トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

実は日本通らしい?

2010-04-15 23:48:52 | TF・CROSSOVERS

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ごきげんようでござる!

アメリカンヒーロは日本と違い多くの作家により作られる為に登場作品やシリーズ毎に多少の違いがあり、観る作品によってはイメージが全く異なっている場合もあるでござるよな?

今宵はマーベルヒーローとトランスフォーマーの夢のコラボレーションによる「TRANSFORMERS CROSSOVERS」より4WDに変形するウルヴァリン(マーベルクロスオーバー、ウルヴァリン、3675円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2008年にマーベルヒーロとトランスフォーマーのコラボレーション商品としてハズブロが米国展開で製作した商品でござるが日本でもトミーダイレクト経由ではなく直接タカラトミーより販売される事になったシリーズ第2弾商品でござる。

商品は海外使用と同じパッケージに日本語表記の商品名、バーコードを貼り付けた商品でござるが説明書は海外仕様のままでござる。

はっきり言って日本販売は、マーベルヒーロ系映画公開の便乗であり、コレクターアイテムを狙ったものでござるが、日本市場でのアメコミの認知度とトランスフォーマーとのコラボレーションによるイロモノ玩具の需要を誤ったシリーズでござるよな。

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しかし!

本品の完成度はイロモノ玩具で片付けてしまうほどチープな商品ではなく、大味な造形ながら無駄に完成度が高い商品なのでござる。

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なお、拙者は「X-メン」の事は詳しくないので、本デザインの4WDがシリーズ本編に登場したものか分からないでござる?

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しかしまあ、拙者のもつウルヴァリンのイメージと4WD車の組み合わせはイメージ通りなので然程わるくはない商品でござる。

が、ヴィークルモードは転がし走行以外のギミックはなく、予備タイヤ2個も一体成型だったりクリアパーツを使用していないなど大味な商品でござるよな。

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なお、メックモード(ロボットモード)の変形工程は差ほど難しくないのでござるが、如何も説明書の変形順序に誤りがあるようで、腰部のジョイントを外すのに苦労したでござる。

まあ、英文表記とイラストのみの変形指示では如何しても分からない箇所が出てくるものでござるよな?

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海外販売品と全く同じ説明書の方がいいというコレクターも居るでござるが、拙者としては日本で販売するのであれば、キャラクター説明と世界感を記した日本語表記のカタログ兼説明書を付属させるほうが商品の魅力を付加させるモノだと思うし、なおさら一般の日本人に販売するのであれば必須だと思うのでござるよ。

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そう!

本品のメックモードのアレンジは素晴らしいの一言に尽きるのでござるよ。

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本品はアイアンマンMr.ファンタステックが共同開発した機械化スーツだそうでござるが、能力設定が無い為に大きさがわからず、等身大機械化スーツなのか自動車大機械化スーツなのかわからないでござる?

まあ、等身大機械化スーツであれば中身の人体構造は無視なので自動車大でござろうな。 (笑)

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商品ギミックはウルヴァリン最大の特徴であるアダマンチウム製の爪がスプリングにより飛び出すのでござるが・・・

米国安全基準の為に残念な造形になっているでござる。

しかし、アダマンチウム製の爪は米国製にも関わらず軟質パーツではなくプラスチック製である事は評価したいでござるよな。 (笑)

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なお本品は、「X-メン」仕様のウルバリンをモデルにしていると思われるのでござるが、拙者は割と好きな商品でござる。

まあ、本品にも茶色の別カラーが存在するのでござるが、ソチラは日本未販売でござるな。

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本品は変形ロボット玩具好きの琴線に触れる商品で購入意欲も湧くでござるが、日本の多くのアメコミファンや一般人はイロモノ玩具ではなく劇中と同じ造形のアクションフィギュアなどの方に触手が向くでござるよな。

故に、本品の日本販売は間違いだと思うでござるが、拙者的には無謀にも販売してくれたタカラトミーには感謝したいでござるよ・・・ ただ、これで販売戦略を間違えず少数販売にしてシリーズを続けてもらえば更に好かったと思うのでござる。

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しかしまあ、次のウルヴァリンの映画で日本が舞台になれば、またイロイロと日本のマスコミが中身も知らずに勘違いして踊らされるのでござろうな~


灰色な緑の超人

2010-02-22 00:18:19 | TF・CROSSOVERS

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タカラトミーは商売が下手でござる!

