ言って、B03版とBS01版の仕様をシールだけではなく塗装パターンも変えて欲しかったでござるが、本品の販売順序に関しては上手で、まんまと同じ商品を買わされてしまったでござるよ。 (笑)

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さて、本品の本体(?)であるトレーラー基地のデザインは前輪が無く自走できるようなデザインじゃないでござる。

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トレーラー基地を床に置いた状態なので砲塔部を押すとロックが外れて、左右に展開して基地モードに変形するでござるが、正面ゲートと左右の砲座は手動により展開させるでござる。

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トレーラー基地の基地モードはいでござるが、G1版オプティマスプライムのコンテナを展開した基地モードを意識したデザインに成っているでござる。

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なお、トレーラー基地変形後はビークールをデッキに乗せる事ができるでござるが、ビークールを乗せたままヴィークルモードに変形できないでござる。

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さて、基地モードでのギミックは、トレーラー基地を床に置いた状態だとロックが外れシューターをセットすることが出来、砲塔部押す事でビークールが射出できるでござる。

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一昔前なら、これくらいでもミサイル発射ギミックとか付いていたでござるが昨今の安全対策でシューターギミックのみでござる。

少々ものたりないでござるが、これも時代なのでござろうな・・・

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まあ、なにわともあれビークール商品は集めてなんぼの商品と云う事でござろうが、B03版とBS01版のどちらか一つしか買えない場合は、まよわずBS01版だけで買っても後悔はしない商品でござる。 (笑)


ディーノとは、何だったんだ?

2013-05-01 16:54:08 | ビークール

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ごきげんようでござる!

2011年公開の映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」に登場したフェラーリ458・イタリアに変形するオートボット戦士、ディーノ(未販売)を覚えているでござろうか?

本来ディーノは、G1戦士のミラージュ(日本名、07、リジェ、1600円)の名前を引き継ぐ予定だったでござるが、映画本編にてフェラーリ458・イタリアが正式に出演することとなり、映画製作側(?)が、敬意をはらいフェラーリ創業者の息子の愛称であるディーノの名前を冠する事になったでござる・・・

おかげで、原作小説ではミラージュは戦死するのでござるが、創業者の息子の愛称であるディーノの名前だと殺す訳にもいかず、映画本編では無傷で生き残っているのでござるよな。 (笑)

まあ、ファンとしては劇中同様のディーノの玩具販売を期待していたのでござるが・・・

ただ、このディーノさん、イロイロと問題ありで玩具未販売に終わっているのでござるよな?

その理由が、ハズブロ及びタカラトミーにフェラーリの玩具販売権が無い事だったりするでござる?

事実上、ディーノの名前では商売できないのでござるよ?

故に、小説媒体などではミラージュ表記だったり、ミラージュ名で販売されたサイバーバース商品(日本未販売)も、劇中とは異なるデザインのEZコレクション版サイドウェイズ(EZコレクションVol.2、EZ-12、サイドウェイズ、525円)の成型色変更品だったりと散々で、同じく商標権上実車表記が出来ないサイドウェイズの流用とは皮肉が利いた商品でもあるでござる・・・ (笑)

映画だけ見てるファンには関係ない話でござるが、玩具を買い求めるファンにとっては一大事で、だったら最初からミラージュの名前で登場させてくれと言いたいのでござるよ!

と、云う訳で今宵はタカラトミーで販売されたビークール版ミラージュこと、赤のスポーツカー(B08、赤のスポーツカー、714円)の登場でござる!

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本品は2012年12月に日本販売された商品で、海外でボットショット商品として販売されたミラージュ(日本未販売)の成型色変更品でござるな。

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ボットショット版ミラージュは本来のイメージカーのであり、オルタネーターズ版リジェ(日本未販売)を思わすスポーツカーだったりするのでござるが、元々のボットショットの企画が低年齢層向け商品でのディフォルメで劇場版デザインでのディフォルメが子供向けしないという結果から名前やキャラクター関係は劇場版を主流にしてG1キャラのデザインで商品化されたものでござる?

