ごきげんようでござる!
またまた米国で銃による乱射事件がおこったとうでござるが・・・
ほんと、懲りないでござるよな。
いいかげんに銃規制をすれば銃犯罪が減るはずなのに、自分の身は自分で身を守る自己防衛と開拓魂のアメリカンスピリットと云えば聞こえがいいようでござるが、ようするに他人を信用できないから銃器に頼ってすまうのでござるよな。
まあ、市民が常に銃を携帯していれば、犯罪者から身を守ることができるので犠牲も最小限で済むという理屈がまかり通り、米国ライフル協会の権力が強く、銃規制できないようでござるが、コレって日本からパチンコが無くならないのと同じでスポンサーこそ正義な風潮で反論できにくく、擁護されたりするでござる・・・ (笑)
おかげで、実銃がゴロゴロ転がっている米国では、実銃に規制がないものの、銃火器系玩具に関してはホンモノと区別するために厳しい規制がある変な国なのでござるよな?
そう、実銃規制のある日本のアニメでは女子供でも平気で銃を乱射できるでござるが、銃規制のない米国アニメだと子供に悪影響が出るというので、子供キャラクターには銃をもたせず、銃器表現も玩具的デザインで描かれる規制があるのでござるよ! 自由の国アメリカと言っても、フィクションですら大衆表現は日本以上に厳しい規制があるのでござるよな。 (笑)
最近のガンアクションが冴えた日本産アニメだと「魔法少女 まどか★マギカ」の巴マミによる、マスケット銃のマジカル乱射が印象に残り、拙者もアクションフィギュアであるfigmaの巴マミ(figma 118、巴マミ、3200円)を購入したでござる。
商品はマスケット銃6丁が付属して劇中アクションを再現できる訳でござるが・・・
必殺技を再現する巨大マスケット銃が付属しないので、ティロフィナーレが再現できないでござる。
さあ、如何する・・・
「巴マミ、ワシを使えっ!」
「トランスフォーム」
「ティロ・フィナーレ!」
はい!
ちゅー事で、今宵は拳銃(?)に変形するディセプティコン破壊大帝、「トランスフォーマー ユナイテッド」版メガトロン(UD-09、メガトロン、3780円)様の召喚でござる!
さて、本品は2011年末に販売された商品で、一応G1時代の地球で活躍するメガトロン様の設定でござるが商品自体は2006年に米国で展開された「TRANSFORMERS CLASSIC」版のメガトロン(日本未販売)成型色変更品で、全体的に玩具ぽいカラーリングを改修して2008年に国内販売された「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版メガトロン(D-01、メガトロン、3150円)様ノカラーリングを更にG!版メガトロン(16、メガトロン、2300円)のイメージに似せた商品でござる。
本品のブラスターモードは銃器系玩具の規制が厳しく、実銃のワルサ-P38のまま変形する事が出来ない為に考えだされたSFガンなのでござるが、それでもクラシック版は玩具規制で、銃口は塞がれ、オレンジ色であり、全体的に水鉄砲系(?)玩具のようなカラーリングを強いられ、日本販売の変形×2版でさえ、いわゆるウル〇ラマンカラーにメッキ仕様でござるから、ようやく実銃的なカラーリングで販売された商品でござる。
ただ・・・
再販を重ねるたびに地味に成るでござるが、販売価格が上がってしまう仕様は頂けないでござるよな。 (笑)
ブラスターモードでは、照準スコープ(レーザーポインター?)が覗けて、引き金にクリック機能が装備されているのでカチカチと音がするのでござるが、銃器系玩具としては物足りない仕様でござる。
因みに本品のブラスターモードの設定は実体弾か光線銃なのか分からず、拳銃としか紹介されていないでござる。
されど、パズルのごときブラスターモードからの変形したロボットモードは実に見事なデザインなのでござるよな。
そう、変形×2版は「ザ★バトルスターズ」版のウルトラメガトロン(未販売)の様なイメージだったでござるが、ユナイテッド版の本品ではG1のメガトロン様のイメージで、適度に追加されたモールドと翼が素晴らしいでござる!
ロボットモードのギミックは集光ギミックにより、目が光って見えるだけで、ミサイル発射ギミックも無ければ、手持ちの武器パーツも無く、ロボットモード及びブラスターモードでも一切余剰パーツが発生しないシンプルな商品でござる。
ギミック的には物足りないでござるが、ヴォイジャークラス商品ゆえの大きさと、一応大人の手にも保持できるブラスターモードは拙者的にお気に入りでござるよ!
なお、本品は全宇宙のエネルギー資源独占を目論む悪の軍団「ディセプティコン」のリーダー、破壊大帝メガトロン様の地球での姿であり、能力値は体力(10)、知力(10)、速度(10)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(9)、火力(10)、技能(9)で設定されているでござるな。
武器設定は右腕に装備された融合カノン砲であり、射程距離が約19キロで小さな町を消滅させる事も可能だそうでござる。
その他の武器設定は紹介されていないので、威力を調整してチマチマ攻撃しているのかもしれないでござるな。 (笑)
拙者的にはサブウェポンが無いのが不満でござるが、シンプルなG1版メガトロン様をイメージしているのであれば、それはソレで良しでござるし、シチーズ設定の枠を飛び越えるのであれば、別売りのアームズマイクロン等を保持させる事も可能でござる。
自由度の高い玩具こそ、世代を超えて愛させる傑作玩具に成るものでござるから、下手な電子ギミックを装備しないシンプルで強靭な構造こそ求められる玩具の姿だと思うのでござるよな。
そんな意味では、本品こそ傑作玩具の一つに数えられるべき商品なのでござるよ!
さて、本品のブラスターモードでござるが、最初にクラシック版を見たときに、何処で見たデジャブーがあったりしたのでござるが、如何もデザインの元ネタは、ハズブロが販売した玩具銃のNERF(N-ストライク・マーベリック、2079円)のようで、完全コピーではないが特徴的なデザインを継承していたりするでござる。
社内商品からデザインをいただく遊び心の有る商品でござるが、もっと大々的に元ネタを明かして黄色いメガトロン様を販売するなどのコラボ企画を立ち上げてほしいでござるよな。
ほんと、ハズブロ的には銃規制問題や契約的に無理なのかも、しれないでござるが、日本販売のタカラトミーだったら何とかできそうなはずなのに・・・ 何故か、コラボ企画は下手なのでござるよな? (笑)
さて、N-ストライク・マーベリックでござるが、玩具銃規制の強い米国でも販売可能なウレタン製弾丸を発射する安全性を重視した商品でござるが、対象年齢8歳以上の商品にも関わらず大きいのでござるよ、子供が持つには大きいのでより玩具らしさを追求したような設計思想でござるが、単に大人の手にも持てることが前提な全年齢対応玩具なのでござるよな。 (笑)
トランスフォーマー商品であるメガトロン様は子供向け故に一回り小さくされているのに、本家では子供向け玩具であることをまったく意識していない設計思想は実にアメリカン馬鹿玩具・・・ 大人の玩具でござるよな!
そりゃ、銃規制も出来ない訳でござるよ・・・
ちゅー事で、メガトロン様にもナーフを所持してお約束アレを再現してみたでござる。
「ティロ・フィナーレ!」
シューティング玩具は人や動物に向けて発射しちゃダメでござるよ!
いくら玩具銃の規制がない日本といえど、事故が起きれば規制したがるバカが闊歩する時代でござるか自己責任の範囲で遊んでくだされ。 (笑)