玩具技術は最高水準でも有るのに、販売方法に問題が有り売れない商品が続出するでござる。

にもかかわらず、売れるはずの商品は在庫を恐れて大量販売しない要領が悪いメーカーなのでござるよな?

まあね、拙者もタカラ時代よりタカラの玩具に育てられてきた訳でござるから、商売は下手でもファンを大事にするメーカーなので全面的支持もしているし、タカラトミーに新生してからもタカラトミーの株を買おうかと本気で考えた事もあるのでござるが・・・ タカラトミーに成った事で、更に商売が下手になったとしかいえない販売戦略にはファンとして涙するしかないでござるよな。

今宵は商品の完成度は高いが、販売戦略で大失敗し玩具売り場の守護神、投売りセールの定番品となった「TRANSFORMERS CROSSOVERS」のグレイハルク(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、グレイハルク、3675円)の紹介でござる!

Photo_13 本シリーズは2008年に映画やコミックで活躍する米国のマーベルヒーローとトランスフォーマーのコラボレーション玩具で、企画を推進したのはハズブロ側で、タカラトミーは玩具設計などに協力したくらいなのでござるが、映画「TRANSFORMERS」の公開や「スパイダーマン」「アイアンマン」などの日本公開に便乗して日本でもトミーダイレクトによる輸入商品ではなく、制式にタカラトミー商品として、海外仕様のパッケージに日本語表記のシールを貼り付けたたけで販売されたのでござるよな。

便乗商品とは言え、明かに説明不足な商品で、何故にマーベルヒーローが変型するのか、世界感的にトランスフォーマーとの関連などなど日本語で一切説明されていない商品でござる。

更に、関連映画が公開されたとはいえ、アメコミ関連のヒーローは日本産ヒーローより知名度が低く、ドチラかと言えばマニアックなコレクター商品を、モトネタを知っている前提でそのまま一般販売してしまった商品なのでござるよな。

せめて、日本語で書かれた世界観やキャラクター紹介を記載した小冊子(カタログ兼ブックレット)を封入してくれていれば・・・ 新規ファンにも優しい商品になっていたのでござるが・・・ 説明書でさえ、英文表記のままでござる・・・ まあ、英文のままの方がコレクター性の高い付加価値でござるが、本品は海外販売商品ではなく、制式日本販売商品なので日本版としての希少価値を謳う方がコレクション性を高めると思うのでござるよな?

そう、わざわざ英文表記のパッケージや説明書に日本語表記(対象年齢15歳以上・など)のシールを貼る手間を考えれば、新規で製作したほうが安上がりだったのでは・・・ と疑問に思うのでござるよな?

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本品はシリーズ第1弾商品として販売されたハルク(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、ハルク、3675円)の成型色を変更しただけのシリーズ第2弾商品なのでござるよ。

流石に米国流通と同じ販売順とはいえ・・・ シリーズ第2弾4体中2体は成型色変更品で構成されては、ただでさえ日本での成型色販売品の売れ行きが悪いのにシリーズ2発目で、マイナーな別カラーリング商品を持ってこられたら販売は厳しいのは当たり前なのに何故に気が付かないのでござろうか?

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まあ、一応商品パッケージはハルクと異なるイラストを使用しているとはいえ、付属の説明書は同じものなのでござるよな。

説明書には拘らない米国らしい簡素な説明書こそ手を加えれば、商品イメージは変わり過去のミクロマンや変身サイボーグなどなどのように、付属小冊子のイメージで世界が作られていくものでござるよ。

しかしまあ、現在は既存キャラクター商品の販売目的を意図した創作物は契約違反になり著作権の侵害とかで違約金も発生する契約社会でござるから、下手に商品イメージを伝える事が出来ない場合もあるのでござるよな・・・ 嫌な時代になったものでござるよ。

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さて、ハルクと言えばガンマ線を浴びて体質が変化した緑肌の超人で緑色のイメージが強いでござる。

拙者もアメコミ関係は強い方ではなく、テレビシリーズの「超人ハルク」のイメージが強いでござるから灰色ボディのモトネタは分からないでござるよな?

