トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

冷遇されるフェラーリ?

2008-10-31 16:19:04 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

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ごきげんようでござる!

さあ今宵はフェラーリなネタでござる。

フェラーリと言えばイタリアを代表する高級車メーカーの代表でもあり、スーパーカーブームではランボルギーニと人気を二分したメーカーであり、トランスフォーマーでも商品化されているのでござるが、如何も扱いがランボルギーニ・・・カウンタックよりも冷遇されているのでござる?

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本日紹介する1987年に販売されたサイバトロン・スロットルボット部隊・探察員、チェイス(C-94、チェイス、500円)は、フェラーリに変形するといっても・・・

少々ディフォルメされており、チョロQ風なデザインでござる。

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ゆえに、車種が限定できない為に、フェラーリのみの表記でござる。 (笑)

スロットルボットは、プルバックモーター内蔵の「スーパーダッシュ!」ギミックを搭載したミノボットの後続商品なのでござるが、TVアニメ登場(?)は「トランスフォーマー2010」に、ゴールドバック(C-97、ゴールドバック、500円)の登場が初めてであり、本来「2010」商品として販売されるはずが、間に合わず「ザ・ヘッドマスター」商品として販売され、TVアニメにも登場した(?)はずのトランスフォーマーなのでござる。

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まあ・・・ ちょろQなデザインは悪くないのでござるが・・・

問題はフェラーリな事でござる。

そう・・・ スロットルボットにランボルギーニが無いのでござる。

通常のオートボット(カーロボット系)にフェラーリをヴィークルモードにもつトランスフォーマーが居ないのに、ディフォルメされたスロットルボットに在籍している事でござるな。

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まあ、ディフォルメ体型でないフェラーリBBに変形するダブルチェンジャー指揮官オーバードライブ(TFS通販、オーバードライブ、980円+2PTS)も存在するのでござるが、TVアニメにも登場せず、通販扱いであり、ダブルチェンジャーも戦闘モードに変形するも、カーロボット系ダイアクロン商品の廉価版のイメージが強い商品なのでござる。

しかも、同僚がサバンナRX7に変形するダウンシャフト(TFS通販、ダウンシャフト、980円+2PTS)と、セリカXXに変形するカムシャフト(TFS通販、カムシャフト、980円+2PTS)の国産車コンビであるから、浮きまくっているのでござるよ。 (笑)

まあ・・・ 御蔭で、肩身の狭くなったのかバイナルテック版では国産車のボディ(BT-12、オーバードライブfeat.ホンダS2000、5229円)で登場したでござる。

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さて、ロボットモードは「サルでもできる簡単変形!」であり、お世辞にも褒められるデザインではないでござる。

せめてパッケージイラストと同じく、両足が分割されていれば、少しは可愛らしいモノになっていたのでござるが・・・

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まあ・・・ 本品のセールスポイントは、ロボットモードでも走行可能な事であり、米国側から「変形が難ししぎる!」とクレームが来た為に簡単になり、次回作のヘッドマスターでは、コレでもか!ちゅーくらい手を抜いた簡単変形の主人公(C-101、クロームドーム、2300円)を生み出す事になるでござるな。

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さて、チェイスの性格は、スピードもさることながら、一度に3方向の遠方を見渡せる事ができ、我慢知らずで必要以上に熱心。 自慢グセがあるが人気があるキャラクターだそうでござる。

たぶんTVアニメにも登場していたハズでござるが・・・ 全く印象がないでござる。 (?)

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なお、フェラーリがランボルギーニと肩を並べるのは、1989年の「トランスフォーマー・V」にてフェラーリF-40に変形するブレイバー(C-322、ブレイバー、2300円)の登場を待つのでござるが、文字通りロードシーザー(C-323、ロードシーザー、6900円)の足として、ラスター(C-321、ラスター、2300円)と肩を並べる事になるでござる。 (笑)

う~む・・・ タカラはフェラーリに恨みがあるのでござろうか?


スクランブル合体 メナゾール

2008-10-30 21:29:27 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

さあ今宵は、デストロン軍団初の自動車部隊であるスタントロン(D-55、メナゾール、5500円)が合体するメナゾールの紹介でござる!