G1デザインを主とするならミラージュのヴィークルモードはフォーミュラカーにすべきでござるが、劇場版ネタのヴィークルモードでありカラーリングはG1という版権逃れ的な商品でござる。

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確かに本品はディフォルメされたり、リアウィングが付けられているでござるがフェラーリ458・イタリアに似ており、劇中を意識したカラーリングでござる。

いや~、ビークールはトランスフォーマー色を控えて日本販売が行われたはずなのに、海外展開ではできなかった確信犯は、流石タカラトミーでござろうと評価したいでござる。

が、モトネタを明かさない事で商品化はグレーゾーンでござるが、ビークール版ミラージュのキャラクター設定まで記さないのは不親切だったりするでござるな?

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商品は、フロントバンパー部を押す事により、ロボットモードにびっくりヘンケイ!(自動変形)する商品であり、ロボットモード全体のイメージは劇場版ディーノぽいイメージながら頭部はG1系ミラージュを思わせるデザインでござる。

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ビークールでは劇場版やらオートボットディセプティコンとの対立は語られていないでござるが、せめて個人のキャラクター設定くらい記してほしいものでござる・・・

公式ホームページの更新も止まっているので、なんらかのフォローが欲しいでござるな?

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なお、胸部パネルのシールは海外版と異なっており、メーター、ボンネット開閉、おにぎり、の3種だったりするでござる。

ビークールでは胸部のエンブレムは感情表現(?)を表すとかなので、メーターがスピード自慢(?)、ボンネット開閉が荷卸しで休憩中(?)、おにぎりで腹ペコくん(?)だったりするのでござろうか?

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まあ、どちらにせよG1や劇場版ネタの性格を受け継いでいるとは考えにくいでござるが派手好きな性格なのでござろうな?

拙者も本品を購入前は赤いプラスチックの素体だと思っていたでござるが、成型色がメタリック仕様に成っていたのが驚きなのでござるよ!

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そう、ビークールはトランスフォーマー色を薄めて、元キャラネタを知らなきゃ楽しめないという、新参者をおいてけぼりにしていく展開よりも、新規の低年齢層に受け入れてもらいつつ、ネタを仕込む日本版販売戦略は評価したいのでござるが、もうすこしキャラクター情報を開放してもらいたいでござるよな?

それこそ、ミラージュディーノが同一人物(?)で商標上名前が違う等と云う事は普通の御仁の知るところではなく、混乱を招くだけなのでござるよな?

だいたい、最初から商品化できない名前を採用する映画制作側にとっちゃ玩具販売の前提で映画話つくる意味を知ら無すぎているのでござるよ・・・

やはり、トランスフォーマーは玩具販売促進アニメであるべきでござる! (笑)


救急車呼んだろか?

2013-03-22 13:12:06 | ビークール

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ごきげんようでござる!

一般生活を送る中にて緊急車両に乗る機会はめったになく、拙者も消防車には乗ったことがないでござるが、パトカーと救急車には乗っていたりするでござる。 (笑)

早々頻繁に乗るものではないでござるが、今宵は救急車ネタで、タカラトミーより販売のビークール・シリーズより救急車(B02、救急車、714円)の紹介でござる!

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本品は2012年12月にタカラトミーから販売された一応トランスフォーマー商品でござるが、販売対象年齢からの販売戦略でトランスフォーマー色を前面に出さず、ビークールの新ブランドで販売されたでござる。

しかし、先行で販売された海外版はボットショットのカテゴリーで販売されたトランスフォーマー商品だったりするでござるな。

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さて、本品は一応、劇場版トランスフォーマーのラチェット(MA-02、オートボットラチェット、3675円)をイメージしているヴィークルモードでござるが、カラーリングはG1版(TFS通販、ラチッット、1700円+4PRS)のイメージで商品化されているでござる。

日本販売の本品は海外版(ボットショット、オートボットラチェツト、日本未販売)より塗装が強化され、フロントバンパー部分が銀色に塗装されているでござる。

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散々云われているでござるが、緑色の救急車よりい方が救急車に見えるので、本品のカラーリングは有難いでござるが、どうせなら車体側面に赤い線でもペイントしてもらえば、更にソレっぽくなるでござるな。 まあ、予備タイヤを塗装しなった点は評価するでござる。 (笑)

一応、低年齢層向き(対象年齢3歳以上)の商品でござるから、子供だましとは言え、それっぽい努力はするものだと思うのでござるよ?