まあ、多くの日本人は本品を見てグレイハルクの存在を知ったのではないでござるかな? (笑)

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何でもグレイハルクの名前は通称のようで、商品はコミック初登場時をイメージしたものだとか・・・?

う~む・・・ ハルクのコミックって初版はモノクロだったのでござろうか。 (笑)

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しかしまあ、メックモード(ロボットモード)のイメージは一目ぼれするほどのアレンジが逸品なハルクの成型色変更品でござるから、イメージが少々違っても本品の変型ロボット玩具としての完成度は変わらない一品でござるよな。

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なお、拙者の購入したグレイハルクは右目が塗装ミスで一部塗られていないのでござるが、幸か不幸かこれが瞳の様に見えてしまう奇跡のレア仕様(笑)なのでござるよな。

これはこれで得したような気がするでござるが、設定上はMr.ファンタステック(未販売)とアイアンマン(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、アイアンマン、3675円)がハルクの為に共同開発したメカニカルスーツ(強化服?)だそうでござる。

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なお、メカニカルスーツといっても等身大のものから有人型巨大ロボットまで様々でござるが、本品には大きさの記載が無いので正確な大きさが分からないでござる?

しかも、グレイハルクの設定自体ハルクと共通でござるから、カラーリングの違いによる特別な設定が存在しないカラーバリエーション商品でござる。

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ハッキリ言って日本での販売は、早まったでござるよな。

この手のカラーバリエーション商品は、ファンとしては好く販売したとメーカーを褒め称えるべきでござるが・・・ なにも通常販売でなく少数限定販売でも良いような気がするのでござるよ?

そりゃ知名度の無いバリエーション商品を販売すれば、販売価格の関係と合間って一般人には売れないくらいの計算はできなかったのでござろうか?

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御蔭でシリーズ全体は不良在庫で、第3弾の日本販売は無くなったでござる・・・

せめて、キャプテンアメリカ(日本未販売)くらいは限定販売で発売してほしかったものでござるが・・・ 完成度が高いだけに残念でござるよな。

う~む、何故にトミーダイレクト扱いで少数販売しなかったのか謎でござる?

まさか・・・ ハズブロに不良在庫を掴まされて、タカラトミーが経営不振になった後にハズブロに吸収される算段でもあるのじゃないだろうかと疑いたくなるほど、販売戦略や商品仕様を間違えているのでござるよな。 (笑)

いや~ ホントにタカラを支持するファンの一人としては心配でござる。

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因みに本品はハルクより、塗装箇所が減らされており全体的に安ポク見えるのでござるよな?

しかしまあ、グレーの成型色の強みは緑色より、上塗り塗装などもし易いから改造には適していたりするのでござるよな。 (笑)

まあ本品は、「騙されたと思って買え!」な商品なので、かならず後悔はしない商品でござる!

なお、本品はハルクと同じくメックモードのパッケージ写真が間違っているので、かなり印象が悪かったりするのでござる。 

そう! パッケージ写真は商品の顔であり、各媒体で紹介される大事な写真でござるからプロのカメラマンが撮影していたりするのでござる・・・ が、写真はプロでも玩具は素人でござるから、変形間違いなどのミスが生じるようでござる。

パッケージ写真の間違いが改善するだけでも第一印象で購買意欲が変わる訳でござるから、企業努力として頑張ってもらいたいのでござるよな。

まあ、パッケージ写真より完成度が低ければ詐欺でござるが、パッケージ写真より完成度が高いと嬉しいのは認めるでござるが・・・ 買って見なきゃ、商品の完成度を知る事が出来ないのは勿体無いでござるよ!


ファイヤーボーイ

2009-09-03 16:07:05 | TF・CROSSOVERS

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ファイャーーーーーー!