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本品は1986年に単品販売と5体セット販売の2種で販売されたスクランブルシティ商品でござる。 「スクランブルシティ」計画は、基地型トランスフォーマーと連動する合体ロボによるダイアクロン時代に企画された商品であり、米国ではSFデザインのトランスフォーマーに移行する過程で日本独自の展開で企画されたものでござるが、TVアニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマー」では当初、スクランブルシティ計画は登場せず、劇場版「トランスフォーマー・ザ・ムービー」を経て2010」~「トランスフォーマー・ザ、ヘッドマスター」に登場するでござるが、日本では当時「トランスフォーマー・ザ・ムービー」は公開されず、OVA「スクランブルシティ・発動編」が製作され、それによりスクランブルシティの全貌が描かれていたりする(?)のでござる。

なお、TVアニメにて、スタントロン部隊、命名の切っ掛けは、フレンジー(18、フレンジー、680円)が「いくらサイバトロンでも、あんな凄いスタントはできませんぜ。」の一言によるものでござる。

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スタントロン部隊指揮官の参謀、モーターマスター(D-50、モーターマスター、1980円)はトレーラートラックに変形する残忍な性格で、「ハイウェイの王者」と成る為に、コンボイ(01、コンボイ、3900円)の破壊を狙っているでござる。

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なお、モーターマスターにはTVアニメに登場しない、移動攻撃基地に変形でき、別売りのダイナザウラー(D-63、ダイナザウラー、4980円)と連結可能でござる。

移動攻撃基地にはスプリングによるカタパルトギミックが搭載されており、他のスタントロンを射出できるでござるが、車幅の広いブレークダウンは、ちとキツイかもしれないでござる。 (笑)

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メナゾールへの合体では、合体用プロテクターパーツを装着して胴体部となるでござる。

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スタントロン部隊斥侯、ブレークダウン(D-51、ブレークダウン、880円)はカウンタックLP500Sに変形する自意識過剰な兵士で、メナゾールの腕・足に自在に合体可能でござる。

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お次が、スタントロン部隊兵士、ドラッグストライプ(D-52、ドラッグストライプ、880円)でござる。 ヴィーグルモードもF-1ティレル6ホイラー、ちゅー異色の存在であり、負けず嫌いな性格でござる。

メナゾールでは腕や足に自在に合体可能でござる。

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スタントロン部隊4人目は、フェラーリ308GTBに変形するテロリスト、ワイルドライダー(D-53、ワイルドライダー、880円)でござる。

自らの無謀運転で他車に事故を起こさせる事を喜びとする性格で、メナゾールの合体では腕や足に自由自在に合体するでござる。

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最後が、ポルシェ928に変形するスタントロン部隊兵士、デッドエンド(D-54、デッドエンド、880円)でござる。

性格は陰気で、うぬぼれやでござるがサイバトロンとの戦闘には疑問を抱いているらしいでござる。 無論メナゾールの手足に自在に合体するでござる。

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スクランブル合体は共通規格のジョイントと規格サイズの合体ボディにより自在に手足を交換可能でござる!

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スクランブル合体兵士 メナゾール

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↑の合体例が、パッケージ(公式)写真の合体例であり、TVアニメでも同様の合体パターンで描かれていたでござる。

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本品のメナゾール頭部はマスク式で、モーターマスターの顔に被せる形式であり、武器はサイクロンガンとアイオナイザー・ソードでござる。

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なお、メナゾールの性格は、モーターマスターが他の4人に嫌われている為に、意志の疎通が出来ず、常に混乱し、対立する為に本来の力は出せず暴れまわるだけという、如何にも合体を嫌う米国人らしい理由で設定された性格(?)でござる。

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序でに言えば、当時の米国では、ロボットが剣を武器とする事は野蛮な行為とされていたのでござる。 

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まあ、ロボットチャンバラの様式美が銃社会である米国には理解できなかったようでござる。 (笑)

しかし・・・ 其の後・・・米国に訪れるニンジャブームが考えを一新させたでござる。

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なお、メナゾールの場合は、手足が似た様なシルエットなので、手足を入れ替えた合体パターンでも、ヌリカベ体型は変わらず、あまり意味が無いシステムでござるが、同じスクランブル合体機能を持つコンバットロン(D-69、ブルーティカス、5500円)等と、手足を交換する事により本領を発揮するのでござる!

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しかし!

やはり、交互合体は米国人には受け入れられなかったようで、交換合体を映像で確認できるのは、日本作品だけなのでござるな(?)。

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勿体無い話でござるが、チーム単位の合体は容認するが、混成チームの合体は拒否らしいでござる。

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ちゅー事で、人気が有っても合体によるリニューアルに恵まれない存在なのでござる。

まあ、米国の考えで一番いいのは、合体でなく分離による巨大トランスフォーマーだったらいいのかもしれないでござるな。 (笑)


トランスフォーマーにおけるポルシェの不思議?

