バイナルテック復活!
いや~とうとうバイナルテック・シリーズが再開したでござる。
トランスフォーマーの優秀性を一般に示すのは打って付けなれど、やはりトランスフォーマーファンとしては素直に喜びたいでござるな。
ちゅー事で今宵はアージェントマイスター(BT-20、アージェントマイスター feat.マツダ RX-8 MAZDASPEED VersionⅡ、5250円)の紹介でござる!
先ずは箱のデザインに注目でござるよ!
バイナルテック・シリーズ前期の箱デザインを採用しており、目立つだけで無駄に大きい箱から脱却し大人(一般人)の観賞にも耐えられる事は喜ばしいでござる。
うん! タカラトミーも箱の重要性に気が付いたでござるかな・・・
と、思って開封したでござるが・・・
ヤラレタ・・・
説明書が片面印刷の簡略なモノになっているでござる・・・ しかもカードが付属しないでござるよ! うわ~バイナルテックの魅力に、小雑誌調の説明書が有るのでござるが、ちと手を抜いたのではないでござるかな? 否?コレがコストダウンの企業努力なのでござるか・・・
う~む・・・ バイナルテックのストーリーは箱の底に印刷されており、スペック値も箱の内側(ベロ部分)に印刷されているのでござるが・・・ 何か違う?
合理的な処置とも言えるのかもしれないが、何か違うでござる。
素直に喜べないでござるな・・・ 説明書やカードやカタログ等の付属物は直接販売に関係ないでござるが、商品の魅力を伝えるモノとして重要だったりするでござる。
やはり・・・タカラトミーは最後の最後で手を抜いて台無しにいている感じは隠せないでござるな。 (残念!)
そう・・・ 本品も完全新作商品ではないでござるよ。
2004年に販売されたバイナルテック版マイスター(BT-08、マイスター feat.マツダRX-8、5229円)のパーツをチュ-ニングパーツに交換し、カラーリングをサンライトシルバーメタリックに変更した商品でござる。
しかも、チューニングパーツも2005年に販売されたバイナルテック版レーザーウェーブ(BT-13、レーザーウェーブ feat. マツダ RX-8 MAZDASPEED VersionⅡ、5229円)の流用だったりするでござるな。
そう・・・ 本品は言わば開発費ゼロの使いまわし商品なのでござる。
まあ銀色のボディは美しくて良いのでござるが・・・ 拙者の購入した商品は、後部のナンバプレート部分のプリント処理がズレていたでござるよ・・・ (泣)
完成度が高いだけに、チョットしたミスが目立ってしまう事は残念でござる。
さてさてロボットモードでござるが、意外と銀色のボディが似合っており、白や赤いボディよりも似合っているでござる。
そう・・・ 本品のカラーリングは昨年公開された劇場版「TRANS FORMERS」のジャズ(MA-04、オートボット・ジャズ、2310円)をイメージしているのでござる。
まあ・・・悪く言えば劇場版のトランスフォーマーアンコールと同じ便乗商品でござる。 (笑)
しかし、本品のみの販売ではないので純粋にバイナルテックの復活だと思いたいものでござる。 ・・・そう、たまたまネタが重なっただけでござるな。
初代マイスター(06、マイスター、1800円)のイメージでレーシング仕様のマーキングにするのは流石に似合わないでござるからな。 (笑)
しかし・・・ どうせなら開き直って、アージェントマイスターという名前でなく、素直にバイナルテック・ジャズの名前でも好かった気がするでござるよ。
そう・・・ 如何も箱に記されているストーリーを読んでいると、アージェントマイスターは2004年に販売されたマイスターのバージョンアップ版か如何か怪しくなってきたでござるよ?
ストーリーは平行世界の別人らしく、2003年より続く(正史世界)とは別なのか2008年度のストーリーが本筋なのか判らなくなってきたでござる?
下手に話を複雑にするのは如何なものでござるかな?
まあ、来月販売のバイナルテック版コンボイ(BT-22、コンボイ feat.ダッジラム SRT-10、5250円)と2006年販売のキスぷれ版コンボイ(コンボイ×メリッサ、6825円)の差別化と「キスぷれ」の世界と「バイナルテック・アスタリスク」や海外版の「オルタネーターズ」が別次元ではあるがトランスフォーマー・シリーズである事を正当化するための処置でござるな。
まあ・・・何にしろバイナルテックの復活は素直に喜ばせてもらうでござるが、以後の商品にはもう少しサービス色を付けても間違いじゃないと思うでござるし、日本未販売品は勿論の事、完全新作商品の販売を待ちたいでござる。