ごきげんようでござる!
最近のオプティマスプライムは販売価格を抑える為にコンテナを牽引しない状態で商品化されることが多いでござる。
トラック部分だけだと何かマヌケな感じがするので如何にかしてほしいものでござるが、解決策の一つにディフォルメ化があったりするでござる。
今宵はビークールのトレーラーさん(B03、トレーラー、714円)こと、ビークール版オプティマスプライムの連続召喚でござる!
本品は2012年12月に販売されたシリーズ第一弾商品でトランスフォーマー色を薄められたパッケージで販売された商品であり、海外で先行販売されたボットショット版オプティマスプライム(日本未販売)の胸部シール等の一部仕様変更品だったりするでござる。
さて本品のデザインは劇場版オプティマスプライム(DA-03、オプティマスプライム・メックテックトレーラー、6825円)をイメージしており、コンテナを牽引しているというよりもトラックに直接コンテナを乗せているような感じでディフォルメされているでござる。
少々強引なデザインでござるが、軽トラックぽくも、これはこれで有りなデザインでござる。
惜しむらくは中央の車輪がダミーにされた事でござるが、転がし走行のは支障が無いでござる。
ロボットモードヘの変形は、フロント部分を押す事で、びっくりヘンケイ!(自動変形)する一発変形ギミックで、ロボットモードのデザインは初代G1版オプティマスプライム(01、コンボイ、3900円)をイメージしていたりするでござる。
やはり、低年齢層には劇場版デザインでのディフォルメは不評の様で親しみやすいG1デザインの方が良いのでござろう?
玩具を買うターゲット層に人気が無いデザインでは、玩具が売れないので劇場版デザインは不定されても仕方がないと思うでござるよ。 (笑)
日本の男児にトランスフォーマーが普及しにくい理由も、そこにありトランスフォーマー以上に魅力的なキャラクターが多数存在しており、トランスフォーマーが入りにくい状況が生じてしまっている事なのでござるよな。
故にトランスフォーマー色を薄め、ミニカー玩具扱いのビークールの販売方法は間違っていないと思われるでござるが、少々情報不足なのが残念でござる?
なお、海外販売のボットショット版オプティマスプライムの場合は単品販売仕様で塗装がメタリック塗装で目が黄色で塗装されていたでござる。
本品は海外で販売されたデラックス版(ボットショット、オプティマスプライム・ランチャー、日本未販売)の塗装パターンで緑色の目から水色に変更されているでござる。
更に、海外版ではゲーム要素が含まれた胸部エンブレムのシールが変更されたことが残念なのでござるよ! 日本版もじゃんけんバトル的なエンブレムを採用すれば良いのに、感情表現(?)を表すエンブレムだとか何とかで中途半端でござる?
さて、ビークール版オプティマスプライムの設定は、みんなから頼られる力持ちのトレーラーで、よく寝てパワー全開だそうでござる。
なお、公式HPの映像紹介では一人称が「私」で「トレーラーさん」と呼ばれているでござる。
変形の掛け声が「トランスフォーム」ではなく、「ヘンケイ!」なのは残念でござるが、低年齢層向けの場合は、分かりやすいキャラクターの方が好まれるので単純な性格設定の方が良いでござろう。
続いて、デラックス版のトレーラー基地(BS01、トレーラーとトレーラー基地、1554円)の登場でござる!
本品は2013年3月に販売された日本版商品で、ビークール版オプティマスプライムにトレーラー基地を同梱させたセット商品でござる。
なお、海外販売のボットショット版とはトレーラー基地(ランチャー)の成型色が変更されており見た目の違いが分かる商品でござる。
更に日本展開のビークールでは、オートボットとディセプティコンの対立には触れられていない為に軍団エンブレムはプリントされていないでござるが、本品にはデコレーションシールとして両陣営のエンブレムが付属しているでござる。
トレーラー基地はオプティマスプライムのコンテナをイメージしてろり、海外版ではコンテナ部と同じ色だったでござるが、何故か日本版では青色に変更されているでござる?
確かにこれで、軽トラック風の造形からトレーラーらしく成ったでござるが、本品のタイヤが後輪を除いてダミーだったりするのでござるよ、転がし走行には問題ないでござるが、造形的にタイヤがダミーだと萎えるのでござるよな・・・
部品数を減らして製造コストを抑えたいのも分かるでござるが、もう一工夫してほしいでござる。
なお、本品は付属するシールを貼らない状態で撮影してるでござる。
シールを貼る方が見栄えするかもしれないでござるが、拙者的には元の雰囲気を残したかったでござるな。
トレーラー基地はオプティマスプライム専用のドッキングメカでござるが、一部のビークールと連結可能だったりするでござる。
なお、単品販売のB03版とBS01版オプティマスプライムは、ほとんど同じであり胸部シールが異なるだけでござる。
販売時期が早い単品版を先に買ってしまった後なので、セット版のBS01版も買ってしまったでござるが、もっと本品の販売情報が早く先にセット版を購入していたらB03版は購入していなかったかもしれないと思うくらい同じ商品でござる。 (笑)
公式HPの方でもBS01版オプティマスプライムのキャラクター説明が省かれており何処が如何違うのか分からないでござるが、胸部パネルのシールがヴィークルモードのトレーラーは共通でござるが、トレーラー基地による攻撃(?)とトレーラー基地牽引の3種に改められているでござる。
なお、何故か本品に付属するシールに予備の胸部パネル用シールが用意されているでござるが、まったく同じデザインなのも不可解でござるな?
ハッキリ言って、B03版とBS01版の仕様をシールだけではなく塗装パターンも変えて欲しかったでござるが、本品の販売順序に関しては上手で、まんまと同じ商品を買わされてしまったでござるよ。 (笑)
さて、本品の本体(?)であるトレーラー基地のデザインは前輪が無く自走できるようなデザインじゃないでござる。
トレーラー基地を床に置いた状態なので砲塔部を押すとロックが外れて、左右に展開して基地モードに変形するでござるが、正面ゲートと左右の砲座は手動により展開させるでござる。
トレーラー基地の基地モードは青いでござるが、G1版オプティマスプライムのコンテナを展開した基地モードを意識したデザインに成っているでござる。
なお、トレーラー基地変形後はビークールをデッキに乗せる事ができるでござるが、ビークールを乗せたままヴィークルモードに変形できないでござる。
さて、基地モードでのギミックは、トレーラー基地を床に置いた状態だとロックが外れシューターをセットすることが出来、砲塔部押す事でビークールが射出できるでござる。
一昔前なら、これくらいでもミサイル発射ギミックとか付いていたでござるが昨今の安全対策でシューターギミックのみでござる。
少々ものたりないでござるが、これも時代なのでござろうな・・・
まあ、なにわともあれビークール商品は集めてなんぼの商品と云う事でござろうが、B03版とBS01版のどちらか一つしか買えない場合は、まよわずBS01版だけで買っても後悔はしない商品でござる。 (笑)