2008-10-29 20:08:50 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

前回に続き、今宵も1986年に販売された、デストロン軍団スタントロン部隊より、ポルシェ928に変形するデストロン兵士・デッドエンド(D-54、デッドエンド、880円)の紹介でござる!

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本品は単品販売と5体合体セット(D-55、メナゾール、5500円)の2種類が販売され、本体の仕様には変更が無い商品でござる。

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さて・・・ デッドエンドのヴィークルモードはポルシェ928なのでござるが、ボディカラーはポルシェのイメージと遠くストライプ(シール処理)まで入っている、所謂「走り屋」仕様なのでござる。 まあ、悪役なのでソレも有りなのでござるが。

何故か、トランスフォーマーではポルシェ的というかポルシェの一番知名度が有るはずの・・・ 911とか930や934ちゅーポルシェらしい(?)デザインのトランスフォーマーが存在しないのでござる?

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そう! トランスフォーマーではポルシェ系のヴィークルモードに変形する商品は多いのでござる、一番有名なマイスター(6、マイスター、1800円)は、ポルシェ935ターボであるし、クリフ(13、クリフ、500円)もポルシェ924ターボ(?)でござる。 更に、ミネルバ(C-303、ミネルバ、1800円)とラビクレーター(C-350、OVA・トランスフォーマーZ、3786円)がポルシエ959であり、ゴーボッツ(日本名、スパイチェンジャー)のブロウアウト(日本未販売)もポルシェ959(風)だったりするでござえう。 なお、彼らには更にカラーバリエーションが多数存在する人気商品なのでござるな。

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う~む・・・ ヘッドライトの造形が難しくて逃げているのでござろうか。 (笑)

しかし、唯一ポルシェだな~と思われるフロント部分を持つトランスフォーマが、一人存在するのでござるが・・・ ソレがアクションマスターのキックオフ(日本未販売)なのでござる。 

そう!アクションマスターであるからヴィークルモードに変形できないので、ポルシェとはカウントできないのでござるよ。 (笑)

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まあ、他にもポルシエをモチーフにしたトランスフォーマーは存在するのでござるが、商標上スポーツカーとかレースカー等の表記になっているでござる。 無論、この中にも930等の特長のあるヘッドライトを再現していないのでござる。 (?)

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さて、本品は他のスタントロンと合体し、メナゾールとなるのでござるが、デッドエンドは、腕や足に自在に合体するでござるが、TVアニメでは左腕を担当したでござる。

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ロボットモードの変形はブレークダウン(D-51、ブレークダウン、880円)と同じであり、面白味の無いデザインでござるが、ポルシェ928に似つかわしくないカラーリングでも、デストロン兵士としてみれば、実に似合った印象深いカラーリングでござる。

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が! 何処で如何間違ったのか、バイナルテック版デッドエンド(BT-05、デッドエンドfeat.ダッジバイパーコンペテーションクーペ、5229円)のカラーリングはワイルドライダー(D-53、ワイルドライダー、880円)ぽいのでござるな?

まあ・・・ ストライプと顔の色はデッドエンドをイメージするモノでござるが・・・ 何か納得がでござるな。

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因みにTVアニメでのイメージは部隊行動が多い為に、銀行強盗と典型的なヤラレ役だったくらいしかイメージが無いでござる。

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しかし、ポルシエ928として見れば変なカラーリングでござるが、スタントロン部隊としてみれば、配色的には良いカラーリングでござる。

まあ、ドイツ車の版権は取りにくいのか(?)、ここ最近はポルシェぽいデザインのトランスフォーマーが現れないので、ポルシェ986風のデザインで、リメイクしてもらいたいものでござるな。 (笑)


トランスフォーマーではカウンタックが人気らしい?

2008-10-28 18:01:00 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

今宵は1986年に販売された、カウンタックLP500Sに変形するデストロン軍団スタントロン部隊斥侯、ブレークダウン(D-51、ブレークダウン、880円)の紹介でござる!

