ごきげんようでござる!
さあ今宵はフェラーリなネタでござる。
フェラーリと言えばイタリアを代表する高級車メーカーの代表でもあり、スーパーカーブームではランボルギーニと人気を二分したメーカーであり、トランスフォーマーでも商品化されているのでござるが、如何も扱いがランボルギーニ・・・カウンタックよりも冷遇されているのでござる?
本日紹介する1987年に販売されたサイバトロン・スロットルボット部隊・探察員、チェイス(C-94、チェイス、500円)は、フェラーリに変形するといっても・・・
少々ディフォルメされており、チョロQ風なデザインでござる。
ゆえに、車種が限定できない為に、フェラーリのみの表記でござる。 (笑)
スロットルボットは、プルバックモーター内蔵の「スーパーダッシュ!」ギミックを搭載したミノボットの後続商品なのでござるが、TVアニメ登場(?)は「トランスフォーマー2010」に、ゴールドバック(C-97、ゴールドバック、500円)の登場が初めてであり、本来「2010」商品として販売されるはずが、間に合わず「ザ・ヘッドマスター」商品として販売され、TVアニメにも登場した(?)はずのトランスフォーマーなのでござる。
まあ・・・ ちょろQなデザインは悪くないのでござるが・・・
問題はフェラーリな事でござる。
そう・・・ スロットルボットにランボルギーニが無いのでござる。
通常のオートボット(カーロボット系)にフェラーリをヴィークルモードにもつトランスフォーマーが居ないのに、ディフォルメされたスロットルボットに在籍している事でござるな。
まあ、ディフォルメ体型でないフェラーリBBに変形するダブルチェンジャー指揮官オーバードライブ(TFS通販、オーバードライブ、980円+2PTS)も存在するのでござるが、TVアニメにも登場せず、通販扱いであり、ダブルチェンジャーも戦闘モードに変形するも、カーロボット系ダイアクロン商品の廉価版のイメージが強い商品なのでござる。
しかも、同僚がサバンナRX7に変形するダウンシャフト(TFS通販、ダウンシャフト、980円+2PTS)と、セリカXXに変形するカムシャフト(TFS通販、カムシャフト、980円+2PTS)の国産車コンビであるから、浮きまくっているのでござるよ。 (笑)
まあ・・・ 御蔭で、肩身の狭くなったのかバイナルテック版では国産車のボディ(BT-12、オーバードライブfeat.ホンダS2000、5229円)で登場したでござる。
さて、ロボットモードは「サルでもできる簡単変形!」であり、お世辞にも褒められるデザインではないでござる。
せめてパッケージイラストと同じく、両足が分割されていれば、少しは可愛らしいモノになっていたのでござるが・・・
まあ・・・ 本品のセールスポイントは、ロボットモードでも走行可能な事であり、米国側から「変形が難ししぎる!」とクレームが来た為に簡単になり、次回作のヘッドマスターでは、コレでもか!ちゅーくらい手を抜いた簡単変形の主人公(C-101、クロームドーム、2300円)を生み出す事になるでござるな。
さて、チェイスの性格は、スピードもさることながら、一度に3方向の遠方を見渡せる事ができ、我慢知らずで必要以上に熱心。 自慢グセがあるが人気があるキャラクターだそうでござる。
たぶんTVアニメにも登場していたハズでござるが・・・ 全く印象がないでござる。 (?)
なお、フェラーリがランボルギーニと肩を並べるのは、1989年の「トランスフォーマー・V」にてフェラーリF-40に変形するブレイバー(C-322、ブレイバー、2300円)の登場を待つのでござるが、文字通りロードシーザー(C-323、ロードシーザー、6900円)の足として、ラスター(C-321、ラスター、2300円)と肩を並べる事になるでござる。 (笑)
う~む・・・ タカラはフェラーリに恨みがあるのでござろうか?