なな何と! アメコミの最王手であるマーベルが事も有ろうにディズニーに約40億ドルで買収されたというニュースが飛び込んできたでござる。

う~む・・・ 拙者は米国の出版社事情は詳しくないのでござるが、まさかディズニに買収されようとは・・・

ファミリー層のディズニーとマーベルヒーローとじゃ客層が異なると思うのでござるが・・・

米国の自由と平和と安全を守るマーベルヒーローを買収するとは・・・ ディズニー恐るべしでござるな。

と・・・ 言う事は、マーベル関係の著作権等も厳しくなり、気軽なコスプレや同人活動もできなくなるわけでござるか・・・ 米国のファンの皆様方も厳しい状況に置かれる訳でござるな。

ふむ・・・ となると、ディズニーランドでマーベルヒーローによるヒーローショウの実演も行われるわけでござるが・・・ 暴力表現を避けていたディズニーの方針でマーベルヒーローも大人しくなるのでござろうか?

まあ、その心配は米国のファンに任せておくとして、今宵は2008年に販売の「トランスフォーマー マーベルクロスオーバー」より、ジェット機に変形する、ヒューマントーチ(ヒューマントーチ、3675円)の紹介でござる!

Photo_2 本品はハズブロより販売された、「トランスフォーマー」と「マーベルヒーロー」のコラボレーション企画であり、マーベルヒーローがヴィークルモードに変形する原作を全く無視した玩具オリジナル商品であり、海外パッケージのまま日本語表記の商品名とバーコードを貼り付けた商品でござるが。

付属の設計書は日本語表記ではなく、英語表記でそのまま封入されていたりするでござる。

まあ、本品の対象年齢が15才以上とされているでござるが、国内販売を行うのであれば、日本語の説明書を用意するのが普通なのでござるが・・・

国内販売側が英文のままのほうがカッコイイとかオシャレとか勘違いしたのか手抜きなのか分からないでござるが、不親切と思える商品仕様が反映されて国内販売は苦戦したものでござる。

まあ、映画にもなったアメリカンなヒーローなので一般人の知名度も有るのでござるが、そもそも一般人が欲しがる玩具とは、劇中と同じものなので、劇中と異なる玩具オリジナルのアクションフィギュアは問題外であり、何故に変形する必要性があるのか疑問でござろうな。

しかも、日本語による商品説明もなにも無い、マニア向け商品を一般人に販売しようと、大量出荷したタカラトミーの販売戦略が見事にハズレたシリーズでござる。 (笑)

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しかし、本シリーズはマーベルヒーロー商品としてはゲテモノ(?)でござるが、変形ロボット玩具としてみれば完成度が高い商品なのでござるよな。

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そう! ヒューマントーチは拙者が好きな「ファンタステック・フォー」の最年少メンバーで、身体より高熱を発し、炎を纏いて空を飛ぶ超能力者なのでござるよな。

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故にヴィークルモードも燃え盛るイメージのジェット機で、炎を噴出している視覚的な造形までほどこされているでござる。

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商品設定では、ミスター・ファンタステックアイアンマンが共同開発した強化服(メカニックスーツ)だそうでござるが、大きさまでは記載されておらず、等身大のパワードスーツなのか巨大ロボットなみのパワードスーツなのか不明でござる?

なお、ジェット機のデザインは劇中(原作)に登場したジェット機なのか不明でござるが、設定上はヒューマントーチ自信の火力を動力源に変換して動くようでござる。

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商品はファイヤーブラストをイメージしたエフェクト型のミサイルが付属しており、スプリング方式で発射可能でござる。

惜しむらくは本品は飛行形体で製作されている為に着陸脚が造形されていない事でござるな。 (笑)

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さてさて、ロボットモードは変形方法が少々複雑なものの、プロポーション及びロボットアレンジはなかなか面白いと思うのでござるが・・・

「ファンタステック・フォー」のヒューマントーチと呼ばれてしまうと、少々キツイ印象があるでござるよな。 (笑)

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原作と言うか「ファンタステック・フォー」のイメージは青色の全身タイツでござるから、炎を纏った状態よりも、青色に塗装していても違和感が無かったのではないでござるかな?

まあ、本品の成型色はクリアオレンジで成型されており、オレンジ色で塗装されているのでござるから、塗装変更は可能だと思うでござるが・・・

と、言うか・・・ 元々青色前提のカラーバリエーション仕様として設計されていたのでござろうか?