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本品は単品販売と合体セット(D-55、メナゾール、5500円)の2種が販売されたスクランブルシティ商品でござる。

スクランブルシティ計画の雛形はダイアクロン時代に出来上がっており、日本主体で開発された商品であり、TVアニメの登場は「戦え超ロボット生命体 トランスフォーマー」から「トランスフォーマー・2010」「ザ・ヘッドマスターズ」までと後半は背景だったりメナゾールの右足だったりと散々な扱いでござるが、比較的顔出しの多い手足担当のスクランブル兵士だった気がするでござる。

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まあ・・・ それも、彼のヴィークルモードがカウンタックLP500Sである事から、ロボットモードよりも、ヴィークルモードの方が印象が深い御仁も多い事でござろうな。 (笑)

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そう! 「トランスフォーマーではカウンタックが人気!」らしいのでござるな。 (笑)

まあ、カウンタックと言えば、スーパーカーの代名詞でござるし、スーパーカーブームを経験した御仁であれば御子様でも知っている認知度の高い車でござるな。

しかし、認知度が高い=人気が高いと呼べるのか分からないでござるが、トランスフォーマーではカウンタックをヴィークルモードとしたキャラクターが多いのでござるよ。

商品展開上、子供に人気のある車種をチョイスする事は分からないでもないでござるが・・・ ちとカウンタックは多いのでござる・・・ そう・・・ スーパーカーブームを体験した御仁であれば・・・ ランボルギーニ・カウンタックLP500Sのライバルはフェラーリ・BBである図式が刷り込まれているにもかかわらず・・・

トランスフォーマーでは、フェラーリ・BBの商品化はカウンタックLP500Sよりも少なく、知名度の高い人気キャラが存在しない(?)事なのでござるな。

う~む・・・ タカラの開発陣にはランボルギーニ派が多かったのでござるかな?

そういえば・・・ F1でも知名度でいえば、フェラーリ・チームの方が代名詞だったりするのでござるが、フェラーリ風のカラーリングを持つF1系トランスフォーマーが存在しないのも謎でござるな?

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まあ、スタントロン部隊の同僚にフェラーリ308GTBに変形するワイルドライダー(D-53、ワイルドライダー、880円)が居るのでのでござるが、彼もフェラーリのイメージカラーのじゃないボディカラーなのでござるな。 (?)

う~む・・・ ブレークダウンも、イメージカラーであるとか黄色では無いのは、ランボル(3、ランボル、1600円)やサンストリーカー(VSZ、サンストリーカー・スキッズVSバズソ、3980円)との差別化で有るだけに謎でござる。 ・・・まあ、一応は悪役でござるから実車メーカー側に配慮してイメージカラーを使用しなかった事が大きな理由でござろうか。 (笑)

80年代は割りと実車の商品化には規制が緩かったのでモデルの車種をそのまま書き込める大らかな時代だったのでござるな。

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そう・・・ 現在なら、自社の車にデッカイ武器を取り付けた敵側商品であれば、そうそう簡単に許可が降りるものではなく、バイナルテックでは、商品化最大の難所は実車メーカー側の許可だったようでござる。 (笑)

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さて、ブレークダウンモーターマスター(D-50、モーターマスター、1980円)を中心に手・足となった他のスタントロンと共に合体し、メナゾールと成るのでござるが、手足となるスタントロンは自在に合体位置を変えるでござる。

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しかし・・・ スタントロンの合体はシルエット的に変化が無いために、TVアニメ等では右足担当でござる。

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ロボットモードのデザインは、お世辞にも特徴が有るといいがたく、TVアニメの作画イメージとは異なるでござる。

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まあ、それでも規格サイズの合体モードに収めつつ、他のスタントロンとは差別化の変形方法の後輪が内側に折りたたまれるロボットモードは評価したいでござる。

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無論、ブレークダウンの人気は、自惚れ屋な性格だが、チーム全体の事を考えているソコソコいい人でったりするでござるが、メナゾールとしての合体が一番高いと思われるのでござるが、如何やら海外でもカウンタック人気があるのか・・・ 1994年には未販売に終わったG2版メナゾール(未販売)より、本品の成型色を変更したG2版ブレークダウン(日本未販売)が海外イベント販売で販売されていたりするのでござるよ。 更に、日本未販売のアクションマスター版サイドスワイプ(日本名、ランボル、日本未販売)の頭部を取り替えた成型色変更品のブレークダウン(日本未販売)も2004年にイベント販売されているので、ロボットモード人気よりもカウンタックである事が大事なのか、海外ではイベント限定販売品の定番となっているようでござる。 (?)

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まあ、カウンタックはLP400もLP500Sも含めて、ダイアクロン・トランスフォーマーだけでなく、他のメーカーでも変形ロボや合体マシーンとして登場しているので、人気は高い事が証明されているでござる。

しかし・・・ 拙者はアマノジャクな性格なので、人気が高いモノであれば、有るほど嫌い(?)になる傾向が有ったりするので、カウンタック一色の商品展開は嫌だったりするのでござるな。 (笑)

ちゅー事で、拙者とすれば同じスーパーカーを商品化するのであれば、偏らず満遍なく商品化してもらいたいものでござるよ。 (笑)


汎用性の高いオートボットボディ!