そう・・・ 本品の販売価格を考えれば714円は若干高く感じるので、もう1~2箇所くらい塗装箇所を増やしてほしいものでござる。 (笑)

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さて、本品の特徴と云えばフロントバンパー部分を押す事で自動変形(びっくりヘンケイ!)するギミックであり、3頭身のディフォルメされたロボットモードでござる。

彼のロボット名は海外名と同じくラチェットだったりするでござるが、胸部のエンブレムのシール部分が変更されているので違いが分かりやすいでござるな。

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本品のロボットモードのデザインは劇場版ラチェットではなく、G1のアニメ作画版ラチェットの頭部でデザインされているでござる。

やはり、低年齢層には劇場版のデザインは不評の様でござるな。 (笑)

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本品の胸部エンブレムは手動の回転式で3種のイラストを表示する事ができるでござるが、海外版のようなゲーム要素がないのが残念でござるな。

更に言えば、塗装箇所も目を水色に塗り分けて欲しかったでござる・・・

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なお、ビークール版ラチェットの設定はパッケージ等のは記されておらず、ビークール公式HPの紹介では、どんな病気でも治すことが出来るお医者さんだそうで、いつも笑っているそうでござる。

ビークール設定ではオートボットVSディセプティコンの戦いはなく平和なロボット達が日常をおくる世界観のようでござる。

まあ、低年齢層向けの商品にロボット戦争を前面に持ち出すのは良くないとも思うので、コレはコレで有りでござろうな。 (笑)

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続いては日本版ビークールのオリジナル商品と言ってよい、ハイウェイパトカー(B13、ハイウェイパトカー、714円)でござる!

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本品は2013年1月に販売された商品で、救急車の成型色変更商品でござるな。

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拙者、海外の道路事情には詳しくないので分からないでござるが、確かに本品のヴィークルモードは道路公団のパトロールカーに見えなくもないデザインで、日本なら通用するであろうネタだなと感心したでござる。

ただ・・・

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モトネタが救急車で有る為に第一印象が都市伝説(?)である精神病院専用の黄色い救急車にしか見えないのでござるよな。 (笑)

無論、拙者も黄色い救急車には乗った事はなく、「頭大丈夫か? 救急車呼んだろか」とか「アホばっかり言っとると救急車がくるで?」と云われるネタも黄色い救急車がネタだったりするでござるが・・・

いまどきのチビッコには、黄色い救急車のネタは分からないでござるかな?

まあ、もっとパトロールカーぽく見せたいのであれば車体側面に白線を入れておくべきでござるよな。

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そして、ロボットモードの名前がパトロールラチェットだったりするでござる。

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残念ながらパッケージにもビークール公式HPにもパトロールラチェットの性格設定が記されておらず、ラチェットとの関係など分からないままでござる?

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過去にもラチェット系で黄色のラチェットが、マイクロン伝説版(MC-12、ラチェット・スーパーモード、2980円)とかアニメイテッド版(レスキューラチェット、日本未販売)で登場していたでござるが、どちらも同一人物のパワーアップ版とか別カラーなだけの存在だったりするでござる?

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胸部の回転するエンブレム3種も、なんとなく高速道路関係のネタなので日本人的には理解できそうなトランスフォーマーとは関係ないネタでござる。

拙者的にトランスフォーマー色を薄めて、新規購入者に分かりやすいネタで勝負するのは悪くないと思うでござるが、カラーリングには工夫してもらいたいのでござるよ。

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たとえば、基本的にパトロールラチェットの塗装部分はラチェットと同じであり、しかも色まで同じでござる。

ハイウェイパトカーを意識するなら手足の塗装部分は黒にするとかの工夫があってよいものと思うでござる・・・

そう、本品の見た目のカラーリングが一昔前のヒーロー風であり、いカラーリングのレスキューラチェット(BS02、レスキューカーとレスキュー基地、1554円)が加わったりとかやデザートタイプにゴールドバージョン等の別カラーが増えるのであれば、インドの山奥で修業した七色の変身ヒーロー風にも見えるので頑張ってほしいものでござる。 (笑)

・・・嗚呼、こんな妄想ばかりしていると黄色い救急車を呼ばれるでござるな。