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なお、本品の胸部にある④は頭部及び胸部パネルを開く為のスイッチであり、④の模様でなければ別キャラクターで通用しそうなデザインでござるよな。 (笑)

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まあ、商品としては両腕のミサイル発射ギミックと、最低限の可動は保障されており、ジェット噴射な踵パーツのおかげで接地性は高いでござる!

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しかし・・・ 本品の首がボールジョインでないことと、腰部分には接続ジョイントが無いため、ハズレやすい欠点があり、腰にも可動軸があるのでござるが、拙者の購入物は硬くて動かないのでござるよな?

まあ、破損の恐れがあるので、無理に動かしていないのでござるが・・・ 動かないように改修しているのでござろうか?

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まあ、ちょっとした欠点があるものの、肩の可動を工夫すれば可動範囲が広がるので工夫次第では遊べる商品でござる。

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なお、拙者の場合は「ファンタステック・フォー」と呼ぶよりも「宇宙忍者 ゴームズ」と呼ぶ方がシックリしており、ヒューマントーチよりも、ファイヤーボーイと呼んでしまうのでござるよな。 (笑)

そう! オプティマスプライムと呼ぶよりもコンボイと呼ぶ方が日本人として当然の美学でござる。

だからと言って、ヒューマントーチを不定している訳ではないでござるよ!

名前はお国柄と時代背景を象徴するものなので、文化として残していきたいのでござるな。

故に、版権元の都合で統一され、それ以外は無かった事にされるのが不満なのでござる。

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なお、惜しむらくは、商品の完成度の高さと裏腹に販売が伸びずにいたおかげで、日本では打ち止めとなった事でござるよな。

拙者も「ファンタステック・フォー」の4人が揃う事を期待していたのでござるが、明らかに販売方法を間違った故の結果としか云えないでござる。

素直に、トミーダイレクト経由でマニア向けに販売していれば在庫を抱え込む事は無かった商品なのでござるよな。 (うん!)

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因みに、拙者の地元の玩具店では当時、本シリーズを店頭入荷するか如何かで相談された事があるのでござるが・・・

「拙者なら買うが、一般人が買うような商品か分からないので、入荷数は最低単位か客注にすれば?」と助言したことで、在庫を抱える事はなくなったでござるが・・・ 半年後閉店したでござる。

世の中、良い商品が売れるというものではなく、大手さえも吸収合併される時代でござるから、景気の建て直しが大事なのでござるよな。


蜘蛛男

2009-04-18 20:14:31 | TF・CROSSOVERS

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最初に断わっておくでござるが・・・

拙者・・・ スパイダーマンが大嫌いなのでござる。

まあ、スパイダーマンという作品がキライじゃないのでござるが、スパイダーマンを崇拝する先輩のおかげでキライになったという方が正しいでござる。

拙者も面白く無いものは、「素直に面白くない!」「悪い!」「ここが変?」と指摘できる性格でござるが、学生時代の先輩の存在は絶対的であり、本音も言えない状況だったので、スパイダーマンの批判ができず、感想文の提出を強要されたでござる。

しかも、スパイダーマンを称える文章しか認められなかったでござるから苦労したものでござる・・・

この状況で、スパイダーマン漬けされて、ハマレば良かったのでござるが・・・

反発する想いが強くハマルどころか嫌悪感するほうが強くなったのでござるよな・・・

先輩が卒業した時はどれだけ嬉しかったことやら。 (笑)

故に、今でも過去のトラウマの御蔭でスパイダーマンが嫌いなのでござる。

しかし、スパイダーマン自身が悪い訳でも無いので、変形玩具好きの拙者としては素直に変形玩具としてのスパイダーマンは、評価させていただくでござる。

ちゅー事で今宵は2008年に販売された、「トランスフォーマー マーベルクロスオーバー」版スパイダーマン(SPIDER-MAN、3675円)の紹介でござる!