2008-10-27 23:31:05 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

前回に続き、今宵は「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版サンストリーカー(C-07、サンストリーカー、2310円)の紹介でござる。

Photo_26 本品はダイアクロン商品より転生した、G1版サンストリーカー(VSZ、サンストリーカー・スキッズVSバズソー、3980円)をTVアニメやコミック版のイメージでリニューアルした正統派と呼ぶべき商品でござるが、ヴィークルモードはカウンタックLP500Sではなく、架空のスーパーカーでござる。

まあ、今の御時世を考えれば実車をモデルにするには版権上しかたがないでござるが、黄色いスーパーカーという記号だけでも、サンストリーカーに見えてしまうのでござるから、リニューアルされたデザインは成功でござるな。

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まあ、オプションパーツのエアダクトとかリアウィングがメッキ処理された事で、よりスーパーチューニングなイメージでござるな。

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そう! 本品は同じくカウンタックLP500Sに変形していたG1版ランボル(4、ランボル、1600円)のリニューアルデザインである変形×2版ランボル(C-09、ランボル、2310円)と共通ボディなのでござるな。

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それを、やや不自然な追加パーツにより、旧デザインぽい差別化に成功しているでござるな。

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更に本品には追加パーツ接続用のジョイントが設けられているために、ランボル以外のも、赤色灯を装備した、ファイヤーチーフ使用のアラート(5、アラート、1600円)とかパトカー仕様のクランプダウン(91、クランプダウン&92、ディープカバー、6000円)、装備が無くカラーバリエーションだけでも、タイガートラック(90、タイガートラック、4000円)やディープカバーの様な定番は可能だろうし・・・ 更にデストロン兵士のブレークダウン(D-51、ブレークダウン、880円)も可能性は高いでござるが、強引に設定すれば、ラスター(C-321、ラスター、2300円)やホイルラン(C-334、レースカーパトロールチーム、800円)、ネオホイール(TF-03、シックスターボ、2500円)などなど流用の利きそうなボディでござる。

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付属の武器は車体裏に取り付けて排気管としている為に余剰パーツは出ないでござるが、天井部のジョイントを使用すれば、大型武器等も搭載したバリエーションも期待できそうでござる。

まあ、カウンタック系に拘らなければ更にバリエーションが増やせる汎用性の高い設計なのでござるな。

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そう・・・ その汎用性ボディはロボットモードでも現れており、頭部デザインはTVアニメ・アメコミ版のデザインを受け継いだ専用造形品でござるが、胸部は前後入れ替えによるリバーシブル仕様なのでござるな。

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そう・・・ このリバーシブルなボディにより、ランボルと異なるシルエットを再現しているのでござる。 

う~む・・・ コレはバリエーションを増やす意味では優れた設計でござるな。

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しかも! 胸部回転による頭部のオートモフギミックは泣かせるでござるな。

なお、本品付属の武器は銃(名称なし)は手持ちの他に肩にも接続できバリエーショが増やせる設計でござる。

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が・・・ 肩に装着すると、手持ち武器が一切なくなるでござるが、サンストリーカーのキャラクター性を考えれば素手でも間違いでないのでござるな。 (笑)

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なお、本品の可動範囲は満足の行くものでござるが、脚部に踵なりストッパーが有れば、接地性が良かったのでござるが、コレは今後販売されるバリエーションで改修されないものでござろうか?

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まあ、この脚部の向きを変えても、さほど違和感の無いデザインとなるので、リバーシブルなボディとオプションパーツを併合し、新造形のリバーシブルな頭部を使用すれば、スペースパンチカウンターパンチ(C-111、ダブルパンチ、1980円)の様なリバーシブル仕様のトランスフォーマーにする事もできるでござるな。 (笑)

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さて・・・ 本品・・・サンストリーカーの設定はG1サンストリーカーと同じ設定を共有(?)している為に、ボディはポリマー鋼製で、武器は「専用地対空誘導ミサイル」なのでござるが・・・

無論、そのようなミサイルは付属していないのでござるよ。 (笑)

せめて武器設定くらいは変えても良かったのではないでござるかな?

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しかし、本品は頭部や武器・装備品を変える事を前提とした設計でござるから、今後どれだけのバリエーションが生み出すのか非常に興味深い商品でござる。

いや、本当に本設計者には表彰したいでござるな。 (真剣!)