Photo_2 本品はスパイダーマンからバイク(モーターサイクル)に変形する商品で海外で販売された物と同じだと思われるでござるが、パッケージには日本語表記の商品名・バーコードなどを印刷したシールが貼られているでござる。

まあ、日本では対象年齢が15歳以上設定されており、マニア向けの商品でござるから、付属の説明書は英文表記のままでござる。

そう! 素人には手を出しにくい商品なのでござるが、何処をどう間違ったのかタカラトミーが普通に販売してしまったのが失敗で販売には苦戦を強いられる商品となり、現行のシリーズ日本販売は休止中(?)なのでござるよな。

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しかし、ヒーロー(スパイダーマン)とバイクの組み合わせは悪くないのでござるが、ヒーロー本体がバイクに変形してしまうのには必然性がなく、悪趣味なのでござるよな。

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が、本品はスパイダーマン本人ではなく、同じくマーベルヒーロのアイアンマンゴームズさん・・・ 否! ミスターファンタステックとの共同開発で誕生した強化スーツ(?)らしいのでござる?

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まあ、強化スーツといっても等身大なのか、巨大ロボットサイズなのか記載されていないのでござるが、おそらくは巨大ロボットサイズなのでござろうな?

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バイクのデザインは肉感的で少々いや~んな感じでござるが、フロントカウルは動物ぽいデザインで可愛らしくも、カッコよさが無いデザインでござるが。

無駄に存在感は主張しているでござる。

そう! ステップやウィンカー等の造形はないものの、折りたたみ式のスタンド(×2)や右側に配置された排気管(×2)がミサイルとして装備され、ミサイル発射用スイッチも目立たなく設計されているデザインは無駄に完成度が高く評価できる商品なのでござるよな。

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変形は中に人間が入っていると思えばキモチの悪いでござるが、バイク系変形ロボット玩具では良く出来た商品でござる。

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そう! ロボットーモ(?)でのプロポーションとアレンジは誰が見てもスパイダーマンなのでござる。

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しかし・・・ コレでも、当時の先輩であれば認めず、ハズブロに脅迫文章でも送っていたでござろうな。 (笑)

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拙者としては、両腕の表現やミサイル発射ギミックのアレンジはアレンジはスパイダーマンぽいデザインなので良く出来ていると思うのでござるが・・・

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スパイダーマンのキャラクター性を考えれば、可動範囲が狭いような気がするでござる。

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しかし、可動箇所は他の変形玩具としては広いくらいなので、合格点なのでござるよ。

しかも、拙者的には腰周りの造形は賛美したいでござる。

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なお、装備された武器は両腕のミサイルだけのようでござるが、脛に収納されているスタンドが格闘戦時の殺傷武器のようで面白いと思うでござる。

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そう! 本品は実に完成度の高い商品と呼べるのでござるが、日本での販売方法には無理があったのではないでござるかな?

まあ、スパイダーマンの知名度は別としても、日本でアメコミヒーローを普通に紹介するには情報不足であり、商品の魅力を伝え切れていないイロモノ的な扱いなのも残念でござる。

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因みに商品サイズ的に等身大とみてみれば、16センチ前後のフィギュアとの組み合わせが良いと思うので、フロイラインリボルテック版の涼宮ハルヒ(SP NO.1、涼宮ハルヒ・バニーVer. 2500円)を用意してみたでござる。

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しかし・・・ バイクモードでのデザインがデザインだけに乗せにくいでござる。 (笑)

う~む・・・ これで、カラーリングが青・赤でなく・・・肌色と白だったらヘンタイ仮面ぽくなるので、ソチラの方が好みになるのでござるが・・・

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まあ・・・ スパイダーマンが嫌いな拙者でさえ、本品の完成度には合格点を出せる傑作変形ロボット玩具でござるから、未購入の御仁にはオススメしたい一品でござる。

今なら処分セールで購入しやすくなっているかもしれないでござるな?


緑色の大男

2008-10-22 00:54:53 | TF・CROSSOVERS

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ごきげんようでござる!

今宵は「TRANSF FORMERS・CROSSOVERS」より、戦車に変形する、ハルク(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、ハルク、3675円)でござる。

Photo_25 トランスフォーマー・マーベルクロスオーバーは、ハズブロの人気商品であるマーベルコミックのヒーロー達とトランスフォーマーのコラボレーションでござるが、「トランスフォーマーVSマーベルヒーロー」じゃないので、トランスフォーマーは一切出てこない世界(?)の物語らしく、Mr.ファンタステックアイアンマンが、迫り来る強大な力に対抗するする為に、共同開発した、「メカニカルな強化スーツ」らしいでござる。 (オイオイ!)

う~む・・・ 如何やら本品は、ハルクの姿をしたロボットではなく、ハルク自身が着込んだ可変形の強化スーツらしいでござるが・・・

中に人間が入っている事を全く無視した強化スーツでござるな・・・

ゴームズさん・・・ 否! Mr.ファンタステックなら着れそうでござるか。 (笑)

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しかし・・・ 強化スーツと呼ぶから違和感が出てくるのであって、某機動戦士と同じモビ〇スーツの様な操縦型ロボット兵器として見てみれば違和感がないでござるかな?

商品には一切、大きさの設定は無いことでござるから。

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設定上はハルクの力をパワーに変えて駆動するようで、武器と成る変なデザインの戦車砲は音波砲の様でござる。

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商品の砲塔は旋回しないでござるが、砲身は仰角が付けられ、更に収縮(ポンプアクション?)するでござる。

なお、ミサイル発射などのギミックは無いでござる。

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キャタピラはダミーでござるが、車輪が設けられている為に、転がし走行が可能でござる。

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戦車のデザインは現存する戦車ではない架空の戦車でござるが・・・ 原作コミックに登場する戦車なのでござろうか?

何故かフロント部に被弾箇所らしい造形も有るのでござるが、コレも何か意味の有るデザインなのか・・・ 原作を殆ど読んでいない拙者にとってはキツイ商品でござる。 (笑)

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さて・・・ ロボットモードでござるが・・・ ハルクと言えば緑色の大男なので、デザイン的には間違っていないのでござるが・・・ 色が濃すぎる事と、ロボットアレンジされた顔が、ハルクと呼ぶよりは・・・ グレー系の顔だったらフランケンシュタインの怪物ぽいデザインに見えたりのでござるが・・・

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如何やら・・・ このパッケージ写真にも使われている公式写真は間違いのようで・・・

実際には、もっと肩幅が広がるのでござるよ。

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肩幅を広げる事により、グッとハルクぽい体型になるのでござる。

まあ、両腕と成るキャタピラ部分の変形が複雑でござるから、間違えたのでござろうな?

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しかし・・・ 説明書では、完成図は肩幅を広げた常態で描かれているでござるが、ギミック説明図では肩幅を縮めた図で描かれているので、どちらも間違いではないでござるかな?

まあ・・・ 肩幅に狭い変形モードも味が有るのでソレはソレで良いでござるかな。

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さて、本品はは腕の可動箇所が多く、キャタピラの指が開閉して、イロイロと握れそうでござるが、本品のギミックはソレだけでなく、両脇と腰部にバネが仕込まれており、所謂スイングアクションを行なうのでござるが・・・

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パッケージ裏の英文による「spring-loaded power punch!」の記載が腰部に表記されているので、スイッチらしい物を探してみたらみつからず・・・

如何やら・・・腰部を持ち、振り回すと両腕と腰部のバネがブンブン動く「パワーパンチ」らしいでござる・・・

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う~む・・・ 劇場版「TRANSF FORMERS」のベーシックシリーズのスイングアクションギミックといい、米国人はスイングギミックが好きなのでござろうか?

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なお、ヴィークルモードの被弾箇所(?)は、ロボットモードでは右肩に位置しており、変な形状の砲身は分割されて、踵部のストッパーとなるので、接地性は高くなっているなど、情報量の多いデザインでござる。

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まあ、何より拙者的にはリベット止めの装甲表現がツボでござる。

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拙者的にはハルクのイメージで言えば、装甲車かブルドーザーだったのでござるが、以外やコレも悪くなく、第一印象(肩幅の狭い写真)では、グレー系カラーに変更し、塗装を変更すれば、フランケンシュタインの怪物として、「ユニバーサルモンスタークロスオーバー」が登場しそうでござるな~ と・・・思っていたら、グレイハルク(トランスフォーマー・マーベルクロスオーバー、グレイハルク、3675円)が販売されるでござる! (オイオイ!)てっ・・・ グレイハルクって何でござるかな?

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う~む・・・ 早速に成型色変更品の登場でござるか・・・

まあ、拙者的には「ムッシュメラメラ!」な、ガンロックが販売されるまでシリーズは続いてもらいたいものでござる。

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